日帰りのハイキングにおすすめなのが、20Lのバックパック。デイパックとも呼ばれており、アウトドアはもちろん、通勤・通学などの普段使いでも活躍する商品です。しかし、モンベル・ノースフェイス・パタゴニア・グレゴリーなど様々なブランドから販売されており、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の20Lのバックパック12商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの20Lのバックパックをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな20Lのバックパックは「ハイキングから日常生活まで活躍する、背負いやすく使い勝手がよいリュック」。徹底検証してわかった20Lのバックパックの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ。「今一番良い山で、一番楽しい山の遊びをしよう!」をモットーに、国内外、季節を問わず山の旅を案内する。プライベートでも、登山、トレッキング、自然観察、クライミング、スノーハイク、バックカントリースキーなど、その時々に合った自然の中でのアクティビティを楽しむ。また、以前写真関係の仕事に就いていた経験を活かし、山での写真撮影や雑誌などにルポタージュの執筆も行う。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
背負いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「男女10人のモニターが、より背負いやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
荷物を収納しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日帰りのハイキング・日常生活を問わず、必要なものをきれいに収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
荷物を出し入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ハイキング中に使いたい荷物を、リュックを下ろさずに出し入れできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
防水性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「突然の雨でも耐えられる防水性で、30分程度小雨に打たれても浸水しない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに12商品を検証し、ランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
20Lのバックパックは、日帰りのハイキングにぴったりの大きさです。山小屋で1泊するなら40~50L、夏山の縦走または冬山のテント泊ではそれ以上の容量が必要ですが、日帰りなら20Lで十分対応できます。
ハイキングに必要なアイテムは、レインウェア(防寒着)・飲み物や食べ物・ヘッドライト・救急キットなど。20Lの容量があれば、これらの荷物がきれいに収まりますよ。
また、20Lは通勤・通学用の普段使いにも向いている大きさ。1~2泊程度の着替えも入るため、旅行や出張の際にも重宝します。さまざまなシーンで活躍するので、1つ持っておいて損はありませんよ。
20Lほどの容量のバックパックなら、ビジネス用のリュック・旅行で便利な折りたたみリュック・トレイルランニング用リュックなどにもラインナップがあり、上記のコンテンツでも紹介しています。ぜひ上記のコンテンツも参考にしてくださいね。
普段使いも視野に入れると、どんなブランドが人気なのか気になりますよね。
20Lのバックパックで人気が高いのは、ノースフェイス・パタゴニア・モンベル・グレゴリー・コロンビアなどのアウトドアブランド。機能性にすぐれ耐久性があり、街中でも使いやすいデザインの商品も多数販売されています。
なお、ほとんどの商品がユニセックスで、男女ともに使いやすいリュックです。20Lは体格に関わらず背負いやすいサイズなので、家族やカップルで共有できる点も魅力ですよ。
このコンテンツでは性能面から商品の選び方を紹介していますが、日常的に使う目的で購入するなら、見た目やブランドの好みで選ぶのもひとつの手です。
商品ごとに機能・性能に違いはあるものの、通常の使用に耐えられないほど粗悪な商品は稀で、好みで選んでも大失敗はしにくいといえます。この先の選び方を参考にしつつ、お気に入りのリュックを探してくださいね。
20Lのバックパックを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
20Lのバックパックを選ぶとき、まず注目したいのが背負い心地のよさ。背負い心地がよいものなら体への負担が少なく、長時間でも快適に背負い続けられます。逆に、背負い心地が悪いものを選ぶと肩や背中に痛みが出てしまい、せっかくのハイキングが台無しになりかねません。
