軽量化で持ち運びが便利になった反面、MacBookのように接続端子が少ないモデルが主流になりつつある近年のノートパソコン。そこで注目されるのがノートパソコンをデスクトップのように拡張できるドッキングステーションです。従来は高価な製品が多かったものの、近年では1万円台で購入できる製品も登場しています。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のドッキングステーション18商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのドッキングステーションをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなドッキングステーションは「インターフェースが充実しているうえ、負荷が高い作業をしてもパフォーマンスが落ちず熱も持ちにくい商品」。徹底検証してわかったドッキングステーションの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
マイベストでは「HDMIポート・タイプCポート・Display Portなど主要な端子をすべて備えたうえ、2台のモニターに8Kの高画質で出力できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「接続するPCへの100Wでの急速充電が可能なうえ、周辺機器の急速充電に対応したポートも充実している」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「どんなデバイスと接続してデータ転送をしてもボトルネックにならず、高速でデータ転送が完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「多種多様なポートが揃っており、多くのニーズに対応できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「細部まで工夫が施されており、快適に日常使いができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「負荷が高い作業をしても安定して映像出力ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
熱の持ちにくさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「負荷が高い作業をしてもほとんど温度の上昇がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。2月中にランキングに追加します。
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ドッキングステーションとは、パソコンに足りないポートやスロットを追加して幅広い機器と接続できるように拡張する周辺機器のこと。USB・HDMI・LANポート・コンボジャックなど、多種多様な端子を備えており、端子の種類と数が不足しがちなノートパソコンと組み合わせることでノートパソコンの機能を拡張できます。
価格は高めなものの、USBハブに比べてポート数が多いうえ各ポートのスペックも高めなのが特徴。特に外部ディスプレイへの拡張性が大きく異なり、USBハブのディスプレイ出力は基本的に1台までであるのに対し、ドッキングステーションは2〜3台まで対応している商品がほとんどです。
上記の違いから、モニターを2台以上使いたい人、もしくは接続機器が多い人はドッキングステーションがおすすめです。一方、モニターは1台で十分な人、接続機器が少ない人は購入価格を抑えられるUSBハブを検討するのがおすすめですよ。
実はUSBハブとドッキングステーションにはそれぞれ明確な定義がありません。メーカーによってはUSBポートのみを備えた機器をUSBハブ、USBポートに加えてそれ以外のポートも備えた機器をドッキンングステーションと定義していることもあります。
マイベストでは、本体サイズが大きくデスクに据え置きで使われるタイプの機器をドッキングステーション、本体サイズが小さく持ち運んで使いやすいタイプの機器をUSBハブと定義しています。
最新のドッキングステーションのトレンドは2つあり、1つ目はPC周辺機器との一体型のドッキングステーションの登場。画像で挙げたようにモニター台やPCスタンドと一体になったもののほか、なかにはキーボードと一体になった商品もあります。
2つ目は中華メーカーを中心とした高機能な低価格モデルの登場。ポート数が多いハイエンド商品では5万円を超える商品も珍しくないなか、同等のスペックを持ちながら1万円台で買える商品も出てきています。
例えば、画像で例示したWAVLINKの「USB-C ドッキングステーション」は、価格は2万円台ながらWindows・MacOSともに4K2画面でのディスプレイ出力が可能。同じく例示したBelkinの「Belkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock」よりも価格が安く、予算が限られた人でも幅広い選択肢から商品を選びやすくなっているといえます。
モニター台とドッキングステーションが一体になったAnkerの「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」はモニター台のコンテンツで検証を実施しています。商品の詳細が気になる人はこちらのコンテンツもぜひチェックしてくださいね。
ドッキングステーションを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
商品によってポートの種類・スペックが様々なドッキングステーション。大前提、用途によって必要なポートやスペックは人それぞれですが、ここでは誰でも最低限押さえておくべき機能やポートを説明します。
ドッキングステーションの最大の魅力は、外部モニターへの拡張性。ECサイトの売れ筋商品を検証した結果、今回検証したほとんどの商品が4Kでの外部モニター2画面へのディスプレイ出力に対応していました。Windowsを利用している人・以下に列挙するMacBookを使っている人は、ほとんどの商品で4Kの画質で2つの外部ディスプレイに出力できますよ。
<2台の外部ディスプレイ出力対応機種>
一方、上記の機種以外のAppleシリコンのMacBookを使っている人は、Display Linkに対応したドッキングステーションを選ぶ必要があります。上記の機種以外はモニター2画面へのディスプレイ出力に対応しておらず、これはMST(Multi Stream Transport)の制限やチップの仕様によるもの。しかし、Dsiplay Link対応のドッキングステーションを使うことで、この制限を回避して2台以上の外部ディスプレイに接続できますよ。
実際にMacBook Air(2022)のM2チップ搭載モデルにDisplay Linkのソフトをインストール後、Display Link対応のドッキングステーションと接続することで4Kモニター2台に映像出力ができました。2つ以上の外部ディスプレイへの映像出力ができない機種を使っている人はランキングからDisplay Link対応商品を絞り込んでくださいね。
ドッキングステーションを選ぶうえでは電源供給のポートの充実さも重要。最低でも20WのPD(Power Delibery)に対応したUSB Type-Cポートがついた商品を選ぶのがおすすめです。スマートフォン・タブレットといったデスク上の周辺機器を急速充電できますよ。
なかにはPDに対応したType-Cポートがついていない商品もあったので、ランキングの項目をよく確認して選んでくださいね。
データ転送用のポートは最低でも5Gbpsの速度が必要です。記憶デバイスとして使われることが多い外付けSSDやHDDは、1〜5Gbpsの転送速度に対応した商品が主流。データ転送の場合、接続機器のなかで最も遅い機器の速度で転送されるため、ボトルネックにならない5Gbps対応の商品を選ぶようにしましょう。
