高保湿効果により1日中肌のうるおい感が続くと謳う、Dior(ディオール)スキン フォーエヴァー メイクアップ フィックスミスト。「乾燥でメイクが崩れにくい」「癒される香り」と評判です。しかし、「ミストのキメが若干粗い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のメイクキープミストとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、メイクキープミスト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Dior メイクアップ フィックス ミストは、乾燥によるメイク崩れを防ぎやすい商品。比較したなかには、乾燥によるひび割れを感じたものもあったのに対し、実際に使用した乾燥肌のモニターから「口周りなどの乾燥を感じにくかった」という声が聞かれました。皮膜成分とエタノールの両方を配合し、「乾燥でメイクが崩れにくい」と口コミにも頷けます。
また、肌あたりもさほど気にならないレベル。「ミストのキメが若干粗い」という口コミのような水滴感はあるものの、モニターからは「顔に水滴が残るほどではない」との意見が挙がりました。比較したなかで、ふわっとした霧で気持ちよさを感じた商品にはおよびませんが、ミストによるメイク崩れを感じることは少ないでしょう。
しかし、皮脂や汗からのメイクキープは不得意。脂性肌のモニターから、「全体にテカっていた」「アイシャドウやアイラインが下瞼に滲んだ」などシビアな意見があがりました。比較した多くの商品が皮脂崩れによるメイクキープ力に欠けましたが、こちらも例外ではありません。「メイク崩れ知らずの肌へ導く」という謳い文句は、肌質によって異なる印象です。
さらに、香りは濃くて甘い香水のよう。モニターからも「少し酔いそう」「もっと柔らかい香りがよかった」などの意見が寄せられています。「癒される香り」という口コミには共感し難く、甘い香りを好む人や、Diorファン向きの商品といえるでしょう。万人受けする香りのものを探している人は、ほかの商品を検討してみてください。
実際にDior メイクアップ フィックス ミストと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Dior メイクアップ フィックス ミストよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもメイクキープスプレーとは、メイクアップを長時間持続させるために活用されるアイテム。多くの製品に、退色防止の皮膜成分や乾燥を防ぐ保湿成分が配合されています。夕方になるとベースメイクが崩れる、アイブロウやアイシャドウの色味が落ちるという人にぴったりですよ。
デザイナーの「クリスチャン・ディオール」により、パリで開設されたファッションブランド、Dior(ディオール)。ウェア以外にも、バッグやアクセサリー・コスメなどを幅広く展開しています。世界中から親しまれており、日本では20~30代からの人気が高いハイブランドです。
今回ご紹介するのは、メーカー初のトリプル アクション技術を用いた商品。メイクアップの定着・長時間持続・肌の保湿の3つをワンステップで叶える設計です。ミストが薄膜のヴェールを肌の上に形成し、「メイク崩れ知らずの肌へ導く」と謳っています。
今回は、Dior メイクアップ フィックス ミストを含むメイクキープスプレー全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使ってみたところ、Dior メイクアップ フィックス ミストには主に1つのよい点がありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
乾燥によるメイクキープ力は十分なレベル。比較したなかには、乾燥によるひび割れを感じたものもあったのに対し、実際に使用した乾燥肌のモニターからは、「口周りなどの乾燥を感じにくかった」との意見があがりました。
また、比較したなかでメイクキープ力が高かった、皮膜成分とエタノールの両方を配合した商品。色味のあるメイクも大きなヨレは見あたらず、モニターから「やや色が薄くなった程度で、メイク直しが必要なほどではない」との声が寄せられています。
「乾燥でメイクが崩れにくい」と口コミどおり、ひび割れなどベースメイクのヨレを防ぎたい人におすすめです。
<メイクキープ力(乾燥)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜
比較したなかで、ふわっとした霧により、気持ちよさを感じたものにはおよびませんが、ミストによりメイクのヨレを感じることは少ないといえるでしょう。
<ミストの肌あたりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
Dior メイクアップ フィックス ミストにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較したほとんどの商品が、皮脂や汗によるメイクキープ力に期待できませんでしたが、こちらも例外ではありません。
また、脂性肌の人だけでなく、エタノールが配合されているため、赤みが痒みが出やすい敏感肌の人にも不向きといえます。「メイク崩れ知らずの肌へ導く」という謳い文句は、肌質によって異なるでしょう。
<メイクキープ力(皮脂・汗)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
独特なアルコール臭などは感じないものの、香り自体が強いので顔に使うには抵抗を感じたモニターも。なお、比較したなかで人気だったのは、RMKやJILL STUARTのようなフローラル系の香りの商品でした。甘い香りを好む人や、Diorユーザー向きといえるでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、Dior メイクアップ フィックス ミストのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
脂性肌のモニターのなかには、テカリが気になった者もいましたが、乾燥肌のモニターからは「乾燥しやすい口周りなどがひび割れしにくく、カサつきを感じにくい」というプラスコメントが。発色をほぼ変わらずキープできるうえ、ラメまで残ったため、カラーメイクをする人にもおすすめです。ベタつきが気になる人は、パウダーなどで抑えてくださいね。
Dior メイクアップ フィックス ミストは、全国の百貨店や公式オンラインサイトで販売中。なお、最寄りの取り扱い店は、公式サイトで検索できますよ。
また、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などの各種ECサイトでも販売が確認できました。サイトによっては価格や送料が異なるため、事前にリサーチしておきましょう。
<使用方法>
①メイクが終わったら、目を閉じる
②顔から20〜30cmほどの位置から、顔全体に2〜3回スプレーする
③よく自然乾燥させて完成
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