検証では、男女のモニター10人が約2.5kgの重りを入れた各商品を背負い、背負い心地や蒸れ感を評価。様々な体格のモニターが試着しましたが、適度に柔らかいパッドがついている商品が高評価を獲得する傾向がありました。
「リュックなんてどれも同じ」と考えるかも知れませんが、モニターから「本当に同じものが入っているとは思えない!」という声が挙がるほど、商品によって背負い心地に差があります。ぜひランキングの「背負いやすさ」が★4.5以上の商品を選んでくださいね。
なお、チェストベルト(胸のベルト)・ウエストベルト(腰のベルト)があると、リュックのフィット感がUPし、歩行時に荷物がブレにくくなります。本格的な登山も見据えるなら、チェストベルトとウエストベルトがついているものがおすすめです。
荷物の詰め方を工夫すると、背負い心地がさらによくなります。ポイントは、重いものを肩甲骨の近くに、軽いものをお尻のあたりに入れること。リュックの重心が体の重心に近くなり、同じ荷物でも格段に軽く感じられますよ。
リュックを選ぶとき、収納力も欠かせないポイント。ポケットの配置や量によって使い勝手が大きく変わるため、チェックしておきましょう。
ポケットの数は多いほどよいと考えがちですが、実はそうではありません。ポケットの大きさが荷物に合っていないとスペースが無駄になるうえ、どこに何をしまったか忘れて逆に使いにくくなることもあります。
ハイキングの必需品をスッキリ収納できるよう、大きいポケット・小さいポケットの両方を備えた商品がおすすめです。例えば、大きなポケットにはレインウェアや防寒着を、小さなポケットには鍵・常備薬などの小物を収納すると収まりがよいでしょう。また、デイザックとして日常的に使うときも、PC・上着・筆記用具・貴重品などをきれいに収納できますよ。
背負い心地のよさと収納しやすさを兼ね備えたおすすめの商品は、mont-bellの「ガレナパック 20」と、MAMMUTの「Lithium 20」。どちらも体格を問わず背負いやすく、本格的な登山から日常まで対応できる、使いやすいリュックです。
荷物をきれいに収納できても、必要なときにすぐ取り出せなければ意味がありません。荷物を取り出しやすいと、ハイキング中の使い勝手がグンとよくなります。
荷物を出しやすいかどうかは、外側からアクセスできるポケットをチェック。あると便利なポケット・収納は、以下のとおりです。
荷物の出し入れを重視する人におすすめの商品は、パーゴワークスの「BUDDY 22」。どのポケットも外側からアクセスでき、リュックを下ろさず荷物を取り出しやすい商品でした。
特にチェストポケットは非常に使い勝手がよく、小型のポーチを後付けする人もいるほど。その秘密は、スマホとの相性のよさです。
ハイキング中は、写真を撮ったり地図を見たりと、スマホを使うシーンが頻繁にあります。チェストポケットは、普段スマホを見る位置とポケットの距離が近いので、スマホをサッと取り出して使える点が大きな魅力ですよ。
あえて雨の日に登山をする人は少数ですが、山の天気は不安定で突然の雨がつきもの。不意に雨に打たれてしまうことも少なくありません。
急な悪天候でも荷物が濡れないよう、レインカバーつきの商品がおすすめです。レインカバーがあれば、着替えや電子機器などの濡らしたくない荷物を、突然の雨から守れますよ。
レインカバーが付属する商品は、リュックの腰のあたりに小さなポケットがあり、カバーを収納できるものが一般的。カバーを別で購入するよりもスッキリと持ち運べるうえ、家に忘れる心配もないため便利です。
どうしても濡らしたくないものは、事前にビニール袋などの袋に詰め、2重3重の防水処理をしてくださいね。
普段使いもする予定なら、ウエストベルトを外したり、収納したりできるものがおすすめ。ウエストベルトはリュックのフィット感を高めるのに役立つパーツですが、街中で使用するならオーバースペックです。
ウエストベルトがあるといかにも本格的な登山用の見た目で、敬遠する人もいるでしょう。実は、多くの商品がウエストベルトなしでも使用可能で、スッキリとした見た目に変身します。ウエストベルトの収納や取り外しは簡単で、面ファスナーを取ったり切れ込みにベルトをしまったりするだけ。力や技術は必要ないので、誰でもすぐに扱えるでしょう。
日常での使用も視野に入れている人は、ランキングの「ウエストベルトなしで使用可能」にチェックがついているものを選んでくださいね。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||
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背負いやすさ | 収納しやすさ | 荷物の出し入れのしやすさ | 防水性の高さ | 使用時の幅 | 使用時の奥行 | 使用時の高さ | 容量 | 重量 | 対象 | チェストベルト付き | ウエストベルト付き | ウエストベルトなしで使用可能 | レインカバー付き | 背面メッシュ仕様 | ペットボトルポケット付き | |||||||
1 | モンベル mont-bell|ガレナパック 20 | ![]() | マルチに使いやすいものならコレ!日常使いでも活躍 | 26cm | 18cm | 50cm | 20L | 759g | メンズ、レディース | |||||||||||||