ただし、iPhone 15 ProやPixel 8 Proといった最新のハイエンドスマートフォンは10Gbps対応のものも増えてきています。こうしたデバイスを持っている人は10Gbps対応のドッキングステーションを選ぶのがおすすめですよ。
LANポート・SDカードスロット・コンボジャックの3つは商品によってあったりなかったりするので注意が必要です。
LANポートはWi-FiルーターやモデムとLANケーブルを有線で接続するためのポートで、リモートワークやオンラインゲームなど、少しでも通信を安定させたい人におすすめです。
カメラ・写真が趣味の人はSDカードスロット・microSDカードスロットがついた商品がおすすめ。ドッキングステーションの前面にスロットがついていることが多く、抜き差しが楽にできますよ。
オンライン会議や音楽鑑賞などでヘッドホン・イヤホンを装着する人はコンボジャックがついた商品がおすすめ。こちらも抜き差しのしやすい前面にジャックがついていることが多く、手軽に抜き差しができます。また、配信者などマイク・スピーカーを外付けしたい人はコンボジャックに加えてAudio Input・Audio outputの有無もチェックしてくださいね。
今回検証した結果、ドッキングステーションには性能面以外にも使い勝手に差があることがわかりました。ここでは特に使い勝手を左右するホストポート・各ポートの配置・すべり止め加工について説明します。
ホストポートとはドッキングステーションとPCを接続するためのポートで、このホストポートの位置は背面がおすすめ。普段使いではホストポートのケーブルは差しっぱなしにしてPCからケーブルの抜き差しをすることが大半です。画像で示したように、普段抜き差しをしないホストポートが前面にあると、ケーブルが目立ちやすくなってしまうでしょう。
また、ホストポートと接続するケーブルは外付けで交換可能なタイプと本体に埋め込まれた交換不可能なタイプの2つ。前者のほうが設置場所の自由度が高く、デスク周りを整えやすいためおすすめです。
ドッキングとあわせて使うケーブルも検討している人は「USBタイプCケーブルのコンテンツ」をチェックしてくださいね。
ドッキングステーションの使い勝手を大きくわけるのがポート配置で、抜き差し頻度によって最適な配置は異なります。HDMIやDisplay Port、ディスプレイオルト対応のタイプC端子といった映像出力に関わる端子は抜き差しをすることが少ないため、背面に配置されているものがおすすめ。ケーブルを隠しやすく、デスクの景観の整えやすいでしょう。
一方、SDカードスロット・microSDカードスロット・コンボジャックといったポートはスポット的に使うことが多いため、前面に配置されているものがおすすめ。簡単に抜き差しができて操作の手間が少なく済みますよ。
ドッキングステーションにおいて必須なのが設置面のすべり止めです。すべり止め加工がない場合、ケーブルの抜き差しのたびに本体が動きやすいうえ、デスクと擦れる音が鳴ってしまいます。ストレスフリーで使えるよう、ドッキングステーションは必ずすべり止めがついた商品を選んでくださいね。
ECサイトのなかには、ドッキングステーションを使うことでディスプレイへの映像出力が途切れやすくなったという口コミもあり、気になっている人もいるのではないでしょうか。
今回の検証ではユーザーが最大限にPCとドッキングステーションを稼動させた状態を想定し、WEBカメラ・Blu-rayドライブ・外付けポータブルSSDをドッキングステーションに接続したうえ、4Kモニター2台にディスプレイ出力をして4K動画を30分間再生。30分の間に67GBの容量のデータ転送を4回行い、映像に乱れが生じないかチェックしました。
結果、なかには数秒間画面がブラックアウトしたり、映像がカクついたり、画面が固まったりと動作が安定しない商品がありました。映像出力が安定しやすい商品が欲しい人はランキングの動作の安定性が星5のものを選ぶのがおすすめです。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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映像出力ポートの充実さ | 電源供給ポートの充実さ | データ転送ポートの充実さ | 使い道の幅広さ | 使いやすさ | 動作の安定性 | 熱の持ちにくさ | 対応OS | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ポート数 | インターフェース | 有線LAN端子 | SDカードスロット付き | microSDカードスロット付き | デュアルディスプレイ対応 | トリプルディスプレイ対応 | Display Link対応 | 電源ボタンあり | ホストポート配置 | ホストポートのケーブル交換可能 | すべり止め付き | |||||||
1 | Belkin USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W)|INC020qcSGY | ![]() | 2位 | 高機能&良デザイン。ドッキングステーションのベストバイ | Windows、macOS、ChromeOS | 54.25mm | 91mm | 132mm | 1430g | 11個 | HDMI(4K60Hz)×2、ホストポート(91W)、USB Type-C(10Gbps,14W,8K30Hz/4K120Hz)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-C(5Gbps,19W)、USB Type-A(10Gbps,4W),LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット | 背面 | ||||||||||||||||||
2 | CalDigit TS4/ Thunderbolt Station|TS4-JP-AMZ | ![]() | 12位 | 18ポートの圧倒的な拡張性・機能性! 何でもこなせる優秀機 | macOS、Windows | 42mm | 113mm | 141mm | 640g | 18個 | DisplayPort(1.4)、ホストポート(90W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)×2、USB Type-C(10Gbps,18W)、USB Type-C(10Gbps,7W)×2、USB Type-A(10Gbps,7W)×3、USB Type-A(10Gbps,2W)×2、LANポート(2.5GbE)、コンボジャック、インプット、アウトプット、SDカードスロット、microSDカードスロット | 背面 | ||||||||||||||||||
2 | Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション|A83925A1 | ![]() | 3位 | 多用途に対応できる高性能モデル!Windowsユーザーに | Windows、macOS | 88mm | 41mm | 125mm | 370g | 12個 | HDMI(2.0)×2、DisplayPort(1.4)、ホストポート(83W)、USB Type-C(10Gbps,17W)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,6W)×2、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット | 背面 | ||||||||||||||||||
4 | BenQ 13-in-1 ハイブリッドドッキングステーション | ![]() | 7位 | 万人におすすめできる1台。HDMI切替の機能も便利 | macOS、Windows、Linux、Android、ChromeOS | 156mm | 103mm | 40mm | 550g | 13個 | HDMI(4K120Hz)×2、HDMI(4K60Hz)、DisplayPort(4K60Hz)、ホストポート(91W)、USB Type-C(10Gbps,34W)、USB Type-A(10Gbps,6W)×2、USB Type-A(10Gbps,5W)、USB Type-A(480Mbps,5W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック | 背面 | ||||||||||||||||||
