食中毒に注意!「危険なスーパー」の見分け方 私服にエプロン着用の店は危険!?
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ポテトサラダなどの惣菜を食べた人々がO157に感染したとされる食中毒事件。その感染経路は未だ特定されていないが、包丁、トングの使い回しなどが疑われている。
スーパーは野菜や肉、魚などの生鮮食品から惣菜類などの加工品まで幅広く扱う身近な場であるだけに、安全性が気になるところ。スーパーの厨房衛生管理などに携わった経験がある河岸宏和氏にその裏側を明かしてもらった。
「よくあるのは売れ残りの再加工です。サクの状態の生魚が売れ残れば、翌日は刺し身にして販売する。肉の場合、売れなければ賞味期限のシールを付け直して販売期間を延ばします。
それでも売れないものはタレに漬け込み焼き肉用などに加工。最終的には揚げ物に。時間がたって劣化しているうえ、それを隠すために濃く味付けられた肉が体にいいはずがありません。しかし、これらの作業は法律的には問題ないため、大小にかかわらず多くのスーパーで日常的に行われているのが実態です」
こうしたスーパーの衛生面に対し、働くスタッフのユニフォームに着目するといいとか。
「従業員のユニフォームが汚れている店は論外ですが、同じように危険なのが、経費削減のために私服にエプロン姿で働かせるスーパーです。私服は、自宅や通勤中などにホコリや動物の毛、菌などが付着している。靴も公衆便所を利用したり、道路で動物のフンを踏んだりと問題が多い。
そんなバイ菌だらけの服や靴で働けば、生魚などの食材に菌が混入し食中毒を起こすこともあり得る。私服着用の店は、かなり意識の甘い店だと認識して避けたほうが無難です」
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