ビジネススーツからデニムスタイルまで、幅広いコーデにマッチするポストマンシューズ。経年変化を楽しめるものや、お手入れしやすいものなど、さまざまな商品が販売されています。レッドウィング・ロスコ・ハルタなど、ブランドの種類も多様なため、どれを選んだらよいのか迷いますよね。
そこで今回は、ポストマンシューズの選び方を解説。さらに、おすすめのポストマンシューズをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください!
1967年東京都生まれ。大手メーカーに勤務したあと、2002年に服飾ジャーナリストとして独立。紳士靴・スーツ・筆記具・香水など、大人の男のファッションアイテムを得意としている。また、服飾学校を中心に講師としても教鞭を執るなど、幅広く活躍中。主な著書に「紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで」「紳士服を嗜む 身体と心に合う一着を選ぶ」(いずれも朝日新聞出版)
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ポストマンシューズとは、本来はその名の通り郵便配達をされる人のためにアメリカで考案された革靴。シンプルで清潔感のあるデザインと履き心地の良さが評価されています。警官や駅員など、街中で制服姿で仕事をされる人の足元にも多く採用されるとともに、民間の需要が高まり広まった歴史がある革靴です。
ユニフォームを着て仕事をする人、特に郵便配達をされる方のために最適化された代表的な特徴は、以下の3つ。もちろん今では、これらの3要素を1つも有していなくても「ポストマンシューズ」と名乗っている靴は数多く存在します。しかし、本来のディテールはこのようなものです。
1.デザインは外羽根式でワンピース構造のプレーントウ
さまざまな人の足の形状に合わせやすいのと共に、余計な飾りが無いので製作コストが抑えられるためです。
また「ワンピース構造」とは、鳩目周りの縫合線が土踏まずには落ちずアッパーの他の部分の革と一体化している構造のこと。こうすることで、雨水が底面から縫合線を伝わってアッパーにしみ込むのを防ぎ、悪天候や長時間の着用をより快適に保ちます。
2.アッパーは黒のガラスレザー
ガラスレザーとは、表面を塗膜でコーティングし質感を均質化した革のこと。
以上の理由でこのアッパーが選ばれました。
3.外底はソールとヒールとの境目のないラバー系
クッション性が高く雨天でも滑らずに履けるのとともに、配達先の庭の芝にダメージを与えないことまで考慮して選ばれました。
ポストマンシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
ポストマンシューズの人気ブランドには、レッドウィング・ダナー・ハルタ・ロスコなどがあります。ブランドならではの特徴や機能性などをチェックし、好みに合うものを見つけてみましょう。
ポストマンシューズの王道が欲しいなら、まず狙うべきは「REDWING(レッド・ウィング)」。過去にアメリカの郵政公社が公式に配達員に支給したモデルそのものです。同社の靴の中では最も細身でスマートなトウシェイプを有したモデルでもあるので、ビジネスシーンでも難なく活用できます。
長い距離を歩く機会が多い人には、「ダナー(Danner)」がぴったりです。ダナー独自の「ダンキャットソール」を採用することで、全方向へのグリップ力と衝撃吸収性を強化。歩行時の負担を軽減し、快適な歩行をサポートします。
艶やかでクラシカルなルックスも、ダナーのポストマンシューズの特徴。スーツ・ネクタイ着用の真面目なビジネスシーンはもちろん、オフィスカジュアルにも馴染むので、営業先への訪問や外回りなどで歩き回る際にもおすすめです。
足にフィットする履き心地にこだわるなら、「ハルタ(HARUTA)」がおすすめです。中敷きなどの内面生地に足馴染みのよい本革素材を使用しており、足にやさしくフィットします。
アウトソールには軽くてクッション性の高いイタリア・ビブラム社のものを採用しているのもポイント。登山やアウトドア用の靴のソールで有名なビブラム社ですが、このような都会向けのものも評価が高く、軽さの割にグリップ力と耐久性に優れています。
