寒い時期に活躍する暖房器具のひとつ、石油ファンヒーター。ダイニチ工業・コロナ・トヨトミが販売しています。光熱費を抑えるためにも電気代や灯油代を抑えられる商品を選びたいところですが、6畳・8畳などと部屋の広さによって適したサイズが異なるうえタンクの容量も多様なので、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の石油ファンヒーター11商品を集め、9個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの石油ファンヒーターをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな石油ファンヒーターは「断熱性が低い木造家屋でも帰宅直後から暖かく、光熱費を抑えられる商品」。徹底検証してわかった石油ファンヒーターの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
家電プロレビュアー・フリーライターとして15年以上活躍し、主に白物家電や日用品に関する情報を発信。家電をレビューするために一軒家を借りて「家電ラボ」を開設し、サーキュレーターやロボット掃除機のような小型・中型家電から冷蔵庫・洗濯機のような大型家電まで幅広く検証している。
におい・かおり環境アドバイザーとして10年以上のキャリアをもつ臭気判定士・においのスペシャリスト。1996年に国家資格の臭気判定士免許を取得し、「臭気対策アドバイザー」の資格も所持している。におい対策の会社2社でキャリアを積み、2010年にフリーの臭気判定士として独立。 自身の経験を活かして、テレビ・雑誌などの各メディアにも度々登場し、「におい」についての知識を広めている。「パナソニック ボディシェバーER-GK40」効果試験、「ファブリーズ」消臭効果等の技術指導を行うなど、大手企業の消臭効果試験にも携わっている。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
通常モードでの速暖性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電源を入れてすぐに足元から暖まり、冷え症の人でも快適に過ごすことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
エコモードでの速暖性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エコモードでも電源を入れてすぐに足元から暖まり、冷え症の人でも快適に過ごすことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
通常モードでの室温の維持しやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設定温度付近で燃焼をしっかり弱め、暑くなりすぎない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
エコモードでの室温の維持しやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エコモードでも設定温度付近で燃焼をしっかり弱め、暑くなりすぎない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
光熱費が安い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「メインの暖房として1日6時間使い続けても1ヶ月の光熱費が3,000円以内に収まり、8畳用エアコンの光熱費と大差がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ニオイの少ない商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着火時・運転中・消火時いずれもあまり灯油のニオイを感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
給油がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「給油の頻度を抑えられるうえ、タンク自体の工夫もなされており手を汚しづらく、給油のストレスを可能なかぎり抑えられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手のよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「画面が見やすく、付加機能も使いやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安全性への配慮が十分された商品としてユーザーが満足できる基準を「基本的な安全機能にくわえ万が一の事故を防ぐ工夫もあり、ボタンも触れて問題ない熱さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
石油ファンヒーターのメリットは、エアコンよりも速く暖まることです。エアコンは屋外から熱を集めるヒートポンプという仕組みであるのに対し、石油ファンヒーターは内部で灯油を燃やしているのが特徴。温風の温度が高いうえ、ヒーター自体が熱を持つので、より暖かさを感じられます。寒がりの人や、断熱性が低い木造の一軒家にもぴったりでしょう。
コンセントさえあれば簡単に設置できる点もメリットです。例えば同じ暖房器具のガスファンヒーターは、ガス管と接続するために設置工事が必要になることも。また、セラミックファンヒーターはコンセントがあれば設置できますが、暖めるパワーが弱く、広い部屋全体は暖められない点がデメリットです。それに比べると、石油ファンヒーターは暖かさと設置の手軽さを両立しているといえます。
今回の検証で、石油ファンヒーターの通常モードの電気代は30分で約0.62〜1.6円・灯油代は約11.11〜16.2円で、合計の光熱費は約11.73〜17.7円でした。15畳用のエアコンの電気代は30分で約1.5〜29.5円、ガスファンヒーターの光熱費は約10〜37.5円が目安です。ひとたび暖まればほとんど電気を使わないため、総合的な省エネ性能ではエアコンが優秀。しかし、エアコンだけでは物足りないという人には石油ファンヒーターをおすすめできます。光熱費がかかるというだけで石油ファンヒーターを避けるのはもったいないですよ。
木造の一軒家だと、エアコンでは暖かさが物足りないことがあります。設置の簡単さをふまえても、寒い冬を乗り切るために石油ファンヒーターを設置することはよい選択肢といえるでしょう。
石油ファンヒーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
今石油ファンヒーターを買うなら、エコモード搭載機種を選ぶのがおすすめです。現在、多くの石油ファンヒーターには設定温度を保ちつつ火力を抑える、エコモードが搭載されています。石油ファンヒーターの光熱費はどの商品も灯油代が90%ほどを占めているため、いかに灯油代を抑えるかが省エネのコツです。
実際に通常モードとエコモードで30分あたりの光熱費を比較したところ、通常モードは約14.4円だったのに対し、エコモードでは約12.6円という結果に。エコモードを搭載している多くの商品で、通常モードよりも12%前後、最大約30.1%の節約に成功しました。
また、それぞれのモードで暖まる速さと設定温度を維持できるかを比較したところ、暖まる速さはエコモードより通常モードのほうが約4〜5分速い一方、設定温度を維持しやすかったのはエコモードでした。寒がりの人は通常モードで着火し部屋が暖まったらエコモードに切り替えることで、快適に過ごせるうえ灯油代も節約できるでしょう。
風の向きやエコモードでしっかり光熱費を抑えられるかは、実際に灯油を入れて運転しないとわかりません。そのため、ランキングの「通常モード時の光熱費(実測値)」と「エコモード時の光熱費(実測値)」も参考に、エコモードでしっかり安くなる機種を選んでくださいね。
検証した商品のうち、コロナのG32タイプは「セーブモード」という名称のモードしかありませんでした。これは室温にかかわらず最大火力を60%に抑えて運転するモードです。最初から火力がセーブされるため暖まるのが遅く、光熱費も室温の維持しやすさも通常モードとそこまで変わりませんでした。
