本物さながらのリアルな表現ができる「3DCG制作ソフト」。プロも利用しているソフトから、プライベートでも利用できるソフトまでたくさん登場しています。しかし、3DCGといっても、建築デザイン・キャラクター・アニメーションなど、使用目的によって必要な機能が異なるため、自分がどのソフトを選べばよいのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、3DCG制作ソフトのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。MAYAやフリーソフト、体験版も登場するのでまずは触れてみるのもありですよ。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
では、さっそく3DCG制作ソフトの選び方を見ていきましょう!
3DCG制作ソフトは、次の2つのタイプに分かれます。⾃分のスキルや使⽤⽬的に合わせて適切なものを選んでいきましょう。
3DCGの基礎からしっかり学びたいなら、統合型を選びましょう。3DCGを学ぶ学校でも使⽤されているタイプで、幅広い知識や3DCGソフトで何ができるのかを知りたい人におすすめ。モデリング・レンダリング・3DCGアニメーション作成などできることは多く、やりたいことをいろいろと試してみることができます。まずは基礎を学んでおきたいと考えている⼈にとって統合型はピッタリですね。
一方、3DCG制作で、やりたいこと・作りたい作品が決まっている場合は、特化型の3DCG制作ソフトがおすすめです。特化型は、CG作成に必要な特定の機能のみを搭載しているのが特徴。統合型では再現が難しいことも、簡単にできるのが⼤きな魅力です。
特定の機能に特化していることから、操作方法が分かりやすいのも⼤きなメリット。学校で勉強する場合は「統合型」を使用することが多いですが、企業では統合型と特化型を組み合わせて利用しています。統合型だけではできないソフトスキルを学びたい人は、特化型を選択しましょう。
企業や学校などで自作や改良を加え、独自ツールとしてスタッフや学生に配布のみを行っているものも多数あるため、自分がどういう環境で使用をするのかということを考える必要もあります。
3DCGソフトに搭載されている機能は、ソフトによってさまざまです。それぞれのソフトで強みとする機能を把握して、より自分に合ったソフトを絞り込んでいきましょう。
ポリゴン風の作り方をするのがメジャーでしたが、より直観的な操作で造形物を作れるスカルプト機能に対応したソフトも人気があります。キャラクターを制作してみたい人や、3Dプリントによる作品を作りたい人におすすめです。
リアルなキャラクターを制作してみたいなら、テクスチャー・ペインティングに強いソフトを選択しましょう。制作した造形物に色を塗ったり、質感を出していくことは、完成したときのCGの見え方にも影響してくる大切な部分です。人の肌の質感や光の反射具合など、こだわるほど造形物がリアルになりますよ。
CGを制作して動かしてみたい人は、アニメーションに強い3DCG制作ソフトを選択しましょう。CGで 制作したキャラクターや、自動車などの造形物を動かすことが可能です。ただし、アニメーションの仕組みは自動で機械がしてくれますが、アニメーション作り自体は自分で行う必要があるため、スキルが必要な分野でもあります。
さらに、物理演算を動かす必要性とグラフィック描写のために、PCのスペックが要求されることになります。ある程度のCPU、グラフィックボードが搭載されたPCでないとなめらかに動かないので注意しましょう。
CGで爆発させた時の表現や、物を衝突させたり、破壊させたりしたときの表現にまでこだわりたいなら、エフェクト制作に強いソフトを選びましょう。ただし、物理シミュレーションによって操作が行われるので、パソコンのスペックも多少必要な点には注意が必要です。爆発の表現なども自分で制作するとかなりの時間がかかるため、どちらかというと初心者よりも十分経験を積んだ人向きです。
物理演算を行うのであれば更に高スペックのPCが必要になります。
3DCGで作ったものをまとめてアニメーションを作成することができるソフトなら、レンダラー機能に強いソフトがおすすめ。ただし、初心者には難しい作業や設定を行う必要もあるため、レンダラーを頑張って使い続けていきたい人は、選択肢にいれておくのもありでしょう。
ただし、「レンダリング特化=情報形成」となるため、この分野だけに特化したソフトというのはかなり限られています。