5 | Dell Thunderbolt ドッキングステーション|WD22TB4 | ![]() | 最大4K60Hzのクアッドディスプレイに対応!マルチタスクが快適に | macOS、Windows | 205mm | 90mm | 29mm | 650g | 11個 | HDMI(2.0)、DisplayPort(1.4)×2、ホストポート(89W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)×2、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-C(7W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB-Type-A(5Gbps,0W)×2、LANポート(1GbE) | 側面 | |||||||||||||||||||
6 | Belkin Belkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock|INC006qcSGY | ![]() | 15位 | 憧れてしまうほどの高性能・高級感。ホストポート位置だけ気になる | macOS、Windows | 73mm | 198mm | 34mm | 503g(本体) | 12個 | HDMI(2.0)×2、ホストポート(88W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)、USB Type-C(10Gbps,8W)、USB Type-A(10Gbps,3W)、USB Type-A(480Mbps,3W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット | 前面 | ||||||||||||||||||
7 | Selore&S-Global ドッキングステーション【15 in 1】 | ![]() | 充実したポートに使い勝手も良好。低価格帯で探しているならコレ | macOS、Windows | 180mm | 80mm | 19mm | 307g | 15個 | HDMI(4K60Hz)、HDMI(4K30Hz)、DisplayPort(4K60Hz)、ホストポート(80W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,4W)、USB Type-A(5Gbps,7W)×3、USB Type-C(480Mbps,7W)×2、LANポート、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット | 背面 | |||||||||||||||||||
8 | Anker USB-Cドッキングステーション|A83995A1 | ![]() | 13位 | トリプルディスプレイ対応かつ使いやすさも上々!Windowsユーザーに | macOS、Windows | 210mm | 80mm | 31mm | 500g | 11個 | HDMI(4K60Hz)、DisplayPort(8K30Hz)、ホストポート(89W)、USB Type-C(10Gbps,28W)×2、USB Type-A(5Gbps,0W)×2、USB Type-A(480Mbps,0W)×2、LANポート(1GbE) | 側面 | ||||||||||||||||||
9 | Anker 563 USB-C ドッキングステーション (10-in-1) | ![]() | 6位 | トリプルディスプレイ対応とシンプルで洗練されたデザインが魅力 | macOS、Windows | 170mm | 80mm | 24mm | 300g | 10個 | HDMI(4K)、HDMI(2K)、DisplayPort(2K)、ホストポート(90W)、USB Type-C(5Gbps,27W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB Type-A(480Mbps,0W)×2、LANポート(1GbE)、コンボジャック | 背面 | ||||||||||||||||||
10 | Anker Anker Prime|ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)|A83B65A1 | ![]() | 1位 | Qi対応の高出力なUSBポートが魅力!使いやすさも良好 | macOS、Windows | 97mm | 47mm | 140mm | 888g | 14個 | HDMI(2.0)×2、ホストポート(89W)、USB Type-C(58W)×2、USB Type-C(10Gbps,7W)×2、USB Type-A(10Gbps,5W)×3、USB Type-A(7W)、USB Type-A(10Gbps,0W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック | 背面 |
対応OS | Windows、macOS、ChromeOS |
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ポート数 | 11個 |
良い
気になる
Belkinの「USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W) INC020qcSGY」は、機能性・デザイン性に優れたドッキングステーションを探している人におすすめです。豊富なポートを搭載した機能性の高さに加え、ポートの配置も合理的。配線がしやすいほか、高級感のあるシンプルなデザインも魅力といえます。
映像出力ポートは、HDMI 2.0ポート2つとUSB Type-C1つを搭載。Windowsであれば、最大3枚の外部ディスプレイに4K60Hzの出力が可能です。ただし、Display Linkには対応していないため、MacBookユーザーは注意しましょう。
電源供給ポートも充実。ホストポートは実測値で91Wの出力に対応し、PCへの高速充電が可能です。さらに、19W・14Wの出力を記録したUSB Type-C端子2つのほか、4Wの出力のUSB Type-A端子も1つ搭載。スマホやタブレット、キーボードなどの周辺機器への電源供給もしやすいでしょう。
また、USB Type-C・Type-Aともに10Gbpsの転送速度に対応しており、ドッキングステーションがデータ転送のボトルネックにはなりにくいといえます。
そのほかのインターフェースも充実しており、LANポートやイヤホン・ヘッドフォンを接続できるコンボジャックを搭載。前面にはSDカード・microSDカードスロットも両方そろっており、写真を趣味とする人にもおすすめです。
底面の滑り止め加工でケーブルを抜き差ししてもズレにくく、使いやすさも申し分ありません。抜き差し頻度の多いSDカード・Micro SDカードスロットやコンボジャックは前面に、頻度の少ないLANポートやホストポートは背面に設置されており、配置も合理的。縦置き・横置きのどちらでも設置可能なため、デスクのスペースに合わせて柔軟に対応できるのもメリットですよ。
動作の安定性も高評価。30分間の映像出力では、ブラックアウトやカクツキなどの乱れは一切見られませんでした。負荷が高い作業にも耐えられるでしょう。ただし、熱の持ちにくさの検証では、53.8℃と高めの温度を記録。使用時の発熱が気になる人もいるでしょう。
同メーカーの「Belkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock INC006qcSGY」と比較すると、電源アダプタが内蔵されているのが特徴。配線をすっきりさせやすいのも魅力です。ハイスペックながら比較的低価格でデザイン性も良好。ドッキングステーションを検討している多くの人におすすめできるベストバイ商品です。