2 | Mammut Sports Group MAMMUT|Lithium 20|2530-03172 | ![]() | 5位 | 幅広く使えて蒸れにくい。自転車通勤の人にもおすすめ | 31cm | 105cm | 51cm | 20L | 740g | メンズ | ||||||||||||
3 | パーゴワークス BUDDY 22 | ![]() | 背負いやすく荷物の出し入れがスムーズ。登山を始める人に | 25cm | 20cm | 50cm | 22L | 660g | メンズ、レディース | |||||||||||||
4 | MILLET MOUNTAIN GROUP Millet|クーラ 20|MIS0623-N9545-U | ![]() | 3位 | 収納のしやすさが魅力。通勤通学からアウトドアまで幅広く対応 | 28cm | 14cm | 43cm | 20L | 720g | メンズ、レディース | ||||||||||||
5 | GREGORY ナノ20|43J*61003 | ![]() | 4位 | 大きな欠点がなく、背負いやすさも十分なリュック | 25.4cm | 21.6cm | 50.8cm | 20L | 499g | メンズ、レディース | ||||||||||||
6 | カリマーインターナショナル karrimor|tatra 20|500819 | ![]() | 8位 | 雨蓋つき登山用ザック。背負い心地に欠けるが、収納力は十分 | 29cm | 21cm | 46cm | 20L | 600g | レディース | ||||||||||||
7 | Deuter Sport LUGANO 20|6810024 | ![]() | 6位 | 背負い心地は十分。荷物の出し入れに便利なポケットは少なめ | 28cm | 18cm | 44cm | 20L | 680g | メンズ、レディース | ||||||||||||
8 | Columbia Sportswear Columbia|キャッスルロック20Lバックパック II|PU8663 | ![]() | 1位 | 十分な背負いやすさと防水性があった。収納力はやや劣る | 29cm | 15cm | 43cm | 20L | 650g | メンズ、レディース | ||||||||||||
9 | Newell Brands Coleman|ウォーカー 25|2000038978 | ![]() | 2位 | 日常メインなら候補に。ハイキング用としては物足りない | 31cm | 20cm | 45cm | 25L | 570g | メンズ、レディース | ||||||||||||
10 | Patagonia ブラックホール・パック 25L|49298 | ![]() | 大きめの荷物を入れられる。便利なポケットは少なめ | 28cm | 15cm | 48cm | 25L | 640g | メンズ、レディース |
容量 | 20L |
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重量 | 759g |
レインカバー付き |
良い
気になる
モンベルの「mont-bell ガレナパック 20」は、通気性を追求したショルダーベルトに加え、背中のパネルに凹凸を持たせた、蒸れ防止仕様が特徴の商品。アウトドアや旅行だけでなく、日常用としても使いたい人におすすめです。
背負い心地が非常によく、実際に使用したモニターからは「体のラインへのフィット感がしっかりあった」「ショルダーベルトがフカフカしており肌当たりがよい」などと好評でした。チェストベルトやウエストベルトが備わっていることで、荷重が分散されやすく体への負担を軽減できる点もメリットです。
収納ポケットも豊富に備えています。とくに小物入れが多く、メッシュの仕切りがあるフロントのポケットや、荷室内部にも用意されていました。加えて、水分補給に便利なハイドレーションパック用のスリットやキーリングも。本体とフロントポケットの間にはレインウェアを挟んでおけるなど、至れり尽くせりな仕様といえます。
ファスナーに紐状のジッパータブがついており、荷物を取り出しやすい点も特徴のひとつ。スマホが入るチェストポケットや小さなウエストポケットもありました。少量のおやつやティッシュなどを入れておけば、登山中も咄嗟に取り出せて便利でしょう。また、サイドにはペットボトルが入るポケットがあるので、手を伸ばすだけでペットボトルを取り出せます。
総じて大きな欠点が見当たらなかった本商品。これからハイキングや登山をはじめたい人はもちろんのこと、アウトドアから通勤などマルチに使えるリュックがほしい人まで、幅広くおすすめできる商品です。
使用時の幅 | 26cm |
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使用時の奥行 | 18cm |
使用時の高さ | 50cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 740g |
レインカバー付き |
良い
気になる
