ヒートテックって本当にいいの? ユニクロより買うべき防寒インナー
コンビニフードやファストファッションなど、さまざまなジャンルで圧倒的な人気を誇る商品がある。それらは、「売れているから」という理由で手に取りがちだが、果たして本当にすばらしい商品なのか? 専門家がその実力をジャッジ!
<防寒インナー>
[ひとり勝ち] ヒートテック クルーネックT 9分袖(ユニクロ・1069円)
[対抗] ホットコット あったかインナー・綿混クルーネック長袖メンズ(ベルメゾン・990円)
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春めいてきたとはいえ気温が不安定なこの時期。昼間は暖かくとも夜桜見物では底冷えする寒さだったりと寒暖差が大きく、まだまだ寒さ対策は疎かにはできない。防寒インナーといえば、ユニクロのヒートテックというくらい、もはや防寒インナーの代名詞となっている人気商品だが果たしてその真価は? ファッションバイヤーのMB氏に聞いた。
「吸湿発熱素材のヒートテックは、簡単に説明すると水蒸気を熱に変える素材。体から出る汗などの水蒸気を熱に変えることで温めるんです。一見完璧なようですが、実は吸収率に限界があり、限界を超えた水蒸気には対応できず、体を濡らすことになり、結果、気化熱で体温を下げてしまいます。だから、暑苦しい電車内などでは限界を超える水蒸気が出てしまい、結果的に体を冷やしてしまうこともあります。
これを解決しているのが速乾性の吸湿発熱素材。ヒートテックの吸湿発熱に加えて除湿効果を備えているので、上記の冷えの問題を解決することができる。代表的なのがモンベルのジオライン。ただその分お値段はそれなりです」
冷え性の女性から大人気で、ヒートテックよりも肌触りがよいという評判でメンズ人気も高まっているベルメゾンのホットコットはどうか?
「化繊のヒートテックに比べて、綿100%(通常品は綿95%で990円。綿100%のPREMIUMは1990円)で着心地がよく肌荒れもない。コスパはヒートテック以上かもしれません」
●判定
機能ならモンベルのジオライン。コスパと肌触りはホットコット。セールで安くなっていたら来シーズン用に買いだめ必至!
※価格はすべて税込み。希望小売価格のないものは実勢価格で表記しています。商品は次期により、販売終了する場合があります。
―[ひとり勝ち商品]の実力を検証してみた ―
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