カラテカ入江が事務所を解雇…闇営業はキャバクラの世界にもあった?
振り込め詐欺グループの忘年会に「闇営業」を行ったとして、お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也が吉本興業との契約を解除されたニュース。タレントが所属事務所を通さずに仕事を直接受ける「闇営業」という言葉が一気に広がったわけだが、それを見て「闇営業、キャバクラでもたまにありますね」と話すのは、過去にキャバクラの黒服として働いていたAさん(35歳)だ。
「1番多いのは客を店に呼ばずに、外で会って身体の関係を持ってカネを受け取る『裏引き枕営業』ですね。この手のキャバ嬢は、ルックスは良いのに接客や営業が下手なタイプ。または子供がいたりして生活に苦労しているタイプが多いです。初めから枕営業をするのではなく、出勤してもノルマがクリアできずにお金に困っているところを客に付け込まれるパターンが多いようですね。
地方のキャバクラだったら発覚しづらいんですが、都内だとキャバクラ専門の掲示板もありますのでそこから店にバレてしまうことも。こちらからクビにすることはありませんが、他のキャストの間で噂が広まって自ら辞めていった女の子を何人も見てきました」
だが、店側からするとこのような「裏引き嬢」は1円の特にもならない。ときには、ある秘策を使うこともあるという。
「噂好きだったりするキャストに、あえて裏引き嬢の噂を流させるんです。もちろん、ちゃんと証拠を握ってからですよ。裏引き嬢の立場をある程度追い込んだら、知り合いの風俗専門のスカウトマンを店に呼ぶんです。そこで裏引き嬢に接客させて、スカウトマンには親身に話を聞くフリをしてもらうんです。
そこから数週間もすれば、裏引き嬢は店をやめて自ら風俗店で働くようになるんです。もちろん強要ではなく彼女たちの意思で風俗へ行くので。店側も裏引き嬢を排除できるし、スカウトも紹介料が入るしwin-winですね」
枕営業は証拠がつかみにくいので、たとえ見つけてもなかなかクビにはできないとAさんは話す。だが、これを行えば一発で解雇になるという闇営業もあるという。
キャバクラ嬢の闇営業とは一体どのようなものなのか? 様々なキャバクラ店で働いてきたというAさんに、その実態を聞いてみた。皆様へ pic.twitter.com/iidSeqnrQY
— カラテカ入江 (@karatekairie) 2019年6月6日
裏引き枕営業とは!?
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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