中には、基本的な説明が日本語に対応していないものも多いため、使い方が分からない初心者向きではありません。初心者として楽しみながら3DCGソフトを使いたいのであれば、まずはソフトが日本語対応しているものや日本語の本や説明が見られるものがおすすめですよ。
初めてハイエンド向けの制作ソフトを利⽤するなら、無料体験版が試せる商品がおすすめです。3DCG制作ソフトは、性能や使いやすさが商品によって異なり、好みも分かれるため、この⽤途ならこのソフトという定番が決まっていません。同じことができるソフトでも操作⽅法が違うため、1度試してみて⾃分が操作しやすいものを選ぶことも大事ですよね。
もちろん、学⽣ならお得に利⽤できる教育版を契約したり・使用したいソフトが決まっているなら最初からライセンス契約したりするのもありです。ただし、ハイエンド向けの3DCGソフトはコストが安いわけではないので、しっかり考えて契約しましょう。
また、日本国内向けのライセンスと海外で販売されているライセンスでは極端に値段や条件が違うことが多々あります。国内で使用するのであれば日本向けのライセンスの金額と要件を確認するようにしましょう。
完全なプライベートで利⽤したい⼈や、趣味の1つとして3DCGを少しやってみたいと考えている⼈は、商品購入後ライセンス登録することで、ずっと利⽤できる永久ライセンス品がおすすめです。通常ハイエンド向けとして販売されている商品は、⽉額の費⽤が発⽣してしまいますが、永久ライセンス品を購⼊すればコストを抑えることが可能です。
ただし、なかにはアップグレードさせて最新の機能を利用したい場合、費⽤の負担が必要なものもあります。古いバージョンのソフトを利⽤し続けることも可能ですが、その場合パソコンのOSを変更してしまうと利⽤できなくなる場合もあるため、注意してくださいね。
有料商品の体験版ではなく、まず無料のソフトで試したい人・コストをかけずにプライベートで遊びたい人は、フリーソフトも視野にいれておくといいでしょう。ただし、機能が限定されていたり、保証などが一切されていないことは覚えておく必要があります。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ | 体験版あり | 日本語情報あり | 教育版あり | 永久ライセンス品 | フリーソフト | |||||
1 | AUTODESK MAYA | ![]() | プロフェッショナル向け、直感的なモデリングツール | 統合型 | ||||||
2 | Blender Blender | ![]() | 多彩な編集機能を備えた、3Dグラフィック作成ソフト | 統合型 | 不明 | 不明 | ||||
3 | オーク ZBrush | ![]() | 映画・ゲーム業界でも導入されるクオリティの高さが魅力 | 統合型 | 不明 | |||||
4 | AUTODESK 3DS MAX | ![]() | 使いやすいUIの、多機能で柔軟なツールセット | 統合型 | ||||||
5 | MAXON Cinema 4D | ![]() | 3Dワークフローをよりスムーズで効率的に行える | 統合型 | ||||||
6 | Trimble SketchUp Pro | ![]() | 特別な技術絵を必要としない、建物特化のモデリングソフト | 特化型 | ||||||
7 | tetraface Metasequoia 4 | ![]() | ポリゴン特化ソフトで作業効率をアップ! | 特化型 | ||||||
8 | Lightwave 3D | ![]() | リアルなアートとアニメーション作成が楽しめる | 統合型 | ||||||
9 | フォーラムエイト Shade3D | ![]() | 様々な用途で使用可能なオールインワンソフト | 統合型 | 不明 | |||||
10 | sideFX SideFX Houdini | ![]() | ダイナミックな視覚効果でよりリアリティをだせる | 統合型 | 不明 |
将来CG制作の仕事がしたい⼈は、⼊りたい企業で利⽤している3DCG制作ソフトをチェックしておくこともポイント。各企業によって使⽤しているソフトが異なりますが、前もってそれらのソフトに精通しておくことは、⼤きな強みになるでしょう。
例えば、ゲーム制作で有名なスクエアエニックスでは「Maya」が使われており、ハリウッド映画などでは「RenderMan」がよく使⽤されています。将来に備えたいなら、⽬指したい業界や企業でよく利⽤されているソフトを購⼊し、使いこなすための勉強をしておくとよいでしょう。
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