幅 | 54.25mm |
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奥行 | 91mm |
高さ | 132mm |
重量 | 1430g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)×2、ホストポート(91W)、USB Type-C(10Gbps,14W,8K30Hz/4K120Hz)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-C(5Gbps,19W)、USB Type-A(10Gbps,4W),LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
Belkin USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W) INC020qcSGYを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
対応OS | macOS、Windows |
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ポート数 | 18個 |
良い
気になる
CalDigitの「TS4-JP-AMZ」は、性能にこだわりたい人におすすめのドッキングステーション。ハイスペックなUSBポートはもちろん、その他のポートも充実しており、この1台があれば多くのPC作業を快適にこなせます。
映像出力ポートはThunderbolt 4端子が2つとDisplay Portが1つで、Windowsなら最大6K60Hzのデュアルディスプレイに対応。しかし、Display Linkには非対応のため、Appleシリコン製のほとんどの機種では外部ディスプレイは1台までとなっています。またHDMIポートがついていない点も好みがわかれるポイントでしょう。
電源供給ポートは、今回検証した商品のなかでもトップクラスに充実していました。ホストポートの
出力は実測値で90W。その他にも18Wの出力を記録したUSB Type-C端子をはじめ、USB Type-C・Type-Aともに全体的に出力は高めでした。スマートフォン・タブレットの充電はもちろん、同時にキ
ーボード・テンキー・マウスなど多くの周辺機器を接続できるのが魅力です。
USBポートは前述のように出力が高めなうえ、どれも上位のUSB規格に対応しているのが特徴。2つのThunderbolt 4端子を備えたうえ、それ以外の8つのUSB端子すべてが10Gbpsの転送速度に対応しています。どの端子を使ってもデータ転送が高速でできるため、抜き差しの手間がかかりません。
その他のポートは、SDカードスロット・microSDカードスロット・2.5G対応のLANポートに加えて、オーディオジャックもヘッドフォン・イヤホンとの接続に使うコンボジャック、音声の取り込みに使うインプット、音声の再生に使うアウトプットと充実。PCの拡張性を大きく高め、幅広いシーンに役立ってくれるでしょう。
使いやすさも優秀で、底面のすべり止めはもちろんホストポートは背面でケーブルは外付けのタイプ。抜き差しが少ない映像出力用のポートはすべて背面にあるほか、SDカードスロット・micro SDカードスロット・コンボジャックは前面。ケーブルが目立たないように配線しやすいうえ、機器の接続に手間がかかることもないでしょう。縦置き・横置きの両方に対応しているのもうれしいポイントです。
動作の安定性の検証では、30分の間に映像出力の乱れは一切なし。大容量のデータを転送してもなめらかな映像が流れ続けました。多くの機器を接続した状態で使っても動作が安定しやすいでしょう。
総合的には、トリプルディスプレイに対応していない点、Display Linkに非対応な点、HDMIポートがついていない点は好みが分かれますが、それ以外は軒並み優秀。この3点が気にならない人には真っ先におすすめしたいドッキングステーションです。
幅 | 42mm |
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奥行 | 113mm |
高さ | 141mm |
重量 | 640g |
インターフェース | DisplayPort(1.4)、ホストポート(90W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)×2、USB Type-C(10Gbps,18W)、USB Type-C(10Gbps,7W)×2、USB Type-A(10Gbps,7W)×3、USB Type-A(10Gbps,2W)×2、LANポート(2.5GbE)、コンボジャック、インプット、アウトプット、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
CalDigit TS4を徹底レビュー!実際に使わってわかったメリット・デメリットは?
対応OS | Windows、macOS |
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ポート数 | 12個 |
良い
気になる
Ankerの「PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション」は、多機能なドッキングステーションがほしいWindowsユーザーにおすすめです。SDカードスロット・LANポートなどたくさんの端子を備え、PCの拡張性を大きく高めてくれます。
映像出力ポートは、フルHDでの出力ができるHDMI 2.0ポートを2つ、4K60Hzに対応したDisplay Port 1.4を1つ搭載。Windowsであれば、最大3つの外部モニターに出力できます。しかしDisplay Linkは非対応で、MacBookの場合は2台の外部ディスプレイ出力対応機種でなければ、外部ディスプレイは1枚しか使えないので注意が必要です。
電源供給ポートは、ホストポートが実測値で83Wの出力を記録しており、接続するノートPCの急速
充電ができます。 それ以外にも17Wの出力を記録したPD対応のUSB Type-Cをはじめ、6~7Wの出力に対応したUSB Type-CとUSB Type-A端子を搭載。キーボードやテンキーなど消費電力の少ないデバイスであれば同時給電が可能です。 また、3つのUSB Type-C端子は10Gbpsの転送速度に対応しており、データ転送もスムーズにできるでしょう。
その他のインターフェースも充実しているのが魅力。SDカードスロット・microSDカードスロット・LANポート・コンボジャックなどが搭載されているので、PCの拡張性を大きく高められます。SDカードスロット・microSDカードスロットが両方そろった商品は意外と少なく、カメラや写真が好きな人には特におすすめです。
幅 | 88mm |
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奥行 | 41mm |
高さ | 125mm |
重量 | 370g |
インターフェース | HDMI(2.0)×2、DisplayPort(1.4)、ホストポート(83W)、USB Type-C(10Gbps,17W)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,6W)×2、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dockを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
対応OS | macOS、Windows、Linux、Android、ChromeOS |
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ポート数 | 13個 |
