「登山では安いレインウェアはNG」「ゴアテックスが最強」「実はレインウェアはいらない」…。登山用のレインウェアをめぐっては、様々な意見があります。しかし、耐水圧や透湿度といった具体的な数値をもとにした比較は少なく、自分に合った商品選びが困難ですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の登山用レインウェア16商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの登山用レインウェアをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストな登山用レインウェアは「初心者の最初の1着として最適で、中・上級者へステップアップしても満足できるレインウェア」。徹底検証してわかった登山用レインウェアの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。日本の山々だけでなく、海外の山々(アフリカ最高峰キリマンジャロ・南米最高峰アコンカグア)への登山経験を経て、2017年から富士山の登山ガイドを開始。2019年4月に日本山岳ガイド協会登山ガイドステージI資格、2022年4月に登山ガイドステージII資格を取得し、専業ガイドに。執筆協力本「No.1登山アプリのユーザーの声から生まれた YAMAP山登りベストコース 関東周辺版」発売中。オートキャンプインストラクター資格所持。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
防水性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「台風並みの暴風雨(30m/s、30mm/h)でも中が濡れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
蒸れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「夏の雨の日の樹林帯をレインウェアを着用しながら中程度の強度で1時間行動しても、なかのウェアが汗でびしょ濡れにならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1gでも荷物を減らしたい山行でもためらわずに持っていける重量で、収納しやすい機能がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「夏山登山で快適に使用できる機能が網羅され、ユーザーに配慮した独自の工夫がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐久性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「藪漕ぎなどのハードな登山を中心に、2シーズン使用しても壊れない耐久性がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
「晴れ予報の日しか登らなくても、レインウェアは必要?」「100円ショップやホームセンターのビニールカッパじゃダメ?」と疑問を抱く人は多いでしょう。その疑問に端的に答えるなら、登山に専用のレインウェアは必須です。
山の天候は急変しやすく、たとえ晴れ予報でも局所的に雨が降ることは珍しくありません。雨が降ったとき、専用のレインウェアがないと体が濡れて低体温症になるリスクが高まります。ビニールカッパでもある程度雨を防げますが、内部が蒸れて自分の汗でびしょ濡れになるため、結果的にあまり意味を成しません。
なお、登山中のアウターには以下の選択肢もあります。
様々なシチュエーションに対応できる万能性から、まずはレインウェアを購入するのがおすすめですが、レインウェア以外のアウターもあると登山がより快適になるメリットも。それぞれ別のコンテンツで紹介しているので、参考にしてくださいね。
「レインウェアは自分の命をも守るもの」という認識で、できる限り性能がよいものを選んでください。性能がよいレインウェアなら、雨が降っていない時でも稜線の強い風を防いで快適に歩けるというメリットもあります。
登山中の雨は、想像以上に冷たく辛いもの。何時間も水のシャワーを浴びながら、扇風機の風を受け続けるような状況も少なくありません。
私は2,000円ほどのホームセンターのカッパから、5万円を超える高級レインウェアまで、個人的に十数種類のウェア・素材を試してきました。はじめは「高すぎる」と感じる商品もありますが、それだけの価値がある道具ですよ。
ゴアテックス(Gore-Tex)は、レインウェアなどに用いられる高性能な素材のこと。メンブレンといわれる薄い特殊な膜を使用し、水を通さず水蒸気だけを通す防水透湿と呼ばれる性質をもつことが最大の特徴です。現在の高性能レインウェアの先駆けであり、今もなおレインウェア界のトップラインに君臨しています。
現在では、様々なアウトドアメーカー・生地メーカーが独自の防水透湿素材を開発。ゴアテックスよりも低価格なものや、ある面では性能的に勝っているものもあります。しかし、シーンと使い方によって向き不向きが分かれるため、最強のレインウェアは存在しません。
今回の比較では、ゴアテックス以外の各社の独自素材もランキングに追加。素材ごとのよしあしが表れているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ゴアテックスは加水分解しないため長持ちする傾向があり、「ゴアテックスが最強」「10年以上使える」という論調を後押ししていました。しかし、近年の脱フッ素化の影響でゴアテックスのメンブレンの素材がePTFE(テフロン系)からePE(ポリエチレン系)に変更され、今後は耐久性が少し落ちるとされています。
なお、現実的にはメンブレンよりもシームテープの接着剤が先に加水分解で劣化する場合が多く、メンブレンによる差が出る前に全体が劣化することも。一生ものとは考えず、ある程度は実用品として割り切って購入するのがおすすめですよ。
登山用レインウェアを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
レインウェアに求められる性能で、最も重要なのが「濡れず、蒸れない」こと。
濡れにくさ(防水性)を高めるとウェアの内部に湿気がこもりやすく、蒸れにくさ(透湿度)が悪化する傾向があるため、この2つの数値をいかに両立するかが重要です。
防水性の高さを表す指標のひとつが耐水圧。耐水圧とは水の浸み込みにくさを表す数値で、数値が高いほど防水性が高いことを示しています。
登山用レインウェアの耐水圧の目安は10,000mm。耐水圧が10,000mmあれば大雨でも耐えられるといわれており、一般的な登山で使用する範囲では十分役割を果たします。理想的な耐水圧は20,000mm以上で、嵐にも耐えられるといわれる水準。山頂や稜線上などで激しい風雨に打たれたときも、雨水が浸み込まない性能といえます。
なお、レインウェアの防水性は、生地以外のポイントも重要です。縫い目やファスナーは浸水しやすいポイントで、止水テープや止水ファスナーを使用し水が入らないつくりであることが欠かせません。今回検証したすべての商品は大きな問題がありませんでしたが、購入前に必ずチェックしましょう。
ウィンドブレーカーとレインウェアの最も大きな違いは耐水圧の差。ウィンドブレーカーは風を防ぐ性能に特化したウェアなので、防水性はそれほど高くありません。
撥水性を備えたウィンドブレーカーは多いものの、撥水性はあくまで水を弾く能力なので、水の浸み込みを防ぐ防水性とは異なります。本格的な雨に打たれれば、水が浸み込んでしまうでしょう。耐水圧が高いことが、レインウェアを選ぶ大きな理由です。
検証では、耐水圧を専門機関で実測しました。各社が公開している耐水圧はメンブレンの参考値であることも多く、製品としての性能を示していない場合があるためです。
耐水圧を実測した結果、公称値から大きく乖離している商品も。実測値をもとにランキング化しているほか、詳細情報に実測値を公開しているので、選ぶときの参考にしてくださいね。
蒸れにくさを表す重要な指標が透湿度。透湿度は水蒸気を通す性質(透湿性)の高さを示す数値で、こちらも数値が高いほど蒸れにくいことを表しています。
透湿度は高いほどよいものの、技術的な限界も。ひとつの目安となるのが、5,000g/m2/24hです。現在流通している防水透湿素材のなかで、5,000g/m2/24h程度の透湿度があればかなり高性能といえます。また、人間が1日にかく汗の量と生地の布面積から概算すると、5,000g/m2/24h程度の透湿度があればレインウェアを1日着続けても湿気が内部に残らない性能です。
