45歳で選手復帰、イチローの名言10選「感情を抑えること。出したら自分が壊れるだけ」
稀代のスターは、グラウンドに戻ってくるのだろうか。45歳の大ベテランであるイチローが、メジャーリーグ・マリナーズと、正式にマイナー契約を結んだと報道されている。
1996年、球界の盟主として君臨していた巨人を倒し、日本シリーズ初優勝を決めた試合後に、記者会見で話された言葉。
球団創設8シーズン目という歴史の浅いオリックスが、歴史と伝統のある巨人に勝ち、プロ野球界が変わっていくことを予感させた戦い。そのすぐ後、イチローは喜ぶだけではなく「これからが大変」と語り、すでに未来を見据えていたことが印象的だ。
これは2000年11月、3年契約でマリナーズに入団することが決定し、京都市内の任天堂本社で会見した際に生まれた名言。
それまで日本で突出した成績を残していたものの、日本とアメリカの野球には違いがあり、メジャーでの活躍に懐疑的な見方をする人も多いなか、この言葉の後に「もちろん、自信がある」と続けたイチロー。その後のメジャーでの活躍はご存知の通りである。
出場した試合で目立った活躍ができず、昨シーズンの5月より「会長付特別補佐」という肩書きとなって、選手としてはプレーしていなかったイチロー。だが、常にチームに帯同し、選手たちにアドバイスを送ったり練習をサポートしたりとその役目を果たしながら、現役にこだわってトレーニングを続けていたという。 その努力が実ったのか、イチローは日本で行われるアスレチックスとの開幕戦に、選手として出場することが濃厚だと言われている。球団のゼネラルマネージャーも、健康で準備が整っていれば、プレーの機会を与えるだろうと話しており、キャンプでの調整が順調であれば、日本で躍動する姿を見ることができそうだ。 メジャー移籍後に、3089安打を放ってきた伝説的な選手であるイチローは、プレーではもちろん、発言でも人々を惹き付けてきた。そこで今回は、イチローの哲学的な名言をまとめて紹介。含蓄のある言葉たちを、ゆっくりと噛み締めて味わってほしい。
「勝ち続けることで生まれる壁がある。それを乗り越えるのが大変だと思います」
「おそらく、僕自身が誰より自分に期待している」
【関連キーワードから記事を探す】
ドジャース、投手陣「11人離脱」の異常事態で本土開幕へ。ベッツ体重激減、佐々木朗希に託される期待
「どこを見ても大谷翔平」MLB東京シリーズ報道に不満続出。サッカー日本代表にも及んだ「ヤキュハラ問題」…不満の声は“身内”からも
「MLB開幕戦」関連の報道が多すぎる。「ワールドカップ出場」が決まりそうなのに“影が薄い”サッカー日本代表
レッドソックス吉田正尚が「干される可能性」も…“正念場の3年目”で逆襲なるか
カブス今永昇太が開幕戦で大谷翔平と対決。今永が越えるべき「2年目の壁」と日本人投手の“不吉なデータ”
「上沢は帰国したけど…」メジャーを諦めない「藤浪晋太郎」が評価急上昇。マリナーズ入団で“期待せざるを得ないワケ”
イチロー氏「MLB満票殿堂入り」を阻む壁。「3089安打」では“物足りない”と判断される可能性も
大谷翔平、シーズン終盤に“思わぬ落とし穴”の可能性。“ヒリヒリしすぎ”の9月がもたらすもの
男が選ぶ「嫌いな男」で坂上忍が3連覇。ご本人の感想は…
イチローだけじゃない! 国民栄誉賞を辞退した盗塁王・福本豊「立ちションできんようになるから」
“あと3勝”で通算200勝の田中将大以外にも、名球会入りする選手が続々と登場する可能性も。セ・パ両リーグで「今年達成されそうな記録」まとめ
「今年こそは完全優勝する!」横浜DeNA・三浦大輔監督が語る「最弱チームはなぜ生まれ変われたのか」
「日本はアメリカの野球を変えている」メジャーリーガーが真似できない、日本人投手の“脅威の能力”とは?
「違法オンラインカジノ」では“プロ野球ペナントレース”も賭けの対象に…。“自己申告頼み”のNPBでは沈静化できない
田中将大、巨人入団で“神の子復活”への「2つのカギ」。“菅野似”投球フォームに「魔改造」で通算200勝達成なるか
この記者は、他にもこんな記事を書いています