春の花粉「感じる」、約2週間で倍増
2025年1月23日(木)15時20分 ウェザーニュース
2025/01/23 15:00 ウェザーニュース
スギの雄花は、冬の寒さを経験することで休眠から目覚め(休眠打破)、その後は気温の上昇とともに生長し、花粉を飛ばし始めます。
昨年12月から今年1月上旬にかけては、強い寒気の影響で全国的に気温は平年並み〜平年を下回る寒さとなりました。
しかし、1月中旬以降は、寒気の北上に伴って全国的に平年を上回る暖かい日が多くなっています。この暖かさによって、少量ながらもスギ花粉の飛散がすでに始まっているようです。
半数以上が「感じる」と回答したエリアも
ウェザーニュースは、アプリユーザーを対象に「春の花粉、感じてる?」という質問でアンケート調査を実施しました。その結果、「花粉症ではない」の回答を除くと、全体のおよそ半分の方が春の花粉を感じていることがわかりました。
1月9日に実施した臨時調査では、春の花粉を感じている方が24%(「けっこう感じる」と「ちょっと感じる」の合計)、1月20日の同調査では46%と春の花粉を感じている方が約2倍に増加していました。
エリア別で見ると、東海や近畿、四国、九州では40%以上、関東では50%以上の方がすでに花粉を感じていると回答しています。ただ、昨日22日(水)に実施した「花粉対策の準備した?」というアンケート調査では、花粉対策を済ませている方は全体の24%にとどまっています。
これから本格的な花粉シーズンを迎えるため、早めに対策を進めておくことが大切です。