テレビをすっきり設置したいときに役立つ壁掛け金具。角度調節できるものや、前後にも動かせるアームタイプなど、いろいろな製品が販売されています。しかし、大手メーカーの純正品と汎用品があり、対応サイズや耐荷重など確認すべき点も多いので、どれを選べばよいのか迷いますよね。
そこで今回は、テレビ壁掛け金具のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。賃貸住宅におすすめの製品や、配線をきれいにまとめられるものなど、注目の商品がランクイン。後半では、自分で取りつける方法も解説します。自宅のテレビに合った壁掛け金具を用意して、すっきり取りつけましょう。
ごくごく普通の建売住宅をDIYで作り変えるインテリアスタイリスト。日本テレビ「ヒルナンデス!」や「VERY」「ESSE」などの雑誌の特集に登場するほか、記事執筆、飲食店空間プロデュースと多方面で活躍。DIY・100均リメイク・インテリアコーディネート・スッキリ収納に関するをSNS・Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラムで発信中。出版『元雑貨屋asasaさんの「ゆるカワ暮らし」: お金も時間もかけずに、毎日がトキめくコツ』(小学館)など。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
壁掛け金具の選び方をチェックする前に、まずはテレビを壁掛けするメリットとデメリットを押さえておきましょう。デメリットも知っておくことで、選ぶときに注意してみるべきポイントが明確になります。
テレビを壁掛けする1つ目のメリットは、部屋を広く見せられる点です。テレビ台を設置する必要がないので、床の空間も広く使えます。テレビ台より生活感も抑えられ、テレビを絵画のようなインテリアとして見せられるのが魅力です。
2つ目のメリットは、テレビの転倒を防止できる点。テレビ台の上に置くだけだと、地震や子ども・ペットのいたずらによってテレビが倒れてしまう可能性が高めです。壁掛け金具を使って設置すれば壁にしっかり固定できるため、転倒のリスクを軽減できます。
3つ目のメリットは、見やすい角度に調整できる点です。リビングのテレビをダイニングやキッチンでも共有したい場合など、角度調整することで見やすい状態にできます。
テレビを壁掛けする1つ目のデメリットは、ネジで壁に穴を開ける必要があること。重いテレビを取りつけるため、壁に支柱をねじ止めしたり補強したりする必要があります。賃貸住宅など壁に穴を開けられない場合は、傷が残りにくいホッチキスタイプを検討するとよいでしょう。
2つ目のデメリットは、テレビの配線が丸見えになりやすい点です。テレビを視聴するためには、アンテナケーブルや電源コードなど様々な配線が必要。テレビ周りをすっきり見せたい場合は、配線を収納できる金具を使うか、壁に馴染む色のケーブルカバーを用意するのがおすすめです。
3つ目のデメリットは、レコーダーなど周辺機器の収納場所がない点。テレビ台なら棚に収納できる周辺機器も、テレビを壁掛けした場合は別途で収納場所を用意する必要があります。録画だけでよい人は、レコーダーではなくテレビの背面に取りつけられる外付けHDDも検討するとよいでしょう。
テレビ壁掛け金具を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
テレビ壁掛け金具の主なタイプは、調節できる角度によって3種類あります。テレビを見る位置や部屋の広さに合わせて選びましょう。
正面からテレビを見ることが多いなら、角度が変わらない固定タイプがおすすめです。角度調節ができないぶん、壁とテレビとの間に隙間が少ないので、よりすっきり設置できます。斜めからも見たい場合は、視野角が広い有機ELテレビを取りつけるとよいでしょう。
角度固定タイプでは、事前に配線の位置や太さの確認が重要です。壁との隙間が狭いので配線が多い場合は、テレビの裏に通しきれないことがあります。電源コードが側面ではなく背面から出ている場合は干渉してしまうこともあるため、設置可能か事前にしっかり確認しましょう。
さまざまな場所からテレビを見ることが多い場合は、角度調節タイプがぴったりです。左右に動かせるものだと、普段はリビングから料理をするときはキッチンからなどと、テレビを見る位置に合わせて向きを変えられます。視野角が狭く斜めから見ると反射する液晶テレビにマッチしますよ。
テレビを高い位置に設置したい人は、種類は限られますが上下に動かせるものがよいでしょう。ソファで座って見るときは下向き、キッチンから立ったまま見るときは正面にと調整できるのが利点です。
角度調節タイプは、前後に調節できるアームのものがほとんど。テレビを離れた場所から見るときは、手前に引き出すと見やすくなります。テレビを見ないときは壁側に折りたたんでおくと、部屋をすっきり見せられて便利です。