なお、透湿度を計測する方法は様々で、計測方法によって数値が大きく異なります。各メーカーが公開している数値は計測方法が統一されていないため、一概に公称スペックを比較できません。mybestでは、実際の使用環境に近いJIS L 1099 A-1法(通称A-1法)で透湿度を計測しスコアリングしているので、数値を比較する際は詳細情報の実測値をご覧ください。
また、蒸れを軽減するためには、ウェア内部にこもった熱気を換気できるベンチレーションの有無や、汗をかきにくい涼しさをキープできることも重要なポイント。ベンチレーションはわきの下に採用されていることが多く、雨が入りにくいうえ太い血管の近くを冷やせるので効果的です。また、生地が分厚すぎると保温力が過剰になり、汗をかきやすくなることも。総合的な蒸れにくさをランキングに掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
厚着をしたり激しい運動をしたりすると、自然乾燥の量を発汗量が上回るためどんなレインウェアでも一度は蒸れます。しかし、蒸れるまでの時間や蒸れてから快適な状態に戻るまでのスピードに差があるため、できる限り透湿度が高い商品を選ぶのがおすすめです。
また、着用時の「蒸れ感」は、レインウェアの裏地の素材や中に何を着るかによっても大きく異なります。裏面にニット生地や凹凸加工を採用しているものは、肌離れがよく蒸れを感じにくいことがメリットです。また、メリノウール製のインナーは汗で濡れたときの冷たさ(汗冷え)を感じにくいため、蒸れても快適さを維持できますよ。
登山で快適に使うためには、登山向きの機能が欠かせません。とくに注目したいポイントは、フードとポケットです。
登山では基本的に傘を差さないため、性能が高いフードが必須。フードは雨水を防ぐだけでなく、視界を確保する役割も担っている重要なパーツです。
チェックするポイントの1つ目が、調整のしやすさ。顔周りのフィット感はもちろん、フードの深さや大きさを細かく調整できるものがおすすめです。また、フードは自分では見えないため、手探りでも簡単に調整できるつくりであることが欠かせません。ランキング上位の商品は片手でゴム紐を引っ張るだけで調整できるため、素早く簡単にフィットさせられます。
また、ヘルメットの上から着用できるかも重要。低山ではヘルメットを着用する機会はまれですが、レベルアップするにつれヘルメットが必須となります。将来的にも活躍するウェアを選ぶなら、ヘルメットを着用したまま使用できるかは要チェックですよ。
山では突然大雨が降り出すので、素早く着用してフィットさせられるかが大切です。試着する際は、できるだけリアルな使用環境を想像してフードも試してください。
フードをフィットさせても、顔を伝ってウェア内部に入る雨水を完全には防げません。雨が強いときは、バンダナや薄手のネックゲイターを着けて首元をふさいでおくと、ウェアの浸水を遅らせられます。
ポリエステルなどの化学繊維は首に張りつき不快感が強いので、濡れたときの不快感が少ないメリノウール製がおすすめです。
初心者ほどチェックしてほしいポイントが、ポケットの位置と使い勝手。ポケットがザックと干渉しない位置で、大型のものがおすすめです。
登山用に作られていないレインウェアはポケットの位置が低く、ザックのウエストベルトと干渉します。ザックと干渉するとポケットがほとんど使えず余計な重量になるだけでなく、ザックの背負い心地が悪くなることも。ポケットの位置が一般的なジャケットよりも高い位置のものを選びましょう。
また、雨の日はザックにレインカバーを装着するので、荷物の出し入れが面倒です。雨の中でザックを開閉すると、荷物が濡れる原因にもなります。使いやすく大型のポケットがあれば、様々な荷物を収納できるので便利。もちろんポケットは、レインウェアを防寒着として使用するときもスマホや補給食を収納するのに役立ちますよ。
ポケットの中は、基本的に防水ではないことに注意。スマホやモバイルバッテリーなどの電子機器を入れるときは、ジップロックなどで防水処理してから入れるか、あらかじめザックの中にしまっておきましょう。
初心者におすすめなのは300g前後のウェアで、軽さと保温力・耐久性のバランスが優れていることが魅力。汎用性が高いこともメリットで、夏山登山だけでなく残雪期の登山や沢登りにも対応できます。
一方で、機動性を重視する中・上級者には200g前後のウェアがおすすめ。200g前後のウェアなら非常に持ち運びやすく、荷物を減らしてスピーディに山を楽しめます。U.L.ハイクに興味がある人や、暑い真夏の登山がメインの人も、200g前後の軽量ジャケットを選択肢に入れるとよいでしょう。
軽いウェアのほうが持ち運びが楽ですが、軽いぶん防水性・耐久性が犠牲になっていることも少なくありません。初心者は基本に忠実に道具をそろえたほうが失敗しにくいので、まずはバランスがよい300g前後のウェアを購入しましょう。
レインウェアのトレンドは軽量化。U.L.スタイルがブームとなり、山と道などの人気ブランドも登場しました。100g程度の超軽量なレインウェアもあり、選択肢が広がっています。
しかし、超軽量なジャケットはほかのウェアとの組み合わせや使い方を理解しないと、期待通りの性能を発揮できないことも。尖った性能のレインウェアに手を出すのは、インナーウェアや中間着(インナーとアウターの間に着るウェア)も高性能なものをそろえてからにしましょう。
登山用レインウェアにおいて、カラーは性能の一部。もしもの遭難時に救助隊から発見されやすいよう、目立つカラーのものがおすすめです。
森の中でもっとも目立つ色は、赤や黄色。青系のカラーも森に存在しない色なので目立ちますが、暗い時間や日陰では目立ちにくくなるのがデメリットです。緑や茶色は迷彩効果が発揮されて非常に見つけにくく、黒も陰に紛れるため目立ちません。もちろん、普段着としても使いたい場合などファッション性も考慮して選ぶのも間違いではありませんが、登山用に向いているかを検討したうえでカラーを選びましょう。
また、レインウェアの性能を十分発揮するためには、自分の体に合ったサイズ・シルエットであることが欠かせません。身幅や裄丈(袖の長さ)が自分の体に合っているかを確認しましょう。身幅はチェストの半分+10cm程度、裄丈は首の付け根~手首の長さ+5~6cm程度が適切です。詳細情報に実測の数値を掲載しているので、メーカーのサイズ表とあわせて購入時の参考にしてください。もし迷ったときは、寒い季節に中に着込んで使えるよう大きめのサイズを買っておくと後悔しにくいでしょう。
欧米のメーカーはSサイズが日本人のMサイズ相当になっており、 メーカーによって同じサイズでもフィット感は異なります。試着してフィット感を確認しておくと、山のなかでも快適です。
派手なカラーは敬遠されがちですが、山の中で写真を撮ると派手なほうが映えます。山のなかでカッコよく写真に写りたい人にも、派手なカラーがおすすめですよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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防水性の高さ | 蒸れにくさ | 持ち運びやすさ | 使い勝手のよさ | 耐久性の高さ | 穴あき強度(実測) | 身幅(実測) | 裄丈(実測) | 着丈(実測) | 重量 | 重量(実測) | 素材 | 耐水圧 | 耐水圧(実測) | 透湿度 | 透湿度(実測) | 収納袋付き | ベンチレーション付き | フードの調整機能 | ヘルメットの上から被れるフード | メンブレン | ||||||
1 | モンベル mont-bell|ストームクルーザージャケット | ![]() | 使う人・シーンを選ばない。登山用レインウェアの決定版! | 4.16N | 57cm | 88cm | 68cm | 254g | 255g(Lサイズ) | ゴアテックス、ナイロン | 50,000mm以上 | 26,013mm | 35,000g/m2/24h | 6,504g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | GORE-TEX | |||||||||||
2 | finetrack エバーブレス|フォトンジャケット | ![]() | 圧倒的な透湿性!蒸れにくく使いやすい万能レインウェア | 2.79N | 62cm | 90cm | 67cm | 295g | 288g(Lサイズ) | ナイロン | 20,000mm | 13,001mm | 10,000g/m2/24h | 9,240g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | エバーブレス | |||||||||||
