汎用マウントを使えばスマホケースを変えなくても使えると話題の自転車用スマホホルダー、TiGRA Sport FitClic NEOシリーズ。ネット上では「長距離や段差を走ってもズレない」「スマホの着脱が簡単」と評判です。しかし、「ホルダーを固定しにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TiGRA Sport FitClic NEOシリーズを含む自転車用スマホホルダー全19商品を実際に使って、ホルダーの取りつけやすさ・スマホの着脱のしやすさ・ホルダーの安定感・スマホの使いやすさ・見やすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ホルダーの取りつけも説明書どおり簡単で、工具は不要。口コミとは異なり簡単に設置できました。ステムへの設置も可能で、比較した全商品のなかでも約2割しかなかった取りつけの自由度が高い商品に該当しています。幅広い種類の自転車で活躍するでしょう。
画面は縦・横の両方で使えるうえ、スマホのタッチ操作も問題なく行えます。比較したなかにはホルダーが画面を覆いスマホを操作しにくかった商品があったのに対し、ホルダーがスマホの背面にあるため操作する手の動きを妨げません。充電もできるので、走行中も普段と同様に使えそうです。
装着は、ホルダーと専用ケースをマグネットでくっつける仕組み。口コミのように、使用したモニターからは「台座がホルダーに吸いつき、一発で装着できる」と好評でした。取り外しレバーはやや硬いため、使いはじめは外しにくさを感じる可能性も。ただ、慣れてしまえば問題ない程度といえます。
角度を細かく調節できないのは惜しい点ですが、画面を隅まで見やすいのは利点です。ホルダーによる影や反射もなく、視界の邪魔になりませんでした。汎用マウントを選べばスマホケースのまま使えるため、この機会にぜひ検討してみてくださいね。
実際にTiGRA Sport FitClic NEOシリーズと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
TiGRA Sport FitClic NEOシリーズよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Peak Design
マグネットで簡単着脱!シンプルなデザインが魅力
Rec Mount
スポーツバイクにおすすめ。見やすい位置に固定でき汎用性も高い
自転車用スマホホルダーは、サイクリング中でもルート検索や通知確認を即座に行えるのがメリット。ポケットやバッグなどからスマホを取り出す手間が省けるため、便利グッズとして愛用されています。
今回ご紹介するTiGRA Sport FitClic NEOシリーズもそのひとつです。専用ケースまたは汎用マウントにより、すべてのスマホに対応しているのが魅力。お使いのスマホケースにU-TAGシートを張りつければ、ケースのサイズを考慮する必要がなくスマホケースを変えずに使えます。
TiGRA Sportは、2005年に誕生したバイクマウントブランド。デザインに加えて安全性や品質基準にも重点をおき、自転車・バイク・車・ランニング用などのスマホホルダーを多数展開しています。
スマホホルダーの材質には樹脂を使用。専用ホルダーとの接合部にはマグネットを取り入れています。
iPhone各種の専用ケース・汎用マウントを用意。汎用マウントはご自身のスマホケースにU-TAGシートを貼りつけて使用します。ホルダーはハンドルの上に取りつける仕様です。
対応ハンドルバー径は20〜45mm。一般的な自転車から径の太いロードバイクまで、幅広く使えるのがうれしいですね。
セットには、スマホケース・ホルダーパーツのほかに、スペーサー・六角レンチを付属。取りつけの際も活用できるでしょう。
ホルダーの重量は53.7g。汎用マウントのサイズは、幅52×奥行72×厚み5.5mm・13gです。ポケットなどに入れていてもかさばりにくいよう、薄く仕上げました。
同シリーズはほかにも、Google Pixel・Galaxy・Huaweiなどの専用ケースつきの商品も販売されています。専用ケースは選べるので、お使いの人はチェックしてみてくださいね。
今回はTiGRA Sport FitClic NEOシリーズを含む、自転車用スマホホルダー全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、ホルダーの取りつけやすさの検証です。工具は必要か・説明書どおりスムーズに取りつけられるかをチェックし、評価しました。
その結果、工具いらずで簡単に取りつけでき、比較した全商品のなかでもトップクラスの評価を獲得。「ホルダーを固定しにくい」との口コミとは異なり、説明書どおりスムーズに進められました。
加えて、フロントフォークとハンドルを繋ぐパイプ状の部品、ステムにも設置可能。取りつけの自由度が高く、比較したなかのわずか約2割の商品に該当しました。幅広い自転車に対応できるでしょう。
次に、スマホの着脱のしやすさの検証です。
6人のモニターに協力を仰ぎ、実際に商品を使用してスマホのつけ外しを実施。簡単で素早い着脱ができるかを評価しました。
ホルダーと専用ケースはマグネットでくっつく仕様ため、装着はかなりスムーズです。使用したモニターからは、「台座がホルダーに吸いつき、一発で装着できた」といった満足の声が並びました。
一方、取り外しのレバーが硬い点はネック。そのためか「着脱しやすい」と回答したモニターは6人中2人にとどまりました。比較した商品には少しの力で簡単に取り外せるものもあったなか、「ロック操作とレバーを引く操作があり、両手を使わないといけない」との指摘もあがっています。
しかし口コミのように装着は非常に簡単なので、出発に時間をかけたくないときに重宝しますよ。
