LINE MUSICの口コミ・評判は？無料プランじゃダメ？料金や音質を調査してよい点・気になる点をレビュー
LINEのプロフィールで個性を出せると評判のサブスク音楽配信サービス、LINE MUSIC。インターネット上では、高評価の口コミが多い一方、「課金するほどではない」「洋楽が探しにくい」といった気になる評判も存在し、利用を迷っている人も多いのではないでしょうか？
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証しました。
- 楽曲の豊富さ
- 楽曲の探しやすさ
- 料金の安さ
- レコメンド力
- 音質の高さ
- 新鮮な体験の豊富さ
さらに、人気のサブスク音楽配信サービスとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。独自機能やお得な料金プランなどもリサーチしましたので、サブスク音楽配信サービス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【結論】曲数が多く独自機能もたっぷり！学割で使いたい中高生にもおすすめ
良い
- ・LINEの着信音やプロフィールBGMをカスタマイズ可能
- ・学割プランが小学生以上で幅広く利用しやすい
- ・カラオケ機能搭載で採点が楽しめる
気になる
- ・アーティストからステーション作成不可
- ・歌詞や番組名でも検索できるが、楽曲やアーティストによってはヒットしないこともある
LINE MUSICは、独自機能を楽しみたい人におすすめです。LINEプロフィールにBGMやMVの設定や、LINEの着信音・呼出音を設定できるLINE着うた®はLINE MUSICの独自機能。またカラオケ機能は比較したサービスのなかでも珍しく、採点までできるのはLINE MUSICだけでした。LINEスタンププレミアムのベーシックコースで使える、1,500万種類以上のスタンプが使い放題であることも魅力です。
配信曲数は1億曲以上あるため、好きな楽曲を見つけられるでしょう。音質は320kbpsで、空間オーディオには非対応。ただし空間オーディオ機能を利用するには、対応したイヤホンが必要になるので、イヤホンにこだわりがない人はLINE MUSICで問題ないでしょう。曲数や音質は比較したほかのサービスと大差がないため、選ぶ決め手には欠けますが、楽曲を楽しむには十分な実力といえます。
学割プランは小学生以上が対象なので、お得に音楽を楽しみたい中高生におすすめ。小学生以上の学生は月額480円で利用できますよ。ほかの音楽サービスでは学割の対象が大学生・専門学生に限定されるので、中高生でお得に利用したいなら候補に入れましょう。
SNSでの共有や1年の振り返りレポートなどの機能が豊富であることも魅力で、楽曲を楽しめる機能が備わっています。一方、検証では一部の邦楽アーティストが愛称でヒットしない、バンドメンバーの名前で楽曲がヒットしないことが分かり、検索の精度は上位のサービスに比べると物足りない結果に。また、アーティスト起点のステーション機能がない点も惜しいポイントです。
独自機能は魅力的なので、LINEの機能を存分に楽しみたい人にはおすすめ。とはいえ上位商品には、より検索精度やレコメンド機能が高いものがあります。曲を聴くときの快適さやレコメンド力を重視するなら、上位の音楽配信サービスも検討してみてください。
＜おすすめな人＞
- 曲数が多いサブスクを利用したい人
- LINEならではの機能を楽しみたい人
- 学割でお得に使いたい中高生
＜おすすめではない人＞
- 検索精度にこだわる人
- 好きなアーティストからおすすめの楽曲を提案してほしい人
マイベストが選ぶおすすめはこちら！各検証No.1アイテムをご紹介
実際にLINE MUSICと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのサブスク音楽配信サービスと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました！
LINE MUSICの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね！
LINE MUSICとは
LINE MUSICは、LINE株式会社が運営している定額制の音楽配信アプリです。2015年6月11日からサブスク型サービスを開始し、2021年5月20日時点でダウンロード数は4,000万を突破しています。
有料と無料のプランが存在し、無料のままでも利用は可能です。ただし無料プランでは、オンデマンド再生・プレイリスト再生・MVの再生・カラオケは30秒のみと制限がかかります。またLINEプロフィールのBGM・MV設定も月に1回だけになるので注意しましょう。
- オンデマンド再生（30秒）
- プレイリスト再生（30秒）