3 | Mammut Sports Group MAMMUT|Convey Tour HS Hooded Jacket|1010-28451 | ![]() | 防水性・透湿性を両立!幅広いシーンで活躍する高性能ウェア | 1.40N | 51cm | 91cm | 71cm | 330g | 304g(EU Sサイズ) | ゴアテックス、ポリエステル | 28,000mm | 31,010mm | 公称値なし | 6,168g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | GORE-TEX | |||||||||||
4 | MILLET MOUNTAIN GROUP ティフォン50000ストレッチジャケット | ![]() | しなやかな着心地と細身のシルエットが魅力。街中でも活躍 | 2.33N | 63cm | 90cm | 73cm | 304g | 325g(EU Mサイズ) | ナイロン | 20,000mm | 24,004mm | 50,000g/m2/24h | 3,024g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | DRYEDGE TYPHON 50000 | |||||||||||
4 | パタゴニア・インターナショナル・インク patagonia|メンズ・グラナイト・クレスト・レイン・ジャケット | ![]() | 着心地がよく耐久性が高いが、やや重い点がネック | 2.57N | 60cm | 93cm | 78cm | 400g | 378g(EU Sサイズ) | ナイロン | 20,000mm | 26,013mm | 公称値なし | 3,432g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | H2No | |||||||||||
6 | モンベル mont-bell|サンダーパスジャケット | ![]() | 「とりあえず1着」ほしい人に。防水性の高さと丈夫さが魅力 | 4.36N | 64cm | 88cm | 69cm | 325g | 327g(Lサイズ) | ナイロン | 20,000mm以上 | 33,008mm | 15,000g/m2/24h | 3,168g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | ドライテック | |||||||||||
6 | ゴールドウイン THE NORTH FACE|ベンチャージャケット | ![]() | 軽さと使いやすさを両立。夏用シェルや2着目の軽量シェルに | 1.49N | 56cm | 90cm | 70cm | 225g | 218g(Lサイズ) | ナイロン、ポリウレタン | 公称値なし | 16,010mm | 公称値なし | 4,680g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | HYVENT | |||||||||||
8 | コロンビアスポーツウェアジャパン マウンテンハードウェア |スレショルドジャケット | ![]() | 防水性が高いことが魅力だが、やや蒸れやすい点がネック | 3.38N | 58cm | 93cm | 73cm | 362g | 366g(EU Mサイズ) | ナイロン | 公称値なし | 34,008mm | 公称値なし | 2,424g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | Dry Q | |||||||||||
9 | エイアンドエフ OUTDOOR RESEARCH|ヘリウムレインジャケット | ![]() | 超軽量でパッカブル。U.L.で山を楽しみたい人はコレ | 2.65N | 51cm | 91cm | 71cm | 176g | 171g(Mサイズ) | ナイロン | 公称値なし | 12,002mm | 公称値なし | 3,984g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | Pertex Shield | |||||||||||
10 | Columbia Sportswear Columbia|ワキーナ・フォールズ 3L シェル|WE9943 | ![]() | 防水性が高く着心地がよい。しかし持ち運びにくい点がネック | 4.17N | 57cm | 88cm | 71cm | 公称値なし | 406g(Lサイズ) | ポリエステル | 公称値なし | 33,008mm | 公称値なし | 3,504g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) | オムニテック |
重量(実測) | 255g(Lサイズ) |
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耐水圧(実測) | 26,013mm |
透湿度(実測) | 6,504g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | GORE-TEX |
良い
気になる
モンベルは日本の総合アウトドアブランド。なかでも登山用品は高い人気を誇り、初心者から上級者までが愛用するブランドです。「ストームクルーザージャケット」は、レインウェアの定番かつ王道ともいえる商品。ゴアテックスのC-KNITを使用しており、豊富なカラー・サイズのバリエーションがあります。
実測値の耐水圧が26,013mm、透湿度が6,504g/m2/24hと、どちらも高い数値を記録。「濡れにくく蒸れにくい」というレインウェアの理想形を体現している商品といえるでしょう。大雨でも水が浸みないうえ、運動時の汗が素早く排出されるため、雨天で運動し続ける登山にぴったり。また、ゴアテックスのC-KNITは裏地がニット生地なので肌離れがよく、汗をかいたときに生地が張りつく不快感が小さいことも特徴です。縫い目を隠すシームテープや止水ファスナーも品質が高く、細部に至るまできれいな仕上がりでした。
Lサイズで実測255gと軽量で持ち運びやすいうえ、保温力・耐久性が確保できていることもメリット。軽さを過度に追及するとほかの性能が低下しますが、ストームクルーザージャケットは軽量性以外の性能を犠牲にしないギリギリの軽さで作られています。荷物を軽くしつつも性能を犠牲にしたくない登山において、理想的なバランスといえるでしょう。表地にはリップストップ生地が用いられているので、木の枝やとがった岩などで引き裂かれにくいことも魅力です。
フード・ポケットの使いやすさも文句なし。フードはヘルメットの上から被れる大きさで、片手で簡単にフィット感を調整できます。調整できる場所も多いため、頭の大きさや好みに合わせた細かいフィッティングが可能です。また、ポケットがザックに干渉せず使いやすいことも魅力。左右に1つずつ大きなポケットがあるので、手袋や補給食など様々なものを収納できるでしょう。
生地に伸縮性がないため硬い着用感ですが、縫い目を減らすモンベル独自のカットパターン「K-monoカット」により、肩周りがしなやかで腕を動かしやすい着心地でした。モンベルは日本人の体型に合わせたシルエットなので、多くの人にフィットするでしょう。ウエスト・チェストが気になる人向けに、Rサイズ(ゆったりサイズ)の展開もあります。逆に、いわゆるモデル体型の人には合わないので、細身で手足が長い人は海外ブランドを選んだほうが無難です。
登山界隈では長きにわたって定番といわれているジャケットですが、それだけの信頼性・汎用性があります。山岳部でこのジャケットを使用していた友人は多く、北アルプスの3,000m級で荒天を何度もしのぎ、真夏の縦走から残雪期のテント泊登山まで幅広く活躍していました。決して安くはありませんが、検証結果・経験の両面からそれ以上の価値があるといえる1着です。
身幅(実測) | 57cm |
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裄丈(実測) | 88cm |
着丈(実測) | 68cm |
重量 | 254g |
素材 | ゴアテックス、ナイロン |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿度 | 35,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
モンベル ストームクルーザージャケットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測) | 288g(Lサイズ) |
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耐水圧(実測) | 13,001mm |