Mammut Sports Groupの「MAMMUT Lithium 20」は、立体成型の3D EVAフォームのエアチャンネルを採用したバックパック。登山用としてはもちろん、自転車通勤のように日常的に使いたい人にもおすすめです。
背負いやすさはトップクラスの評価を獲得。通気性がよいという謳い文句どおり、暑がりのモニターからも「歩き回っても体温がこもっている感覚がなかった」との声が挙がったほどです。また、胸と腰のベルトによりフィット感も高く、荷物の重みが分散されている印象。暑い夏の通勤用としても重宝しそうです。
メインの荷室以外に大きな収納はないものの、サイドベルトで幅広い容量調整が可能な点は便利でした。シーンにあわせて適切なサイズに変更できますよ。小物入れは、フロント・上部・内部に用意されています。加えて、フロントに登山のポール用ベルトや、ピッケル(積雪期登山に使う道具)用スレッドがあるのもうれしいポイントです。
メイン荷室が大きく開かなかったのは惜しいポイント。とはいえ、ファスナーには紐状のジッパータブがあるため開閉はスムーズでした。ウエストベルトにはポケットがあるので、ティッシュやお菓子などの小物を入れておくのに便利です。
使用時の幅 | 31cm |
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使用時の奥行 | 105cm |
使用時の高さ | 51cm |
対象 | メンズ |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 22L |
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重量 | 660g |
レインカバー付き |
良い
気になる
特筆すべきは、荷物の出し入れのしやすさ。荷室が大きく開くだけでなく、横からもアクセスできるので、下部に収納した荷物も簡単に取り出せます。ファスナーにはリング状のジッパータブがついており、手袋をしている状態でも開閉しやすいでしょう。また、本体の左右には、900mlのペットボトルが入る大きめのポケットがあるうえ、ショルダーベルトにはスマホが入るメッシュポケットを装備。手を伸ばすだけで、サッと飲み物やスマホを出し入れできますよ。
収納は、大型のフロントポケットに加え、小物用ポケットが2つ。水分補給に使うハイドレーション用のスリットもあるので、PCを入れて通勤カバンとしても活躍するでしょう。別売りのチェストバッグをハーネス下部のリングに取りつけると、より収納量が増えるのもうれしいポイントです。
とはいえ、荷物の出し入れがスムーズに行えるうえ、背負いやすさも十分。ハイキングや登山に挑戦しようと考えている人だけでなく、すでに中型~大型のザックを持っているが、小型で使いやすいものを探している人にもぴったりですよ。
使用時の幅 | 25cm |
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使用時の奥行 | 20cm |
使用時の高さ | 50cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 720g |
レインカバー付き |
良い
気になる
胸と腰のベルトにより安定感があり、背負いやすさも良好。ショルダーベルトはやや硬いものの、モニターからは「横揺れにも問題なくフィット感が続いた」「下重心に感じにくく分散されているよう」などの声があがりました。重さによる体への負担も少ないといえます。
片方のショルダーベルトには収納ポケットを用意。スマホや小さなお菓子などを入れておけば、手を伸ばすだけで出し入れできて便利です。オープンポケットや、背面・側面から荷室にアクセスできるような工夫はありませんが、ファスナーには紐状のジッパータブがついているので開閉はスムーズ。扱いにくさを感じることは少ないでしょう。
使用時の幅 | 28cm |
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使用時の奥行 | 14cm |
使用時の高さ | 43cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 499g |
レインカバー付き |
良い
気になる
メインポケットは、リング状のジッパータブがついたダブルファスナーでスムーズに開閉可能。開閉がいらないオープンポケットもあるので、濡れた上着やゴミなどをメインの荷物とわけて入れておけるのも便利ですよ。
収納のしやすさも高い評価を獲得しました。1つの小物入れはメッシュの仕切りがあるため、用途に応じてわけて収納できます。加えて、給水用のハイドレーション入れやキーリング、外側からアクセスできる小型のフロントポケットも装備。ショルダーベルトにはポケットがないものの、使いにくさを感じることは少ないでしょう。
防水性の高さの検証でも、吹きかけた水滴をきれいに落とせました。ただしレインカバーが付属していないので、必要であれば別途用意してくださいね。
総じて、目立った欠点がなかった本商品。登山初心者だけでなくコンパクトなリュックがほしい中級~上級者にも選択肢となるでしょう。
使用時の幅 | 25.4cm |
