【徹底比較】包丁のおすすめ人気ランキング【プロ用も！2025年】

メイン包丁として最も主流な三徳包丁は、肉・魚・野菜などの幅広い食材を切りやすいのが特徴です。料理初心者は最初に三徳包丁を買うのがおすすめ。

一方、三徳包丁の代わりとして、料理好きの間でメイン包丁に使われることが多いのは牛刀です。牛刀は三徳包丁より刃渡りが長く、三徳包丁では切りづらいブロック肉や刺身、かぼちゃやスイカなどの大きな野菜・果物を切るのに適しています。さまざまな料理に挑戦する料理上級者は選択肢に入れるとよいでしょう。

メイン包丁を選んだあとは、サブ包丁としてペティナイフを買うのがおすすめ。ペティナイフは果物ナイフとも呼ばれ、刃渡りが短く、小回りがきくのが特徴です。三徳包丁や牛刀では切りづらい小さい野菜や果物を切るのに重宝しますよ。

それぞれの包丁の詳しい選び方は、以下の記事でご紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

料理のクオリティにこだわるなら、メイン・サブ包丁に加えて専用包丁を買うとよいでしょう。

なかでもとくに人気が高いのがパン切り包丁です。パンはもちろん、ローストビーフやケーキもきれいに切れるので、1本持っておくとさまざまなシーンで役立ちます。また、菜切り包丁はまな板で刻んだ食材を刃の側面に乗せてまとめて移動できるのが魅力。出刃包丁・刺身包丁は片面のみ刃がついている片刃包丁のため、魚の繊維を壊さずに切れ、鮮度を保てます。魚をおいしく食べたいなら、ぜひ選択肢に加えてください。

なお、それぞれの詳しい選び方は以下の記事をチェックしてくださいね。

ステンレスは包丁の刃の素材のなかで主流なものの1つ。鉄にクロムを添加したサビにくい素材のため、特別な手入れが必要なく、家庭用包丁に適しているといえます。

一般的に鋼の切れ味に劣るとされていますが、切れ味の検証を行ったところ、鋼の切れ味とほとんど差はないという結果に。

コバルトやモリブデンなどの物質を加えることでより強度を上げたタイプなど、幅広い種類・価格から選べる点も魅力のひとつです。

鋼は刺身包丁や出刃包丁に使われることの多い素材。切れ味が落ちにくいとされているため、一度にたくさんの食材を切るプロの料理人は鋼を使うことが多いそう。しかし、非常にサビやすく、家庭用としてはあまり向きません。手入れの手間も含めて楽しめる人なら選択肢に入れるとよいでしょう。

一方、力の弱い子どもやお年寄りが使う包丁を探している人にはセラミックの包丁がおすすめです。非常に軽く取り回しがしやすいのに加え、非金属のためにおい移りやサビの心配がいらない点が魅力。しかし、衝撃に弱く刃が欠けやすいので、取扱いには十分注意してください。

複合材とは、ステンレスの中心に鋼（もしくは硬いステンレス）を割り込ませることで、ステンレスの扱いやすさはそのままに、切れ味をより強化した素材のこと。通常のステンレスよりも高価な傾向がありますが、予算に余裕があり、切れ味を妥協したくない人はぜひ候補に入れてください。

しかし、鋼を割り込ませたものは刃先がサビやすいため注意が必要。使用後はこまめに水分を拭き取りましょう。

ステンレス一体型の柄は、つなぎ目がないため隙間に雑菌が入り込むことがなく、サッと洗えて衛生的なのがポイント。丈夫で耐久性にも優れるため、包丁を長く使いたい人におすすめです。

しかし、木製や樹脂製のタイプより硬く、手に馴染みにくいのがデメリット。手にフィットするような形状に工夫のあるものや、すべり止めが施されているものを選びましょう。

木製の持ち手は、ほかの素材に比べて柔らかく、手に馴染んですべりにくいのが特徴。木ならではの温かみのある風合いも魅力のひとつといえます。

しかし、保存環境が悪いと柄に水が染み込んでカビが発生する原因に。使用後は通気性のよい場所でしっかり乾燥させましょう。隙間に雑菌が入り込むのを防ぐために、刃と柄をなめらかにつなぐ口金付きのタイプを選ぶのがベターです。

樹脂製は、軽くて水に強く、業務用の包丁に用いられることの多い素材。カラーバリエーションが豊富なため、自分の好みに合わせて選べるのがうれしいポイントです。

木製の柄と同様、雑菌の侵入を防ぐために口金付きのタイプを選ぶのがおすすめ。より衛生面を気にするなら、抗菌加工が施されているものを選ぶとよいでしょう。

新潟県燕市の吉田金属工業が製造している「GLOBAL（グローバル）」は、刃から柄まですべてステンレスでできている一体型構造が特徴。刃先の形状にこだわることで、切れ味が鋭く、切った食材が刃にくっつきにくいと謳っています。

藤次郎は、日本国内では数少ない包丁の一貫製造を行うメーカー。金属板から金型で打ち抜いて成形を行う「抜き刃物」の技術で製造されているのが特徴です。さまざまな素材の鋼を利用した包丁があることで知られているため、切れ味にこだわりたい人におすすめです。

貝印は、家庭用包丁でトップシェアを誇る総合刃物メーカー。ホームセンターや大型スーパーで手に入る「関孫六」シリーズだけでなく、「旬」と呼ばれる高級路線のブランドも展開しています。とくに大衆向けの「関孫六」シリーズは種類が豊富なため、用途や使い方に合わせて選べますよ。