アウトドア用高機能ダウンのおすすめ人気ランキング【2025年】

暖かさを重視するなら、ダウン率が70％以上のものがおすすめです。アウトドアダウンは、ダウンとフェザーの比率によって保温性が変化。ダウン率が高いものは空気を多く含むため、保温性が向上します。軽くて暖かいため、冬の登山やキャンプにうってつけです。

少しでも価格を抑えたい人は、フェザーの混合率が高いものを選びましょう。フェザーはダウンより安価なので、安いアウトドアダウンを探している人にぴったりです。弾力性が高く形崩れしにくいため、長期の使用にも適しています。

暖かさにこだわるなら、フィルパワーが600以上のものを選択しましょう。フィルパワーとは羽毛のかさ高性を数値で表したもの。数値が高いほど空気が多く含まれ、保温性がアップします。一般的にフィルパワーが600以上だと良質で暖かいといわれるので、ひとつの目安にするとよいでしょう。

ただし、フィルパワーは単なる暖かさを表す数値ではありません。あくまでも同じ質量のダウンでどれだけ膨らむのかを示したものです。フィルパワーが高いダウンは少量でも暖かいため、軽い傾向があります。軽さと暖かさを追求するなら、フィルパワーが高いものがよいでしょう。

キャンプや登山で着る人は、表地がナイロンやポリエステル素材のものを選択しましょう。ダウンは水に濡れると空気を含まなくなるため、途端に保温性が低くなります。ナイロンは撥水加工を施しやすく、ポリエステルは防水性が高いため、天気が変わりやすいアウトドアでの使用にぴったりです。

一方、見た目にこだわりたい人は、ウールやレザー素材がおすすめ。ウールはシワになりにくく、見た目も暖かく見えるためタウンユースに適しています。レザーは防風性に優れ、無骨な印象を演出できるのでバイカーにうってつけです。

アウトドアで使用するなら、防水・撥水性が高いものが適しています。とくに天候が変わりやすい登山や山でキャンプをするなら、撥水機能を備えたものがおすすめです。ダウンは水を含むと保温性がなくなり重さも増します。ダウンの長所を活かすために、撥水性の優れたものを選択しましょう。

水が内部まで浸透しないように、縫い目が少ないものを選ぶこともポイントです。防風性も高いため、風が強い海でのキャンプや釣りでも重宝します。より撥水性を高めたいなら、撥水スプレーを使用するのもよいでしょう。

登山やキャンプなどに持ち運びたい場合は、コンパクトにたためるポケッタブルダウンがおすすめです。ポケッタブルダウンとは、ポケットやバッグに収まるダウンウェアのこと。地上との気温差が大きい登山や、朝晩が冷え込むキャンプでの使用にうってつけです。

持ち運べる荷物が限られている場合でも非常に小さくまとまるため、ツーリングキャンプや山岳キャンプにぴったり。小さなバッグにも収納できるので、朝晩の気温差が大きい春先や秋口のタウンユースにもおすすめです。