粗研ぎと仕上げの2ステップで切れ味が復活すると謳われている、スーパーストーンバリア シャープナー。しかしインターネット上には口コミや評判が少ないため、本当に包丁が鋭く仕上がるのかわからず購入を悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、スーパーストーンバリア シャープナーを含む包丁研ぎ器全35商品を実際に使ってみて、研磨性の高さ・使い勝手・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
結論からいうと、スーパーストーンバリア シャープナーは、使い勝手のよさを重視する人におすすめです。実際に使ってみたところ、側面がラバー素材でできているうえ、指を置く位置にくぼみがあって握りやすい印象でした。底面には滑り止めがついているため、安定感があります。
手のひらに収まるサイズ感でとても軽く、棚の小さな隙間などに収納しやすいのも魅力です。また、比較したほかの商品には直感的に扱いにくいものもありましたが、こちらは2つの研ぎ口に仕上げ・粗研ぎなので、使い方に迷う心配は少ないでしょう。
一方で、研磨性の高さがもう一歩物足りないのは惜しいところ。研いだあとはトマトの皮に包丁の刃が入ったものの、切れ味が特別鋭いとはいえません。粗研ぎ用の刃で5回研いだあとに、仕上げ用の刃で3回研ぐのが推奨されていますが、しっかり研ぎたいなら回数を増やしたほうがよさそうです。
実際にスーパーストーンバリア シャープナーと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
スーパーストーンバリア シャープナーよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもスーパーストーンバリア シャープナーは、協和産業から販売されているスーパーストーンバリア包丁に適した研ぎ器として開発されたアイテムです。
粗研ぎ用と仕上げ用の2つの研ぎ刃がついているのが特徴です。粗研ぎ用はタングステン鋼、仕上げ用はセラミックの刃が採用されています。
研ぎ部に包丁の側面が触れず、刃先のみを削れる構造です。よって、スーパーストーンバリア包丁だけでなく、先端がくさび形の包丁や、なめらかなカーブに仕上げられたハマグリ刃の包丁にも対応しています。
カラー展開は、キッチンのアクセントになるレッドと、スタイリッシュな風合いのブラックの2種類。好みに合わせて選んでみてくださいね。
包丁の切れ味が悪くなったときは、研ぎ器のほかに砥石を使う手もあり、この2つの違いは切れ味の持ちのよさです。砥石は刃全体を削るぶん切れ味が持続しやすいのに対し、研ぎ器は刃の先端を荒らすことで一時的に切れ味を改善します。
包丁を長く使いたいのであれば砥石で研ぐのがよいですが、手間なく切れ味を復活させたいなら研ぎ器がおすすめ。包丁の状態やシーンによって、適した研ぎ方を選びましょう。
今回は、スーパーストーンバリア シャープナーを含む包丁研ぎ器全35商品を実際に用意して、検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、研磨性の高さの検証です。
プラスチック製のまな板に、100円ショップで購入した包丁を3,000回切りつけて磨耗させます。そして説明書の指示どおりに包丁を研いでから、トマトを切ってどれくらい切れ味が戻ったかを評価しました。
なお、説明書がないものや研ぐ回数が明記されていないものは、研ぐ回数を7回に統一して検証しています。
研いだあとはトマトの皮に包丁の刃が入ったものの、スムーズに切りやすいとはいえません。わずかに切れ味が改善した程度で、上位商品の研磨性の高さには届きませんでした。
粗研ぎ用の刃で5回研いだあと、仕上げ用の刃で3回研ぐのが推奨されていますが、切れ味を鋭くしたいなら、研ぐ回数をもう少し増やしたほうがよさそうです。
次に、使い勝手と収納のしやすさを検証します。研ぐときの安定感や安全性・研ぎ方のわかりやすさ・研ぎやすさをチェック。また、サイズがコンパクトか、収納しやすい工夫があるかも確かめました。
側面がラバー素材でできているため握りやすく、底面には滑り止めがついていました。指を置く部分にくぼみがあり、本体を支えやすいよう工夫されているのもよい点です。
使うときは、テーブルなど平らな場所に置くか、シャープナーの裏側の溝をテーブルの縁に固定し、包丁を研ぎ刃に垂直に当てて手前に引くだけ。研ぎ口に仕上げ・粗研ぎと書かれているので、研ぎ方に迷う心配も少ないでしょう。
直感的に扱いにくいほかの商品もあったことを考えると、使い勝手は良好といえます。
部品を外して細かな部分まで掃除することはできませんが、洗ったあとは逆さにして振るだけなので、手入れを楽に済ませたい人にも向いていますよ。
サイズは約95×50×40mmで、手のひらに収まるほどコンパクト。重量はわずか68gで、今回比較したなかではかなり軽めです。棚の小さな隙間にも収納でき、邪魔になりにくいのも魅力といえます。
滑り止め付き | |
---|---|
重量 | 68g |
良い
気になる
砥石素材 | 荒砥ぎ:タングステン鋼/仕上げ:セラミック |
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水研ぎ式 | |
幅 | 5.3cm |
奥行 | 9.8cm |
高さ | 4.2cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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使用頻度は、月に1〜2回が推奨されています。しかし研ぎ器ばかり使うと、刃先の強度が落ちて刃割れや刃欠けの原因になることも。手軽に切れ味が改善するのは便利ですが、砥石を使った手入れも適宜行ったほうがよさそうです。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
研磨性の高さで選ぶなら、グループセブジャパン インジニオ コンパクトシャープナーがおすすめ。包丁を研いだあとはトマトが1〜2mm程度の薄さにカットでき、断面がみずみずしく仕上がりました。力を入れなくても包丁の重みで研げるので、初心者でも扱いやすいでしょう。
GLOBAL(グローバル)スピードシャープナーで包丁を研ぐと、新品の状態を上回るほどの切れ味になりました。研ぎ口が1か所のみのシンプルな構造なので、使い方に迷いにくいのもよい点。手のひらに収まるほど小さく、持ち運びにも適しています。
滑り止め付き | |
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重量 | 146g |
砥石素材 | セラミック、ダイヤモンド |
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水研ぎ式 | |
幅 | 21cm(収納時:12.4cm) |
奥行 | 4.6cm |
高さ | 5.2cm |
ティファール インジニオコンパクトシャープナー K26105をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 簡易研ぎ器 |
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対応包丁の形状 | 両刃 |
対応包丁の素材 | ステンレス、鋼 |
砥石素材 | アルミナセラミックス、セラミック |
コンパクト | |
滑り止め付き | |
水研ぎ式 | 不明 |
研ぎ分け段階 | 1段階 |
番手 | 不明 |
サイズ | 幅10.5×奥行き2.5×高さ1.5 cm |
重量 | 65g |
電源 | 不明 |
GLOBAL スピードシャープナー GSS-01をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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