更新日:2018年08月06日 09:24
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不倫、結婚サギ、離婚…ファッション誌「着まわし」企画の設定がぶっ飛んでいる

 ファッション雑誌の人気企画に「着まわし」がある。限られたアイテムの組み合わせで1週間、あるいは1か月を乗り切ろうというものだ。しかし先日、女性誌『with』9月号に掲載された企画のぶっとんだストーリーがTwitter上で話題を呼んだ。  なんと、初日から主人公が結婚詐欺の被害に遭ってしまい、絶望するというもの。書かれていたキャッチコピーはこうだ。
<ついに同棲中の彼と結婚(はーと) ウキウキで婚姻届を取りに行って帰宅したら家が大荒れ……彼もいないし、お金もない……まさか……私、彼にダマされた――!?>
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画像は、『with』9月号のP25より

 交際していた彼氏と結婚するつもりで区役所まで婚姻届を取りに行ったが、帰宅してビックリ。部屋は荒れ果て、結婚資金として2人で貯めていた預金通帳を盗まれてしまったというのだ。これに対し、ネット上では「もはや洋服が入ってこない」「ストーリーが斬新すぎる」などのコメントが多数あがる。  その後は金欠の主人公が弁当屋やUBER eatsの宅配などアルバイトに明け暮れ、常備食はゆで卵という節約生活に。あまりのシュールすぎる展開にTwitterは騒然となった。  ちなみに、着まわすアイテムはすべてユニクロ&GUのアイテム。ブランド側はそれで大丈夫なのかな……と勝手ながら不安に思ってしまった。

不倫、結婚詐欺、離婚相談…ファッション雑誌の着まわし企画に異常アリ!?

 前述の『with』では結婚詐欺だったが、『CLASSY.』5月号の着まわし企画では「不倫」がテーマとなっていた。悲しそうに空を見上げる主人公。31歳。まわりの友人が次々と結婚していくなか……書かれていたキャッチコピーはこうだった。
<2日前、つき合っていた彼が既婚者で子供がいたことが判明…。本当に勝手だけど、結婚する気でいたよ…。正直全然気持ちが切り替わらない>
 思わず気分がずっしりと重くなる。また、男性誌では『OCEANS』6月号の設定が話題になった。  主人公の男性がブレザーを羽織り、神妙な面持ちで街を歩く。その理由は、妻と離婚の危機にあり、弁護士事務所まで相談に行くからだった。その後、別居中の妻と暮らす娘と会ったり、女性部下から誘いがあったり……。 離婚届
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深刻なネタギレやマンネリ化が原因
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ライター・編集者。著書に『海外アングラ旅行』『実録!いかがわしい経験をしまくってみました』(共に彩図社)など。執筆協力に『旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ【最新版】』(辰巳出版)がある。Twitter:@gold_gogogo

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