細かく細断するマイクロカットを採用している家庭用シュレッダー、フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MC。「連続運転時間が長い」「音が静か」と評判です。その一方、「出すときに散らかりやすい」といった口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の家庭用シュレッダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、家庭用シュレッダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCは、紙以外のものも細断したい人におすすめです。比較したなかには紙にしか対応していないものも多々ありましたが、こちらはホチキスの針・クレジットカード・CD・DVDなども投入可能。専用のダストケースがないので、紙ゴミと混ざらないように注意が必要ですが、カード類をハサミでカットしたりホチキスの針を外したりする手間を減らせます。
肝心のセキュリティ面も良好。実際に細断後の紙片のサイズを調べたところ、短辺は平均2.03mm・長辺は平均11.28mmと小さめでした。「マイクロカット」を謳っているだけあって、文字の判別はほぼ不可能です。比較したなかには細断サイズが大きく文脈で読み取れる商品もあったのに対し、こちらは細断後のゴミから情報を復元されるリスクは低いでしょう。
パワフルかつスピーディなところも魅力。メーカーが明記している一度に投入できる枚数は最大7枚・定格枚数は5枚と多めです。実際にA4のコピー用紙を5枚ずつ投入したところ、30枚を55秒で細断できました。「連続運転時間が長い」という口コミどおり、30分連続で使える仕様もポイント。たくさんの書類をまとめて処分したい人にも向いています。
投入もスムーズです。投入口までのガイドが7.8cmと長いうえ、自動で紙を検知するセンサーを搭載。紙詰まりが起きても、自動で逆回転するオートリバース機能も備わっています。一方で、「音が静か」という口コミに反して、実際の稼動音は平均62.43dBと大きめでした。家庭用シュレッダーとしては標準レベルですが、集合住宅で使う場合は時間帯に配慮しましょう。
引き出しタイプのダストボックスで、口コミどおり「出すときに散らかりやすい」のも気がかり。ゴミの捨てやすさには課題が残ります。とはいえ、カットが細かく、溜まった書類をサッと処理できるところは強み。紙だけでなく、クレジットカードやCDなどを捨てたい人も、この機会に検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回ご紹介するフェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCは、「オフィス仕様をそのままにサイズダウンした」と謳う、マイクロカット方式の家庭用シュレッダーです。本体サイズは幅34×奥行23.5×高さ43cmで、デスクの下にも収まりやすいコンパクトな設計。重量は7.5kgとやや重ためですが、押して移動ができるキャスターがついています。
ダストボックスの容量は13Lで、A4用紙がおよそ250枚入るサイズ。インターロックスイッチが搭載されており、ダストボックスが正しくセットされていないときは稼動しないつくりです。なお、詳しい使い方はインターネット上で取扱説明書をダウンロードできるので、チェックしてみましょう。
フェローズは、1917年にアメリカで創業したオフィス用品メーカー。シュレッダー・ラミネーター・バンカーズボックス・空気清浄機などを多数開発し、現在では世界100か国以上で販売しています。
今回は、フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCを含む人気の家庭用シュレッダーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の家庭用シュレッダーを比較検証したところ、フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
シュレッダーのカット方法は、マイクロカット・クロスカット・ストレートカットの3種類があります。なかでも、比較した商品内で紙を細かく細断しやすい傾向があったのは、本品のようなマイクロカットタイプ。こちらも例外ではなく、セキュリティ面は申し分ありませんでした。
実際に細断後の紙片を10枚ランダムに取り出して、長さをそれぞれ測定。すると、短辺は平均2.03mm・長辺は平均11.28mmと小さめでした。メーカーが公称している細断サイズ2×12mmとほぼ一致しています。
比較した結果、短辺4.00mm・長辺12.00mm以下にカットできていれば、7pt以上の文字は判別がほぼ不可能なことがわかりました。こちらもカードの数字を読み取れないレベルです。細断後のゴミから文脈を推測するのは難しく、情報の復元を防止できるでしょう。
