スーパーマンやバットマンが『秘密結社 鷹の爪』と映画で共演! “格差コラボ”が実現した「発表への道のり」を暴露
なんと、スーパーマンやバットマンたちと『秘密結社 鷹の爪』が映画でコラボ!? 本日(3月22日)12時、映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』(以下、『DCvs鷹の爪』)が本年秋に公開されることが発表された。だが、天下のスーパーマンやバットマンが、なぜフラッシュアニメの『鷹の爪』と共演することになったのだろうか?
実は記者がこのコラボ映画の構想を初めて聞いたのは昨年8月ごろ。映画『スーサイド・スクワッド』のジャパン・プレミアに鷹の爪団とFROGMAN(『鷹の爪』製作者)が登場する企画を知ったときのことだ(参考記事:『スーサイド・スクワッド』ジャパン・プレミアになぜ鷹の爪団がいたのか?)。関係者から「極秘」という条件で「DCのキャラクターが登場する『鷹の爪』の映画を製作する」との話を聞いてしまったのだ。
「でも、FROGMANはハリウッドと共作するのがよっぽどうれしかったみたいで、それ以前にも一般のお客さんがいるイベントでちょろちょろと情報がこぼれそうになっていたんですよ(笑)。昨年4月の『ギヒルズナイト』というイベントでは、バットマンっぽいシルエットのキャラクターを登場させた映像を上映したり、別のイベントでは『ハリウッドと仕事をすることになるかもしれない』と口走ったり。ヒヤヒヤしながら聞いていましたね(笑)」(関係者)
ちなみに昨年(2016年)は『鷹の爪』が誕生して10周年のメモリアルイヤーで、FROGMANは当初「10周年には映画を4本作る」と豪語していた。だが、結局、完成したのは昨年8月に公開された『鷹の爪8 吉田くんの×(バッテン)ファイル』の1作のみ。この『DCvs鷹の爪』は10周年記念映画の2本目と聞かされていたが、何の発表もされないまま年末の時点でもFROGMAN本人は「脚本を書いているところ」と言っている状態だった(そして別の映画が上映されることもなかった。ただし、メモリアルイヤーは2016年4月にスタートしたのであと10日ほどの間に3本映画が完成・披露されれば公約達成だが、そんな噂はトンと聞かない)。
そして、年も改まりすっかり『DCvs鷹の爪』のことを忘却していたところ、今月2日に先述の関係者から「DCプレゼンテーション」なるイベント(参考記事:世界初のDCプレゼンテーションが東京で開催。その中身は?)に招かれた。ここで、情報解禁前情報としてDCエンターテイメント社長のダイアン・ネルソン氏から『DCvs鷹の爪』の制作が発表されたのだ。
★映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』超特報
https://youtu.be/3KxDfAo-Tek
この「DCプレゼンテーション」の場では、『DCvs鷹の爪』の特報映像が流され、会場からは大きな拍手が送られ歓迎ムード。ダイアン社長は「どうですか? 『スーサイド・スクワッド』のスペシャルCMでコラボレーションした『鷹の爪』ですが、今度はDCとオリジナル・アニメーションを作ることになりました」と満面の笑みを浮かべていた。 このイベントの終了後、会場にいたFROGMANを直撃。いよいよ『DCvs鷹の爪』が発表されたことについて尋ねると、予想以上の好感触に興奮している様子だった。 「ワーナーもDCもものすごく期待してくれていますね。今日のイベントのために映像を作ったんですけど、実は『ワンダー・ウーマン』や『ジャスティス・リーグ』の紹介のついでにちょこっと流れるんだろうな、ぐらいに考えていたら、割としっかりと紹介してくれて(笑)。ダイアンもすごくいい感じで紹介してくれましたし、ここまで期待してくれていると思っていなかったんで、『これ、もっとちゃんとやらなきゃいけないんだな』と身が引き締まる思いですね」 肝心の映画はスーパーマンやバットマンといったスーパーヒーローたちはもちろん、ジョーカーやハーレイ・クインにペンギンといった超一流の名ヴィラン(悪役)たちなどが、低予算で知られる『鷹の爪』の総統や吉田くん、DXファイターなどのキャラクターたちと「格差コラボ」(FROGMAN談)するという。 果たして熱狂的なDCファンの大喝采を浴びるのか、大ブーイングを浴びるのか!? この奇跡的かつ不思議なコラボレーションの進捗状況は引き続きリポートしていく予定である。 取材・文/織田曜一郎(週刊SPA!) 『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』 2017年秋 全国ロードショー © Warner Bros. Japan and DLE. DC characters and elements © & ™ DC Comics. Eagle Talon characters and elements © & ™ DLE. All Rights Reserved.
この「DCプレゼンテーション」の場では、『DCvs鷹の爪』の特報映像が流され、会場からは大きな拍手が送られ歓迎ムード。ダイアン社長は「どうですか? 『スーサイド・スクワッド』のスペシャルCMでコラボレーションした『鷹の爪』ですが、今度はDCとオリジナル・アニメーションを作ることになりました」と満面の笑みを浮かべていた。 このイベントの終了後、会場にいたFROGMANを直撃。いよいよ『DCvs鷹の爪』が発表されたことについて尋ねると、予想以上の好感触に興奮している様子だった。 「ワーナーもDCもものすごく期待してくれていますね。今日のイベントのために映像を作ったんですけど、実は『ワンダー・ウーマン』や『ジャスティス・リーグ』の紹介のついでにちょこっと流れるんだろうな、ぐらいに考えていたら、割としっかりと紹介してくれて(笑)。ダイアンもすごくいい感じで紹介してくれましたし、ここまで期待してくれていると思っていなかったんで、『これ、もっとちゃんとやらなきゃいけないんだな』と身が引き締まる思いですね」 肝心の映画はスーパーマンやバットマンといったスーパーヒーローたちはもちろん、ジョーカーやハーレイ・クインにペンギンといった超一流の名ヴィラン(悪役)たちなどが、低予算で知られる『鷹の爪』の総統や吉田くん、DXファイターなどのキャラクターたちと「格差コラボ」(FROGMAN談)するという。 果たして熱狂的なDCファンの大喝采を浴びるのか、大ブーイングを浴びるのか!? この奇跡的かつ不思議なコラボレーションの進捗状況は引き続きリポートしていく予定である。 取材・文/織田曜一郎(週刊SPA!) 『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』 2017年秋 全国ロードショー © Warner Bros. Japan and DLE. DC characters and elements © & ™ DC Comics. Eagle Talon characters and elements © & ™ DLE. All Rights Reserved.
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『クソアニメと呼ばれて10年~『秘密結社 鷹の爪』10年史 』 『秘密結社 鷹の爪』の10年の歴史を総ざらい!! ![]() |
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