エコモード搭載機種のなかでもとくに、風向きが下のものを選ぶとよいでしょう。エコモードを搭載していても2%ほどしか削減できない商品も。光熱費を抑えられるかどうかは室温をキープできるかに関係しており、室温をキープできるかどうかは風向きが影響しています。
暖かい空気は上にいく特性があるため、温風が下に向かいしっかり足元から暖められる商品がベターです。室温のムラが少なく均等に部屋を暖められるので、省エネにもつながりますよ。検証した商品のなかでは、ダイニチ工業の「SGX TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-5724SGX」が高評価に。吹き出し口の羽が動き、風が下に向かって吹くため、しっかり足元から部屋全体が暖かくなりました。
一方、温風が上にあがる商品は足元がなかなか暖まらず、灯油の消費量が多くなるうえ、暖めに時間がかかる点がデメリットです。室温をうまくキープできず、暑くなりすぎてしまうことがある点にも注意しましょう。
石油ファンヒーターは、部屋の広さにあわせて適切なサイズを選ぶことが大切です。パワーの基準となる適用畳数は、日本ガス石油機器工業会によって定められています。寒冷地・温暖地といった地域や、木造・鉄筋といった家の構造をもとに自主基準を定めているため、参考にするとよいでしょう。
しかし、適用畳数の基準の家は、40~50年前の住宅を想定して定められているため、断熱性の低いものである点には注意が必要です。自分の家の築年数にあわせて、選ぶ商品を変える必要があります。エアコンの暖房で物足りなく感じる場合、断熱性が低い家である可能性が高いので、基本的に適用畳数の値を参考に選ぶのがおすすめです。
一方、築5年以内程度の新しい家は、当時よりも断熱性や気密性が向上していると考えられます。そのため、表記されている適用畳数よりもひとまわり小さい機種の石油ファンヒーターを選んでも、十分に暖まれるといえるでしょう。
寒がりの人ですぐに暖まりたいなら、適用畳数に加えて灯油の燃焼方式と暖房能力に注目して選びましょう。燃焼方式は、主にブンゼン式・ポンプ噴霧式・ポット式の3種類。燃焼方式の違いで、電源ボタンを押してから実際に火が点くまでの着火時間に大きく影響します。
実際に着火時間を検証した結果、ブンゼン式が40秒前後と最も速く、ポンプ噴霧式は70秒前後で着火し、ポット式は210秒ほどかかりました。まずはブンゼン式かポンプ噴霧式に絞って選ぶのがベターです。
暖房能力は、1時間あたりに暖房器具が部屋に与えられる熱量のことで、数値が高いほど速く暖まります。検証ではブンゼン式かポンプ噴霧式の商品かつ、3.6kW以上あれば、12分程度で部屋の隅々まで暖まることがわかりました。
燃焼方式はメーカーによって異なるので、ブンゼン式ならダイニチ工業、ポンプ噴霧式ならコロナをチェックしてくださいね。
灯油のニオイが苦手なら、ダイニチ工業の「SGX TYPE」「GR TYPE」から選ぶのがおすすめです。石油ファンヒーターは灯油を燃やしているため、灯油のニオイや灯油が不完全燃焼する際のニオイが発生します。どのメーカーもニオイ対策は実施しているものの、実際に使ってみなければわからないので、臭気判定士の石川英一さんに協力してもらい、着火時・運転中・消火時のニオイを比較しました。
検証の結果、とくにメーカーごとの差が大きかったのは消火時のニオイで、なかでも優秀だったのはダイニチ工業の「秒速消臭システムプレミアム」を搭載している「SGX TYPE」「GR TYPE」の2機種。そもそもダイニチ工業の商品は灯油を気化して噴出するため、消火の際に灯油が残りづらい構造をしています。さらに、採用している秒速消臭システムは消火時に気化器から放出するガスを瞬時に止め、残ったガスは燃やし切る仕組み。なかでも「プレミアム」は、より念入りに燃やし切れます。
一方、ほかメーカーの商品にはニオイが強く出てしまうものも。コロナの上位モデルは、消火時に吹き出し口が閉まる「プレミアム消臭「極」」という仕組みを搭載していますが、消火後に放熱のため吹き出し口が開くと瞬間的にニオイが広がり、評価が伸び悩みました。
トヨトミは、消火時に灯油を残りにくくする「消臭革命」という仕組みがあるものの、不完全燃焼のニオイまでは減らせない結果に。また、使用せずに置いている状態でも灯油そのもののニオイが漂ってきたため、灯油のニオイが苦手な人は避けたほうがよいでしょう。
私も石油ファンヒーターを使っていますが、ニオイは気になります。たとえほかの機能が優秀だったとしてもニオイが強いだけで嫌になるので、できるだけニオイの少ない商品を選ぶのがおすすめです
給油の手間を省きたいなら、取っ手の位置・フタの仕様・タンクの容量の3点に注目して選びましょう。取っ手はタンクの底だけでなく、上部にもついているものがおすすめです。上部に取っ手があると、給油のあとにひっくり返して持つ必要がありません。検証したなかでは、とくにダイニチ工業の商品はタンクの上部側面に取っ手がついているので、本体に戻す際に両手で持っても干渉しない点が便利でした。
フタはタンクと一体になっていると、汚れたフタの置き場所に困りません。また、ワンタッチで開閉できるものだと力を込める必要がないので、簡単に閉められます。うまく閉められなかった場合、ひっくり返した際に中身をこぼすリスクもあるので、フタの閉めやすさは重要なポイントですよ。
タンクの容量は、基本的には大きいほどよいといえます。灯油を保管するポリタンクは18Lのものが多いため、18Lを容量でわったときにキリのよい数がベター。たとえば9Lなら2回で使いきれます。加えて、灯油をストックしておくタイミングを前もって把握したいなら、画面上で残量が表示されるモデルが便利です。
石油ファンヒーターの多くは、タンクが空になった状態でようやく灯油残量減少の通知がきます。本体内部にある固定タンクにはまだ灯油が残っているので直ちに消火されないものの、あらかじめ灯油を買っておきたい人には不向きです。灯油の残量を常に確認したい人は、各メーカーの上位モデルを選ぶとよいでしょう。
アウトドアシーンで使用したいなら、専用モデルがおすすめです。通常モデルと比べて、本体がコンパクトで持ちやすい点がメリット。適用畳数が小さいエントリーモデルよりもさらにひとまわり小さいため、荷物が多くなりがちなキャンプでも負担なく持ち運べます。
石油ファンヒーターで最も消費電力を使いがちな着火時の消費電力が低い点も魅力です。着火時はもちろん、運転中の消費電力も抑えられるので、ポータブル電源のバッテリー残量を圧迫しにくいでしょう。さらに持ち運びの際に固定タンクをロックできる専用のフタや、内部の奥まで灯油を抜くスポイトも付属しています。
また、高地対応の操作が簡単な点もうれしいポイントです。ほとんどの機種に高地対応の機能はあるものの、ボタンを長押ししたり小さなボタンを細い棒で押したりする必要があります。一方、アウトドアモデルは専用ボタンが設置されており、簡単に切り替えが可能です。
アウトドアでの暖房器具は、電源を必要としないものが主流。しかし、電気が通っているからこその使い勝手や安全性の高さは魅力といえます。アウトドアで石油ファンヒーターを使用する際は、一酸化炭素中毒の対策として定期的な換気や一酸化炭素チェッカーの持参を心がけましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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速暖性の高さ(通常モード) | 速暖性の高さ(エコモード) | 室温の維持しやすさ(通常モード) | 室温の維持しやすさ(エコモード) | 光熱費の安さ | ニオイの少なさ | 給油のしやすさ | 使い勝手のよさ | 安全性への配慮 | 本体幅(公称値) | 本体奥行(公称値) | 本体高さ(公称値) | 本体重量(公称値) | 燃焼方式 | 灯油タンク容量 | 消費電力(公称値) | 暖房出力 | 待機時消費電力 | 着火時間(実測値) | 着火時間(公称値) | 最大適用畳数の目安(木造) | 最大適用畳数の目安(コンクリート) | ニオイ低減機能 | 不完全燃焼防止機能 | 給油時自動消火機能 | バックライトあり | フタとタンクが一体型 | 高地対応 | 通常モード時の光熱費(実測値) | リモコン付き | エコモード時の光熱費(実測値) | 秒速点火機能 | 秒速タイマー機能 | 特徴 | 空のタンクの重量(実測値) | 過熱防止機能 | タイマー機能 | 省エネ機能 | チャイルドロック機能 | 人感センサー付き | アウトドア向け | |||||||
