長年ギャンブルにハマっていると、”やめ続ける”には相当な苦しみが伴うようだ。キャリコネニュースでは「パチンコなどギャンブルがやめられない人」の体験談を募集。流通・小売系で正社員として働く40代後半男性(年収750万円)が、これまで使った総額や「やめたいと思った瞬間」など経験談を語ってくれた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「パチンコなどギャンブルがやめられない人」の体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/VVMEY3CH
「本気で止めるつもりでも、何か理由を付けて、気がつけばホールで座ってました」
「子どもが産まれたのを機に、現在は6年ほど止めれていますが、19歳の頃から43歳位までパチンコ、スロットにドップリとはまっていました」
と男性は振り返る。24年もの長い年月ハマり続けていたのだ。かけてきた金額も相当なものになってしまった。
「おそらく総額2000万近く失っていると思います。 一日で20万近く負けた時に、本気でやめたいと思いましたが、それでもズルズルとホールに行ってしまって、もうどうでもいいと、自暴自棄になった時もありました」
やめたくてもなかなかやめられなかったという男性。
「本気で止めるつもりでも、何か理由を付けて、気がつけばホールで座ってました」
というから、かなり重症だったことがうかがえる。現在はやめることが出来ているが、ふとしたきっかけで元に戻ってしまうことを恐れているようだ。男性は自らの危うさを
「今でもたまにですが、スロットを打ちたくなります。今行ったら又元通りになるのが分かっているので、昼寝などして行かないようにしています」
と綴っている。