ビジネスよりもカジュアルに履きたい人は、「ロスコ(ROTHCO)」に注目。ミリタリーアイテム専業のブランドで、ここの靴は厳密には「ポストマンシューズ」と言うより「オフィサーシューズ」あるいは、より広い公務向けであることを意味する「サービスシューズ」と呼ぶべきもの。ただし、実際には「ポストマンシューズ」と同様の使い方が可能です。
「オフィサーシューズ」であるロスコの靴は、「ハイグロス」と呼ばれるエナメル系で強い光沢が特徴のアッパーを採用したモデルがあります。こちらは士官クラスの軍人が式典で履く靴と同じ仕様ですが、ガラスレザーより遥かに強い光沢が出るので、今ではむしろカジュアルな装いにぴったりでしょう。
耐久性や撥水性といった機能面にも優れていながら、価格が手頃な点も魅力。本革を使用したモデルも1万円台で手に入ります。リーズナブルでありながら高いデザイン性・機能性を備えた1足を選びたい人におすすめです。
ポストマンシューズのデザインや使用されている素材などは、商品によって微妙な違いがあります。どんな服装やシーンに合わせるかを意識しながら、適切なデザインを選びましょう。
主にビジネスの場で用いる場合は、ポストマンシューズの本来の色である黒、もしくはこげ茶系のブラウンのものがおすすめです。どちらもスーツ姿に相性が良く、落ち着いた印象を与えられます。
また、アッパーは牛革のものがおすすめ。合成皮革を用いたものもありますが、質感や耐久性を考えると、牛革の方がお買い得です。
本来のポストマンシューズの定義からは大きく外れますが、カジュアルな装いに合う靴なら、スエードのような起毛革のアッパーを用いたものもおすすめ。通常の牛革にはない質感で、リラックスした装いにぴったりです。
特に夏場には、白やベージュのスエードのものが好適。薄い色なのでどうしても汚れが目立ってしまいがちで、お手入れにも少々手間取りますが、足元の清潔感を演出します。
もともと高い機能性が特徴のポストマンシューズですが、アッパーやソールにはさらなるアレンジが施されたものが出ています。選ぶ際の参考にしてみてください。
ポストマンシューズにもともと用いられていた牛革の黒のガラスレザーは、汚れにも比較的強く、お手入れもそこまで難しくありません。表面を塗膜でコーティングし質感を均質化しているので、撥水性が比較的高く、多少の雨でも気にせず履くことができます。
ただし表面をコーティングしている分、牛革ならではの経年変化は起こしにくく、靴を育てる感覚はあまり得られないでしょう。
撥水性が高いのと共に牛革らしい質感も得たいのであれば、数は少ないですがアッパーに「オイルドレザー」を用いたものを探してみてください。製造時に通常よりも油分や蝋分を多く添加した革なので、マットな質感ながらソフトで足馴染みも早いです。
また、スエードも撥水性が高い素材です。起毛しているので自然な表面張力が生じ、水滴を弾きやすいでしょう。お手入れに専用のスプレーと撥水スプレーを併用すれば、撥水力を一層高められます。
通常のプレーントウに比べクッション性・衝撃吸収性の高いソールを採用したのが、ポストマンシューズ。多くの郵便物を持ちながら長時間歩く疲労を軽減するのが、開発の主要目的だったためです。
当初の目的からは解放された今でも、ハイテクスニーカー顔負けのソールを採用したものが登場し、進化が続いています。例えば、エアソールを採用しているルミーニオのポストマンシューズは、スニーカーと同様の履き心地が得られると謳われており、長時間履いても足裏が痛くなりにくい特徴があります。
また、ライニング(裏革)の素材にも注目。中には優れた防水・透湿性で長年評価の高いゴアテックス素材を用いたものもあり、足の蒸れを気にする人や雨天時にも快適に履きたい人にはおすすめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アッパー素材 | 重量 | 革の加工方法 | アウトソール素材 | アッパーデザイン | 靴幅 | 防水性 | |||||
1 | ロスコ オックスフォードシューズ | ![]() | グリーシーな光沢を活かし、カジュアルに履ける一足 | 合成皮革 | 不明 | エナメル | ポリウレタン | シューレース | 不明 | 不明 | |
