バレリーナの狂気を描く映画「JOIKA」公開、予告編ナレーターは上坂すみれ

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ロシアのバレエ団“ボリショイ・バレエ”を舞台に、完璧なプリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナの狂気を描くサイコサスペンス映画「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」が4月25日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。あわせて声優・上坂すみれがナレーションを担当した予告編がYouTubeで解禁された。

「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」ポスタービジュアル

「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」ポスタービジュアル

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本作は、2012年にアメリカ人女性で初めてボリショイ・バレエ団とソリスト契約を結んだジョイ・ウーマックの実話をベースとした物語。華麗なバレエ界の裏側で、当時のダンサーたちが直面していた過酷な現実がセンセーショナルに描かれる。ボリショイ・バレエ団からスカウトされ、単身ロシアへ渡ったジョイ。希望を持ってアカデミーに入学したジョイを待ち構えていたのは、常人には理解できない完璧さを求める伝説的な教師ヴォルコワの脅迫的なレッスンだった。過激な減量やトレーニング、日々浴びせられる罵詈雑言、ライバル同士の蹴落とし合いにより、ジョイの精神は徐々に追い詰められていく。

主演は「17歳の瞳に映る世界」「ウエスト・サイド・ストーリー」のタリア・ライダー。純真無垢な少女から狂気のバレリーナへと変貌していくさまを表現した。自身も英国ロイヤル・バレエスクールで学びダンサーを目指していたダイアン・クルーガーが教師ヴォルコワ役、「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」でルドルフ・ヌレエフを演じたダンサーのオレグ・イヴェンコがジョイのパートナーであるニコライ役で出演。さらに世界的バレリーナのナタリア・オシポワが本人役で登場している。ニュージーランド出身のジェームス・ネイピア・ロバートソンが監督と脚本を担った。

上坂すみれ

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予告編には「あなたの人生をどれだけ捧げられる?」と完璧を求めるヴォルコワの狂気のレッスン風景を収録。「回って! 回って!」と延々と回転させられ、足にけがをしてしまうジョイだが、映像の後半にはステージ上で輝くジョイと思われるバレリーナの姿も確認できる。

映画「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」予告編

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(c)Joika NZ Limited / Madants Sp. z o.o. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

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Naomi Mori @ladolcevita416

「JOIKA」は「ウエスト・サイド・ストーリー」のタリア・ライダー主演、ジョイの教師役にダイアン・クルーガー、他「ホワイト・クロウ」のオレグ・イヴェンコらが出演。ナタリア・オシポワが本人役でカメオ出演しています。ジョイ・ウーマックは今年のローザンヌバレエコンクールで審査員です。 https://t.co/veyYCn1blw

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