100均グッズで新型コロナ対策除菌ライトを自作。ポイントは?
夏と言えば、強烈な紫外線を浴びる季節です。日本では、夏至から秋分辺りまで紫外線量が増大します。肌の炎症や日焼けなどは、この紫外線が影響しているのは周知の事実。特に午前10時から午後2時ころまでが紫外線のピーク帯とも言われており、この時間帯はできるだけ太陽光を避けたほうがいいとも言われています。皮膚がんの原因にもなるとも言われている紫外線だけに、日焼け止めクリームなどによる事前予防も大事ですが、日焼け後のアフターケアも重要です。
さて、そんな紫外線ですが、実はその波長域によってUV-A・UV-B・UV-Cと3タイプに分類されており、A⇒B⇒Cと進むに連れ、生体に対する破壊力がより強靭になっていきます。
基本的に、UV-Cはオゾン層で吸収されるので地表には到達しません。とは言え、春夏秋冬どの季節でも、強度の差はあれど皮膚にダメージを与える紫外線自体は地表まで到達しているので、やはり紫外線ケアは必須です。
紫外線を使った産業で、もっとも身近なのは歯医者です。虫歯などで歯が欠けた際に、紫外線による光硬化樹脂(コンポジットレジン)を使って修復します。安価で手早く修復できるので、現在の歯科治療では必ず採用されている技術です。
また、この光硬化樹脂ですが、美容方面ではジェルネイルと呼ばれる人工爪が有名です。紫外線を当てない限り樹脂が硬化せず、仕上がりはきれいな艶になるということで、2006年ごろから女性の間で関心を集めています。
これ以外にもUVレジンを用いたアクセサリーや、光硬化パテと呼ばれるパテを使ったプラモデル工作など、現在では紫外線による光硬化樹脂はとても身近なものになっています。
実はさまざまな産業で使われている紫外線
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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