シーラン ウォーターファンデをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、成分の検証です。

化粧品コンサルタントの赤星恵美子さん協力のもと、商品の成分表示をチェック。肌へのやさしさや保湿の充実度を確認しました。

水ファンデは補正力が弱い印象ですが、比較した商品のほとんどが自然なカバー力を発揮。毛穴や薄いシミまでカバーできた商品と比べると、人によっては口コミのように物足りなさを感じることもあるでしょう。

1. 「シミやあざが薄くなるが、すべて隠すほどのカバー力は感じられない」
2. 「赤みは多少カバーされているが、毛穴はカバーしきれていない。しかし、全体的なまとまり感はある」
3. 「シミは薄くなるものの、カバー力はいまひとつ。肌の統一感は出るので、塗る前よりきれい」

コメントは一部抜粋

仕上がりの質感には、「ツヤ感が少ない」「パサついた感じ」といった声が。ほどよいツヤ感が好評な商品があったなか、こちらはマット肌に仕上げたい人向きといえます。

また、「明るい肌には色が合わない」と口コミであったように、モニターからも「肌全体が明るくなる感じがほしい」というコメントが寄せられました。とはいえ、均一な肌に仕上がるのは好印象です。

1. 「マットな質感。みずみずしさがなく、年齢より上に見える」
2. 「ツヤ感が少なく、季節によってはパサつきそう。乾燥肌には向かない印象」
3. 「少しのっぺりとした仕上がり。水ファンデのナチュラル感はあまりない。もう少し肌全体が明るくなる感じがほしい」

コメントは一部抜粋

続いて、水ファンデーションを塗った人工皮革を用意し、汗や水での崩れにくさを検証します。まずは人工汗液を噴射し耐水性をチェック。さらに、その上から分銅で摩擦を加えて、耐摩擦性を確認しました。

すると、水をかけた時点ではヨレなかったものの、摩擦でファンデが半分ほど色落ち。検証では保湿成分を多く含む商品に崩れやすい傾向が見られましたが、こちらも例外ではありません。汗や皮脂に強く崩れにくいという謳い文句ほどの耐久性にはおよびませんでした。

しかし、水はしっかり弾いています。汗をかいたときはこすらずに、タオルで軽く押さえるように拭けば、日常シーンでは問題なく使えるでしょう。

モニター3人が実際に商品を手に取り、テクスチャや容器などの使い勝手をチェック。毎日快適にメイクできるかどうかを確認しました。