良い
気になる
BenQの「13-in-1 ハイブリッドドッキングステーション」は、高性能なドッキングステーションを探しているすべての人におすすめです。MacOS・Windowsともに3画面の映像出力に対応しているうえ、電源ボタンから出力映像の切り替えが可能で、HDMI切替器のようにも使えます。PCに加え、PS4・5やSwitchなどゲーム機の映像出力にもおすすめですよ。
電源供給ポートも充実しており、ホストポートは実測値で91Wの出力に対応。 さらに34Wの出力を記録したPD対応のUSB Type-C端子もあります。その他、 電源供給が可能なUSB Type-C Type-Aが複数あるため、ノートPC・スマホ・タブレットなどに電源供給をしつつ、キーボードやテンキー、 左手デバイスなど複数の機器に有線接続も可能です。
また、このType-C端子と2つのType-A端子は 10Gbpsの転送速度に対応しておりドッキングステーションがデータ転送のボトルネックになりにくいでしょう。
SDカードスロットはないものの、LANポートとコンボジャックを搭載。有線にすることで通信を安定させられるほか、オンライン会議や音楽鑑賞時にヘッドホン・イヤホンの装着がスムーズにできます。
使い勝手はとてもよく、底面に滑り止め加工が施されており、ケーブルを抜き差ししても本体があまり動きません。前面にはコンボジャックや電源ボタンが配置され、抜き差しが少ない映像出力ポートやLANポートは背面にまとまっています。縦横どちらでも設置でき、ホストポートのケーブルも交換できるので、デスクをすっきりさせやすいでしょう。
MacでもWindowsでも外部ディスプレイを3枚まで出力でき、PCに加えてゲーム機などの映像も出力可能な万能モデル。さまざまな用途で活躍できるでしょう。
幅 | 156mm |
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奥行 | 103mm |
高さ | 40mm |
重量 | 550g |
インターフェース | HDMI(4K120Hz)×2、HDMI(4K60Hz)、DisplayPort(4K60Hz)、ホストポート(91W)、USB Type-C(10Gbps,34W)、USB Type-A(10Gbps,6W)×2、USB Type-A(10Gbps,5W)、USB Type-A(480Mbps,5W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
BenQ beCreatus DP1310 13-in-1 ハイブリッドドッキングステーションの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
対応OS | macOS、Windows |
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ポート数 | 11個 |
良い
気になる
Dellの「WD22TB4」はディスプレイをたくさん繋げたいWindowsユーザーにおすすめな商品。映像出力ポートの充実さが特に優秀で、それ以外の多くの検証でも高評価を得ています。
映像出力ポートはHDMIポートが1つ、Display Portが2つ、USB Type-Cポートが3つで最大4K60Hzのクアッドディスプレイに対応。ポートの種類・数ともに今回検証した商品のなかでトップクラスに充実しており、モニターの端子にあわせて使用する端子を選択できます。しかし、Display Linkには非対応のためAppleシリコンのMacBookを使っている人は注意してくださいね。
電源供給ポートは、ホストポートが実測値で89Wの出力に対応。その他のUSBポートも出力が高めなうえ個数も多く、電源供給が必要な機器が多い人は重宝するでしょう。また、2つのThunderbolt 4端子があるため、データ転送の際はこれを使うのがおすすめです。
USBポート以外は1G対応のLANポートがついており、リモートワークなどで回線を安定させたい人にとっては便利といえます。
使いやすさの観点では、ホストポートが側面についており、接続用のケーブルが交換不可能なタイプであることは好みが分かれるポイント。しかし、抜き差しが少ない映像出力ポートが背面にまとまっているのがメリットで、モニターとの接続用のケーブルをすっきりと配線しやすいでしょう。
動作の安定性の検証では、30分間に映像の乱れは一切なし。高い負荷がかかっても動作が安定しやすい商品といえます。
総合的には、ホストポートが側面でPCとの接続用のケーブルが交換不可能な点、Display Linkに対応していない点は好みが分かれますが、それ以外に目立った欠点はなし。映像出力ポートの充実さが最大の魅力で、多くのモニターを使って作業したいWindowsユーザーにとっては魅力的な選択肢です。
幅 | 205mm |
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奥行 | 90mm |
高さ | 29mm |
重量 | 650g |
インターフェース | HDMI(2.0)、DisplayPort(1.4)×2、ホストポート(89W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)×2、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-C(7W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB-Type-A(5Gbps,0W)×2、LANポート(1GbE) |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 側面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
Dell Thunderbolt ドッキングステーション WD22TB4を徹底レビュー!実際に使わってわかったメリット・デメリットは?
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 12個 |
良い
気になる
Apple製デバイスの周辺機器を販売していることで知られている米国企業Belkinのドッキングステーション「Belkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock」。Thunderbolt 4端子を搭載した同社のハイスペックモデルです。
映像出力ポートはHDMIポートが2つとThunderbolt 4端子が1つで、Windowsなら最大4K60Hzのトリプルディスプレイに対応。一方、Display Linkには非対応のためMacOSのほとんどの機種では外部ディスプレイは1台までとなっています。
電源供給ポートは、実測値で18W・13Wを記録した高出力なType-C端子が1つずつある点が魅力。ホストポートの出力も実測値で88Wと十分な数値です。その他にも給電用のポートが多く、スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンの3つを同時に充電できますよ。また、13Wの出力を記録したType-C端子がThunderbolt 4に対応しているため、データ転送の際はこのポートを使うのがスムーズでしょう。
その他のポートではLANポート・コンボジャック・SDカードスロットが付属しているのがうれしいポイント。しかし、LANポートの規格は1.0GbEである点、microSDカードスロットはついていない点は留意してくださいね。
使いやすさはホストポートの位置以外は完璧。底面のすべり止めはもちろん、映像出力用のHDMIポート・Thunderbolt 4端子や抜き差しの少ないLANポートが背面に固められているうえ、抜き差しが多いSDカードスロット・コンボジャックは前面についています。しかし、ホストポートが前面にあるのが玉に瑕。PCとの接続用のケーブルが目立ちやすく、デスクの景観を損ねる可能性があります。
