肌着の着用禁止…小学校のナゾの校則が「気持ち悪い」子持ちキャバ嬢たちの意見
15日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)にて、川崎市の一部の小学校で体操服の下の肌着着用を禁止されていることが報じられた。番組では、肌着の着用が禁止される理由として「体を丈夫にすることが目的」「皮膚の鍛錬」などが挙げられているということを紹介。また、担任の男性教師が個別に児童を確認して「胸の成長」を確認できた場合のみ着用を認めるケースがあるといった事実を伝えた。
報道に対してネット上では「気持ち悪い」「これを機に校則を変えていかなければ」など批判の声が殺到。これを見て、「意味のわからない校則を親が受け入れているのがおかしい」と述べるのは自身も子供を持つ熟女キャバ嬢達。今回は、度々ニュースで取り上げられる「ブラック校則」について彼女達の意見を聞いてみた。
まず意見を聞いたのは都内の熟女キャバクラに勤務するユリナさん(仮名・34歳)。
「うちの娘の小学校でも、体育のときに肌着の着用が禁止されています。理由は汗をかいたままだと風邪をひくからと入学時に説明されました。幼稚園のときも同じ理由で禁止されていたのですが、いま考えると替えの肌着を持っていけば解決するのでは……と思います。
娘はまだ低学年なのですが、高学年の子がいる保護者は普通に着させていると言っていました。それなら、別に低学年とか関係なく着させれば良いと思いますよね。
でも、思い出してみると私が小学生のときも肌着の着用は禁止でした。それに体育のとき、着替える場所も男女同じ教室でしたね。ひとつ言い出したらキリがないのかもとも思いますが、入学説明のときに親が疑問なく受け入れてしまうのが問題なんだと思います。報道されていた『担任の男性教師が個別で確認する』というのは気持ち悪すぎます」
一方、自身も学生時代「変な校則」に悩まされた。と語るのは大阪の熟女キャバクラに勤務するアミさん(仮名・33歳)。
「度々、『ブラック校則』のニュースが問題にされますがなぜ今更? と思いますよね。特にナイわ……と思ったのが、長崎県の高校で生徒の下着の色を白と校則で決められていたこと。令和でそんな昭和の校則みたいなのが、まだ残っていたことに驚きですよ。
あと、東京の都立高校の4割以上で黒髪直毛以外の生徒に対して『地毛証明書』の提出を未だに求めていることにも驚いた。私は東京出身で都立高校だったのですが、元々地毛が少し赤みがかっていたので証明書を出せと言われていました。今は昔に比べるとハーフや外国人の生徒も増えていて娘が通う小学校でも各クラスに2~3人はいます。
そういえば、大阪でも校則で髪型が定められている男子校があるそうです。離婚した旦那が卒業生なのですが、月に1度頭髪検査があって少しでも伸びていると襟と耳元を刈り上げなければいけないとか。その反動で旦那は高校卒業後、髪を染めてチャラ男化したそうです。校則って正しい態度を育てるのが目的なのに、反動が起きたら何の意味があるんだろう?、と思っちゃいました(笑)」
娘の小学校でも…

昔の変な校則ってまだあるの?

1
2
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
「急な出張」を理由に休んだPTA役員の“ズル休み”を目撃。スマホで隠し撮りをして本人に問い詰めた結果…
PTAがツラい…。子供のための活動なのに、組織に振り回されて
肌着の着用禁止…小学校のナゾの校則が「気持ち悪い」子持ちキャバ嬢たちの意見
「先生は24時間働く仕事でしょ」凶暴さを増すモンスターペアレント発言集
悪事の限りを尽くしたPTA会長…不倫、横領、個人情報流出も【暴走PTA事件簿】
「決まったことが伝達されるだけ」になってしまった学校の「職員会議」。「学校運営にかかわりあいたくない」という若い教員も多数派に
「プールの水出しっぱなし」事件が今年も続出。13日間出し続け「約300万円の損害」を出した小学校も
「中学生がなぜかハイブランドの財布を…」中学教師に聞いた、令和の学校トラブル。親は「買った覚えない」
「YouTuberの迷惑行為をマネする生徒も」中学教師に聞いた、令和の学校トラブル
「裸の写真がクラスのグループLINEに…」中学教師に聞いた、令和の学校トラブル
「残業代242万円の支払い」を求める訴えを起こすも、敗訴した教師に聞いた“定額働かせ放題”の酷すぎる実態
「自腹を我慢したほうが得」年40万円も自腹を切る私立高教師が訴える窮状
「生徒のために頑張るほど、自腹が増える」29歳女性教師の嘆き。公立校の予算が使いものにならないワケ
部活の消耗品、修学旅行の下見代まで…年間20万円の自腹を切った中学教師「教育現場の常識は非常識だと早く気づけばよかった」
元『egg』のトップモデルが高校の先生に。22歳ギャルが“第二の人生”を歩むワケ
この記者は、他にもこんな記事を書いています