ディーゼル復活の立役者マツダ。でも最大の武器はディーゼルじゃない!
じゃ何が変わったのかというと、走りに関してはいわゆる「リファイン」というヤツですね。これまたマツダのクロート受け新技術であるGベクタリングコントロールで動きをシャープに安定させ、乗り心地もしなやかに上質になっております。
最大の変化はデザインでしょう。これまでもマツダはデザイン力で勝負してきましたが、新型CX-5は300万円ぐらいで600万円クラスの欧州製SUV、たとえばジャガーFペイスとかBMW X3とか、そのあたりとタメ張るレベルの質感を持っております! インテリアのほうはグッとフツーで若干物足りませんが、先代と比較するとお値段数万円アップで見栄えは200万円分アップ!という感じです。
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マツダはこの新型CX-5で、北米市場にも初めてディーゼルを投入しますが、グローバルで見た場合、マツダ最大の武器は、しっかりした足回りやデザインなのだと言えるでありましょう。
【結論】
実はマツダはAWD技術にも強みがあり雪道でも安心。マツダ車の3台に1台はAWDなのであります(全世界での比率)。ひたすらクロート受けの技術を研ぎ澄まし、デザインでも頑張るマツダを応援したいであります!
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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