透湿度(実測) | 9,240g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | エバーブレス |
良い
気になる
finetrack(ファイントラック)は、2004年に創業し革新的な商品を生み出している日本のブランド。とくにウェア類を得意としており、日本の気候やアクティビティに合わせた商品を取りそろえています。「エバーブレス フォトンジャケット」は、finetrack独自の防水透湿素材であるエバーブレスを使用したレインジャケットです。
透湿度が非常に高い素材を使用しており、実測値で9,240g/m2/24hを記録。今回検証した商品のなかで圧倒的な透湿性でした。多くのメーカーが数値を大きく見せられるB-1法の透湿度を公開するなか、finetrackは実使用に近いA-1法の透湿度を指標に開発・スペック公開をしています。この突出した透湿度は、その姿勢の賜物といえるでしょう。
左右の脇に大きなベンチレーションを備えているため、生地の透湿性では排出しきれない汗を素早く処理できるうえ、暑さ・寒さの調節がしやすい点も魅力。このベンチレーションはfinetrackが「リンクベント」と呼ぶシステムで、中に着るウェアにも同じ位置にベンチレーションがあるため、finetrackのウェアに統一すると効率的に温度・湿度をコントロールできます。
耐水圧は実測13,001mmと必要十分なラインをクリア。強すぎる雨には耐えられないおそれがありますが、基本的には問題にならない防水性でしょう。各部のシームテープやファスナーの止水処理もしっかりされており、細部の防水性も十分です。
重量はLサイズで288gと比較的軽量で、収納時に荷物になりません。とことん軽量化したい人はやや重いと感じるかも知れませんが、そのぶん肌寒い季節にも使える汎用性があります。U.L.志向ではない人に幅広くおすすめできるバランスがよい重量。リップストップ生地を採用しているので、引き裂きに強いことも魅力です。
フードは片手で簡単に調整可能で、水の侵入を防ぎつつ視界を確保できます。ヘルメットの上からも着用できるので、難易度が高い登山でも活躍するでしょう。フード後部に音抜け穴があり、フードを被っていても音が聞こえやすい構造はほかの商品には見られないポイントです。ポケットは内側・外側に大型の胸ポケットが1つずつあり、小物の収納に役立ちます。
finetrackはモンベルと同じ日本ブランドですが、モンベルよりもやや袖が長いシルエット。また、袖がかなり太いつくりでした。中に防寒着を着込んでも着用しやすいので、山頂付近で雪が舞う季節の登山でも使えるでしょう。生地にストレッチ性があり、着心地がよいことも魅力。テクニカルな岩場で腕を上げたり、ザックのボトルを取るため腕を背中に回したりするとき、ジャケットが突っ張らず着心地がよいことも好印象でした。
初心者から上級者まで幅広い登山者が満足できるウェアですが、とくに汗っかきな人や運動量が多く蒸れが気になる人におすすめの1着です。テストのため、あえて厚着・重装備で登山道をハイペースで歩きましたが、確かに蒸れにくいと感じる商品でした。個人的に様々なゴアテックス製品や独自素材のレインウェアを購入・着用してきましたが、ベンチレーションを含めた総合的な蒸れにくさはトップクラスだと感じています。
身幅(実測) | 62cm |
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裄丈(実測) | 90cm |
着丈(実測) | 67cm |
重量 | 295g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 10,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
ファイントラック エバーブレス フォトンジャケットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測) | 304g(EU Sサイズ) |
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耐水圧(実測) | 31,010mm |
透湿度(実測) | 6,168g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | GORE-TEX |
良い
気になる
MAMMUT(マムート)の「Convey Tour HS Hooded Jacket」は、Gore-Texを使用した汎用性が高いジャケット。
耐水圧は実測31,010mmで、大雨にも耐えられる防水性。縫い目やファスナーの防水処理が抜かりないうえ、襟元や袖口も絞れるため、雨水の侵入をしっかりブロックできます。
透湿性が高く、蒸れにくいことも魅力。A-1法での透湿度は実測6,168g/m2/24hで、汗をかきやすい登山でも快適に使える性能です。また、左右の脇にベンチレーションを備えています。防水性と透湿性を両立しており、理想的な性能のレインウェアといえるでしょう。
ポケットや各部の調節機能も充実しています。ザックに干渉しない位置に大型のポケットが2つあるので、荷物が増えがちな初心者でも使いやすい商品です。襟元・袖口・裾を簡単に調節できるので、シーンに合わせた着方を選択できるでしょう。フードがタイトなので、ヘルメットの上からフードを被れないのはデメリットですが、フードの内側に被るとフィットする商品でした。
実測重量は304gと、持ち運びやすさと保温性のバランスがよいスペック。軽量性に秀でた商品ではありませんが、オールシーズン活躍する性能といえます。しかし、穴あき強度や引き裂き強度がやや弱く、耐久性が満足とはいえない結果だった点はデメリットです。
総じていえば、初心者から上級者までどんな人にもマッチする商品。袖が長くスッキリとしたシルエットなので、細身の人や腕が長い人と相性がよいでしょう。
身幅(実測) | 51cm |
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裄丈(実測) | 91cm |
着丈(実測) | 71cm |
重量 | 330g |
素材 | ゴアテックス、ポリエステル |
耐水圧 | 28,000mm |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 325g(EU Mサイズ) |
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耐水圧(実測) | 24,004mm |
透湿度(実測) | 3,024g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | DRYEDGE TYPHON 50000 |
良い
気になる
MILLET MOUNTAIN GROUP(ミレー)の「ティフォン50000ストレッチジャケット」。MLLET独自のDRYEDGE TYPHON 50000という素材を使用しています。この素材はゴアテックスよりも着心地がよい質感で、かつ公称での透湿度が50,000g/m2/24hとゴアテックスを上回る数値なので、注目を集めている素材です。
しかしA-1法での透湿度は3,024g/m2/24hと、高いとはいえない結果に。透湿度の公称値と実測値の差は計測方法の違いによるものと考えられますが、実際の着用状態に近いA-1法での数値が高くない以上、蒸れにくさは満足とはいい難いでしょう。その一方で、裏地がニット生地で肌離れがよい点や、ポケットを兼ねたベンチレーションがある点で、着用時の蒸れ感を軽減する工夫があります。
防水性は高く、耐水圧は24,004mmを記録。嵐でも耐えられる防水性の高さの商品です。また、縫い目やファスナーの防水処理もしっかりしていました。
重量は325gと、最初の1着として使いやすい生地の厚み。登山用具の軽量化が進んでいるため軽量とはいえませんが、幅広い季節・用途に使えることが魅力です。重量があるぶん保温力に優れ、防寒着としても活躍するでしょう。また、収納時にはフードの中にウェアをまとめられる機能も。細かい点ですが、使い勝手がよいポイントです。
フードは調整しやすく、素早く顔にフィットさせられます。顔周りの隙間をなくせるので、首元からの浸水を抑えられるでしょう。また、ヘルメットの上からも着用可能なので、難易度が高いコースに挑戦するときも活躍します。ポケットも充実しており、ザックに干渉しない位置に2か所ポケットがあるので、使い勝手もよいジャケットです。
穴あき・破れに対する耐久性は必要十分ですが、メンブレンが加水分解するためゴアテックス製品やfinetrackのエバーブレスに比べるとやや劣る点がデメリット。決して耐久性が低いわけではありませんが、満足とはいえない結果でした。
