LINEの“コラボスタンプ”増加に若者たちの反応は?
今月15日、念願の東京証券取引所1部上場を果たしたLINE株式会社。上場時の時価総額は9100億円という規模で、先駆けて上場したニューヨーク証券取引所でも終値は公開価格を27%上回るという好調な滑り出しを見せた。
各報道機関による上場時の話題を見ても、LINEは2016年もっとも注目されている上場企業と言ってよいだろう。
同社はすでにトークアプリだけにとどまらず、スマホゲームやカメラアプリなど、複数の事業を展開しているが、中でも急拡大のきっかけをつくった要因の一つがLINEスタンプだ。
2011年の国内アプリリリース以降、公式キャラクター以外にもアニメキャラクターや企業のキャラクターのスタンプが登場したことでインストール数が一気に上昇。2014年には誰でもスタンプを売ることができるクリエーターズスタンプがスタートし、現在その数は20万種類を超えるまでになった。
さらに動きや音声を伴うスタンプが登場するなど、常に新たな変化を起こしながら市場を拡大させてきたLINEスタンプ。だが、最近になってさらに新たな動きが見られるようになっている。
2016年に入り、人気スタンプ同士のコラボレーションスタンプが目立つようになっているのだ。理由は20万を超えるスタンプの中でも、人気スタンプが徐々に確立されてきたことが大きい。
この5年ほどで人気のあるスタンプは第8~10弾までリリースされるケースが珍しくなくなってきており、スタンプの動きや表情に新たなバリエーションを加えることが困難なケースが出てきている。そのため、新たな取組みとして人気スタンプ同士で共演させる取り組みが見られるようになったのだ。
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異なる市場同士が掛け合わされることで、スタンプ市場が動く可能性は大いにある。
たとえば、人気芸人のスタンプをリリースしてきた吉本興業とパンパカパンツを手掛けるDLEは、とにかく明るい安村とパンパカパンツのコラボスタンプを今年5月にリリースした。パンツ一丁の安村と、パンツだけを履いたキャラクターのパンパカパンツは、両者でコラボレーションしても動きに違和感が少ないのかもしれない。
このように、互いのキャラクターの共通点や相性がよいケースはコラボスタンプの成功例と言ってよいだろう。
ほかにも、コニーやブラウンなどのLINE公式キャラクターとももいろクローバーZ、ラスカルと進撃の巨人など、意外な組み合わせが実現しているスタンプもリリースされている。
コラボスタンプが増えている
「とにかく明るい安村×パンパカパンツ」異色コラボが続々登場
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