2 | ジーマ ロスコ オックスフォードシューズ | ![]() | リーズナブルな価格でも実用性が高い | レザー | 不明 | 不明 | ラバー | シューレース | 不明 | ||
3 | ハルタ ポストマンタイプシューズ|711P | ![]() | 約40年間変わらない武骨で繊細な木型 | 牛革 | 不明 | ガラスレザー | vibramソール | シューレース | 3E | 不明 | |
4 | REDWING POSTMAN OXFORD|101 | ![]() | ポストマン向けに開発された、文字通りのオリジナル | 牛革 | 不明 | ガラスレザー | 合成ラバー | シューレース | D | 不明 | |
5 | ダナージャパン Danner D214300 POSTMAN | ![]() | 歴史あるアメリカブランドの、歩きやすいポストマン | 牛革 | 不明 | ガラスレザー | 不明 | シューレース | 不明 | 不明 | |
6 | アンドモア glabella|POSTMAN SHOES | ![]() | クッション性に優れた厚めソールで、足裏を包み込む | 合成皮革 | 640g | 不明 | EVA | シューレース | 不明 | 不明 | |
7 | ピー・ビー・アイ ポストマンシューズ | ![]() | 細めのデザインでドレッシースタイルにもマッチ | 合成皮革 | 不明 | 不明 | 合成ラバー | シューレース | 不明 | 不明 | |
8 | ウエアハウス Lot 9101 POSTMAN SHOES | ![]() | デットストックのポストマンシューズを再現!革にもこだわり | 牛革 | 不明 | 不明 | ゴム(クレープソール) | シューレース | 25cm:7E/25.5cm:7.5E/26cm:8E/26.5cm:8.5E/27cm:9E/27.5cm:9.5E | 不明 | |
9 | ルミニーオ ポストマンシューズ | ![]() | 全体を包むエアーソールで疲れ知らず。機能的な新感覚シューズ | 牛革 | 不明 | ガラスレザー | ラバー | シューレース | 不明 | 不明 | |
10 | サマンサタバサジャパンリミテッド ポストマンシューズ | ![]() | 姫路産ガラスレザー採用で深い色彩に。やさしい履きごこち | 牛革 | 不明 | ガラスレザー | 合成ラバー | シューレース | 不明 | 不明 |
ヴィンテージレプリカジーンズで定評のあるウェアハウスが企画した一足です。1970年代の実際のポストマンシューズをお手本に、鼻筋の通った端正な表情に仕上がっているのが特徴。足入れと革質の良さも含め、価格だけのことはある商品と言えるでしょう。
アッパー素材 | 牛革 |
---|---|
重量 | 不明 |
革の加工方法 | 不明 |
アウトソール素材 | ゴム(クレープソール) |
アッパーデザイン | シューレース |
靴幅 | 25cm:7E/25.5cm:7.5E/26cm:8E/26.5cm:8.5E/27cm:9E/27.5cm:9.5E |
防水性 | 不明 |
ビジネスシーンからプライベートまで、幅広いシーンで使える革靴がほしい人には、カジュアルテイストな革靴やスリッポンタイプの革靴がおすすめです。以下のコンテンツでは、上品かつカジュアルにコーデを決められる商品を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
お気に入りのポストマンシューズを定期的にメンテナンスすれば、より長くきれいな状態を保てます。お手入れに役立つケア用品は、以下のコンテンツでチェックしてみましょう。
1位: ロスコ|オックスフォードシューズ
2位: ジーマ|ロスコ オックスフォードシューズ
3位: ハルタ|ポストマンタイプシューズ|711P
4位: REDWING|POSTMAN OXFORD|101
5位: ダナージャパン|Danner D214300 POSTMAN
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