1 | ダイニチ工業 SGX TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-5724SGX | ![]() | 9位 | 素早く暖めたい人に!ニオイの少なさや使い勝手のよさも優秀 | 47.6cm | 41.3cm | 44.5cm | 13.9kg | ブンゼン式 | 9.0L | 大火力時:191W/小火力時:80W | 5.70~1.23kW | 1W | 平均41.7秒 | 40秒 | 15畳 | 20畳 | 約16.6円(30分あたり) | 約14.5円(30分あたり) | おしゃれ | 約2.3kg | ||||||||||||||||||||||||||
2 | ダイニチ工業 SGX TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-3724SGX | ![]() | 8位 | 狭い部屋で使うなら!上位モデルゆえの性能で使い勝手もよい | 43.8cm | 40.1cm | 44.5cm | 12.9kg | ブンゼン式 | 9.0L | 大火力時:129W/小火力時:62W/最大(点火時):370W/待機時:1.0W | 3.70~0.74kW | 1.0W | 平均38.7秒 | 35秒 | 10畳 | 13畳 | 約14.8円(30分あたり) | 約10.4円(30分あたり) | おしゃれ、小型 | 約2.3kg | ||||||||||||||||||||||||||
3 | ダイニチ工業 L TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-5624L | ![]() | 1位 | シンプル機能の大型モデル。給油が楽でニオイが少なめ | 46.6cm | 34.9cm | 44.5cm | 11.9kg | ブンゼン式 | 9L | 大火力時:190W/小火力時:80W | 1.23~5.6kW | 1W | 平均35.7秒 | 40秒 | 15畳 | 20畳 | 約15.9円(30分あたり) | 約13.0円(30分あたり) | 約2.2kg | |||||||||||||||||||||||||||
4 | ダイニチ工業 GR TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-4724GR(W) | ![]() | 5位 | 最上位モデルが高価だと感じる人に。暖かくニオイも控えめ | 47.6cm | 39.6cm | 44.5cm | 13.3kg | ブンゼン式 | 9.0L | 大火力時:153W/小火力時:70W | 4.70~0.91kW | 1W | 平均37.9秒 | 35秒 | 12畳 | 17畳 | 約17.7円(30分あたり) | 約15.2円(30分あたり) | おしゃれ | 約2.3kg | ||||||||||||||||||||||||||
5 | コロナ G32タイプ|石油ファンヒーター|FH-G3224Y-W | ![]() | 2位 | 低価格ながらも速暖性が良好。足元をしっかり暖める | 38.5cm | 32.5cm | 42.4cm | 8.8kg | ポンプ噴霧式 | 5.0L | 弱燃焼時:11W/強燃焼時:20W | 3.19~0.63kW | 0.8W | 平均52.9秒 | 通常点火:55秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) | 9畳 | 12畳 | 約11.7円(30分あたり) | 約11.7円(30分あたり) | 小型 | 約1.3kg | ||||||||||||||||||||||||||
6 | コロナ VXシリーズ|石油ファンヒーター|FH-VX3624BY | ![]() | 3位 | 省エネ性が優秀。室温も快適な温度帯をキープできた | 45.8cm | 33.4cm | 46.6cm | 12kg | ポンプ噴霧式 | 7.2L | 弱燃焼時:4W/強燃焼時:9.5W | 3.60~0.59kW | 0.8W | 平均55.3秒 | 通常点火:55秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) | 10畳 | 13畳 | 約12.8円(30分あたり) | 約10.7円(30分あたり) | おしゃれ | 約2.0kg | ||||||||||||||||||||||||||
7 | コロナ WZシリーズ|石油ファンヒーター|FH-WZ5724BY | ![]() | 10位 | 光熱費を抑えつつ、広い部屋を素早く暖める。使い勝手も上々 | 52.0cm | 33.8cm | 46.6cm | 12.6kg | ポンプ噴霧式 | 7.2L | 強燃焼時:10.5W/弱燃焼時:4W | 5.65~0.80kW | 0.8W | 平均72.3秒 | 通常点火:65秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) | 15畳 | 20畳 | 約15.8円(30分あたり) | 約14.7円(30分あたり) | おしゃれ | 約2.0kg | ||||||||||||||||||||||||||
8 | コロナ OUTFIELD|ポータブル電源対応石油ファンヒーター|FH-CPF33(CF) | ![]() | アウトドアでパワフル暖房!光熱費が安いが家庭用には不向き | 38.5cm | 32.5cm | 42.4cm | 9.0kg | ポンプ噴霧式 | 5L | 燃焼時:21・21~10・11W(50・60Hz) | 3.30~0.63kW | 0.8W | 平均356.9秒 | 通常点火:約5〜7分の予熱時間あり(秒速点火:約5〜7分の予熱完了後、7秒) | 9畳 | 12畳 | 約7.6円(30分あたり) | 約7.7円(30分あたり) | 小型 | 約1.3kg | |||||||||||||||||||||||||||
9 | ダイニチ工業 S TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-32S5-W | ![]() | 4位 | 着火は速いが、暑くなりすぎる可能性が。給油の手間も懸念点 | 37.1cm | 29.9cm | 42.9cm | 7.4kg | ブンゼン式 | 5.0L | 大火力時:98W/小火力時:52W | 3.20〜0.74kW | 1W | 平均39.4秒 | 35秒 | 9畳 | 12畳 | 約17.4円(30分あたり) | 約17.0円(30分あたり) | 小型 | 約1.2kg | ||||||||||||||||||||||||||
10 | トヨトミ 石油ファンヒーター|LC-S53N | ![]() | 7位 | 光熱費は抑えやすいが、速暖性が低い。灯油のニオイも強め | 55.0cm | 32.75cm | 44.5cm | 12.7kg | ポット式 | 7.0L | 燃焼時:21W | 5.25~1.41kW | 0.8W | 平均215.4秒 | 消臭点火解除:約150秒(消臭点火:約210秒) | 14畳 | 19畳 | 約13.7円(30分あたり) | 約10.7円(30分あたり) | 約1.8kg |
灯油タンク容量 | 9.0L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 15畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約16.6円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約14.5円(30分あたり) |
良い
気になる
ダイニチ工業の「SGX TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-5724SGX」は、暖かい商品がほしい人はもちろん、従来の石油ファンヒーターにありがちな悩みから解放されたい人におすすめ。ニオイや給油の手間に配慮されています。