細断スピードの検証も高評価を獲得しました。実際に、A4のコピー用紙を定格枚数の5枚ずつ投入して、30枚を細断しきるまでの時間を測定。すると、比較したなかには30枚を細断するのに80秒以上かかった商品もありましたが、こちらは55秒とスピーディでした。
「連続運転時間が長い」という口コミがあるように、モーターの過熱を防ぐ空冷ファンを搭載しており、30分連続で使える仕様もうれしいポイント。万が一オーバーヒートしても、クールダウンは約15分と待ち時間が少なく済むように設計されています。大量に書類を処分したいときも活躍するでしょう。
紙を入れすぎたときに自動で逆回転するオートリバース機能も搭載。もし紙詰まりが起こったとしても、手動で取り除く手間がかかりません。自動で紙送りをするオートフィーダー機能はありませんが、比較した大半の商品も同様だったため大きな欠点ではないでしょう。
使用期限切れのクレジットカードや、重要なデータが入ったCD・DVDを細断できるところも便利。今までカードやCDを捨てる際にハサミで切っていた人も、紙類と同じように機密情報を楽に処理できますよ。
フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
ただし、ダストボックスが引き出しタイプで、「出すときに散らかりやすい」という口コミどおりです。比較したなかでフタを取り外すタイプは満杯でも紙くずが周辺に散らばりにくい傾向がありましたが、こちらは追加で掃除が必要になる可能性が。ダストボックス内部の段差などにゴミが引っかかりやすいのも気になりました。
CDなど、紙以外のものを細断したときの専用のダストケースもありません。紙ゴミと混ざらないよう注意してください。
「音が静か」という口コミに反して、静音性もいまひとつ。実際に商品の稼動音を、シュレッダー本体の真上、かつ地面から1.0mの地点で騒音計を使って3回調べたところ、平均62.43dBと大きめでした。掃除機の稼動音が60dB程度であることをふまえても、夜間の使用は避けたほうがよいでしょう。
とはいえ、比較した全商品の平均値65.85dB(※2025年1月時点)は下回っています。家庭用シュレッダーとしては特別うるさいわけではありません。
細断方式 | マイクロカット |
---|---|
細断した紙片の短辺 | 2.03mm |
細断した紙片の長辺 | 11.28mm |
ゴミ箱容量 | 13.0L |
定格細断枚数 | 5枚 |
最大細断枚数 | 7枚 |
良い
気になる
幅 | 34.0cm |
---|---|
奥行 | 23.5cm |
高さ | 43.0cm |
重量 | 7.5kg |
投入幅(実測値) | 7.8cm |
細断速度 | 2.0m/分 |
家庭向けの運転音(実測値) | 62.43dB |
リバース機能 | |
オートフィード付き | |
キャスター付き |
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フェローズ デスクサイドシュレッダー 16MCは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで販売中。値段は22,000~30,000円前後(※2025年1月時点・ECサイト参照)とショップによって差があるので、しっかりリサーチしてから購入するのがおすすめです。
ヨドバシカメラなどの家電量販店で取り扱っていることもあるので、実物を確認したい人は最寄りの取扱店舗を探してみましょう。
最後に、本品とはまた違った特徴がある商品をご紹介します。
大量の紙類を素早く処理したい人は、ナカバヤシのパーソナルシュレッダ 506も見逃せません。最大細断枚数は8枚・定格細断枚数は6枚と多め。実際に検証では30枚のコピー用紙を48秒で細断できました。マイクロカットタイプで細断サイズも小さかったため、情報も復元しにくいでしょう。CD・カードには非対応ですが、ECサイトなら2万円以下で販売しており購入コストも抑えられます。
価格は2025年1月時点
細断方式 | マイクロカット |
---|---|
細断した紙片の短辺 | 1.78mm |
細断した紙片の長辺 | 11.13mm |
ゴミ箱容量 | 13.0L |
定格細断枚数 | 6枚 |
最大細断枚数 | 8枚 |
良い
気になる
幅 | 32.4cm |
---|---|
奥行 | 22.9cm |
高さ | 43.9cm |
重量 | 6.2kg |
投入幅(実測値) | 0.8cm |
細断速度 | 1.5m/分 |
家庭向けの運転音(実測値) | 59.97dB |
リバース機能 | |
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