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使用時の奥行 | 21.6cm |
使用時の高さ | 50.8cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 600g |
レインカバー付き |
良い
気になる
収納面では、メイン荷室のほかにフロントポケットや雨蓋部分にも小物ポケットが用意されていました。ハイドレーション用の穴はないものの、紐でしばれるため問題なく使えるでしょう。ウエストベルトにポケットも備えており、小さめのお菓子やモバイルバッテリーも入れられて便利です。
荷物も問題なく出し入れできました。開閉方法が紐である点や、オープンポケットがない点はやや惜しいものの、ウエスト部のポケットをうまく使えば、扱いにくさは感じにくいでしょう。
また、吹きかけた水を払うと若干浸みたものの、ある程度は撥水。雨蓋がついているので、小雨程度であれば対応できそうです。より防水性を気にする人は、別売りのレインカバーを購入するとよいでしょう。
一方、内部の荷物が背中にあたる感覚になりやすい点はネック。モニターからも「フィット感がなく、背中から浮きやすい」との声が挙がりました。長時間背負うにはやや不向きな印象です。とはいえ、雨蓋があるバックパックなので、登山を中心とした野外活動にはおすすめといえるでしょう。
使用時の幅 | 29cm |
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使用時の奥行 | 21cm |
使用時の高さ | 46cm |
対象 | レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 680g |
レインカバー付き |
良い
気になる
Deuter Sportの「LUGANO 20」は、取り外し可能なウエストベルトのある小型のバックパック。機能性よりも、背負い心地を求める人におすすめです。
実際に背負ってみると、モニターから「肩・背中・腰へのフィット感があり、動いても揺れにくい」「背中全体で荷物を支えている感覚」などと好印象。各ベルトや背中のパッドが体になじみやすく、背負い心地は十分といえます。
収納スペースは、大きなメインの荷室のほか、フロントと内部に計3つの小物入れを完備。フロントには小型のポケットがあり、使用頻度の高い小物を入れておくのに便利です。また、トレッキングポールを引っかけておけるループもあるので、本格的な登山でも頼れる存在になるでしょう。
さらに、効率よく荷物を出し入れできるオープンポケットやショルダーポケットがない点もネック。ジッパータブつきのファスナーで開閉は簡単なのでそこまで不便はないものの、荷物をサッと取り出したい人は物足りないでしょう。
使用時の幅 | 28cm |
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使用時の奥行 | 18cm |
使用時の高さ | 44cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 20L |
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重量 | 650g |
レインカバー付き |
良い
気になる
霧吹きで水をかけてみると、水滴をしっかりと弾きました。レインカバーも付属しているので、突然雨に降られても荷物が濡れることは少ないでしょう。
実際に使用してみると、重みを感じにくく、背負いやすさもおおむね良好。モニターからも「体のどの部分にも負担感がなかった」「長時間疲れずに歩き続けられそう」などの声が挙がりました。背中のクッションが硬めである点は少し気になりますが、痛みを感じるほどではありません。
しかし、小型のフロントポケットがないうえに、小物入れが2か所とやや少なく、荷物の出し入れのしやすさは物足りない結果に。細かな収納機能がある商品にはおよびませんが、ハイキングや日帰り登山であれば十分な性能といえるでしょう。
使用時の幅 | 29cm |
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使用時の奥行 | 15cm |
使用時の高さ | 43cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 25L |
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重量 | 570g |
レインカバー付き |
良い
気になる
ポケットの数が多く、収納力のしやすさでは高評価を獲得。メインの荷室以外に、フロントや内部にあわせて3つの小物入れを備えていました。また、内部の小物ポケットは小さく大量に仕切られているので、きれいに収納したい人にうってつけです。ハイドレーションパックのホースを通す穴はないものの、PCを入れる程度のスペースは十分ありました。
使用時の幅 | 31cm |
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使用時の奥行 | 20cm |