通常モードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるまでわずか5分、部屋の隅でも7分30秒と非常に速く、速暖性は優秀。着火スピードも平均41.7秒と速く、吹き出し口が暖まり具合に応じて動くので、着火ボタンを押してすぐに足元から素早く暖まれます。室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が23.1℃を記録し、まずまず上昇を抑えました。
エコモードでも、着火してから足元の温度が5℃上がるまで6分、部屋の隅でも11分30秒と優秀。エコモードは室温の維持しやすさも高評価です。検証では室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は21.8℃と設定温度に比べて大差がなく、暑くなりにくいといえます。
着火時は燃焼臭がしたものの刺激感はなく、運転中のニオイもほぼ気になりません。消火時は一瞬不完全燃焼臭が出ましたが、消火後は灯油臭がまったくなく灯油の独特なニオイを最小限に抑えられる印象です。
タンク容量が9.0Lと大きく、給油の頻度を減らせるのも魅力。タンク上部には取っ手があり、楽に持ち運べます。画面が白色かつバックライトつきで見やすいのも利点。灯油の残量もわかりやすく、給油するタイミングを把握できます。スタイリッシュな見た目で、デザイン重視の人にもぴったりです。
通常モードでの30分あたりの電気代は約1.55円、灯油代は約15.06円。特別安くはないものの、灯油の燃焼量を室温に合わせてコントロールできるため、ある程度抑えました。エコモードでの30分あたりの灯油代は約13.00円とさらに安かったので、少しでも節約したい人はエコモードの使用がおすすめ。
本体は高価ですが、買って後悔しないほどのクオリティです。畳数が大きく狭い部屋にはオーバースペックですが、広い部屋で使うなら検討してみてください。
本体幅(公称値) | 47.6cm |
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本体奥行(公称値) | 41.3cm |
本体高さ(公称値) | 44.5cm |
本体重量(公称値) | 13.9kg |
待機時消費電力 | 1W |
着火時間(公称値) | 40秒 |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | おしゃれ |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.3kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
ダイニチ 石油ファンヒーター SGXタイプ FW-5724SGXの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
灯油タンク容量 | 9.0L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 10畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約14.8円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約10.4円(30分あたり) |
良い
気になる
ダイニチ工業の「SGX TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-3724SGX」は、あまり広くない部屋で温かさと使い勝手に優れた石油ファンヒーターを使いたい人におすすめ。「SGX TYPE 石油ファンヒーター FW-5724SGX」より畳数が小さいモデルで、機能面はまったく同じです。
通常モードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるまで11分50秒、部屋の隅は10分30秒と速暖性は良好。室温の維持しやすさの検証でも、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が22.6℃と、温度上昇を十分に抑えられています。
エコモードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるまでに18分以上と長めでしたが、部屋の隅は13分58秒でした。室温の維持しやすさはとくに優秀で、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は21.2℃。設定温度に近い室温に保てていました。
適用畳数が小さい分速暖性はそこまで高くありませんが、気温が一気に上がりすぎないため灯油代を抑えられるのもメリット。通常モードでの30分あたりの電気代は約1.55円、灯油代は約13.29円、エコモードだと電気代は約1.24円、灯油代は約9.13円と申し分ない金額でした。
タンクは9.0Lと大容量で、上部には取っ手があるため、給油の手間も少ないでしょう。画面は白色でバックライト付きなので、とても見やすい印象です。常に灯油残量が表示されるため、給油のタイミングもばっちりわかります。上下にスライドすることでファンフィルターの掃除ができる「かんたんフィルタークリーナー」を搭載しており、お手入れも楽々です。
ニオイもそれほど気にならず、着火時に1秒ほど不完全燃焼臭がしましたがすぐに消えました。運転開始3分後の灯油の燃えたニオイも不快感がないレベルで、消火後も1分ほどで至近距離での不完全燃焼臭がなくなっています。
給油の手間やニオイなど石油ファンヒーターの使用で気になりがちなポイントの対策がしっかりされているので、狭い部屋でも使い勝手を妥協したくない人はぜひ検討してみてください。
本体幅(公称値) | 43.8cm |
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本体奥行(公称値) | 40.1cm |
本体高さ(公称値) | 44.5cm |
本体重量(公称値) | 12.9kg |
待機時消費電力 | 1.0W |
着火時間(公称値) | 35秒 |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | おしゃれ、小型 |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.3kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
ダイニチ FW-3724SGXの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
灯油タンク容量 | 9L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 15畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約15.9円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約13.0円(30分あたり) |
良い
気になる
ダイニチ工業の「L TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-5624L」は、給油しやすい大型の石油ファンヒーターがほしい人におすすめ。細かな機能は省かれていますが、タンク容量が大きくニオイも少なめです。
ルーバーは動きませんが、もともと温風が下に向きやすい構造で、通常モードでは着火してから足元の温度が5℃上がるまで1分40秒、部屋の隅は7分10秒と速暖性が優秀でした。着火も35.7秒とスピーディです。室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が23.3℃と、室温上昇もある程度抑えています。
エコモードも優秀で、着火してから足元の温度が5℃上がるまでにかかった時間は1分50秒、部屋の隅は10分30秒でした。室温の維持しやすさは通常モードより優れており、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は21.5℃と暑くなりすぎません。
安めのモデルながら灯油タンクは9Lと大きく、ワンタッチで開け閉めが可能です。ただし、同メーカーの上位シリーズとはフタがタンクと一体型ではない点が異なります。また、液晶のバックライトや灯油の残量表示といった細かな機能も省かれています。
30分あたりの電気代は約1.55円、灯油代は通常モードで約14.34円、エコモードで約11.45円。どちらも安い結果ですが、エコモードを使用すればより節約できるでしょう。
