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「ギャル友作るしかないんじゃない?」元『egg』トップモデルに聞いた、落ち込んだときの処方箋

ギャルマインドとは「ハングリー精神」

鈴木綺麗さん

ウチ、実はメンタル弱いですよ

――ギャルはすごく強いなって思いますが、そのギャルマインドはどこか来てるんですか? きぃぃりぷ:成り上がりなんで、ハングリー精神? 今の『egg』モデルたちは個性があって、「自分の好きを貫いているのがギャルだよね」って言われて育ってるんですよ。ていうか、ギャルって、悩んでいる自分が嫌だとか、男に悩まされるのが嫌だとか、こういう自分がイヤだっていう軸がちゃんとあるんですよ。自分の「これヤダ」がちゃんとわかってて、「私はこう」みたいな信念があるんですよ。 ――好きなことを貫くって大事ですよね。落ち込むことなんてなさそうですよね? きぃぃりぷ:いや、実はメンタル弱いんですよ。『egg』を卒業するときなんて、ずっとメンブレ(メンタルブレイク)してたし、いまだに引きずってるけど、周りのポジティブさに救われて、マインドを保ててるところはあります。

「今風・古風ギャル」の由来

鈴木綺麗さん――キャッチフレーズである「今風・古風ギャル」っていうのは、どこからきてるんですか? きぃぃりぷ:もともと「懐かしいギャルだよね」って言われてたんですよ。“超令和”って感じ。懐かしいメイクというか。だから『egg』のモデルになった頃の自分のメイクを見たら、絶対昔っぽいと思います。ただ、そのときの肩書きが「昔っぽいギャル」だと守りに入ってる感じがするし、二面性が好きだから、今っぽいくて昔っぽいし意味で「今風古風ギャルじゃね?」って決まりました。 ――古風なイメージっていうと、料理ができるとか、家庭的なイメージですか? きぃぃりぷ:そういうんじゃなくて。ギャルって生きた化石だと思って、そういう意味で付けました。ブランディングは全部自分でやってますよ。
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渋谷は第2の地元
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放送作家を経てフリーライター&作詞家として活動中。好きなテレビ番組は「ザ・ノンフィクション」、好きなラジオはTBSラジオ、得意料理は春巻き。得意領域はカルチャー、音楽、芸能、住宅、美容など。Twitter:@rokohiroko
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