大晦日のオールナイトパチンコ。軍資金20万円で挑んだ男の結果は…
営業時間が各都道府県の条例によって定められているパチンコホール。実は、大晦日に限りオールナイトで営業が許されている地域があることを知っているだろうか?
ちなみにその地域とは三重県。伊勢神宮に参拝する初詣客にトイレを貸すとの名目により、特例で深夜営業が許されているのだ。そのため、県内のほとんどのホールは12月31日の朝から年をまたいで1月1日の夜遅くまでぶっ通しで営業。パチンコ好きやパチスロファンの間では有名な話で、パチンコやパチスロを打ちながら新年を迎えようと、毎年全国から大勢のファンが訪れている。
社会人になってから趣味でパチスロをするようになった自動車部品メーカーに勤める丸山雅裕さん(仮名・32歳)も、3年前の年末年始に三重県を訪問。「以前から気になっていて、一度は来たいと思っていたんです」と当時を振り返る。
「この年にちょうど転勤で愛知県に引っ越したんです。実家の両親は海外旅行に出ていて帰省の予定もなかったし、これは行くっきゃないなって。長丁場になることを想定し、前日の12月30日には早めに寝て12時間近い睡眠を取ってこの日に備えました」
自宅から車を走らせて向かったのは四日市。複数のホールをはしごする可能性もあったため、三重県内でも1・2を争うパチンコホール激戦区を選んだそうだ。
ただし、最初に訪れた地元有数の大型店は、朝9時の開店30分前に着いたにもかかわらず、入口には長い行列ができていたという。
「100人以上が並んでいました。車のナンバーも首都圏や関西だけでなく、広島や宮城、福岡といった遠方のものもありました。話には聞いていたけど、全国からファンが集まっているのを改めて目の当たりにして自分のテンションが上がっていくのを感じました」
そんな状況なので店内はオープン直後から大混雑。目当ての機種のコーナーはお客で埋まっていたため、適当に空いている台に座って遊んでいたそうだが、出たり飲まれたりを繰り返しながらお金は見る見るうちに減っていった。
午後になってお目当てだった当時大人気の爆裂パチスロ機『ミリオンゴッド神々の凱旋』にようやく座ることができたが、単発大当たりと大ハマりという悪循環で夜9時の時点で8万円以上の大負けを喫していたそうだ。
12時間睡眠で三重県入り
ホールの入口には営業前から長い行列が
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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