動作の安定性の検証では30分間にモニターのブラックアウトが1回。ドッキングステーションに負荷が集中すると、動作が不安定になる可能性があります。
総じて、デュアル・トリプルディスプレイに対応しているのが基本的にWindowsのみであることと、ホストポートが前面にあることが惜しいポイントですが、それ以外については目立った欠点はなし。Windowsユーザーで画質・ディスプレイへの拡張性を重視する人にはおすすめの商品です。
幅 | 73mm |
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奥行 | 198mm |
高さ | 34mm |
重量 | 503g(本体) |
インターフェース | HDMI(2.0)×2、ホストポート(88W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)、USB Type-C(10Gbps,8W)、USB Type-A(10Gbps,3W)、USB Type-A(480Mbps,3W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 前面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 15個 |
良い
気になる
Selore&S-Globalの「ドッキングステーション【15 in 1】」は、低価格で使い勝手がいいドッキングステーションを探している人におすすめ。1万円台という価格の安さと、使いやすいポート配置が魅力の商品です。
映像出力ポートは、HDMIが2つとDisplay Portが1つ。3つのポートを使えば、Windowsユーザーなら最大3枚の外部ディスプレイに出力できます。しかし、Display Linkには非対応のためAppleシリコン製のほとんどの機種では、外部ディスプレイが1台までに制限される点は注意してくださいね。
電源供給ポートは全体的に出力が弱め。 実測したところ、6つのUSBポートのすべての出力が7W以下でした。一方、ホストポートは80Wの出力を記録したため、PCは高速で充電できるでしょう。
USBポートはUSB Type-C・USB Type-Aともに10Gbpsに対応したポートがあり便利。USB Type-A端子はほかにも複数あるため、キーボードやマウスのUSBレシーバーを接続しておけますよ。その他のポートも、SDカードスロット・microSDカードスロット・コンボジャック・LANポートなど多数。様々な用途に対応できるでしょう。
15個のポートはそれぞれ最適に配置されており、使いやすさの検証は高評価。使用頻度が少ないポートはすべて背面に、使用頻度が高いポートはすべて前面に配置されており、使い勝手は良好といえます。
動作の安定性の検証では、30分の間に映像の乱れはなし。ドッキングステーションに負荷がかかる作業をしても、安定して映像を出力してくれるでしょう。
電源供給ポートの出力が弱い点は好みが分かれるポイントですが、それ以外にこれといった欠点はなし。低予算でドッキングステーションを購入したい人にはぜひおすすめしたい商品です。
幅 | 180mm |
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奥行 | 80mm |
高さ | 19mm |
重量 | 307g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)、HDMI(4K30Hz)、DisplayPort(4K60Hz)、ホストポート(80W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,4W)、USB Type-A(5Gbps,7W)×3、USB Type-C(480Mbps,7W)×2、LANポート、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 11個 |
良い
気になる
充電関連製品でトップクラスの販売実績を誇るAnkerのドッキングステーション「A83995A1」。USB4ポートを搭載した同社のハイエンドモデルです。
映像出力ポートはHDMIポートが1つとDisplay Portが2つ搭載されており、Windowsの場合は最大3つの外部ディスプレイと接続が可能。シングルモニター接続時で8K30Hz、デュアルモニターで接続時で最大4K60Hz、トリプルモニター接続時で最大4K30Hzの高画質で出力できるのもうれしいポイントです。しかし、Display Linkには非対応のため、MacOSの機種の多くは2画面以上接続した場合にミラーリングになる点に注意してくださいね。
電源供給ポートは実測値で28Wの出力を記録したPD対応のUSB Type-Cポートが2つ。ホストポートも89Wの出力に対応しており、周辺機器2台とPCを同時に急速充電できるのが魅力です。また、この2つのUSB Type-Cポートは最大10Gbpsでのデータ転送にも対応。データの転送を行う場合でもドッキングステーションがボトルネックにならずスムーズでしょう。
インターフェースの配置には工夫が施されており、使いやすさも上々です。底面にはすべり止めがあるうえ、ホストポートの接続用のケーブルは外付けのタイプ。HDMIポート・Display Port・LANポートなど抜き差し頻度の少ないポートは背面に固まっています。ドッキングステーションの設置場所の融通がきくうえにケーブルも隠しやすく、デスクの景観を整えるたい人におすすめの商品です。1点、ホストポートの位置が側面で、ホストポートの位置が背面の商品に比べると置き場所がやや制限されるので注意してくださいね。
動作の安定性の検証では、30分間に映像の乱れは一切なし。映像出力やデータ転送など負荷が高い作業を行なっても動作は安定しやすいでしょう。
幅 | 210mm |
---|---|
奥行 | 80mm |
高さ | 31mm |
重量 | 500g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)、DisplayPort(8K30Hz)、ホストポート(89W)、USB Type-C(10Gbps,28W)×2、USB Type-A(5Gbps,0W)×2、USB Type-A(480Mbps,0W)×2、LANポート(1GbE) |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 側面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 10個 |
良い
気になる
モバイルバッテリー・ワイヤレスイヤホンなどで低価格・高品質の製品を販売し、人気を集めているAnkerのドッキングステーション「563 USB-C ドッキングステーション (10-in-1)」。シルバーが基調のシンプルで洗練されたデザインが特徴です。
映像出力ポートはHDMIポートが2つとDisplay Portが1つで、Display Linkにも対応。MacOS・Windowsともにトリプルディスプレイに対応しているのがメリットです。Display Linkのドライバーのインストール方法も本商品のステッカーに記載されているので、Macユーザーは確認してくださいね。
電源供給ポートは、 実測値で27Wの出力を記録したPD対応のUSB Type-C端子と、7WのUSB Type-A端子が1つずつ。ホストポートも90Wの出力を記録しており、PCはもちろん、イヤホン・スマートフォンもこの1台で充電できるのが魅力です。また、この2つのポートは最大5Gbpsの速度でのデータ転 送にも対応。外付けSSD・ HDDを使ってデータ転送をする際にもボトルネックにはなりにくいでしょう。
使いやすさは優秀で、底面にすべり止めがついているうえ、ホストポートは背面でケーブルが外付けのタイプ。抜き差し頻度が少ない映像出力に関するポート・LANポートは背面に固まっているため、デスクをすっきりと配線させやすいでしょう。また、コンボジャックが前面についており、オンライン会議などでイヤホン・ヘッドホンを使う人にとってはうれしいポイントです。