個人的にもこの商品を所有し数シーズン使っていますが、汗抜けのよさよりも、冷たい雨から身を守る暖かさが優れている印象の商品です。登山中の雨は非常に冷たく、汗冷えによっても体温を奪われます。低体温症を予防する意味でも、要求される性能がある商品といえるでしょう。
また、ゴアテックスに代表されるテフロン系の防水透湿素材に比べてしなやかで着心地がよく、海外ブランド特有の細身のシルエットであることも魅力。着心地や見た目のよさから、登山用に限定して使うのはもったいないと感じる商品です。登山用のウェアとしてだけでなく、街着としても活躍する1着ですよ。
身幅(実測) | 63cm |
---|---|
裄丈(実測) | 90cm |
着丈(実測) | 73cm |
重量 | 304g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 50,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 378g(EU Sサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 26,013mm |
透湿度(実測) | 3,432g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | H2No |
良い
気になる
patagonia(パタゴニア)は、環境に配慮した商品づくりで有名な登山用品ブランド。「メンズ・グラナイト・クレスト・レイン・ジャケット」は、リサイクルされた漁網を使用したレインウェアです。
実測の耐水圧は26,013mmと、高い数値を記録。縫い目やファスナーの防水処理も高品質で抜かりなく、防水性は非常に高いといえます。フードに大きなひさしがついており、顔や首元から浸水しにくい工夫がある点も魅力でしょう。
patagoniaの独自素材であるH2Noを使用しており、ストレッチ性が高く着心地がよい点はメリット。「雨天のトレイルで1日中動きつづけるときに理想的な機能性に優れたジャケット」と謳われるとおり、しなやかで長時間着用してもストレスを感じにくいジャケットです。
しかし透湿度は実測3,432g/m2/24hと、高いとはいえない結果に。わきの下にベンチレーションがついているため、ウェア内部の換気や体温調節がしやすいものの、蒸れにくさは上位商品におよびませんでした。
重量は実測378gとやや重く、持ち運びにくい点にも注意が必要。春・秋の登山には適していますが、夏山で荷物を減らしたいと考えている人には向かないでしょう。その一方で、生地が分厚いため耐久性が高いことはメリットといえます。
総合的には、運動量が多く汗をかくシーンには向かないものの、ゆったりと幅広い季節の登山を楽しむにはぴったりのジャケットです。マイペースに山を楽しみたい人は選択肢に入れてもよいでしょう。
身幅(実測) | 60cm |
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裄丈(実測) | 93cm |
着丈(実測) | 78cm |
重量 | 400g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 327g(Lサイズ) |
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耐水圧(実測) | 33,008mm |
透湿度(実測) | 3,168g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | ドライテック |
良い
気になる
「サンダーパスジャケット」は、モンベル独自の防水透湿素材であるドライテックを使用したレインウェア。モンベルはドライテックを使用したウェアも多数ラインナップしていますが、サンダーパスジャケットは軽量性と耐久性のバランスをとった定番モデルです。同社のゴアテックス製品と比較して約半分の価格である点から、初心者やハードユースをする上級者から人気を集めています。
実測の耐水圧は33,008mmと非常に高い数値を記録。台風のような強い雨風に打たれても、雨水が浸み込まない性能です。各部の縫製やシームテープもきれいに仕上がっており、防水性において非の打ちどころがない性能です。
一方、蒸れにくさは評価を伸ばせず、満足とはいえない結果に。A-1法での透湿度は3,168g/m2/24hと高いとはいえない数値で、ベンチレーションも備えていません。
初心者でも扱いやすい生地の厚みで、持ち運びやすさと保温力・耐久性のバランスがとれています。軽さを重視する人には向きませんが、最初の1着としておすすめの汎用性があるジャケットです。
フードやポケットの使い勝手はよく、登山用レインウェアとして優れた機能性。片手で簡単にフードを調整できるうえ、両胸に大型のポケットがあるので収納力も十分です。
ゆったりとしたフィット感なので、様々な体型の人が着用できるでしょう。スッキリとしたシルエットではありませんが、そのぶん寒い季節に中に着込めます。
蒸れにくさや持ち運びやすさの面ではやや評価を落としているものの、総合的にはバランスがよく初心者にも使いやすい商品です。多様な機能を有しており様々なシーンで活躍するので、「予算を少し下げて、とりあえずちゃんと使える1着がほしい」という人におすすめ。将来的に登山にハマったとき、道具をアップグレードする楽しみも味わえる、初心者にとってのひとつの選択肢でしょう。
身幅(実測) | 64cm |
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裄丈(実測) | 88cm |
着丈(実測) | 69cm |
重量 | 325g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿度 | 15,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 218g(Lサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 16,010mm |
透湿度(実測) | 4,680g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | HYVENT |
良い
気になる
高い性能とファッション性から、高い人気を誇るブランドTHE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)。「 ベンチャージャケット」は薄手の軽量シェルで、THE NORTH FACE独自の素材であるHYVENT(ハイベント)が使用されています。
重量は218gと軽量で、持ち運びやすさは高評価に。U.L.志向のハイカーや荷物を極力減らしたい人に向いています。そのぶん耐久性はやや低く穴が空きやすいので、山での扱いには注意が必要です。
軽量なジャケットはポケットや各部の調整機能などを犠牲にしている傾向がありますが、この商品は機能面も充実。両脇にポケットを備えているうえ、フード・袖・裾を調整してフィットさせられます。軽さと使いやすさを両立している点で、優れたジャケットといえるでしょう。
透湿性は比較的高く、実測で4,680g/m2/24hを記録。ゴアテックスやエバーブレスにはおよびませんでしたが、十分といえる透湿性を有しています。しかし、ベンチレーションがないうえややタイトなフィットなので、ウェア内部を換気しにくい点はデメリットです。
耐水圧は実測で16,010mmと、登山用レインウェアとして十分な防水性。強い雨にも耐えられる防水性といえます。
細身でスッキリとしたシルエットなので、春秋のアウターとして普段着にも使いやすいでしょう。比較的しなやかな生地で、着心地がよい点も魅力です。
夏用のジャケットがほしい人や、2着目以降の軽量なシェルジャケットを探している人におすすめの商品です。
身幅(実測) | 56cm |
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裄丈(実測) | 90cm |
着丈(実測) | 70cm |
重量 | 225g |
素材 | ナイロン、ポリウレタン |
耐水圧 | 公称値なし |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測) | 366g(EU Mサイズ) |
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耐水圧(実測) | 34,008mm |
透湿度(実測) | 2,424g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | Dry Q |
