女優業に進出して成功を収めた女芸人たち 『下町ロケット』のイモトアヤコだけじゃない
昨年12月23日に最終回が放送され、16.6%という高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した日曜劇場ドラマ『下町ロケット』(TBS系)。2日に放送された特別編も14.0%と好評。阿部寛や吉川晃司といったオジサン俳優の渋い名演が光る一方、確かな存在感を示していた女性が、ベンチャー企業の天才エンジニア役だったイモトアヤコだ。
言うまでもなく、イモトの本業はお笑い芸人である。しかし下町ロケットの第1話ではアドリブで涙を流すなど、女優としての力量が垣間見えるシーンがいくつもあった。
まずは、ビヨンセのモノマネでブレイクした渡辺直美。吉本興業の公式サイトに掲載のプロフィールには体重103kgとあり、言葉を選ばずに言ってしまえば“デブキャラ”なのだが、2011年放送の『デカワンコ』(日本テレビ系)で女巡査を演じたのを皮切りとし、ドラマにはたびたび出演している。
2017年の『カンナさーん!』(TBS系)では、ついに連続ドラマに初主演。独自のファッションセンスの持ち主である渡辺にピッタリな、アパレルブランドの雇われデザイナー役を演じてみせた。また、同作品での渡辺は4歳の息子を育てるシングルマザーでもあったため、そのふくよかなボディからは、溢れんばかりの母性が伝わってきたことだろう。
お次は、オン眉のボブヘアーや囲み目メイクが印象的なブルゾンちえみ。先述した渡辺直美とはまた違ったインパクトがあり、女優として起用するならどんな役にすればいいか迷ってしまいそうなものだが、過去には2本のテレビドラマに出演している。
そのうち女優デビュー作となったのは、2017年の『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)だ。製薬会社の研究員を務める“女子力ゼロの女子モドキ”3人組の一人として登場したのだが、残りのメンバーはなんと、桐谷美玲&水川あさみ。しかしブルゾンは彼女たちのような人気女優と並んでも埋もれることなく、貴重なナチュラルメイクやハッキリと聞き取れる美声が評判に。
さらにイモトは今年1月に始まった水曜ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)でも、2016年に放送されていた第1シリーズ『家売るオンナ』(同)から続投。つまり、イモトの女優業は昨日・今日の話ではないわけだが、この調子だと、世間には“女優・イモトアヤコ”のイメージがますます定着していきそうだ。 ただ、女優業を評価された実績のある女芸人はイモトだけではない。今回は、ドラマや映画でもマルチな才能を発揮している女芸人を、5人ピックアップしてみた。
渡辺直美:わがままボディと着こなしのセンスが武器に
ブルゾンちえみ:そうそうたる人気女優たちの同僚役に抜擢
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