ニオイの少なさは同メーカーの上位モデルほどではありませんが、全商品のなかでは少ないほうです。点火時に強い不完全燃焼臭がしたもののすぐに消え、運転開始3分後は燃焼臭をほぼ感じないほど。消火時の不完全燃焼臭も内部のシャッターが閉まるとほとんどしなくなりました。
総合的に見れば、大型でシンプルな石油ファンヒーターとして、満足度の高い商品といえます。灯油の補充が楽で、ニオイが気にならない大型モデルがほしい人にぴったりです。
本体幅(公称値) | 46.6cm |
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本体奥行(公称値) | 34.9cm |
本体高さ(公称値) | 44.5cm |
本体重量(公称値) | 11.9kg |
待機時消費電力 | 1W |
着火時間(公称値) | 40秒 |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.2kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
ダイニチ FW-5624Lの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
灯油タンク容量 | 9.0L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 12畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約17.7円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約15.2円(30分あたり) |
良い
気になる
ダイニチ工業の「GR TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-4724GR(W)」は、暖かさ・ニオイ・給油のしやすさの3点を重視したい人におすすめ。洗練された見た目で、石油ファンヒーターらしさが感じられません。
着火スピードが平均37.9秒と非常に速いのがメリット。通常モードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるのに5分10秒、部屋の隅でも10分10秒と、速暖性も申し分ありません。ただし、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は25.3℃と高めだったので、部屋が暖まってきたら温度設定を下げるのがよいでしょう。
エコモードの速暖性も良好で、着火してから足元の温度が5℃上がるのに9分30秒、部屋の隅でも10分40秒でした。室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が23.4℃とまずまずの結果です。
着火時は若干燃焼臭がしたものの刺激感がなく、運転中のニオイもほとんどなし。消火時は近くによると不完全燃焼臭が少し漂いましたが、遠くまでは広がらなかったため、ニオイはそれほど気にならないでしょう。
タンクは9.0Lと大容量で、給油の頻度を減らせるのもうれしい点。フタとタンクは一体型で、手を汚さずにワンタッチで開け閉めできます。温風空気取り入れ口は取り外し可能で、こまめに掃除しやすい点も便利。ただし画面にバックライトがないうえオレンジ液晶なので、最上位モデルである同社の「FW-5724SGX」と比べると見づらい印象です。
室温にムラが見られたためか、光熱費がかかりやすい点にも要注意。通常モードでの30分あたりの電気代は約1.55円、灯油代は約16.17円、エコモードでも灯油代が13.64円かかり、節約重視の人には向かないでしょう。とはいえ性能はよく、最上位モデルの本体価格が高すぎると感じる人にはおすすめです。
本体幅(公称値) | 47.6cm |
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本体奥行(公称値) | 39.6cm |
本体高さ(公称値) | 44.5cm |
本体重量(公称値) | 13.3kg |
待機時消費電力 | 1W |
着火時間(公称値) | 35秒 |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | おしゃれ |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.3kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
ダイニチ GRタイプ FW-4724GRの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
灯油タンク容量 | 5.0L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 9畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約11.7円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約11.7円(30分あたり) |
良い
気になる
コロナの「G32タイプ 石油ファンヒーター FH-G3224Y-W」は、安くてしっかり使える石油ファンヒーターがほしい人におすすめ。本体価格が2万円以下と安く、コンパクトながらも十分な速暖性を発揮しました。
通常モードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるまでわずか3分とトップクラスの速さ。一方、部屋の隅だと17分40秒とかなり時間がかかり、部屋中を素早く暖めるには力不足といえます。とはいえ、室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が20.9℃と快適な温度帯をしっかりキープできました。
エコモードでも、足元の温度が5℃上がるまで3分50秒と速かったものの、部屋の隅だと19分40秒と時間がかかる結果に。エコモードに相当するセーブモードでは、着火直後にしっかり暖めるべきところでも最大火力が制限されるので、暖まりにくい印象です。室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は22.3℃と上昇を抑えました。
30分あたりの通常モードでの電気代は約0.62円、灯油代は約11.11円で、パワーが小さいモデルのためか光熱費を安く抑えられたのはメリット。エコモードでの光熱費もほとんど変わらなかったので、通常モードを使用するのが無難です。
同社の上位モデルと異なりシャッターはないものの刺激臭は少なく、運転中のニオイもそこまで気にならない程度。消火時には不完全燃焼臭が瞬間的にしましたが、ニオイは少ないといえます。
タンク容量は5.0Lと小さく、給油の頻度は多くなりやすいでしょう。画面がグレー液晶で、バックライトもついておらず見づらい点もネックです。しかし、タンクのフタはワンタッチで開け閉めできるうえにタンクと一体型になっているため、下位モデルながらも給油の手間はおさえられます。ダイニチの下位モデル「FW-32S5」と比べて、暖かさ・光熱費・ニオイの少なさなど重要な要素が上回っており、安さ重視なら有力候補といえます。
本体幅(公称値) | 38.5cm |
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本体奥行(公称値) | 32.5cm |
本体高さ(公称値) | 42.4cm |
本体重量(公称値) | 8.8kg |
待機時消費電力 | 0.8W |
着火時間(公称値) | 通常点火:55秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | 小型 |
空のタンクの重量(実測値) | 約1.3kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
コロナ FH-G3224Yの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