使用時の高さ | 45cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 25L |
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重量 | 640g |
レインカバー付き |
良い
気になる
使用時の幅 | 28cm |
---|---|
使用時の奥行 | 15cm |
使用時の高さ | 48cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 26L |
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重量 | 約910g |
レインカバー付き |
良い
気になる
しかし、メインの荷室以外の収納スペースが少なく、そこまで収納しやすいとはいえません。ハイドレーション用スリットやトレッキングポール用のループはあるものの、小物入れに便利な小型ポケットも見あたりませんでした。
また、荷物の出し入れもスムーズとはいえない印象。ジッパータブがあるため開閉はしやすいものの、スマホなどを入れておけるチェストポケットや、ファスナーの開閉なしで使えるフロントポケットはありません。背負いやすく、防水にも優れますが、使い勝手のよさにこだわる人には不向きでしょう。
使用時の幅 | 30cm |
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使用時の奥行 | 18cm |
使用時の高さ | 50.5cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
容量 | 約20L |
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重量 | 約700g |
レインカバー付き |
良い
気になる
SWISSWINの「リュック」は、肩への食い込みにくさを考慮したバックパック。アウトドアに便利な機能は少なく、どちらかというと日常使い用のリュックといえます。
しかし、ファスナーにタブがない点はネック。荷物をサッと出し入れできるポケットや、背側面から荷室へアクセスできる工夫もありませんでした。また、収納スペースが限られており、便利な小型ポケットも少なめ。細かく整理して入れておきたい場合には、扱いにくさを感じる場合もあるでしょう。
さらに、固定ベルトがなく、背負い心地もいまひとつ。背中とザックに空間が生まれやすい構造で、モニターからも「フィット感が低い」「腰と肩に重さを感じやすい」などの声が挙がりました。長時間使う場合には不向きといえるでしょう。
使用時の幅 | 29cm |
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使用時の奥行 | 12cm |
使用時の高さ | 45cm |
対象 | メンズ、レディース |
背面メッシュ仕様 | |
ペットボトルポケット付き |
mybestではベストな20Lのバックパックを「ハイキングから日常生活まで活躍する、背負いやすく使い勝手がよいリュック」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の20Lのバックパック12商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:背負いやすさ
検証②:荷物の収納のしやすさ
検証③:荷物の出し入れのしやすさ
検証④:防水性の高さ
今回検証した商品
モニターが実際に各商品を背負って背負いやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
荷物を収納しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日帰りのハイキング・日常生活を問わず、必要なものをきれいに収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
口が大きく開き、荷物を出しやすいものを高評価
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
フロントパネルに霧吹きで水を吹きかけ、撥水性を確認
登山には、バックパック以外のアイテムも必要です。以下のコンテンツでは、登山で活躍する商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位: モンベル|mont-bell|ガレナパック 20
2位: Mammut Sports Group|MAMMUT|Lithium 20|2530-03172
3位: パーゴワークス|BUDDY 22
4位: MILLET MOUNTAIN GROUP|Millet|クーラ 20|MIS0623-N9545-U
5位: GREGORY|ナノ20|43J*61003
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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