動作の安定性の検証では、30分間に画面のカクツキとフリーズが1回ずつ。全体的に映像がコマ落としており、ドッキングステーションが高負荷に耐えられていない印象でした。動作の安定性を重視する人にはあまりおすすめできません。
幅 | 170mm |
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奥行 | 80mm |
高さ | 24mm |
重量 | 300g |
インターフェース | HDMI(4K)、HDMI(2K)、DisplayPort(2K)、ホストポート(90W)、USB Type-C(5Gbps,27W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB Type-A(480Mbps,0W)×2、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
Anker 563 USB-C ドッキングステーション (10-in-1)の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー
対応OS | macOS、Windows |
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ポート数 | 14個 |
良い
気になる
Ankerの「ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)」は、給電性能が高いドッキングステーションを探している人におすすめ。Qiに対応した高出力なUSB Type-C・USB Type-Aポートを備えており、電源供給ポートはトップクラスに充実していました。
映像出力ポートはHDMIポートが2つで、Windowsユーザーであれば2枚の外部ディスプレイに最大4K60Hzで出力できます。しかし、Display Linkには非対応のため、MacBookの機種によっては外部ディスプレイの枚数は1台までに制限される点は留意してくださいね。
電源供給ポートは今回検証した商品のなかでも指折りの充実度。実測値で58Wの出力を記録したUSB Type-Cポートが2つあるうえ、それ以外にも給電に対応したUSBポートが多数あります。ホストポートと合わせると3つ以上の端末の同時充電が可能で、充電ステーションのような使い方ができるでしょう。ちなみにディスプレイからは、各ポートの出力がリアルタイムで確認できますよ。
USBポートは10Gbpsに対応したUSB Type-C端子が2つと、USB Type-A端子が1つあり便利。データ転送に使う際もドッキングステーションがボトルネックになることはないでしょう。その他のポートでは、コンボジャックが1つと、LANポートが1つ。ヘッドホンやイヤホンの接続に使えるほか、有線で接続して通信の安定性を高めることも可能です。
使いやすさの検証では、各ポートが合理的に配置されているうえ電源ボタンもあり高評価。配線をすっきりさせやすい点と電源のオン・オフがワンタッチでできる点がメリットです。
動作の安定性の検証では、30分の間で映像の乱れはなし。負荷が高い作業を行っても4K60Hzの高画質での出力をキープしました。
トリプルディスプレイに対応していない点は好みが分かれるポイントですが、電源供給ポートの充実度と出力をチェックできるディスプレイは本商品ならではの魅力。ディスプレイの枚数を2枚で十分と感じられる人には、ぜひ検討してほしいドッキングステーションです。
幅 | 97mm |
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奥行 | 47mm |
高さ | 140mm |
重量 | 888g |
インターフェース | HDMI(2.0)×2、ホストポート(89W)、USB Type-C(58W)×2、USB Type-C(10Gbps,7W)×2、USB Type-A(10Gbps,5W)×3、USB Type-A(7W)、USB Type-A(10Gbps,0W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 14個 |
良い
気になる
中華メーカーWAVLINKのドッキングステーション「WLAMJP2C-UG69PD2-PRO2」。低価格ながら機能性は高めでAmazonなどのECサイトの売れ筋にランクインしていることがあります。
映像出力ポートはHDMIポート・Display Portがそれぞれ2つずつあり、最大4K60Hzのデュアルディスプレイに対応しています。またDispaly Linkにも対応しているため、MacOSでもソフトをインストールすることで同様のことができますよ。
電源供給ポートについては、ホストポートは実測値で91Wの出力に対応していましたが、その他のポートの出力が軒並み低めなことが弱点です。 給電に使えるUSB Type-A端子が4つありますが、どれも出力は実測値で5W程度。ワイヤレスイヤホンやマウスなどの小型デバイスの充電には使えますが、スマートフォンやタブレット等の機器の充電には向きません。⼀⽅、これらのUSB Type-A端⼦は5Gbpsの転送速度に対応しているため、データ転送のボトルネックにはなりにくいでしょう。
使いやすさは優秀で、ホストポートは背面なうえPCとの接続用のケーブルは外付けで交換可能なタイプ。抜き差しが少ない映像出力系のポートは背面に、抜き差しが多いオーディオ系のポートは前面に固まっています。ケーブルを目立ちにくいところに配線しやすく、デスク周りをすっきりとさせやすいでしょう。
動作の安定性の検証では、30分間に画面のカクツキと停止が1回ずつ。全体的に映像のコマ落ちも目立っており、作業の負荷にドッキングステーションが耐えられていませんでした。負荷が高い作業を行う人にはあまりおすすめできません。
幅 | 83mm |
---|---|
奥行 | 223mm |
高さ | 27mm |
重量 | 1100g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)×2、DisplayPort(5K60Hz)×2、ホストポート(91W)、USB Type-C(0W)×2、USB Type-A(5Gbps,5W)×4、LANポート(1GbE)、インプット、アウトプット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 10個 |
良い
気になる
中国の深圳市に本社を置き、世界100以上の国と地域で充電器やスマートフォン、パソコン用アクセサリーなどを販売するUGREENのドッキングステーション「USB-Cドッキングステーション」。黒の落ち着いたデザインが特徴です。
映像出力ポートはHDMIポート・Display Portが2つずつあり、最大4K60Hzのデュアルディスプレイに対応。Display Linkにも対応しているため、ソフトをインストールすることでMacOSでも同じように出力ができます。
電源供給ポートについてはホストポートは実測値で91Wの出力を記録しましたが、 その他のポートの出力は弱め。4WのUSB Type-A端子が2つ、7W対応のUSB Type-C端子が1つのみで、ワイヤレスイヤホンやマウス・トラックボールなどの小型デバイスへの充電が主な使い道になるでしょう。⼀⽅、この3つのUSB端⼦は10Gbpsの転送速度に対応しているため、データ転送はスムーズといえます。
使いやすさは優れており、底面のすべり止めはもちろん、ホストポートの位置は背面でケーブルは外付けで交換可能なタイプです。映像出力に使うHDMIポート・Display Portも背面に固められており、デスク周りをすっきりさせるのに向いています。
動作の安定性の検証では、30分間に映像出力の乱れはなし。PC・ドッキングステーションで重い作業を行なった状態でも、映像出力が安定しやすいでしょう。
幅 | 163mm |
---|---|
奥行 | 75mm |
高さ | 20mm |