灯油タンク容量 | 7.2L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 10畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約12.8円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約10.7円(30分あたり) |
良い
気になる
コロナの「VXシリーズ 石油ファンヒーター FH-VX3624BY」は、光熱費を抑えながら、快適に過ごしたい人におすすめ。室温のムラが少ないため灯油を使いすぎることがなく、通常モードでの30分あたりの灯油代は約12.15円、エコモードでは約10.36円まで抑えられました。30分あたりの電気代もエコモードで0.31円とトップクラスの安さなので、節約重視の人にぴったりです。
通常モードで着火してから足元の温度が5℃上がるまでにかかった時間は、わずか4分40秒とスピーディ。部屋の隅でも11分と速く、通常モードでの速暖性は非常に優れていました。室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が22.3℃と温度上昇も十分に抑えています。
エコモードでは、着火してから足元の温度が5℃上がるまで9分20秒、部屋の隅だと17分と少し時間がかかりました。エコモードでの速暖性は上位商品に一歩およばなかったものの、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は21.5℃と快適に過ごしやすい温度帯をキープできたのは魅力です。
タンクの容量は7.2Lと大きめで、給油の頻度を減らせるのが利点。タンクとフタが一体になっていて、手を汚さずにワンタッチで開け閉め可能です。画面は黒液晶で、バックライトつきで見やすい印象。ただし、温風空気取り入れ口は取り外せないうえにエアーフィルターがついており掃除の手間は多めです。また、画面に灯油の残量が表示されないので、給油のタイミングがわかりづらいでしょう。
着火時に灯油臭が漂い、運転中も少しニオイの刺激を感じやすいのも難点。消火時にルーバーが開くと強い不完全燃焼臭が一瞬出てくるため、換気を行いましょう。ニオイは気になりますが、光熱費を抑えながら暖かく過ごしたい人に向いています。
本体幅(公称値) | 45.8cm |
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本体奥行(公称値) | 33.4cm |
本体高さ(公称値) | 46.6cm |
本体重量(公称値) | 12kg |
待機時消費電力 | 0.8W |
着火時間(公称値) | 通常点火:55秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | おしゃれ |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.0kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
灯油タンク容量 | 7.2L |
---|---|
最大適用畳数の目安(木造) | 15畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約15.8円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約14.7円(30分あたり) |
良い
気になる
コロナの「WZシリーズ 石油ファンヒーター FH-WZ5724BY」は、光熱費を抑えながら広い部屋で十分に暖まりたい人におすすめ。暖まり方にややムラがあり、エコモードでの光熱費は同じ畳数のダイニチの商品と大差なかったものの、通常モードでの30分あたりの電気代は約0.62円・灯油代は約15.19円と節約できました。
着火時間は平均72.3秒と上位商品に劣るものの、通常モードで着火してから足元の温度が5℃上がるまでにかかった時間は6分40秒、部屋の隅でも7分30秒と非常にスピーディ。ただし、室温の維持しやすさの検証では室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が23.9℃まで上昇したため、温度管理が必要でしょう。
エコモードでも、足元の温度が5℃上がるまで7分40秒、部屋の隅でも11分50秒と十分速く、足元から部屋中を素早く暖められます。室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は23.4℃と少しは温度上昇を抑えられました。
リモコンつきで遠隔操作ができ、黒い液晶はバックライトつきで見やすい印象。灯油の残量は画面に常に表示されるので、給油のタイミングも把握できます。タンクの容量は7.2Lと大きめで、給油の頻度を減らせるのもうれしい点。タンクの上部天面に取っ手がついているため持ち運びも楽にできますが、給油したあと本体に戻す際に上部の持ち手が引っかかる点が少し気になりました。
ニオイはシャッターで対策する方式ですが、消火時は放熱のためにルーバーが開いた瞬間に強い不完全燃焼臭がしたため換気が必要でしょう。灯油の独特なニオイはあるものの、広い部屋で使いたい人や、節約重視の人は検討してみてください。
本体幅(公称値) | 52.0cm |
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本体奥行(公称値) | 33.8cm |
本体高さ(公称値) | 46.6cm |
本体重量(公称値) | 12.6kg |
待機時消費電力 | 0.8W |
着火時間(公称値) | 通常点火:65秒(秒速点火:75秒の予熱完了後、7秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | おしゃれ |
空のタンクの重量(実測値) | 約2.0kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
灯油タンク容量 | 5L |
---|---|
最大適用畳数の目安(木造) | 9畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約7.6円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約7.7円(30分あたり) |
良い
気になる
コロナの「OUTFIELD ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CPF33(CF)」は、アウトドア用にパワフルな石油ファンヒーターがほしい人におすすめ。同メーカーの「CPタイプ ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CP25Y(G)」よりも適用畳数がひとまわり大きいうえに、エコモードを搭載しており、光熱費があまりかからないのが特徴です。
通常モードを30分稼動した場合の電気代は0.62円、灯油代は6.95円とトップクラスに安い結果に。ただし、エコモードでもほぼ変わりませんでした。容量が5Lのタンクの天面には取っ手があり、給油はしやすいでしょう。画面はオレンジ色で、灯油タンクが空になると知らせるタイプです。
暖まりは緩やかで、通常モードだと着火してから足元の温度が5℃上がるまでに10分10秒、部屋の隅は29分かかりました。ポータブル電源に対応させるため最大消費電力を抑えており、着火に約5分57秒と時間がかかった点にも注意が必要です。一方、室温の維持しやすさは優秀で、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は20.3℃でした。
エコモードも同様の傾向で、着火してから足元の温度が5℃上がるまでにかかった時間は9分、部屋の隅は26分50秒。室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温を19.8℃に抑えました。
ニオイは終始気になる結果に。特に消火時は不完全燃焼臭がかなり出たうえ、止まる寸前まで灯油のニオイが漂いました。総じて家庭用の暖房器具としてはあまり向いていませんが、屋外での使用を考えているなら候補になります。
本体幅(公称値) | 38.5cm |
---|---|
本体奥行(公称値) | 32.5cm |
本体高さ(公称値) | 42.4cm |
本体重量(公称値) | 9.0kg |
待機時消費電力 | 0.8W |
