クラファン売上22億円!元ビジュアル系ギタリストの「ひとり貿易家」が伝授する“売れる商品の探し方”
物価高や将来への不安から投資への関心が高まる昨今。そんななか、新たな副業・起業として注目されているのが「クラウドファンディング」だ。クラウドファンディングというと、国際協力や地方創生のため、オンラインで支援や寄付金を集めるイメージだが、寄付金のお礼には新しくてユニークな商品やサービスが立ち並び、いまや一種の「ネット通販サイト」とも捉えられている。
そんなこの業界に黎明期から携わり、自身と手がける貿易塾で累計22億円/800件以上の実績を築き上げた「クラファン物販」の第一人者が、大竹秀明氏(@seka_waku)。
12月16日に『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』を刊行し、元ビジュアル系メジャーギタリストという異色の経歴を持つ大竹氏が伝授する、クラファンで人気が出る商品の探し方とは?(以下、本人寄稿)
クラウドファンディングで商品リサーチはとても重要です。そこでまずはリサーチの基本の「キ」をお伝えすると、ご自身の興味のあるカテゴリーを見る。これが基本です。興味のあるカテゴリーで自分がお客様的な感覚でアンテナを立てましょう。
その際の注意点は、お客様的な視点と同時に「商売人としての視点を持つ」ということです。例えば、私はもともとプロのギタリストだったわけですが、自分が使っていたものや興味があるものは、海外のブランド「Gibson」「Fender」など、高額でクオリティが高いものが中心でした(お金はないのに、笑)。「プロユースのギターグッズが欲しい」だったわけです。
そんな自分が楽器を販売しようと思った時、海外ブランドのギターは転売しても良いけれど「中国製の安いギターグッズなんて絶対に販売したくない」と思っていたのですね。「私は本当に良いものだけを販売したいのだ!!」と。良くないと感じているものを販売するなんてプライドが許さない、と。
しかし、商売人としての視点で考えると、安かろう悪かろうでも、必要な人はいるわけです。
・これから初めてみたい人(入門セットなど)
・お金がないギタリスト(音よりも安さを重視)
・プレゼントしたい人
などなど、一口にギターグッズを買うと言っても、いろいろなお客様がいらっしゃることに気がつきます。そしてこれは、商品ページ作成でも本当に重要になる「お客様は誰なのか?」「そのお客様にとってどんな良い出来事が起こるのか?」という話に繋がっていきます。
もちろん“プロユースのギターを販売しているお店”というコンセプト作りも大事なのですが、今回の話は “自分がユーザーであるゆえに、こだわりが強くなって、視野が狭くなることがあるので要注意!” という話です。リサーチの基本は「興味があるところから」でも、販売者としての視点も持ちましょう。自分ごとに置き換えて、考えてみてくださいね。
リサーチのコツは「興味があること」から
商売人の視点で考えてみると
クラファン物販の第一人者。ひとり貿易塾主催。資金力や語学力がない初心者でもクラウドファンディングを活用した貿易物販ビジネスが構築できる「ひとり貿易」を生み出す。累計プロデュース実績22億円/800件以上。その実績が評価され、2019年Makuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングプラットフォームのパートナーも務める。著書に『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』がある。元ビジュアル系メジャーギタリスト(EMIミュージックジャパン)という異色のキャリアを持つ
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
在庫リスクなしで「売上1億円超え達成」も。クラファンで資金を調達し、輸入商品を販売する“クラファン物販”の極意
クラファン物販で22億円売り上げた“ひとり貿易家”が語る成功哲学
クラファン売上22億円!元ビジュアル系ギタリストの「ひとり貿易家」が伝授する“売れる商品の探し方”
「頭が大きい人にこそ似合う帽子」の秘密。帽子が苦手だったデブも大満足
「デブに優しいセットアップ」の秘密。太っていてもなぜかスッキリ見える
この記者は、他にもこんな記事を書いています