思い込みを修正したら、セミナーが満員に。成功者の思考回路に近づくトレーニング
数ある成功法則の中でも、近年最も盛んなものが脳科学的にも一定の根拠を持つと言われる「無意識(潜在意識)」を活用する方法だ。メンタルトレーナーの梯谷幸司氏によると、間違った思い込みの根元は無意識のさらに外側の「メタ無意識」に収録されているという。これは無意識のクセのようなもので、過去の記憶によってつくられる。
たとえばメタ無意識が「問題回避型」「過去基準」である場合、過去の避けたいことが起点となっているため「人が離れていかないように、人を喜ばせなければ」という思考回路となる。すると脳は逆に「孤独になりたくないと言い続けたい」と理解し、さらに孤独に向かわせる。
これを変えるための方法が、映像で記憶をつくり替えるトレーニングである。前頭前野以外の脳の部位は、言葉を理解しないためだ。
梯谷氏は、それが実際に効果をもたらした例を語る。
「集客がうまくいかない講師業の女性がおり、自分はいつも独りぼっちだと感じていると言う。そこで想像の中で部屋を明るくすると『立ち上がり、大人たちに話しかけている』というイメージができた。その2週間後、彼女のセミナーは満席になりました。今まで彼女は自分から周りに声をかけることをしていなかったそうです」
さっそく嫌な記憶を修正し、無意識にすり込ませよう。
そうすることで、成功者のメタ無意識と呼ばれる14パターン(文末)に近づくことができるはずだ。
記憶の中の映像を変えることで思い込みのパターンを修正
集客がうまくいかなかった講師のセミナーは満席に
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
「最悪あと1年と言われた」ステージ4のがんから生還したプロボクサー53歳の決断と後悔
ラーメンやカレーにも。歯科医師が教える「将来の健康につながる」食事のひと工夫
「食べ物によっては苦痛に」歯科医師が教える今から“よく噛む”意識の重要性
「スタイルのいい子はバンバン通過するのに…」就活のストレスで“ドカ食い中毒”になった20代女性の心の闇
不妊治療はいつやめるべきか?600万円費やした夫婦が、「養子」を選択した結果
この記者は、他にもこんな記事を書いています