着火時間(公称値) | 通常点火:約5〜7分の予熱時間あり(秒速点火:約5〜7分の予熱完了後、7秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | 小型 |
空のタンクの重量(実測値) | 約1.3kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
灯油タンク容量 | 5.0L |
---|---|
最大適用畳数の目安(木造) | 9畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約17.4円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約17.0円(30分あたり) |
良い
気になる
ダイニチ工業の「S TYPE 家庭用石油ファンヒーター FW-32S5-W」は、小型の格安モデルで、着火スピードが速い点がメリット。ブンゼン式の燃焼方式を採用しており、電源を入れてから着火するまで平均39.4秒と素早く暖められました。
着火時に不完全燃焼臭、運転中に燃焼臭を感じたものの、消火時のニオイを十分にカットできたのは利点。同メーカーの上位商品には劣りますが、検証したほかの商品と比べるとニオイは少ないといえます。
一方、通常モードで着火してから足元の温度が5℃上がるまで17分10秒、部屋の隅だと12分20秒と少し時間がかかったのは難点。室温が17℃を超えてから15分後の平均室温を確認すると24.9℃と少し温度が高めでした。
エコモードだと暖めるのにさらに時間がかかり、足元の温度が5℃上がるまで18分30秒、部屋の隅だと13分40秒を記録。室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が25.1℃とあまり室温をキープできておらず、暑くなりすぎてしまう懸念があります。通常モード・エコモードともに30分あたりの光熱費が17円台と高めで、節約したい人にも不向きでしょう。
タンクの容量は5.0Lと小さく、頻繁に給油する必要があるのも気がかり。タンクの重量がありすぎないのは利点ですが、フタはワンタッチで開け閉めできないうえ、持ち手は1つしかないため給油に手間がかかるでしょう。画面にバックライトがなく、グレー液晶なので見づらい点もネックです。小型の格安モデルにこだわる人以外はほかを検討しましょう。
本体幅(公称値) | 37.1cm |
---|---|
本体奥行(公称値) | 29.9cm |
本体高さ(公称値) | 42.9cm |
本体重量(公称値) | 7.4kg |
待機時消費電力 | 1W |
着火時間(公称値) | 35秒 |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | 小型 |
空のタンクの重量(実測値) | 約1.2kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
灯油タンク容量 | 7.0L |
---|---|
最大適用畳数の目安(木造) | 14畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約13.7円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) | 約10.7円(30分あたり) |
良い
気になる
トヨトミの「石油ファンヒーター LC-S53N」は、灯油の使用量が少なく、光熱費を抑えられるのがメリット。通常モードでの30分あたりの電気代は約0.93円、灯油代は約12.73円と安く、エコモードの灯油代は約9.13円とさらに節約できたため、とにかく光熱費を抑えたいなら選択肢に入ります。
一方、速暖性は低く、着火してから足元の温度が5℃上がるまでに22分40秒、部屋の隅では17分20秒もかかりました。着火も平均215.4秒と時間がかかるため、寒い朝や帰宅後すぐに暖まりたい人には不向きです。一方、室温の維持しやすさの検証では、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温が22.2℃と温度上昇を抑えています。
エコモードでも、着火してから温度が5℃上がるまで足元は19分10秒、部屋の隅は18分10秒と時間がかかりました。一方、室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は21.3℃と快適に過ごしやすい温度帯をキープできたのはメリットです。
ニオイの少なさも低評価に。使っていない状態でも周囲に灯油のニオイが漂っており、着火時や運転中にも灯油臭が気になりました。消火時には不完全燃焼臭が強くしたので、灯油の独特なニオイが苦手な人は避けたほうがよいでしょう。
画面はオレンジ液晶で、バックライトもついていないため見づらい印象。タンク容量は7.0Lと大きめですが、取っ手がタンク底面にしかなく、給油が終わったあとはタンクをひっくり返して持つ必要があります。さらに、タンクとフタが一体になっていないうえ、ワンタッチで開け閉めできず、給油の手間がかかるでしょう。光熱費の安さは魅力ですが、速暖性やにおいの少なさを重視する人には不向きです。
本体幅(公称値) | 55.0cm |
---|---|
本体奥行(公称値) | 32.75cm |
本体高さ(公称値) | 44.5cm |
本体重量(公称値) | 12.7kg |
待機時消費電力 | 0.8W |
着火時間(公称値) | 消臭点火解除:約150秒(消臭点火:約210秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | |
空のタンクの重量(実測値) | 約1.8kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
灯油タンク容量 | 3.6L |
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最大適用畳数の目安(木造) | 7畳 |
通常モード時の光熱費(実測値) | 約14.5円(30分あたり) |
エコモード時の光熱費(実測値) |
良い
気になる
コロナの「OUTFIELD ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CP25Y」は、コンパクトなので荷物を抑えたいアウトドアシーンに向いた商品。ワンボタンで高地対応も行えます。家庭での使用には向きませんが、電源サイトのあるキャンプ場の利用が多い人やポータブル電源を持っている人にはよいでしょう。
しかし、着火時間が平均326.1秒と非常に遅く速暖性は低評価に。着火してから足元の温度が5℃上がるまでに24分30秒、部屋の隅も15分20秒かかりました。室温が17℃を超えてから15分後の平均室温は24.7℃と少し高く、室温をキープする力もそれほどありません。
使っていない状態でも周囲に灯油臭が漂い、着火時も運転中もニオイがしたのもネック。消火時も強い灯油臭が広がり、消火後もニオイがしばらく続いていたため、ニオイが苦手な人はとくに注意が必要です。
タンクとフタが一体になっており、ワンタッチで簡単に開閉できる点はメリット。しかし、タンク容量が3.6Lと非常に小さく、頻繁に給油する必要があるのが不便です。画面はバックライトがないオレンジ液晶で見づらいでしょう。
光熱費は控えめで、30分あたりの電気代は約0.62円、灯油代は約13.90円に抑えました。着火時の消費電力を抑えているためポータブル電源でも使いやすく、災害時やアウトドアシーンで活躍するでしょう。ポータブル電源を持っているなら候補になるものの、暖房能力は高くないため、ない場合はカセットガスのストーブや石油ストーブなど、電源が必要ない暖房器具を選ぶのが無難です。
本体幅(公称値) | 31.2cm |
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本体奥行(公称値) | 30.7cm |
本体高さ(公称値) | 39.0cm |
本体重量(公称値) | 7.9kg |
待機時消費電力 | 0.9W |
着火時間(公称値) | 通常点火:約5〜7分の予熱時間あり(秒速点火:約5〜7分の予熱完了後、7秒) |
ニオイ低減機能 | |
不完全燃焼防止機能 | |
給油時自動消火機能 | |
バックライトあり | |
フタとタンクが一体型 | |
高地対応 | |
リモコン付き | |
秒速点火機能 | |
