東京五輪の札幌マラソンコースを歩いてみた。沿道にはアダルトな看板が…
「暑いから」という理由により、IOCによって強制的に札幌へと変更させられた東京五輪のマラソンと競歩。一連の報道はすでに多くの人が知るところだが、昨年12月20日に決定したマラソンコースは一体どのようなルートなのか。
そこで札幌と東京で二拠点生活を送る筆者が実際に歩いてみることに。今シーズンは記録的な暖冬で真冬でも比較的ラクだろうと思っていたが、ウォーキング当日の2月上旬某日はこの冬一番とも報じられる寒波が襲来。スタート地点の大通公園の気温は、朝マイナス4℃を記録。この時点で雪はまだ降っておらず、風もあまり吹いていなかったが、もはや不安しかない。
札幌中心部はロードヒーティングが設置されている場所が多く、それまでの積雪量も少なかったこともあって路面もアスファルトがむき出し。街中であれば、この季節でもマラソンができそうだ。
ちなみにこの日、大通公園は札幌雪まつりの開催直前。雪像や特設のスキー&スノーボード用の巨大ジャンプ台があり、普段とはまったく違う雰囲気だ。マラソンは大通公園を西に走り、端まで行ったら公園沿いをグルッと周り、札幌駅から真っすぐ伸びる駅前通りとの交差点まで向かう。そして、ここを右折してススキノ方面へ。
朝方なので人はまばらだが、ススキノのメインストリートも雪まつりの会場のひとつ。道路の中央をふさぐ形で氷像が並んでいた。
マラソンコースに風俗店の看板が
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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