更新日:2024年07月19日 15:10
エンタメ

“スケスケ衣装”で炎上する経営者モデル・藤川らるむ。批判の声浴びても「露出はやめない」理由とは

「私ってオタクにウケない」悩んだ芸能活動

悩んだ芸能活動――コンプレックスがあったり自分に自信がない子の後押しもキーワードに掲げています。そもそも藤川さん自体がかなりのコンプレックスを抱えていたとか。 藤川:身長とか顔とか、歯並びとか。一時期まで全部コンプレックスだったんです。 以前は桃月なしこさんなどグラビアアイドルが多い「ゼロイチファミリア」という事務所に入っていたんです。ただ私ってあんまりオタクにウケないタイプなんですよ。でも当時はわざわざ制服を着て写真を撮ったり、オタク受けを気にしてアイドルっぽく自撮りするとか寄せていたんです。ただ性格的に合わないし、思ったような結果が出ず悩んでいた。 その頃は「マネージャーが仕事をとってきてくれない」とか思ってました。でも売れてない子の場合、マネージャーがそのタレントの子のことを好きか、ビジネス的にプラスになると動かないと思うんです。マネージャーだって仕事なんだから。 事務所に入ったからって楽にはならないんですよ。結局は自分でやるしかない。事務所で3年ぐらいやって、ここは私の土俵ではないなと思ってやめました。でも無理した経験も今は活きていると思います。

「自分で仕事を取ってくるしかなかった」経験が糧に

――経験が糧になってるんですね。 藤川:中学の時には毎週千葉から原宿に通っていたんです。芸能始めたてで、もともと芸能界と繋がりがあったわけじゃないし、みんなは飲んだりと繋がりで仕事を取るけど14歳の私にはできない。 なので展示会にいって、服を買って、ブランドさんと知り合って仕事をもらったり、モデル系の仕事をしたいなと思ったら、インスタでモデル系の子を探して、お互い相互になったらDMして、会う。そこからの流れでアパレルの仕事もとっていました。 そうした自分から動く経験は今も役に立ってます。メイクスタジオで働く中国人のメイクさんも「RED」という中国のアプリで私が直接スカウトをしています。
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芸能活動は「タダでもやりたい」
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大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年に外資ウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを多数担当。その後、某テレビ局のウェブメディアの編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆するほか、グラビア評論家としても活動している。Xアカウント:@tatsunoritoku YouTube:www.youtube.com/@gravurebanashi

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