良い
気になる
マウンテンハードウェアの「スレショルドジャケット」は、独自素材のDry Qを使用した商品。初心者の入門用として、低価格と性能の両立を目指してつくられたウェアです。
防水性が非常に高く、実測の耐水圧は34,008mmを記録。嵐に打たれても雨水が浸みない防水性を有しています。やや厚手の生地を使用しており、耐久性が高い点も魅力です。登山で木の枝や岩に擦れても、穴が空いたり破れたりしにくいでしょう。
また、フードやポケットの使い勝手は十分で、登山用のレインウェアとして必要な機能を有しています。各部を調節してフィットさせられるので、フィールドでも使いやすい商品です。
しかし、透湿度が2,424g/m2/24hと低い点がネック。ベンチレーションがあるため小雨のときは湿気を逃がせますが、雨が強いシーンでは蒸れを感じる可能性があります。
汗をかきやすい人にはおすすめ出来ませんが、1年を通じて使える汎用的なレインウェアがほしい初心者なら、選択肢に入れてもよい商品です。
身幅(実測) | 58cm |
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裄丈(実測) | 93cm |
着丈(実測) | 73cm |
重量 | 362g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 公称値なし |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 171g(Mサイズ) |
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耐水圧(実測) | 12,002mm |
透湿度(実測) | 3,984g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | Pertex Shield |
良い
気になる
OUTDOOR RESEARCH(アウトドア リサーチ・通称:OR)の「ヘリウムレインジャケット」は、軽さが魅力のレインウェア。U.L.系のハイカーにも好まれる商品で、昨今の軽量レインウェアブームの先駆けとなったモデルでもあります。軽量なウェアでよく用いられるPertex Shield(パーテックス シールド)という防水透湿素材を使用しているジャケットです。
実測重量は171gと、登山用レインウェアのなかでも軽量。本体を胸ポケットに収納できるパッカブル仕様で、コンパクトに持ち運びできます。10~20Lの小型ザックにも収納しやすいため、トレランや軽いハイキング用途にも活用できるでしょう。
耐水圧は実測で12,002mmで、大雨にも耐えられる性能を有しています。嵐にも耐えられる性能ではありませんが、一般的な登山シーンにおいては必要なラインをクリアしているといえるでしょう。
透湿度は3,984g/m2/24h。透湿性が抜群に高い商品ではありませんが、比較的蒸れにくいといえるでしょう。ベンチレーションはありませんが、裏地に凹凸加工がされているため、肌離れがよい点はメリット。薄手で軽量なウェアは、汗をかいたときに肌に張り付き不快感を覚えやすい点がデメリットですが、その点にも配慮された商品です。
軽量性を重視しある程度機能を絞った商品ですが、登山用として十分な使い勝手を有しています。フードの調整箇所は1か所ですが、ゴム紐を縦・横に張り巡らすことで顔周りや深さなどを同時に調整可能。ポケットも使いやすい位置に備わっています。
生地が非常に薄いため、耐久性では高評価には至らない結果に。表地の耐久性を高めるDIAMOND FUSE(ダイヤモンドフューズ)という独自の加工や、引き裂きを防止するリップストップを採用している点はポイントですが、山での取り扱いには注意が必要でしょう。
初心者が最初の1着として選ぶにはやや尖った性能の商品ですが、持ち運びやすさを重視したい人や軽快にハイキングを楽しみたい人には有力候補となる商品。シルエットは全体的に細く長いので、細身の人と相性がよいでしょう。使い方を理解したうえで、活用していただきたい1着です。
身幅(実測) | 51cm |
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裄丈(実測) | 91cm |
着丈(実測) | 71cm |
重量 | 176g |
素材 | ナイロン |
耐水圧 | 公称値なし |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
アウトドアリサーチ メンズ ヘリウムレインジャケットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測) | 406g(Lサイズ) |
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耐水圧(実測) | 33,008mm |
透湿度(実測) | 3,504g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | オムニテック |
良い
気になる
Columbia(コロンビア)の「ワキーナ・フォールズ 3L シェル」は、独自素材のオムニテックを使用したレインウェア。リサイクルポリエステルを使用し、環境にも配慮した商品です。
防水性が高いことが魅力で、実測の耐水圧は33,008mmを記録。嵐にも耐えられる性能を有しているため、厳しい天候でも冷たい雨を防げるでしょう。ストレッチ素材で動きやすい点もメリットで、長時間着用しても不快感が少ないジャケットです。
しかし、ベンチレーションがあり体温調整しやすいものの、透湿度が3,504g/m2/24hとやや低い点には注意が必要。また、重量が406gと重くかさばるため、持ち運びにくい点がデメリットです。ザックの中でスペースをとるため、荷物を減らしたい人には向かないでしょう。生地が分厚いため、夏の低山では暑くて不快となる可能性もあります。
体温が上がり汗をかくシーンではやや使いにくいため、運動量が少ないハイキングや、キャンプなどのアウトドアで幅広く使いたい人に向いている商品です。
身幅(実測) | 57cm |
---|---|
裄丈(実測) | 88cm |
着丈(実測) | 71cm |
重量 | 公称値なし |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 公称値なし |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 365g(Lサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 22,006mm |
透湿度(実測) | 3,264g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | 公称なし |
良い
気になる
マックは、ECサイトを中心に様々なレインウェアを販売しているブランド。低価格と高機能を両立していることから、多数の売れ筋商品を生み出しています。この「レインスーツ」も低価格と高機能がウリの商品です。
実測の耐水圧は22,006mmで、防水性は高評価を獲得。嵐でも耐えられる耐水圧を有し、各部の防水処理も十分です。縫製やシームテープの貼りつけも比較的高精度で、低価格帯のなかではしっかりとしています。
透湿度はA-1法で3,264g/m2/24h。相対的に低くはありませんが、満足には至らない結果でした。また、生地が分厚いため運動時に汗をかきやすい点もデメリットといえます。
ポケットの配置やフードの作りは比較的よく、登山用のレインウェアとして使いやすい特徴を備えていました。とくにポケットは大型で両胸にあるため、大きな荷物でも収納しやすい点がメリットでしょう。
評価を大きく下げたのは持ち運びやすさ。実測重量が365gと登山用レインウェアとしてはかなりの重量級で、冬用のハードシェルジャケットに匹敵するクラスです。重量が半分以下のジャケットがあることを考えると、春~秋に使うレインウェアとしては不向きといわざるを得ません。
機能面では登山用として使いやすいレインウェアでしたが、持ち運びにくいためランキング上位には食い込めなかった商品です。
身幅(実測) | 55cm |
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裄丈(実測) | 88cm |
着丈(実測) | 71cm |
重量 | 450g |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 10,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 341g(Lサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 20,007mm |