- MVの再生（30秒）
- 歌詞表示
- カラオケ（採点は有料プランのみ）
- お気に入り登録
- LINEやSNSへのシェア
- プロフィールBGM設定（月1回）
- プロフィールMV設定（月1回）
有料プラン限定の機能は、オフライン再生・LINE着うた®の設定・同期歌詞です。また、アプリ限定でカラオケの採点機能とLINEプロフィールのBGM・MV設定機能も。カラオケ機能自体は無料プランでも利用可能ですが、採点機能は有料プランでしか使えません。またPCで利用する場合は、ブラウザからの使用に限られるので、PCでアプリ限定機能は使えないことを覚えておきましょう。
検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説！
今回はLINE MUSICを含む、人気の音楽配信サービスを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 楽曲の豊富さ
- 楽曲の探しやすさ
- 料金の安さ
- レコメンド力
- 音質の高さ
- 新鮮な体験の豊富さ
LINE MUSICのよい点は5つ！
人気の音楽配信サービスを比較検証したところ、LINE MUSICには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
配信曲は1億以上！聴きたかった曲が見つかる
配信曲は1億曲以上と申し分なく、聴きたい曲が見つかります。最新のヒット曲からニッチなジャンルまで幅広いラインナップが揃っているため、気分や目的に合わせて自由に音楽を楽しめるでしょう。聴き慣れた曲を楽しむだけでなく、新しいアーティストや曲との出会いも期待できます。
しかしLINE MUSICに限らず、ほかの音楽配信サービスでも同様に楽曲数は充実していたため、配信曲数だけでは利用の決め手に欠けるでしょう。
スタンプ使い放題・カラオケ機能など独自特典が満載
LINEならではの楽しみ方ができる点が魅力。LINEプロフィールBGM・MV機能を使えば、お気に入りの楽曲をプロフィールに設定できます。友達がプロフィールを開いたときに曲が再生されるので、自分らしさを表現できますよ。また、LINE着うた®の設定を利用すれば、アプリ内の楽曲をLINEの着信音・呼出音に設定可能です。
どのプランでも、月額240円のLINEスタンププレミアムのベーシックコースで利用できる1,500万種類以上のスタンプが使い放題になるので、コスパの高さも際立ちます。さらにボーカルの声が消えてカラオケを楽しめる機能もあり、比較したなかでも採点機能が使えるのはLINE MUSICだけでした。ただし、アプリでのみ使用可能で、対応していない楽曲もあるので理解しておきましょう。
ほかにも、LINEでつながっている友だちが再生した楽曲を再生数順に表示するフレンズチョイス機能も。友だちの名前や個人情報は非表示なので、プライバシーにも配慮されています。LINEならではの独自機能を楽しみたい人にはおすすめです。
学割の適用範囲が広い！中高生は要チェック
学割の対象年齢が中学生から大学生までと非常に広い点が特徴。ほかの海外企業のサービスでは大学生や専門学生のみが学割対象であるのに対し、中高生も学割を利用できるのはLINE MUSICを含む一部のサービスだけでした。
料金はほかのサービスと同程度ですが、学生や一般ユーザーはLINE STORE経由での加入が最もお得です。また、最大6人まで登録できるファミリープランもあり、家族でアカウントを共有できるのもメリット。特に中高生のいる家庭におすすめのサービスといえるでしょう。
＜月額料金の価格一覧＞
- ファミリープラン 1,680円
- 一般 1,080円
- 学生 580円
＜LINE STORE経由での月額料金の価格一覧＞
- 一般 980円
- 学生 480円
歌詞表示・SNS共有などの機能も盛りだくさん
サブスクならではの新鮮な体験も充実。再生中の曲をLINEのタイムライン・Instagramのストーリーズ・Twitter・Facebookに投稿できます。ジャケット付きで投稿の背景を5種類から選択でき、動く背景にも設定可能。友だちに好きな楽曲をおすすめしたいときに便利でしょう。
歌詞表示機能も充実しており、タップでその歌詞の秒数に移動できるため、聴きたい部分まで飛ぶのに手間がかかりません。また人気曲の年間ランキングも発表されるので、流行りの曲を楽しめますよ。
公式解説は上位のサービスには備わっていますが、LINE MUSICにはなかったので、物足りなさを感じる人もいるでしょう。また一般ユーザーのコメント機能もありませんでした。しかし、LINE MUSICならではの魅力的な機能が豊富に用意されているので、満足度の高いサービスといえます。
＜LINE MUSICの機能一覧＞
- 1年間の振り返りレポート：〇
- 聴いている楽曲をリッチな状態でSNSに投稿：〇
