“女性とは未経験だけど日本一のイケメン”があえてカノジョをつくらないワケ「30歳まで貫いて確かめたい」
恋愛の悩みは大人になっても尽きないものだが、“女性との性体験が一切ない男性”だけを集めたアイドルグループ「SDT48」をご存知だろうか。彼らは過去さまざまな失敗を重ねてきたに違いない……。そんなワケで、メンバーそれぞれに“恋愛失敗談”を聞いてみた。
女性との性体験が一切ないことを条件に、表舞台で活躍したい日本一のイケメンを決めるという大会で1位に輝いたモーリーさんは「ぶっちゃけ失敗なんてないんですよね。なんかすいません」と話す。
インタビューのテーマは恋愛失敗談なのだが、それがないとは……。しょっぱなから一抹の不安を感じつつも今までの恋愛を聞いてみた。
「初恋は幼稚園のとき。同じクラスの子にバレンタインチョコをもらって『あ、好きかも』って。初々しいですよね」
その後、中高時代はサッカーを真面目に続けていたそうで「恋愛には興味がなかった」。一方、まわりの友人たちは恋愛や性的なことに興味津々。
「あんまり頭が良い高校じゃなかったから、本当に同級生は盛(さか)ってました。高校でほとんどの男友達が女性との性体験を済ませた印象です」
モーリーさんは友人から「なんでお前はイケメンなのに彼女がいないんだよ!」「すぐ捨てられるだろ!」と、からかわれ続けていたという。
「僕、めっちゃナルシストなんで。本気を出せばいつでも彼女ができるし、急ぐ必要はないと思って気にしてなかったんです。でも、あまりにもいじられるから『ちょっとマジでやばいのかも』って」
そこで好みのタイプの子に声をかけてLINEを交換。まずはデートから始めてみたそうだ。その子とは3回ほどデートを重ねたというが、結果的に付き合うことはなかった。フラれてしまったんだろうか?
「いやいや、違います! 何回もデートを重ねることでわかってしまったんですよ。『この次デートして告白したら付き合えるんだろうな』って、先が見えてしまった。だから、つまらないなあって。僕くらいだったら、彼女なんてつくろうと思えばいつでもつくれるってことが、デートを実践したことで立証されてしまったんです(笑)」
また、彼女と一緒にいて楽しいという感情もあったが、むしろ「疲れる」という気持ちのほうが大きかった。
「デートするからには、彼女が好きそうな店や場所に連れていきました。もちろん、喜んでくれるんだけど、それに対してそこまで達成感を感じられず、“毎回は面倒くさい”というのが本音でした。このまま付き合ってデートを重ねても、何回かキスをして、親交を深めたらホテルに行くという流れがあるだけ。それなら『別になくてもいいや』と思いました」
「恋愛には興味がなかった」

デートを重ねてもお決まりの流れが待っているだけ…

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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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