透湿度(実測) | 4,008g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | ブロックテック |
良い
気になる
ユニクロの「ブロックテックパーカ」は、防水性と透湿性を兼ね備えたジャケット。登山用のレインウェアとして販売されている商品ではありませんが、街中でも使えるアウトドアウェアとして人気のジャケットです。頻繁にアップデートされている商品ですが、2024年2月時点で販売されている商品を検証しています。
公式サイトでは完全防水ではないことを強調していますが、実測の耐水圧は20,007mmと高い数値を記録。生地自体の防水性は、嵐でも耐えられる性能を持っています。メインのファスナーや縫い目の防水性も確保。生地の防水加工の特性上、裏地のプリントや防水ラミネートが劣化し性能が低下する可能性はありますが、十分に高い防水性といえるでしょう。
透湿度も実測で4,008g/m2/24hと、検証した商品のなかでは高い数値を記録。多くの有名な登山用素材を上回る透湿度でした。しかし、ベンチレーションなどのウェア内部を換気する機能は乏しいこともあり、総合的な蒸れにくさでは高評価には至りませんでした。
左右にポケットを備えており、フードもある程度は調整できますが、登山用途では満足とはいえない結果に。とくにポケットはザックのウェストベルトと干渉する位置なので、本格的な登山では使えません。
持ち運びやすさでも高評価には至らず、評価をやや下げる結果に。保温性や耐久性が確保された重量ですが、収納時にコンパクトにできない点がデメリットです。
耐久性は高く、突き刺しに対する強度が高いことが特徴でした。表地も目が詰まった太い糸の生地なので、破損の心配が少ないジャケットといえます。
本格的な登山ではなくタウンユースを想定した商品ですが、防水性・透湿性という2大要素で有名な素材を上回る数値を記録した点は驚きです。機能面を含めた総合的なスコアでは高評価には至りませんでしたが、主に普段着として使いつつ、まれにアウトドア用途に持っていくなら選択肢となる商品でしょう。
身幅(実測) | 61cm |
---|---|
裄丈(実測) | 87cm |
着丈(実測) | 72cm |
重量 | 公称値なし |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 公称値なし |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 264g(Lサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 28,012mm |
透湿度(実測) | 2,184g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | ベルグテック |
良い
気になる
美津濃(ミズノ)は様々なスポーツ用品を取り扱っており、アウトドア用のレインウェアも有名です。「ベルグテックアクアブロックレインジャケット」は、ミズノの独自素材であるベルグテックを使用したジャケットで、低価格ながらに防水・透湿が優れていることをウリにした商品です。
重量は264gと軽量で、持ち運びやすさは高評価を獲得。初心者でも使いやすい保温性・耐久性を確保しつつ、持ち運びやすい商品といえるでしょう。付属の収納袋はゆとりがあり、素早く収納できた点もメリットです。
防水性も高く、実測で28,012mmの耐水圧を記録しました。ファスナーや縫い目の防水処理もされており、登山用途で満足といえる防水性を有しています。
しかし、透湿度は2,184g/m2/24hと低く、蒸れにくさでは評価を下げる結果に。ベンチレーションを備えていないことや、裏地が肌に張り付きやすく蒸れを感じやすい点もマイナスポイントでした。
フードやポケットは登山での使用を想定したものでしたが、ポケットのカバーが使いにくく、使い勝手の面でも高評価には至りませんでした。登山用のレインウェアは袖を面ファスナーで留められるものが一般的ですが、このジャケットは内蔵されたゴムできつく締まっているつくり。調節せずにフィットする反面、袖まくりをして使いにくいデメリットもあります。
防水性と持ち運びやすさのバランスは非常によいものの、蒸れにくさや使いやすさなど、快適性に影響する性能が低く高評価に至らなかった商品です。
身幅(実測) | 60cm |
---|---|
裄丈(実測) | 87cm |
着丈(実測) | 69cm |
重量 | 公称値なし |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 15,000mm以上 |
透湿度 | 10,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 420g(Lサイズ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 45,021mm |
透湿度(実測) | 2,976g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | BREATH TECH |
良い
気になる
オンヨネは、スキー・野球・サイクリングなどのスポーツアパレルを手掛けるメーカー。レインウェアも様々な商品をラインナップしており、作業用・アウトドア用のウェアを扱っています。「COMBAT JACK」は動きやすさを改良した新商品です。
防水性は非常に高く、耐水圧は45,021mmを記録。嵐にも耐えられるといわれる20,000mmを大幅に上回る耐水圧で、各部の防水処理もしっかりしていました。
生地が分厚く穴が空きにくかったため、耐久性も高評価。ハードな使い方をしても壊れにくいウェアといえるでしょう。
フードの調整機構やポケットの配置など、基本的な機能も網羅。ポケットは出し入れしやすく、ザックに干渉しない位置なので使いやすい商品でした。
その一方で、実測で420gと重く、持ち運びやすさは低評価に。登山用のレインウェアとしては堅牢すぎ、機動力が下がる懸念があります。蒸れにくさも、透湿性の低さと厚手で汗をかきやすい点から評価を伸ばせませんでした。
雨風を防ぐ性能は十分すぎるほど高いものの、携行性や透湿性などの登山に求められる性能が低く、上位にはランクインしなかった商品です。
身幅(実測) | 61cm |
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裄丈(実測) | 90cm |
着丈(実測) | 72cm |
重量 | 400g |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 30,000mm以上 |
透湿度 | 16,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 328g(Lサイズ・ジャケットのみ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 21,006mm |
透湿度(実測) | 3,576g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | INAREM |
良い
気になる
安価で高性能なキャンプ用品で、人気が急上昇しているワークマン。本格的な登山ブランドの商品にも負けない高スペックな商品を、圧倒的な低価格で販売しています。「イナレムストレッチレインスーツ」もそのひとつで、公称の耐水圧20,000mm・透湿度25,000g/m2/24hというスペック。ゴアテックスにも匹敵するのではないか?とも話題となった商品です。
耐水圧は公称値を上回る21,006mmを記録。防水性は登山用途でも十分といえるレベルです。場所によっては普通のファスナーを使用したり、止水テープを省略したりしていますが、当て布をして浸水を防ぐ工夫がされています。
実測での透湿度は3,576g/m2/24h。公称値との差はおそらく計測方法の違いから生まれており、A-1法での測定値では比較的高い数値です。MILLETのTYPHON 50000やモンベルのドライテックに勝る透湿性で、価格差を考えると驚きのスペックといえます。一方でゴアテックスやfinetrackのエバーブレスには及ばず、高評価には至りませんでした。
蒸れにくさに大きく影響するベンチレーションがなく、また手首・裾が内蔵のゴムで常にぴったりフィットするため、ウェア内部の空気を換気しにくい点はデメリット。生地自体の性能は悪くありませんが、着用時の蒸れを感じやすい商品でした。
