トヨタ、ホンダ、日産…2年連続日本で一番売れたミニバンは何?
今の30~40代が子どものころ、自分の家にあったクルマといえばおそらくセダン。でも、イマドキのファミリーカーといえばミニバンが主流だろう。その証拠に、子どもにクルマの絵を描かせると、きっとミニバンのような形のクルマを描くはず。
そう、今や日本でクルマといえばミニバンが当たり前なのだ。
では、なぜミニバンが主流なのか?
その理由は、3列シートで家族全員が快適に移動できるから、とにかく荷物をたくさん詰めるから……、ミニバン購入を検討する理由は、こんな感じかもしれない。
そんなミニバンで、一番売れているクルマは何かわかるだろうか?
そもそもミニバンとは、3列シートでたくさん人を乗せられるワンボックスカーを指す。最近は3列目がないタイプもあるが、一般的にミニバンといえば3列シートのクルマを想像するはずだ。そんな3列シートのミニバンの販売台数を見てみると、2019年一番売れたミニバンは、トヨタのノアやヴォクシーでも、ホンダのステップワゴンでもない、日産セレナなのだ。
ちなみに日産セレナは、2018年も一番売れたミニバンだった。
この日産セレナ、2019年8月にマイナーチェンジされ、さらに魅力的になったのはご存じだろうか?
デザイン面では、フロントマスクに日産のデザインアイコンである「ダブルVモーショングリル」を採用。より豪華さと迫力が増した。また、ボディカラーは「サンライズオレンジ」と「ダークメタルグレー」の新色を追加。4種類の2トーンカラーを含めて全14色から選べるようになった。
また、デザイン面のブラッシュアップに加えて、360度の安全を提供する「全方位運転支援システム」(インテリジェントエマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱防止支援システム、後側方衝突防止支援システムなど)を全グレード標準装備化し、先進安全技術の装備を充実。高速道路の運転でアクセル、ブレーキ、ハンドルの操作をクルマがアシストし、ドライバーの負担を軽減してくれる先進技術「プロパイロット」(メーカーオプション)の機能も着実に進化している。
ライバルと安全技術の装備を比較してみると、セレナのコスパの良さは一目瞭然だろう。
もちろん、セレナが人気なのはこれだけではない。
室内の広さがミニバンではトップクラスなので、大人も子供も“のびのび&のんびり”できる快適空間が3列目まで広がっている。
例えば、2列目のシートは横方向にもスライドするので、人やチャイルドシートを乗せたままでも、3列目の乗り降りが可能。スマートマルチセンターシートは、普段は3人掛けのベンチシートだが、便利なマルチテーブルに早変わりするだけでなく、2列目シートのアームレスト、ティッシュボックスが2個収まる収納スペースにもなるなど多才。また、スマートマルチセンターシートを1列目に移動させると、2~3列目のウォークスルーも可能になる。
持ち前の広さに加えて、乗車人数、荷物の量、家族の成長に合わせて、広さを最大限に生かした豊富なアレンジができるのも、人気の秘密だろう。
また、手を使わずに足先をスライドドア下に入れるだけでドアが開くハンズフリーオートスライドドア、ガラス部分のみを開閉することで荷物の出し入れが楽なデュアルバックドアなど、便利機能も満載。
安全技術の装備に加えて、ファミリーカーとしてのポテンシャルの高さもキラリと光るセレナ。2列目、3列目も含めて、ミニバンユーザーの利用シーンを考え抜いて設計されているからこそ、日本一の支持を得ているのだ。
ところで、セレナはマイナーチェンジ後、デザインが変わったハイウェイスターのオラオラ顔が不評だというウワサもあるが、実際のところどうなのか?
調べてみると、マイナーチェンジ後も販売台数の8割をハイウェイスターが占めており、引き続き高い支持を得ている。オラオラ顔は、不評というよりむしろ人気と言ってもいいだろう。
記者のまわりの20代女性に、その印象を聞いてみたところこんな声も。
・オラオラの男はイヤだけど、クルマの顔は地味な感じよりも豪華なほうがいい
・このデザインを見て、オラオラ顔だとは思わないです
・キラキラしてて、いいと思う
と、若い女性の評判は決して悪くないのだ。
2018年に続いて2019年も、日本で一番売れたミニバンに輝いた日産セレナは、S-HYBRIDモデルだけでなく、独特のスムーズな加速フィーリングが人気のe-POWERを選べるのもライバルにはない魅力。ミニバンを検討しているなら、何はともあれ、まずは2年連続ベストセラーミニバンの日産セレナを詳しく知るべきではないだろうか?
<取材・文/日刊SPA!取材班>
提供/日産自動車
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2年連続日本一売れたミニバンは……
日本一のミニバンはマイナーチェンジで何が変わった?

インテリジェントエマージェンシーブレーキは、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性が高まるとドライバーに回避操作を促すだけでなく、安全に減速できなかった場合は、緊急ブレーキを作動させて衝突を回避または衝突時の被害や傷害を軽減する

セレナ(日産)、ヴォクシー(トヨタ)、ステップワゴン(ホンダ)を比較。ブルーの項目はセレナ全車標準装備、グリーンの項目はオプション。日産調べ(メーカー・ディーラーオプションを含む。グレードにより仕様は異なる) ※1 ハイビームアシスト付 ※2 8人乗りの設定あり
安全技術の装備だけじゃない! 使い勝手も日本一!
セレナの新しいデザインは不評なのか?
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