使用シーンに合わせて調節したい人は、上下左右すべて調節できるものを選ぶのもひとつの手。ただし、傾けた反対から見ると金具が目立ちやすいため、生活感を抑えたい人は角度固定タイプがよいでしょう。
壁掛け金具は、設置したいテレビに対応するものを選ぶことが重要です。対応していない金具を選んだ場合、取りつけられないだけでなく落下などの危険があります。壁掛け金具には純正品と汎用品があるので、買い替えの可能性も考慮して決めましょう。
パナソニック・ソニーなど大手メーカーのテレビを取りつける場合は、選択しやすい純正品がおすすめ。各メーカーのテレビの形状やデザインに合うように作られているので、配線の向きなど不適合のリスクが少ない点がメリットです。テレビの型番ごとに適合品が異なるため、メーカー公式サイトで対応表を確認しましょう。
ただし、純正品の壁掛け金具の場合、テレビを買い替えると対応できなくなる可能性がある点には注意が必要です。将来的にほかのメーカーのテレビに買い替える可能性がある場合は、汎用品を検討してください。
テレビを買い替えても同じ壁掛け金具を使いたい人には、汎用品が適しています。テレビメーカーの純正品よりも調節タイプなど種類が豊富で、サイズなどが合えばそのまま使える可能性が高い点がメリットです。
サンワサプライ・ハヤミ工産など壁掛け金具大手メーカーの製品は、公式サイトで金具対応表をチェックしましょう。テレビのメーカー名・テレビサイズ・型番を入力すれば、ネジ穴・耐荷重・コネクタの干渉がないかなどが確認された対応金具の一覧が表示されます。
価格・汎用性・確実性を重視したい人は、ハヤミ工産がおすすめです。シャープなど大手テレビメーカーや家電量販店が、純正品と並べて推奨しています。
汎用品で金具対応表がない場合は、VESA規格と耐荷重をチェックしましょう。VESA規格とは、テレビなどの映像機器を金具に取りつけるときのネジ穴の間隔を定めたものです。設置したいテレビのスペックを確認し、確実に取りつけられるものを選んでください。
汎用品を購入する場合は、必ず今使っているテレビが適応しているかを確認しましょう。テレビのメーカー・型番・サイズを選ぶだけで適応する金具を表示するサイトであれば、時間をかけずに適切な商品を見つけられるうえ、間違いがありません。
自身での判断が必要になる場合には、テレビがVESA規格に対応しているかどうかや、サイズ・耐荷重・テレビの背面の形状などが大切な確認事項です。よくわからない場合や不安がある場合には、メールや電話で問い合わせることをおすすめします。なお、インチ数はテレビ裏面のシールに記載されているのが一般的なので、わからないときはチェックしてください。
落下や壁の破損を防止するために、耐荷重は10kg程度余裕があるものが理想です。実際のテレビの重さと耐荷重がぴったりだと、地震などの衝撃が加わった際に落下するリスクがあります。VESA規格や対応サイズとあわせて、商品ページで耐荷重を必ず確認してください。
ただし、同じインチ数でも機種によって重さが異なるため、必ず取りつけたいテレビの重さを確認しましょう。テレビの重さは、取扱説明書や公式サイトの商品ページで確認できます。
将来的に大きなテレビを買い替える予定があるなら、さらに余裕のある耐荷重の製品を選んでおくのもありです。耐荷重が大きいものは金具自体のサイズも大きくなり、テレビからはみ出る場合もあるので、余裕の持たせすぎには注意してください。
黒のインテリアが多い人は、ブラックの金具だと部屋全体の統一感が増します。同じブラックでも光沢のあるものとマットなものがあるので、テレビ本体の質感と合わせて選ぶのもありです。部屋のワンポイントアクセントとして取り入れたい人は、ブラウンやシルバー、鮮やかなカラーの製品を検討しましょう。
壁に穴を開けたくない人は、ホッチキス止めで設置するものなど、傷が残りにくい製品を選ぶとよいでしょう。ホッチキスで固定ができると、大きな穴を開けずに取りつけられるので賃貸の人にうってつけです。
ホッチキス止めは、壁が石膏ボードで作られている必要があります。壁に画鋲などのピンを刺せて、抜いたときに石膏の粉がついていれば取りつけられるでしょう。ただし適合しないテレビもあるため、適合表で事前にしっかり確認てください。
取りつける際は、テレビとベースの板の位置がわかるよう、壁紙にテープで目印をつけておくと便利です。目印に合わせてベースを重ね、すべての穴に合わせてホッチキスを打ち込み、テレビを掛けると固定されます。ベースを押さえながらホッチキス止めをするので、作業は2人で行うとスムーズです。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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耐荷重 | 素材 | 壁面取り付け方法 | 形状 | |||||
