パサついた髪にまとまり感を与える設計のヘアオイル、Aujua(オージュア) クエンチセラム。「乾かしたあとにまとまり感が出る」と評判です。一方で、「ツヤ感が出ない」「手触りが硬い」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のヘアオイルとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ヘアオイル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「美容室専売品」とは、主に美容室で販売されている商品のことを指し、ランキングではECサイトで取り扱いがあるものも紹介しています。
目次
3,149円
おすすめスコア
髪のまとまりやすさ(ドライヤー前)
髪のまとまりやすさ(スタイリング時)
補修成分の充実度(成分分析)
容器の使いやすさ
落としやすさ
香りのよさ
香りの残りやすさ
なじませやすさ
ほどよいツヤ感があるか
束感のつくりやすさ
メインのオイルの種類 | シリコーン |
---|---|
主な補修成分 | CMC類似補修成分 |
テクスチャ | 重い |
良い
気になる
オージュア クエンチセラムは、髪の広がりを抑えたスタイルを作りたい人におすすめです。乾いた毛束に商品をなじませ、使用前後の広がりの変化を方眼用紙で記録。その結果、使用前に比べ乾燥による広がりは平均17.82%ダウンしました。比較したなかには6%ほどしか変化しない商品もあったなか、こちらは乾燥による浮き毛が気になる人に向いています。
「ツヤ感が出ない」との口コミに反した、ツルツルとした仕上がりも魅力的。マネキンの髪に実際に塗布してスタイリングしたところ、適度にツヤ感・束感のあるスタイルを作れました。比較したなかではメインオイルにシリコーンを配合しているものはヘアセットしやすい傾向があり、こちらも同様です。少量ずつオイルを塗布してスタイリングすることで、繊細な束感も表現できるでしょう。
オイルはもったりとした重めの質感。実際に使ったモニターからも「手触りが硬い」との口コミ同様の声があがったものの、つけ心地については「適度なとろみが伸ばしやすい」「少量でもムラなくつけられた」などと好評でした。使用中は牡丹の甘い香りを楽しめますが、あと残りしにくいため、ヘアコロンを併用する日の使用にもぴったりです。容器もポンプ式で使い勝手がよく、持ち運びにも向いています。
髪の内部を補修する効果が見込める補修成分を含んでいた点もメリット。しかし、濡れた髪に塗布して乾かしたところ、何も塗布していない乾いた毛束と比べ、乾燥による広がりを平均8.79%しか抑えられませんでした。20%以上減少した上位商品に比べ、「乾かしたあとにまとまり感が出る」との口コミとは異なり物足りない結果です。落としやすさの検証でも評価が伸び悩み、オイルが髪に残りやすい点も気になりました。
乾いた髪に使用すると十分なまとまり感を得られたのに対し、濡れた髪に塗布して乾かしてもあまり変化を感じられなかったことから、スタイリング向きの商品といえます。朝のヘアセット時に使用すると、「髪の乾燥を抑え、うるおいに満ちた髪へ」と謳うとおりのツヤ感のある仕上がりを目指せるでしょう。とはいえ、アウトバスケアとしても使いやすいものがよいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にオージュア クエンチセラムと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのヘアオイルと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
オージュア クエンチセラムのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ネイチャーラボ
アウトバスケアにもスタイリングにもおすすめ。広がりやすい髪の人に
I-ne
毛量が多く広がる髪も、重めのテクスチャでしっとりまとめやすい
ヘアオイルは洗髪後の保湿や、毎日のスタイリングに使えるアイテム。似ているアイテムにヘアミルクもありますが、ヘアオイルのほうが重めのテクスチャで、しっとり感のある仕上がりを求める人におすすめです。軟毛でヘアオイルの重さが気になる人は、質感の軽いオイルもあるのでチェックしましょう。
今回ご紹介するオージュア クエンチセラムは、美容室専売品のヘアオイルです。カラー・パーマによるパサつきが気になる髪に向けて作られており、メーカーでは「髪の乾燥を抑え、うるおいに満ちた髪へ」と謳っています。タオルドライ後の濡れた状態に塗布する仕様です。
クエンチには、4ステップのサロントリートメントシリーズと、本商品を含むホームケアシリーズがあります。美容室でのプロの技術を生かしたケアと、自宅でのケアを繰り返すことで、より美しい髪を目指せる設計です。ラインナップは以下をご確認ください。
価格は2024年9月時点・公式サイト参照
