現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。 　皆さんは東大生というと、どういうイメージを抱くでしょうか？　「ガリ勉」「勉強が大好き」というイメージを持つ人も多いのではないかと思います。 　僕も高校生までは周囲に東大生なんて一人もいなかったので、「東大生ってきっとガリ勉ばかりなんだろうなぁ」という偏見を持ちながら過ごしていました。 　しかし、本当の東大生は決して「ガリ勉」だけではありません。「勉強が大好きで、勉強だけをしてきた」という人のほうが少ないのではないかと思います。むしろスポーツや演劇、音楽などそれぞれの趣味を持っていて、それらに没頭している人のほうが多いのです。 　決して「東大生は地頭がよいから勉強なんてしなくてもOK」という話がしたいわけではありません。みんな、それぞれの趣味などから勉強のヒントになる知識や考え方を見つけだし、それを試験にも生かしているわけです。 　かくいう僕自身も、小さな頃から大好きだったマンガを読むことで得られたさまざまな知識や考え方、経験などが受験生活に役立ったと思っています。 　ですが、残念ながら「マンガなんて勉強の邪魔にしかならない！」という意見の方がまだまだ主流なのではないでしょうか。 　そこで、今回は皆さんに「頭のよくなるマンガの読み方」をご紹介します。