- 歌詞表示：〇
- 公式解説：✕
- 音楽ライターや一般ユーザーのコメント：✕
音質は強いこだわりがなければ十分
音質は320kbpsで、空間オーディオには非対応ですが、強いこだわりがなければLINE MUSICで問題なく楽曲を楽しめるでしょう。なぜならハイレゾ音源は、AirPodsやBeatsのような空間オーディオに対応したイヤホンでしか楽しめないからです。
空間オーディオ対応はApple MusicとAmazon Music Unlimitedのみで、それ以外の音楽ストリーミングサービスは音質に大差ありません。こだわりがなく、手軽に音楽を楽しみたい人はLINE MUSICの音質で十分楽しめるでしょう。
LINE MUSICの気になった点は2つ！
LINE MUSICにはたくさんのよい点がある反面、気になる点も2つありました。利用を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
検索方法によってはヒットしないことも
検索機能の使い勝手は悪くありませんが、上位のサービスと比べると物足りない結果に。例えば一部の邦楽アーティストを愛称で検索すると、一般的な名称でなければヒットしませんでした。また、西川貴教と入力してもT.M.Revolutionの楽曲がヒットしないなど、バンドメンバーの名前で楽曲を検索しても見つからなかったため、少し劣る印象です。
検索時に見つけにくさを感じる場面もありますが、とはいえ音楽を楽しむうえでは大きな支障はないといえます。探している曲が見つからないときは、アーティスト名や曲名を正確に入力するなどの工夫をするとよいでしょう。
アーティスト起点のステーション機能はなし
新たな楽曲に出会うための機能は多いものの、ほかのサービスと比べると一歩およびませんでした。レコメンドプレイリストの数が多く、ユーザーの好みに合わせて幅広いジャンルの楽曲を提案するので、新しい音楽と出会える点は魅力です。
特定のアーティストから似た楽曲を自動で流すステーション機能がないことは惜しいポイント。ほとんどのサブスクにステーション機能が備わっているので、物足りなさを感じる人もいるでしょう。とはいえ、今聴いている曲に似たプレイリストが作成されたり、おすすめが更新されたりするので、新たなアーティストにも出会えるでしょう。
＜レコメンド力の検証結果一覧＞
- レコメンドプレイリストの有無：〇
→好みのアーティストだけを流すミックスから、複数のアーティストのミックスまであり - 特定のアーティストから似た楽曲をレコメンド：×
→アーティストからのプレイリスト作成はなし - 特定の楽曲から似た曲をレコメンド：〇
→「今聴いている曲に似たプレイリスト」を作成 - 特定の曲のあと、レコメンドしながら自動で無限再生：〇
→1曲だけ選んで再生した場合のみ - 再生画面でGOOD・BADを伝える：〇
→「いいね」と「いまいち」が可能
LINE MUSICの詳細情報
LINE MUSICLINE MUSIC
| 楽曲数 | 1億曲以上 |
|---|---|
| 最高音質 | ロッシー |
| 空間オーディオ機能 |
- 年間のまとめ機能
- 視聴可能プレイリストの種類
- ユーザー作成、公式作成
- エンドレス再生機能
- ダウンロード機能
- 通信量節約機能
- 料金
価格については、2025年03月04日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
初回1か月無料！
クレジットカード決済なら2か月無料！
良い
- ・LINEの着信音やプロフィールBGMをカスタマイズ可能
- ・学割プランが小学生以上で幅広く利用しやすい
- ・カラオケ機能搭載で採点が楽しめる
気になる
- ・アーティストからステーション作成不可
- ・歌詞や番組名でも検索できるが、楽曲やアーティストによってはヒットしないこともある
| 歌詞表示方法 | 自動スクロール、スクロールなし |
|---|---|
| 特典 | 対象LINEスタンプ使い放題 |
| 支払い方法 | クレジットカード、キャリア決済、LINEクレジット、LINE Pay、WebMoney、JCB PREMO、モバイルSuica、NET CASH、Bitcash、モバイル楽天Edy |
| SNS共有方法 | Twitter、LINE、Facebook、Instagram |
| 楽曲アーティスト解説方法 | |
| スリープタイマー機能 | |
| イコライザ機能 | |
| カラオケ機能 | |
| 音声アシスタント対応 | |
| PodCast | |
| 主な対応デバイス | iPhone、Androidスマートフォン、iPad、Androidタブレット、Mac PC、Windows PC |
| 無料版 |
LINE MUSICが向いていない人におすすめのサブスク音楽配信サービスは？
