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秋葉原の違法リフレ店では監禁、暴行も……「ヤクザがいない分、半グレ天国の街です」

 コンキャバでシャンパンコール、半グレ集団が暗躍etc…。電脳都市の過激化が止まらない! 「サブカルと電脳の街」として海外からも長きにわたり注目を浴びてきた秋葉原に近年、地殻変動が生じているという。  コロナ禍を経て消えたJK風俗、乱立するコンカフェ、跋扈する半グレ、そしてオタクたちは今——?

ヤクザの影がない秋葉原

[ヤバすぎる秋葉原]の真実

コンカフェ組織のリーダーY氏。「2人組のヤクザが来たのでボコボコにしたけど、その後音沙汰がないね」

「歓楽街には必ずヤクザの影がありますが、秋葉原ではほぼ見ない。俺たちにとってはやりやすいですよ」  こう語るのは某半グレ集団の関係者で、昭和通り側でコンカフェを経営するY氏。 ’10年に秋葉原で広告会社を設立し「アキバの裏も表も知る男」と言われる元暴力団員のキムホンチ氏も言う。 「秋葉原にも当然、地の組織はいくつかあって、シマ割り、ショバ割りもされているんですが、シノギをしている気配は皆無。  その大きな理由は、電気やアニメ、アイドルといったカルチャーがヤクザ文化と相いれない点。『俺は○○組だ!』と威圧したところで、『宝塚の方ですか?』なんて言われちゃう街ですから(笑)」

外敵がおらず半グレ天国と化した秋葉原の〝生態系〟