秒速タイマー機能 | |
特徴 | 小型 |
空のタンクの重量(実測値) | 約1.1kg |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
チャイルドロック機能 | |
アウトドア向け |
マイベストではベストな石油ファンヒーターを「断熱性が低い木造家屋でも帰宅直後から暖かく、光熱費を抑えられる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の石油ファンヒーター11商品を集め、以下の9個のポイントで徹底検証しました。
検証①:速暖性の高さ(通常モード)
検証②:速暖性の高さ(エコモード)
検証③:室温の維持しやすさ(通常モード)
検証④:室温の維持しやすさ(エコモード)
検証⑤:光熱費の安さ
検証⑥:ニオイの少なさ
検証⑦:給油のしやすさ
検証⑧:使い勝手のよさ
検証⑨:安全性への配慮
今回検証した商品
通常モードでの速暖性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電源を入れてすぐに足元から暖まり、冷え症の人でも快適に過ごすことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度・湿度を一定に管理できる恒温恒湿室を使用し、運転前の環境を統一。石油ファンヒーター以外の影響で環境に変化が起きないよう恒温恒湿室の運転を停止してから、石油ファンヒーターを30分運転しました。自動で温度と湿度を記録できる温湿度ロガーを以下のように設置し、10秒ごとに温度と湿度を測定・記録。暖まるのが速いものほどおすすめとしてスコア化しました。
エコモードでの速暖性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エコモードでも電源を入れてすぐに足元から暖まり、冷え症の人でも快適に過ごすことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度・湿度を一定に管理できる恒温恒湿室を使用し、運転前の環境を統一。石油ファンヒーター以外の影響で環境に変化が起きないよう恒温恒湿室の運転を停止してから、石油ファンヒーターを30分運転しました。自動で温度と湿度を記録できる温湿度ロガーを以下のように設置し、10秒ごとに温度と湿度を測定・記録。暖まるのが速いものほどおすすめとしてスコア化しました。
通常モードでの室温の維持しやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「設定温度付近で燃焼をしっかり弱め、暑くなりすぎない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度・湿度を一定に管理できる恒温恒湿室を使用し、運転前の環境を統一。石油ファンヒーター以外の影響で環境に変化が起きないよう恒温恒湿室の運転を停止してから、石油ファンヒーターを30分運転しました。自動で温度と湿度を記録できる温湿度ロガーを部屋の隅2か所の床から10cmと1mの高さに設置し、10秒ごとに温度と湿度を測定・記録。平均室温が17℃に達してから15分後の平均室温が高くなりすぎないものほどおすすめとしてスコア化しました。
エコモードでの室温の維持しやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エコモードでも設定温度付近で燃焼をしっかり弱め、暑くなりすぎない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度・湿度を一定に管理できる恒温恒湿室を使用し、運転前の環境を統一。石油ファンヒーター以外の影響で環境に変化が起きないよう恒温恒湿室の運転を停止してから、石油ファンヒーターを30分運転しました。自動で温度と湿度を記録できる温湿度ロガーを部屋の隅2か所の床から10cmと1mの高さに設置し、10秒ごとに温度と湿度を測定・記録。平均室温が17℃に達してから15分後の平均室温が高くなりすぎないものほどおすすめとしてスコア化しました。
光熱費が安い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「メインの暖房として1日6時間使い続けても1ヶ月の光熱費が3,000円以内に収まり、8畳用エアコンの光熱費と大差がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度・湿度を一定に管理できる恒温恒湿室を使用し、運転前の環境を統一。石油ファンヒーター以外の影響で環境に変化が起きないよう恒温恒湿室の運転を停止してから、石油ファンヒーターを30分運転。運転前後の本体重量を比較し、重量差から灯油の消費量を推測しました。加えて、検証時にワットモニターを接続し消費電力も測定しています。
灯油代は1Lあたり117.1円として、電気代は1kWhあたり31円として算出。30分間の光熱費が通常モードとエコモードのそれぞれで8円以内を上限に、より安く燃費がよいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ニオイの少ない商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着火時・運転中・消火時いずれもあまり灯油のニオイを感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
7.4畳の部屋で、石油ファンヒーターを最大温度に設定し3分運転。着火時・着火から3分後・消火時の3つのタイミングで、臭気判定士の石川英一さんがニオイをチェック。環境省が公開している6段階臭気強度表示法を基準に、6段階で評価しました。それぞれのタイミングで「何のニオイかがわかる弱いニオイ」である臭気強度2を上限に、ニオイが少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しています。
給油がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「給油の頻度を抑えられるうえ、タンク自体の工夫もなされており手を汚しづらく、給油のストレスを可能なかぎり抑えられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
安全性への配慮が十分された商品としてユーザーが満足できる基準を「基本的な安全機能にくわえ万が一の事故を防ぐ工夫もあり、ボタンも触れて問題ない熱さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
石油ファンヒーターのエラーを避けるには、劣化した灯油は使用しないよう注意しましょう。昨シーズンから持ち越した灯油は、不純物が混じって劣化している可能性があります。タールが内部に付着して灯油がうまく流れなくなるため、使用は避けるのが無難です。
また、シリコーン製品を同じ部屋で使わないことも重要。シリコーンが本体の中に吸入されると、着火不良や途中消化につながる恐れがあります。たとえば、洗い流さないトリートメントなどのヘアケア用品をつけたあとに石油ファンヒーターがある部屋でドライヤーを使用したり、柔軟剤を使用した衣服を部屋干ししたりすることも故障の原因となりうるため避けてください。
余った灯油は来年に持ち越せないため、少量であれば石油ファンヒーターに入れて火がつかなくなるまで使い切るのがおすすめです。使いきれないほどの量が余った場合は、ガソリンスタンドや灯油販売店に持ち込んで引き取ってもらうのがよいでしょう。
1位: ダイニチ工業|SGX TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-5724SGX
2位: ダイニチ工業|SGX TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-3724SGX
3位: ダイニチ工業|L TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-5624L
4位: ダイニチ工業|GR TYPE|家庭用石油ファンヒーター|FW-4724GR(W)
5位: コロナ|G32タイプ|石油ファンヒーター|FH-G3224Y-W
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