評価を大きく下げたのは、フードやポケットなどの使い勝手。フードにはゴムが内蔵されており、何も操作しなくても自然とある程度フィットするのは魅力ですが、自分の顔に合わせて調整できないため、首周りに隙間ができる可能性があります。軽量化のため同様の構造を採用している商品もありますが、本製品の重量では使い勝手を優先させたほうが総合的に活躍の場が広がったでしょう。
ポケットの位置がザックと干渉するうえ、口が狭く雨除けのカバーが邪魔で使いにくい点もデメリット。止水ではないファスナーを使用しているため防水性を高める工夫と考えられますが、登山での使い勝手はよいとはいえません。
シルエットは比較的ゆとりがあり、多くの日本人にフィットするでしょう。ストレッチ性がある生地なので、着心地がよい点もメリットです。
各所にコストダウンをしている部分も散見されますが、それは圧倒的な低価格を実現している企業努力の跡でもあります。登山用途としてはマイナス面も多い商品ですが、安かろう悪かろうという商品でもありません。登山専用ではなく汎用的なアウトドアジャケットがほしいなら、デメリットも理解したうえで選択肢に入れてほしい商品です。
身幅(実測) | 58cm |
---|---|
裄丈(実測) | 84cm |
着丈(実測) | 65cm |
重量 | 公称値なし |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 25,000g/m2/24h |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
重量(実測) | 473g(Lサイズ・ジャケットのみ) |
---|---|
耐水圧(実測) | 14,001mm |
透湿度(実測) | 2,184g/m2/24h(JIS L 1099 A-1法) |
メンブレン | 不明 |
良い
気になる
ビーランが手掛けるnamelessage(ネームレスエイジ)は、Amazonを中心にアウトドアウェア・小物を販売しているブランド。格安・ハイスペックがウリで、「ハイスペック レインセット」はAmazonの売れ筋の商品です(2024年2月)。
実測の耐水圧は14,001mm。公称の耐水圧である20,000mmにはおよびませんでしたが、大雨を防ぐには十分といえる防水性でしょう。水が浸みやすいファスナーや縫い目には止水テープや当て布がされており、防水性に配慮された商品といえます。
一方で透湿度は、実測で2,184g/m2/24hと低い結果に。裏地には肌への張り付きを防ぐメッシュが取りつけられていますが、ベンチレーションがないうえ生地が分厚いので、汗っかきな人はすぐに汗で蒸れるでしょう。
重量も実測で473gと重く、登山用のレインウェアとしてはかさばります。すべての荷物を自分で背負う必要がある登山では重荷となるため、避けたほうが無難です。そのぶん耐久性は比較的高いものの、引き裂きを防ぐリップストップ機能がないため尖ったものが刺さると致命的な破損に繋がる可能性があります。
フードやポケットのつくりも登山向きとはいえず、評価を伸ばせませんでした。フードは大型で各部を調整できますが、片手で素早く調整できる機能は備わっていません。また、ポケットはザックに干渉する位置かつ、雨除けのひさしが邪魔で使いにくい点がデメリット。スペック上の機能は上位商品と同じですが、フィールドでの使い勝手に大きな差がありました。
レインウェアとして最低限必要な防水性は有しているものの、登山用途だとそのほかの機能が乏しい点で評価を伸ばせなかった商品です。低価格ではありますが、ほかの選択肢を検討してもよいでしょう。
身幅(実測) | 62cm |
---|---|
裄丈(実測) | 85cm |
着丈(実測) | 68cm |
重量 | 公称値なし |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き | |
フードの調整機能 | |
ヘルメットの上から被れるフード |
mybestではベストな登山用レインウェアを「初心者の最初の1着として最適で、中・上級者へステップアップしても満足できるレインウェア」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の登山用レインウェア16商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:防水性の高さ
検証②:蒸れにくさ
検証③:持ち運びやすさ
検証④:使い勝手のよさ
検証⑤:耐久性の高さ
今回検証した商品
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
外部専門機関でJIS L 1092 B法(高圧法)で耐水圧を計測
試料はレインウェア本体から縫い目・接着・プリント部分を避けて切り出し確保
最高値を30,000mmとしスコア化
止水テープが貼られていないもの、浮いているものを減点
止水ファスナーが用いられていないものを減点
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
外部専門機関でJIS L 1099 A-1法に則り透湿度を計測
試料はレインウェア本体から縫い目・接着・プリント部分を避けて切り出し確保
最高値を10,000g/m2/24hとしスコア化
ウェアの実測重量から生地の厚み・保温力を推計しスコア化
ベンチレーションの場所、長さ、数を計測しスコア化
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1gでも荷物を減らしたい山行でもためらわずに持っていける重量で、収納しやすい機能がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
身長175~180cmに対応するサイズを使用
スタッフサックを含まない本体のみの重量を計測
下限を150g、上限を500gとしスコア化
パッカブル機能があるものを加点
スタッフサックが付属するものを加点
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ダブルジッパーのものを加点
ジッパータブが網羅的に付属するものを加点
ヘルメットの上から被れるものを加点
調整方向・場所が多いものほど高得点を加点
片手で調整可能なものを加点
ひさしがついており、視界を保ちやすいものを加点
調整可能なものを加点
ポケットが多いものほど加点
ポケットがザックのウェストベルト・ショルダーベルト・チェストベルトに干渉しないものを加点
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
直径1.1mmの針を貫通させ、必要な力を計測
貫通に力が必要なものほど高評価
本体重量から生地の厚みを推計し、厚手と考えられるものを高評価
リップストップ素材を採用しているものを加点
基本的に、レインウェアは洗濯するべきもの。洗わないと透湿性などの性能が落ちるうえ、劣化が早まります。
洗うときは中性洗剤を使用し、ぬるま湯で手洗いをするのが一般的です。また、多くの商品はファスナーを閉めて洗濯ネットに入れれば、洗濯機でも洗えます。柔軟剤や漂白剤は性能の低下につながるため使用をさけましょう。最近ではレインウェア専用の洗剤も販売されているので、自宅にある洗剤で問題がないか不安な場合はそろえておくと安心です。
なお、脱水はレインウェアの劣化だけでなく、洗濯機の破損に繋がるためNG。具体的な洗い方は商品ごとに異なるので、必ず洗濯表示やメーカーサイトを確認してください。
レインウェアの撥水加工は、使用とともに劣化します。撥水性が低下すると、表地が濡れて水の膜が張った状態になるので、透湿性が低下することも。
撥水性は市販のレインウェア用の撥水材を使用して回復できるので、定期的に撥水処理もしましょう。撥水材は熱処理をすると性能が上がるため、乾燥機・アイロン・ドライヤーなどで熱を加えるのがおすすめですよ。
なお、商品ごとに適切な処理の仕方は異なるため、必ず洗濯表示やメーカーサイトをご覧ください。
1位: モンベル|mont-bell|ストームクルーザージャケット
2位: finetrack|エバーブレス|フォトンジャケット
3位: Mammut Sports Group|MAMMUT|Convey Tour HS Hooded Jacket|1010-28451
4位: MILLET MOUNTAIN GROUP|ティフォン50000ストレッチジャケット
4位: パタゴニア・インターナショナル・インク|patagonia|メンズ・グラナイト・クレスト・レイン・ジャケット
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