クエンチシリーズの洗い流さないトリートメントは、ミスト・セラム・フルイドの3種類。それぞれテクスチャが異なります。
サラサラとした軽い質感がお好みならミストがおすすめ。タオルドライ後の髪から15cmほど離して吹きかけてなじませるだけと塗りやすく、外出先での使用もしやすいアイテムです。
フルイドはミルクタイプの商品で、しっとり感のある仕上がりを目指した設計が特徴。使いたいシーンや髪質によっておすすめの商品が異なるので、検証結果も参考に選んでくださいね。
今回はオージュア クエンチセラムを含む、人気のヘアオイルを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のヘアオイルを比較検証したところ、オージュア クエンチセラムには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
1番のメリットは使ったあとのまとまりのよさです。朝のスタイリングでボリュームを抑えたい人にぴったりの仕上がりでした。
検証では、乾いた毛束の広がりを方眼用紙を使って記録。0.1㏄のヘアオイルをなじませて目の粗いコームで5回ブラッシングしたあとにも同様に広がりを記録し、広がりの変化率を算出しました。
塗布前後の髪を比べると、オイルを塗る前より平均17.82%も乾燥による広がりが抑えられ高評価に。比較したなかには平均6%ほどしか変化がない商品もあったのに対し、乾燥によって広がる髪のボリュームダウンにも期待できます。「髪の乾燥を抑え、うるおいに満ちた髪へ」という謳い文句にも納得です。
オイルは適度に重みのある質感。実際に使った20〜40代のモニターからは口コミどおり「テクスチャは硬め」との意見が多かったものの、伸ばしやすさについては好評です。「適度なとろみが伸ばしやすい」「少量でもムラなくつけられた」といったプラスの声が多数寄せられました。
軟毛の人は、比較した軽めの質感の商品より使いづらさを感じる場合があるものの、指先で少しずつなじませると重みは気になりにくいでしょう。手のベタつきが気になる…という人も、一気に多量を取り出さず、少量ずつ手に取り出すようにしてみてください。
<なじませやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
まとまり感だけでなく、スタイリング時に細かなニュアンスを表現できると便利ですよね。そこで、商品を使ってスタイリングしたマネキンをチェックし、ツヤ感や束感の作りやすさを調査しました。
完成したマネキンを確認したところ、「ツヤ感が出ない」との口コミに反して細かな束感のあるツルツルとした見た目に。比較したなかには、カールが垂れてしまうものや、ツヤ感よりもサラサラ感が勝るものもあったなか、本商品はツヤ感や束感の両方で高評価を獲得しました。
比較したなかでヘアセットしやすい傾向があったのは、メインオイルがシリコーンのもの。本品も同様にシリコーンを使っていて、スタイリング向きといえます。美しい仕上がりを目指すなら、1プッシュずつ指から手に広げ少しずつ束間を作っていくのがおすすめです。
容器は使いやすいポンプタイプ。比較したなかにはフタを回して開けるボトルタイプの商品や、スポイトで1滴ずつ手にとるタイプの商品もありました。本商品はワンプッシュするだけで量も調整しやすく、毎朝のスタイリングも快適に行えるでしょう。
フタもあるため旅行などに持って行くときも、ほかの荷物が汚れにくいのもポイントです。
本商品は牡丹をイメージした香りを採用しています。実際に手に取って香りを確認したモニターからは、「甘いベリーのようなやさしい香り」などの声があがりました。比較した商品内で香りの評価が低かったものは少なかったものの、こちらも12人中9人のモニターが香りに「満足」と回答しています。
香りの強さについては、「強くなく丁度よい」「手に出したとき若干強めのニオイがした」とモニターの意見が二分。とはいえ、あと残りしにくい香りで、乾かしたあとはよく嗅がないとわからない程度になります。「香りが強すぎるものは苦手なので調度よい残り方だと感じた」とコメントした人もおり、普段ヘアコロンや香水を使う人でも塗布しやすいといえるでしょう。
<香りのよさ・香りの残りやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
理系美容家の箱崎かおりさんが成分表を確認したところ、補修成分はおおむね充実していました。
評価を伸ばしたポイントは、髪の内部を補修するCMC類似補修成分である、イソステアリン酸イソステアリルを配合している点。比較したなかには成分表に補修成分が見当たらなかった商品もあったのに対し、髪の内部成分を補う効果が期待できます。
しかし、髪の外側を補修する成分が見当たらなかったのは惜しいところ。アイロンやドライヤーの熱ダメージを受けて開いたキューティクルにアプローチする成分を含んでいた上位商品には、やや劣る結果になりました。カラー・パーマを繰り返して強いダメージが気になる髪には、ほかのヘアケアアイテムをプラスして補いましょう。
