離婚調停中でも「SNSでリア充アピールがやめられない」おじさんたち
SNSをやっている人であれば、多少なりともネット上でのリア充アピールはしたいもの。だが中には私生活とSNSがあまりにもかけ離れていて、そのギャップに驚くこともある。実際の生活はオワコンでもSNSでリア充アピールをする、おじさんの実態に迫ってみた。
話を聞いたのは大阪市に住む山下和也さん(仮名・41歳)。旅行好きという山下さんのインスタグラムには韓国や香港で食べ歩きする写真で埋め尽くされている。だが私生活は……。
「これは香港の8色小籠包、こっちはソウルのレインボーケーキ……今は男でもインスタ映えは欠かせませんね。海外には月1ペースで行ってインスタ映えする物を食べ歩いたり、カフェに行っています。嫁には出張と嘘をついて海外旅行ばかりしていたら、愛想を尽かされましたね。『休みの日に、私だけが子供の面倒を見る生活に耐えられない!』と言われて、実家に帰られました。どうやら、友人経由で僕のインスタを見たらしいんですよね。海外のクラブで女のコと撮った写真も全部見られて、今は離婚調停中です」
現在、家族で暮らしていたマンションを出て1Rに引っ越したと山下さん。家族と暮らしていたときから食事は外食ばかりなので、荷物はほとんどないという。
「国内の食事もよく載せてますよ。最近だとチーズフォンデュ、うにく(肉寿司の上にうにが乗ったもの)など、基本はやりものですね。まぁ、外食ばかりして嫁の作った夕飯を食べなかったのも離婚の理由だと言われましたけど……。結婚してから家で手料理を食べた回数なんて数えるほどしかありませんね。飲み会の後は仲の良い奴らと新地のクラブに行くんですが、その時にもらうお菓子などのお土産を嫁にはあげてたんですけどね、それでも気に食わなかったみたいです」
家庭内別居から離婚まで……そうなってでも、インスタを続ける理由とは何なのだろうか。
「やっとフォロワーも増えてきて『いいね!』も付いてきたのに、今更やめられませんよ。実際、知り合いのフォロワーなんてほんの一部だし、僕が離婚しようが別にバレることはありませんからね」

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