細い葉で本物のような質感に近づけたと謳う、タンスのゲン 超リアル極細人工芝。「厚みがあってふかふか」「大雨のあとも水はけがよかった」と評判ですが、なかには「密度が低い」という口コミもあり、購入を迷う人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、タンスのゲン 超リアル極細人工芝を含む人工芝全17商品を実際に使って、見た目のリアルさ・触り心地・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
タンスのゲン 超リアル極細人工芝は、青々とした人工芝を使いたい人におすすめ。全体的に鮮やかな色味で、実際に見た目をチェックした10人のモニターからは「春の芝生のような色合い」という声が出ました。比較した商品にはプラスチック特有のテカリで人工的な印象のものがあるなか、こちらはつやが抑えられており自然に見えます。
屋外の設置に適した機能性も見逃せません。雨水を外に逃がす透水穴や、日焼けによる劣化を防ぐUV加工が施されていました。室内使用向きの静電気防止加工や防炎加工はないものの、庭やテラスで使うならおおむね問題ないでしょう。
実際の手触りはややチクチクするものの、さらっとしておりモニターの満足度も高めです。一方で、ぎっしり詰まったような見た目ですが、「スカスカしている」との意見も。寝ている芝が多いためか、見た目の密度とのギャップがありました。
また、口コミには「厚みがあってふかふか」とありましたが、実際のクッション性に満足したのはモニター10人中2人のみ。パイルの長さは35mで、比較では30~35mm程度の商品が適度なクッション性を感じられる傾向にありましたが、「もう少し厚みがほしい」という意見が多めでした。極端に薄いわけではないもののラグを敷いたようなボリュームは感じにくいかもしれません。
見た目の鮮やかさにこだわりたい人にはよいですが、ふかふかな手触りや厚みを重視する人や、よりリアルなつくり・高い機能性を重視する人はほかの商品もチェックしてみてください。
実際にタンスのゲン 超リアル極細人工芝と比較検証を行った商品のなかで、クッション性の高い手触りや機能性、よりリアルさを求める人におすすめの商品をピックアップしました。
高い評価を獲得したなかには、ふわふわした触り心地でチクチク感が気になりにくい商品や、適度な柔らかさがあるうえ、より天然芝に近いリアルさを感じられるものも。多少高価ですが、ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも人工芝とは、天然の芝生に似せて作られた芝生のこと。水やりや芝刈りがいらず枯れる心配もないので、手間なくきれいな庭をキープできるのが魅力です。
今回ご紹介するタンスのゲン 超リアル極細人工芝は、極細パイル(人工芝の芝草状の部分)を高密度で敷き詰め、天然の質感を再現したと謳う一品です。
パイルが抜けにくいよう、ベースの布の下にラテックス加工を施しています。長く快適に使えるよう配慮が感じられますね。
敷く場所に合わせてカットできるロールタイプで、サイズは幅1×奥行10m。重量は約21kgあります。
施工に必要なU字固定ピンと、人工芝の下に敷く防草シートが付属するのも便利なポイントです。スムーズに作業に取り掛かれますよ。
まずは、見た目のリアルさの検証です。男女10人のモニターが、芝の色合い・質感・密度をチェック。人工感が少なく、天然芝に近いものを高評価としました。
比較したなかでパイルに3色以上使っている商品は、よりリアルに見える傾向に。本商品も3色を組み合わせ、青々とした芝生を再現していました。
<色合いの自然さのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
つや消し加工が施されており、不自然なテカリも感じません。ライトや日光の反射が少なく、人工芝特有のプラスチック感を最小限に抑えられていました。モニターからも好意的な声が多く、10人中7人が「本物のような質感」と回答しています。
全体的に寝た芝が多いぶん、あまり隙間がないように見えました。比較したなかには地が透けるほど密度の低いものがあったことを思うと、見た目の密度の自然さも悪くありません。
<質感の自然さのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、触り心地の検証です。
男女10人のモニターが商品に触ったり座ったりしたときに、手触りがよいか・クッション性があるかを確認しました。あわせて、芝の密度が高いか・芝が寝ても起きやすいかも評価しています。
ただし、「チクチクする」という意見が出ていたのは気がかり。各商品を見比べると、葉先がC型の芝のほうが手触りがよく感じました。対して、本商品の葉先はI型で尖っているので、やや刺激を感じやすいといえます。
<手触りのよさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
クッション性に満足したのは10人中2人のみでした。
パイルの長さは35mm。比較では30~35mm程度の商品が適度なクッション性を感じられる傾向にありましたが、モニターからは「もう少し厚みがほしい」「衝撃を吸収できなさそう」との声が出ました。
極端に薄いわけではありませんが、ラグを敷いたようなボリュームは感じにくいといえます。よりふかふか感を重視する人は、パイル長が40mm以上のものを選びましょう。
<クッション性のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
芝密度は43万本㎡と、情報が公開されていた商品のなかでは高め。しかし、見た目と実際に触れたときの感覚にややギャップがあり、「密度が低い」という口コミにも頷ける結果になりました。
比較的長い芝は寝てもすぐ起き上がるものの、もともと寝ていた芝を起こすのは時間がかかる傾向が。「起こしてもすぐ戻る」と指摘した人もおり、芝の起きやすさはまずまずといえます。
<触ったときの密度の高さのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後は機能性をチェックしました。備わっていたのは以下のとおり。比較した商品のなかで珍しい機能はないものの、必要十分な機能はあるといえます。
透水穴があるため多少雨が降っても水たまりになりにくいほか、UV加工済みなのもうれしいポイント。比較した商品には日焼けによる劣化を防げないものがあるなか、紫外線に強いので、屋外に敷いても長持ちするでしょう。
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 35mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1m |
---|---|
長さ | 10m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
タンスのゲン 超リアル極細人工芝は、ダンスのゲンの公式サイトで販売しています。そのほか、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、大手ECサイトでの販売も確認できました。
価格は税込11,500円(執筆時・公式サイト参照)です。公式サイトでは送料が無料なので、購入を考えている人はぜひチェックしてみてください。
タンスのゲン 超リアル極細人工芝の施工方法は、以下のとおりです。一見難しそうな人工芝の設置ですが、手順を頭に入れておけば簡単に施工できます。
<施工手順>
①下地をならし、雑草や小石を取り除く本品には防草シートやU字ピンがセットに含まれているので、すぐに施工に取りかかれますよ。なお、コンクリートの上に敷く場合は、U字ピンではなく人工芝用の両面テープを使ってください。
人工芝は、天然芝と比べると頻繁にメンテナンスをする必要はありません。しかし、何もケアをしなかったり設置が適当だったりすると見た目が悪くなることも。そこで、人工芝をきれいに保つためのポイントを2つご紹介します。
1つ目は、人工芝の葉の向きをそろえて設置すること。向きを同じにすると、ナチュラルな見た目になりますよ。
2つ目は、定期的に芝をブラッシングすること。人工芝は、放置していると徐々に芝が倒れてきます。倒れている方向と逆向きにブラッシングし、きれいな状態をキープしてください。
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