<スマホの着脱のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、ホルダーの安定感を検証しました。
高さ2cmに設定した段差のある道を、ロードバイクに乗り速度30km/hで2回走行。スマホ・ホルダーがズレずに安定しているかを評価しました。
また、ホルダーの剛性についても調査。商品にスマホを装着した状態で上から5Nの圧力を与え、スマホのたわみを確認しました。
ホルダーの安定感は、比較したなかでもトップレベルの高評価。凸凹のある路面を走っても、口コミどおりスマホやホルダーはまったくズレませんでした。専用ケースにマグネットがしっかりくっつき、スマホの滑りもみられません。
本商品の材質は樹脂製。比較したなかでも滑りやすい傾向があったシリコン製の商品とは異なり、安定力の高さを発揮しました。スピードが速い本格的なサイクリングにも活躍するでしょう。
装着したスマホに圧力を加えてもまったく動かず、剛性の高さも優秀。走行中のリスクにも対応できそうです。
最後は、スマホの使いやすさ・見やすさの検証です。
実際にスマホを商品に装着し、画面は縦横どちらでも使えるか・スマホの操作や充電ができるかに着目。また、画面全体がしっかり見えるか・角度調節は360度可能か・ハンドルより前の取りつけが可能かについても確認しました。
スマホの使いやすさも、非常に優秀な評価を獲得しました。画面は縦・横の両方に対応し、瞬時に切り替え可能。そのまま充電できるのもうれしいポイントです。
スマホ画面のタッチ操作も問題ありません。比較したなかにはホルダーが操作の妨げになってしまった商品があったのに対し、操作への支障はなくいつもと同じように使えました。
スマホの見やすさはまずまずの評価です。ホルダーがスマホの背面にあるため、画面は全体的に見やすく、影や反射が視野を妨げることはありませんでした。
ただ、画面の細かな角度調節や、ハンドルより前側への設置は不可。比較した画面の角度を360度調節できる商品と並ぶと、物足りなさは否めない結果です。
ホルダーの取りつけ時に、あらかじめ見やすい角度や位置を決めておけば問題なく使えるでしょう。
対応スマホサイズ | iPhone各種に専用ケース・汎用マウントあり |
---|---|
ハンドルバー径. | 20〜45mm |
良い
気になる
素材 | 樹脂、マグネット |
---|---|
収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | スペーサー、アレンキー(六角レンチ) |
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TiGRA Sport FitClic NEOシリーズは、公式サイトにて購入可能。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売中です。
専用の防水ケースも用意されています。雨の日のサイクリングにも使えるため、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
自転車用スマホホルダーを使用すれば、走行中もすぐにスマホを確認できるメリットがあります。しかし、走行中の操作や注視(じっくり見ること)は絶対にしてはいけません。思わぬ事故につながったり、法律・条例違反になる場合があるので注意が必要です。
自転車は、2秒間に10〜20mも進みます。想像よりもスピードが出ていて、気づいたときには事故を起こしてしまったということになりかねません。スマホ操作は、必ず停止して行いましょう。
最後に、スマホの着脱の頻度が多い人におすすめの商品をご紹介します。
少しでも早くスマホをつけ外ししたいなら、Kaedearのクイックホールド手裏剣がおすすめ。スマホをホルダーに押し込むことで固定し、外し方もレバーを握るだけの簡単設計です。凸凹道でも安定をキープでき、画面が見やすいよう360度調節ができる点も魅力ですよ。
縦長スマホでも使いやすい商品なら、Lamicallの自転車 スマホ ホルダーがおすすめ。両サイドからスマホを挟み込むつくりが特徴です。着脱方法は、上からスマホを差し込みレバーを倒すだけ。角度調節が自由にできるため、画面も見やすいですよ。街乗りがメインの人に向いています。
対応スマホサイズ | 4~7インチ |
---|---|
ハンドルバー径. | 12.7mm、22.0mm、25.4mm、31.8mm |
良い
気になる
素材 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | バーマウント、ミラーマウント、径変換アタッチメント、2mmラバーテープ、取り付け工具(六角レンチ)、日本語説明書 |
Kaedear クイックホールド手裏剣 KDR-M22Cをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対応スマホサイズ | 4.7~7インチ |
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ハンドルバー径. | 14~40mm |
良い
気になる
素材 | ABS樹脂、EVA樹脂マット |
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収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 |
Lamicall 自転車 スマホ ホルダー 2023をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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