硬式野球用グローブのおすすめ人気ランキング【2025年】

ECサイトで購入するなら、わかりやすいサイズ表が用意された商品から選ぶとよいでしょう。例えば、サイズ別に身長や学年の目安を記載するメーカーもあります。子どもの体格や手の大きさをふまえて、使いやすいサイズを選んでください。

成長期の子どもには、成長を見越して対応身長より少し大きめを買うのも手です。ただし、手に対して大きすぎると手の中心でボールをつかみにくく、パフォーマンスに影響することもあります。長く使いたいからといって、大幅にサイズが大きい商品を選ぶのは避けましょう。

プレースタイルが定まっていない初心者は、右投げ用を選ぶのが無難でしょう。グローブには、右投げ用と左投げ用があり、右投げ用は名前のとおりボールを右手で投げる人向けのグローブです。右利きの人は右投げ用を使う場合がほとんどですが、なかには利き手と逆の手で投げる選手もいます。

右投げのメリットは、すべてのポジションに対応しやすいところです。一方、左投げだとサード・ショート・セカンドでは送球しにくいため、まかされるポジションが限定されやすいデメリットがあります。あとから買い直す手間とコストを省きたい人も、右投げ用を選択しましょう。

ただし、ピッチャーを目指したいなら、あえて左投げを選択する方法もあります。ピッチャーには、打たれにくい左投げの選手が抜擢されることが多いためです。また、左利きの人は右投げ用ではプレーしにくい可能性が高いので、最初は左投げ用を選んでもよいでしょう。

子ども用のグローブを選ぶなら、軽量性と操作性にこだわったミズノの商品がうってつけです。少年用のオールラウンド型はグローバルエリートというブランドが主力で、革の強度と耐久性が高いのが特徴。小学1年生から6年生までが目安の少年用、10〜14歳向けのゴールデンエイジ用から選べます。

素材にこだわって選びたい人は、上質な革が評判のゼットを選択しましょう。肌触りのよいヌバックレザーとクッション材で構成されており、快適なフィット感と操作性をあわせ持ちます。シックでスタイリッシュなデザインなので、シンプルな見た目が好きな人も要チェックです。

高校野球の公式試合では日本高校野球連盟の定める用具規定があるため、高校野球で使うなら規定に沿ったものを購入してください（参照：日本高校野球連盟）。グローブのカラーは、ブラウン系・オレンジ系・ブラックのいずれかに決めましょう。

グローブの指部分にあるはみ出しはグローブと同系色で目立たないものか、革の自然色のみ認められています。手の甲の空いた部分を覆うへり革も、グローブと同系色で目立たないものを選んでください。

しめひもについては細かい決まりがあり、ピッチャーはグローブ本体と同色か同系色のものを、ピッチャー以外はグローブと同系色またはブラック・ブラウン系を選択しなければなりません。ポジションが未定ならグローブと同色か同系色のしめひもを選べば、どのポジションでも買い替えずに使用できます。

ほとんどの野球グローブは牛革で作られており、革の種類にはステアレザーとキップレザーの2種類があります。それぞれの特徴を解説するので、重視したいポイントに応じて種類を選びましょう。