各サービスを検証した結果、LINE MUSICが向いていない人におすすめのサブスク音楽配信サービスをご紹介します。
YouTube Music Premiumはサブスク未解禁曲も聴ける！
YouTube Music Premiumは、聴ける曲の多さで選びたい人におすすめ。YouTubeにある音楽動画をアプリ内でバッググラウンド再生できるため、サブスク未解禁曲やライブ映像なども再生可能です。好きなアーティストがサブスク未解禁の場合でも、YouTube Music Premiumなら問題なく楽しめるでしょう。
公式の楽曲を見つけにくいことは懸念点ですが、歌詞の一部やテレビ番組名などからでも聴きたい曲を検索できる点は優秀。比較したサービスのなかでも豊富な音楽コンテンツを提供しているYouTube Music Premiumは、音楽好きの方にとくにおすすめです。
自分好みの曲に出会いたいならApple Music
知らなかった曲と出会う機能が豊富な点がApple Musicの魅力。再生履歴をもとに自分専用のプレイリストを自動作成します。またお気に入りの曲に加えておすすめの曲もMIXして再生する機能があるので、新しい発見があるでしょう。さらに、1年間の再生履歴をもとに、その年によく聴いた曲やアーティストを振り返られるのも特徴です。
iPhoneには元々アプリが入っている状態ですが、Androidデバイスでもアプリを入れれば利用可能。自分好みの曲に出会い飽きずに楽曲を楽しみたい人は、Apple Musicがおすすめです。
LINE MUSICの人気ランキングをチェック
アーティストのサイン入りグッズなどが当たるキャンペーンを実施していることも。豪華な賞品が当たるチャンスもあるので、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。
LINE MUSICのQ&A
LINE MUSICについてよくあるQ&Aをご紹介します。
無料トライアル期間はある？
LINE MUSICの無料トライアル期間は1か月間。さらにLINE STORE経由でクレジットカード決済すると、最大2か月間の無料トライアルを利用できます。無料プランでは、楽曲やMVの再生、カラオケは30秒までに制限されており、同期歌詞・オフライン保存機能・LINE着うた®の設定は利用できないので、注意しましょう。
SoftBank・Y!moblie・LINEMOのいずれかを利用するとお得になるチャンスも。はじめて「LINE MUSIC for SoftBank一般プラン／学生プラン」に加入する場合は、専用サイトから申し込むと、月額料金が6か月間無料になります。LINE MUSICを試したい人や、SoftBankグループのサービスを利用または検討している人には、ぜひ検討してみてください。
無料期間をすぎるとどうなる？
無料お試し期間をすぎると、登録したプランの料金が自動的に発生します。無料お試しに登録しただけでは料金は発生しませんが、期間が終了すると有料に更新されるため注意が必要です。
解約したい場合は、有効期限が終了する24時間前までに解約処理を行わなければなりません。また一度無料お試しを利用した場合、LINE MUSICを解約して同じLINEアカウントで再登録しても、無料お試しは利用できないので覚えておきましょう。
支払い方法は？
クレジットカード・キャリア決済・LINEクレジット・LINE Pay・WebMoney・JCB プレモカード・モバイルSuica・NET CASH・Bitcash・モバイル楽天Edyでの支払いが可能です。
LINEユーザーにとっては、LINEクレジットやLINE Payを使える点は大きなメリット。豊富な支払い方法が用意されているので、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
解約・退会の違いは？
LINE MUSICの解約と退会の手続き方法は異なります。解約とは自動継続をキャンセルすることで、プレミアムプラン解約後も有効期限まではサービスの利用が可能です。一方、退会はアカウントを削除することを指し、再ログインはできません。プロフィール情報や購入した楽曲も消えるので、間違えないように注意してくださいね。
解約方法は購入場所や決済方法によって異なるため、どこで購入したかを確認し、対応するサイトで解約手続きを行いましょう。退会はプランを解約し、保有しているチケットの有効期限が終了したあとに可能です。
退会手続きはLINE MUSICアプリのアカウント管理画面から行えます。ただし、一度退会すると再度同じアカウントは使用できません。解約と退会の違いを理解したうえで、自分に合った手続きを選択しましょう。
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