オージュア クエンチセラムにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
アウトバスケアとしてはあまり向いていません。
何も塗布していない乾いた毛束と、ヘアオイルを塗布して乾かした毛束を比べる検証を3回行なったところ、乾燥による毛束の広がりは平均8.79%しか減少していませんでした。
比較した商品には乾燥による毛束の広がりを平均20%以上抑えられたものもあったのに対し、こちらは「乾かしたあとにまとまり感が出る」との口コミに反して物足りない結果です。メーカーではアウトバストリートメントとして濡れた髪への塗布を推奨していますが、乾かしたあとに塗布したほうがより効果を発揮しそうです。
シャンプーをしてもオイルが残りやすいところも気になりました。
スライドガラスに1cc塗布し、一晩置いた置いたものをシャンプー液で洗浄。乾燥させたところに垂らした水滴の高さを調べる検証を5回行なったところ、平均1.4mmと高めの数値を記録しました。比較したところ0.5mmしか水滴がつかないものもありましたが、こちらはオイルが残りやすいことがわかります。
比較した商品内でオフしやすかったのは、メインオイルに油脂を使用しているもの。本品はシリコーンを使用しているためか、マイルドな洗浄力のシャンプーでは落ちにくく、髪をいたわりたい人には不向きです。
メインのオイルの種類 | シリコーン |
---|---|
主な補修成分 | CMC類似補修成分 |
テクスチャ | 重い |
良い
気になる
内容量 | 100mL |
---|---|
おすすめの使い方(メーカー推奨) | アウトバストリートメント |
容器の形状 | ポンプ |
ヘアアイロン前の使用可能 | |
購入できる場所 | サロン |
毛束の変化率(ドライヤー前) | -8.79% |
毛束の変化率(スタイリング時) | -17.82% |
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オージュア クエンチセラムはスタイリング向きのヘアオイルで、アウトバスケアとして使うには物足りなさを感じました。そのうえ、シャンプーで落としにくいところも気がかり。ここでは、濡れた髪に使いやすく、オフもしやすい商品をご紹介します。
「SALONIA スタイリングオイル(ウェット)」は、ケアにもスタイリングにも使えるのが魅力。外部補修成分のヒートケア成分と、内部補修成分の加水分解タンパク質を配合し、ダメージケア効果が期待できます。
濡れた毛束と乾いた毛束の両方で髪の広がりを抑えられ、まとまりやすさも良好です。サラッとしたテクスチャで、スタイリングに慣れていない人でも束感・ツヤ感を楽しめます。量が多いと重たい印象になったため、少しずつつけましょう。
洗浄力が低いシャンプーでもすっきり落とせたところもメリット。髪にオイルが蓄積することによるゴワつきや、カラー剤が入りにくくなるなどのトラブルも避けられそうです。
実際に使ったところ、「少量でもムラなく伸びる」とモニターから好評。容器はフタがないため持ち歩きには向いていませんが、ポンプ式で片手でも出しやすいところが魅力です。爽やかで上品な柑橘を感じる香りは、「心地よく毎日使用できそう」との声があがりました。ドライヤー前後で比べても丁度よく香りが残ったので、日中もふんわり香りを楽しめますよ。
カラーやパーマを繰り返した髪には、「ヨル カームナイトリペアヘアオイル」がおすすめ。内部補修成分・外部補修成分ともに充実し、髪内部のタンパク質を補充したり、剥がれたキューティクルを補修したりと、ダメージヘアにうれしい効果が期待できます。
ドライヤー前の髪に使用すると、使用しないときに比べてまとまり感がアップ。乾かしたあとに塗布しても、乾燥による浮き毛をしっかりと抑えたツヤ感のある髪に仕上がりました。束感はやや作りにくいものの、全体になじませてから指先でつまむとナチュラルな束ができます。アウトバス・スタイリングの両方で活躍するでしょう。
使用感も申し分ありません。サラサラとした軽いテクスチャで、ムラなく伸ばしやすいのがポイント。落としやすさの検証でも高評価を獲得しており、普段洗浄力の低いシャンプーを使っている人でも気軽に取り入れやすいといえます。ベルガモット&カシスの香りもモニターから好評だったため、心地よくヘアケア・ヘアセットしたい人は候補に入れてみてください。
オージュア クエンチセラムの使い方は以下のとおりです。
<使い方>
①濡れた髪をタオルでポンポンとたたくようにして、十分に水分を取る
②髪の内側からオイルをなじませ、最後に残りを表面につけて乾かす
使用量はセミロングで2~3プッシュ程度。傷みがちな毛先を中心に広げましょう。
(引用:オージュア公式サイト)
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