1 | Homoyoyo テレビ壁掛け金具 | ![]() | 頑丈で省スペースなテレビ壁掛け用サポートブラケット | 50kg | 合金鋼 | ネジ止め | L字 | |
2 | WHAMVOX テレビ落下防止ブラケット|003XL7Q4170L6ZP2W41N8LJG | ![]() | 美しいデザインと転倒防止で安心の視聴体験を | 不明 | 鉄 | 不明 | 不明 | |
3 | コーナーブレースセット | ![]() | 高級鉄素材で頑丈なサポートを提供するL字型ブラケット | 不明 | 鉄 | ネジ止め | L字 | |
4 | NULYLU フローティングシェルフブラケット | ![]() | 高靭性と職人技で長持ちする鉄製コーナーシェルフ | 3.5kg | 鉄 | ネジ | L字 | |
5 | Ipetboom フローティングシェルフ用ブラケット | ![]() | 頑丈で高強度な白い鉄製ブラケットでDIYを強化 | 不明 | 鉄 | 不明 | L字 | |
6 | AUTSUPPL 壁掛け棚ブラケット | ![]() | 頑丈で多用途な壁掛け棚ブラケットで空間活用 | 不明 | 鉄 | 不明 | 不明 | |
7 | HOMOCONO 吊り下げ金具 | ![]() | 耐荷重240kgの頑丈設計–錆びにくく長持ち | 240kg | 鉄 | ネジ止め | コの字 | |
8 | GLEAVI GLEAVI|1M0437S18Y | ![]() | 磁気設計でリモコンを簡単収納・落下防止に最適 | 不明 | プラスチック | ネジ止め | 不明 | |
9 | Ciieeo 木製棚ブラケット|V0460S23VYG0YWYI27M3 | ![]() | 厚みのある鋼鉄製で棚の角度も安定サポート | 不明 | スチール | ネジ止め | 不明 | |
10 | WOONEKY Uシェルフブラケット | ![]() | 冷間圧延鋼と直角三角構造で高耐久と安定性を実現 | 不明 | スチール | 不明 | U字 |
壁面取り付け方法 | 棚受けの基本的な取り付け方法は3種類あります。 1. 壁とサイドパネルの間に取り付けます。 2. バックパネルとサイドパネルの間に取り付けます。 3. スロット付きスペースを使用してバック パネルを取り付けます。 |
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素材 | スチール |
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形状 | L字 |
ネジで穴を開けて取りつける壁掛け金具を石膏ボードに取りつける場合、壁の下地にある柱の位置と材質を見極める必要があります。柱など補強されている位置以外に取りつけると、きちんと固定ができず落下や壁の破損のリスクがあり危険です。必要に応じて壁を補強してから取りつけましょう。
ホッチキスタイプならDIYは可能ですが、壁に穴を開ける場合は取りつけ業者への依頼がおすすめです。新築・リフォーム工事の際に行えば、壁の補強からコンセントの位置・配線処理まで計画的に行えます。大手メーカーのテレビを購入した場合、壁掛けへの取りつけに対応してもらえる場合があるので確認するとよいでしょう。
テレビ壁掛け金具はECサイト以外にも、家電量販店やコーナンなどのホームセンターで販売されています。ECサイトで購入した場合、別途取りつけ業者の手配が必要です。家電量販店などの店舗で購入した場合、同時に取りつけ作業を依頼できる場合があるので相談してみてください。
ニトリでは壁掛け金具は販売していませんが、壁寄せスタンドとも呼ばれる壁掛けのようなテレビ台を購入可能です。壁掛け金具のように部屋をすっきりさせつつ、レコーダーなどの機器の収納スペースがほしい人はチェックしましょう。
テレビの壁掛けを検討するなら、テレビ自体も新しいものに買い替えてみませんか?以下のコンテンツでは、壁掛けに適したテレビの画質や予算別の選び方を紹介しています。気になる人はぜひ商品選びの参考にしてみてください。
1位: Homoyoyo|テレビ壁掛け金具
2位: WHAMVOX|テレビ落下防止ブラケット|003XL7Q4170L6ZP2W41N8LJG
3位: |コーナーブレースセット
4位: NULYLU|フローティングシェルフブラケット
5位: Ipetboom|フローティングシェルフ用ブラケット
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめのテレビ壁掛け金具をご紹介します。
暮らしを快適に!asamiおすすめ生活アイテム10選
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