クルマを買い替えるより節約?間違いだらけの洗車をやめてコーティングにしてみた
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
免許を取って40年。思えば若いころは洗車が大好きだった……。
27年前、初めてフェラーリを買っての初洗車は、当然固形ワックス手塗り! まさに至福の時だった。オリックス時代のイチローもこう言っていた。「趣味は洗車です」「洗車をすると心も洗われますよ」と。
ただ、そのころの洗車は、今思えば間違いだらけ。ボディにゴシゴシと固形ワックスを塗り込むほどに、ヘアスクラッチ(髪の毛状の細かいキズ)をつけまくっていたのである。
そして今、ワックスは過去のものとなり、コーティングの時代である。洗車はコーティングの表面についた汚れをやさしく落としてやるだけがベスト、というのが定説になった。カーマニアとして一抹の寂しさもあるが、いまさら固形ワックスを塗り込みたくはない。洗車が簡単なうえに長持ちしてボディが光り輝くコーティング万歳!
フェラーリにコーティングはいらない! その理由は……
ビカビカをビッカビカにしようとするオーナーがいっぱい!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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