ソフトボール用グローブのおすすめ人気ランキング【2025年】

ピッチャー用グローブを選ぶときには、カラーに気をつけましょう。ボールと同色の糸や素材を使うことがルールで禁止されています。カラフルな色のグローブを使用するのはOKですが、競技で白のボールを使う場合は白い部分があるもの、黄色のボールを使う場合は黄色の部分があるグローブの使用はできません。

また、ピッチャー用グローブの形は、握り方で球種を読まれにくい深い形のグローブが人気です。編み目や指カバーが付いていて、構えたときに球種を見破られない工夫がされているグローブもありますので、こちらも押さえておきましょう。

キャッチャーとファーストなら、捕球面の広いミットを選びましょう。キャッチャーとファーストはともに、投げられたボールを捕るのが大きな役割です。ミットはグローブと比べてポケットが深くボールを捕らえやすくなっているため、ルールでもミットを使えるのはキャッチャーとファーストに限られています。

キャッチャーミットはファーストミットに比べ、突き指を防ぐために親指と小指部分が肉厚になっています。一方、ファーストミットは、グローブの種類のなかで一番大きく、広くなっています。なお、最近はファーストミットに近いタイプのキャッチャー・ファースト兼用ミットもあり、こちらもおすすめですよ。

ボールを捕らえてから素早く送球することが求められるセカンドには、コンパクトなグローブがおすすめ。セカンドは守備範囲が広く、ランナーの動きに合わせてダブルプレイやグラブトスなどの素早いプレイや、あらゆる方向への正確な送球が求められるので、浅く広いコンパクトなグローブがおすすめです。

打者から一番近いポジションのサード。強い打球が多く来るので、コンパクトかつ、セカンドよりも深いグローブがおすすめです。内野手用グローブのなかでも縦長で厚く大きめのグローブなら、強烈な打球もキャッチしやすくなります。

守備範囲の広いショートと打者から距離が離れる外野手は、大きめのグローブがおすすめです。両方とも、広い範囲に来たゴロやフライを確実にキャッチすることが求められるポジション。走りながらキャッチするランニングキャッチや、内野やホームへの送球などが多くなるので、縦長で大きく広く開くグローブが向いています。

ソフトボールをこれから始める初心者の方にぴったりなのが、オールラウンド型のグローブ。また、ポジションが決まっていなかったり、複数のポジションを守ったりする方にもオールラウンド型のグローブがおすすめです。

オールラウンド型のグローブは販売数も多く、どの守備位置にも対応できます。なお、同じオールラウンドタイプでも仕様はそれぞれ異なるので、前述のポジションごとの特徴をイメージして選んでみるのもいいでしょう。

長くグローブを使いたい方におすすめなのが、本革（天然皮革）のグローブです。本革製はきちんとお手入れをすれば大変耐久性のある素材で、20年間も愛用しているという方もいるほど！

また、使うほどに柔らかくなり手になじんでくるのも本革ならでは。グローブを育てていきたいなら、断然本革をおすすめします。

本革製は使いはじめが堅いことがネックですが、最初から柔らかく加工されている商品も出回っています。専門店で購入すれば、スチーム加工や手もみグラブハンマーなどで型付もしてくれますよ。人工皮革や合皮よりも価格が高く、お手入れが必要なことが短所ですが、きちんと扱えば大変長く使えるので、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

リーズナブルな価格でそこそこの耐久性がほしい方には、本革と合皮の両方を使ったハイブリッドタイプがおすすめ。ボールを捕らえる耐久性が欲しい捕球面には丈夫な本革を、手の甲側の背面には合皮を使用していて、両素材のメリットを活かした作りといえます。本革製よりも軽く、取り回しも良くなっていますよ。

値段も本革製より若干リーズナブルです。ただ、長期間使用するとグローブ全体がバランス良くこなれるか、捕球面の本革がなじんできたころに背面の合皮が劣化するかというケースに分かれますので、こちらには注意しておきましょう。

ジュニア用は、身長を目安に少し大きめサイズを選びましょう。身長120～135cm（小学校1～3年）はジュニアサイズS、身長135～145cm（小学校2～5年）はジュニアサイズM、身長145～155cm（小学校高学年）はジュニアサイズL、身長155cm以上はLLサイズが目安といわれています。

子どもは成長が早いので、ジュニア用と決めつけず、一般用などの大きめサイズを選んでもOK。人差し指を中指と一緒に中指用の穴に2本一緒に入れて持つなど、グローブの持ち方を工夫すれば、長く使える上に大きいソフトボールをしっかりキャッチできるのでおすすめです。

子どもの手に合わせて選ぶと、すぐに成長してきつくなってしまったり、ソフトボールの大きさに対して小さすぎてしまったりすることも。まず手に嵌めてみて、パクパクと開閉できるサイズなら子どもでも一般用のグローブを使用できますよ。

大人の場合は、手の大きさよりもポジションに合わせたサイズ選びが重要です。前述のとおり、一般用のソフトボールグローブのサイズは各ポジションの特性によって異なっています。

ピッチャーはややポケットの深い11～12、内野手は小さめの10、外野手は大きめで13～14、オールラウンドタイプなら10～15を参考に選ぶと使いやすいでしょう。

手が小さすぎてグローブが抜け落ちてしまう不安がある場合には、手口の大きさを調整できるタイプもおすすめです。

グローブの手口の大きさ調整は、革紐を通す位置で調整するタイプとマジックテープやベルトなどで調整できるタイプの2つがあります。革紐タイプは毎回調整する必要がなく、手の成長に合わせてサイズを変えられるので、使用感が変わりにくいのが特徴です。

一方、マジックテープやベルトタイプは、毎回自分で調整できるのがメリット。きっちりフィットした使用感がお好みの方におすすめです。