重量 | 359g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)×2、DisplayPort(4K60Hz)×2、ホストポート(92W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-A(5Gbps,4W)×2、LANポート |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 15個 |
良い
気になる
Selore&S-Globalの「INC006qcSGY」は、手頃な価格でデュアルディスプレイ・トリプルディスプレイをしたいWindiowsユーザーにおすすめの商品。15ポートもの端子を備えながら価格は安く、動作は安定していました。
映像出力ポートはHDMIポートが2つとDisplay Portが1つで、Windowsの場合は4Kのトリプルディスプレイに対応しています。Display Linkには非対応のため、MacOSのほとんどの機種では外部ディスプレイは最大1台までで、これ以上接続してもミラーモードになるだけなので注意してくださいね。
電源供給ポートは出力が全体的に低めで、ホストポートは実測値で80Wの出力に対応していたものの、それ以外のポートの出力はどれも7W以下。ワイヤレスイヤホンなどの小型機器の充電には不足しない出力ですが、スマートフォン・タブレットの充電にはパワー不足といえるでしょう。
一方、この4つのUSB端子はそれぞれ5Gbps・10Gbpsの転送速度に対応しており、データ転送はスムーズ。その他のポートもSDカードスロット・microSDカードスロット・コンボジャック・LANポートがついており、人によっては重宝するでしょう。
使いやすさは優秀で、ホストポートが背面なうえ接続用のケーブルも外付けで交換可能なタイプ。抜き差しが少ない映像出力系のポート・LANポートは背面に固まっており、抜き差しの頻度が高いSDカードスロット・microSDカードスロットは前面についています。設置場所の自由がきくうえ、ケーブルを目立たないところに配線しやすいでしょう。
動作の安定性の検証では、30分間に映像出力の乱れはなし。ドッキングステーションに高い負荷がかかっている状態でも映像出力が安定しやすいでしょう。
総じて、低価格ながら4Kのトリプルディスプレイに対応している点とストレスフリーな使い勝手が魅力の本商品。コスパを求めるWindowsユーザーにおすすめです。
幅 | 73mm |
---|---|
奥行 | 198mm |
高さ | 34mm |
重量 | 503g |
インターフェース | HDMI(4K120Hz)×2、DisplayPort(4K120Hz)、ホストポート(77W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,4W)、USB Type-A(10Gbps,4W)、USB Type-A(5Gbps,4W)×2、USB Type-A(480Mbps,4W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 11個 |
良い
気になる
サンワサプライの「ドッキングステーション 400-VGA025」は、予算を抑えて2画面表示したいWindowsユーザーにおすすめ。Windowsなら最大2画面の映像出力が可能で、比較的低予算で買えるのが魅力です。
映像出力はHDMIポートが2つのみで、Display PortとUSB Type-Cでの出力はできません。Windowsであれば、HDMIポートを使って最大4K30Hzの2画面の映像出力ができます。リフレッシュレートが最大30Hzに限られる点は注意してくださいね。
電源供給ポートは、ホストポートが実測値で80Wの出力を記録しており、接続するノートPCを高速充電できます。そのほか、実測値で7WのType-C端子1つと4WのType-A端子を3つ搭載。キーボードやテンキーなどの周辺機器への給電には使えますが、スマホ・タブレットの充電には物足りないでしょう。しかし、データ転送はType-CとType-A2つが10Gbpsの転送速度に対応しており、データ転送はスムーズにできます。
その他にもSDカードスロット・microSDカードスロット・LANポート・コンボジャックなどが搭載されていて、インターフェースも充実。PCの拡張性を大きく高められて、 幅広く使えます。
使いやすさの面では、SDカードスロット・microSDカードスロット・イヤホンジャックなど頻繁に使うものは前面にあり、抜き差し頻度が少ないホストポート・LANケーブルなどは背面に配置されているのが魅力。本体には滑り止め加工が施されており、縦横どちらでも設置可能です。ホストポートのケーブルも交換可能な外付けタイプで長さの調整ができますよ。
動作の安定性の検証でも優秀な結果を残しており、30分間で映像の乱れが一切ありませんでした。高い負荷がかかっても出力が不安定になる心配は少ないでしょう。
使いやすさにこだわられており、Windowsであれば2画面出力に対応しています。対応するリフレッシュレートが最大30Hzまでなのは好みが分かれますが、2万円以下で購入できるのは魅力。コスパにこだわるWindowsユーザーは候補に入れてもよいでしょう。
幅 | 15.5mm |
---|---|
奥行 | 7mm |
高さ | 2mm |
重量 | 190g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)×2、ホストポート(80W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,4W)、USB Type-A(5Gbps,4W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック、SDカードスロット、micro SDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 11個 |
良い
気になる
PCやプリンターを世界中に販売する米国企業、HPのドッキングステーション「Thunderbolt 3ドック 120W G2」。本体にスピーカーを搭載していることが特徴です。
映像出力ポートはDisplay Port2つとThunderbolt 3端子・VGA端子が1つずつついており、Windowsならこれらのポートを使って4Kでのデュアルディスプレイに対応しています。しかし、HDMIポートはないためHDMIのポートしかないモニターを使っている人は注意してくださいね。また、Display Linkには非対応のためMacOSのほとんどの機種では外部ディスプレイは1台までとなっています。
電源供給ポートは、実測値で13WのUSB Type-Cが2つあり、ホストポートは92Wの出力に対応。さらに3つのUSB Type-A端子はどれも給電に対応しているため、PCはもちろん、スマートフォン・ワイヤレスイヤホンも同時に充電ができます。またデータ転送の際はThunderbolt 3端⼦を使うことで待ち時間を最⼤限縮められるでしょう。
使いやすさはホストポートが前面にある点、底面にすべり止めがない点が惜しいポイント。映像出力系のポートは背面にまとまっているうえ、ケーブルも交換可能なため設置場所は融通がききやすいでしょう。
動作の安定性の検証では、30分間なめらかに映像を出力できました。ドッキングステーションに高い負荷がかかった状態でも動作は安定しやすいでしょう。
幅 | 95mm |
---|---|
奥行 | 95mm |
高さ | 70mm |
重量 | 636g |
インターフェース | DisplayPort×2、VGA、ホストポート(92W)、Thunderbolt 4(40Gbps,13W)、USB Type-C(13W)、USB Type-A(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,2W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 前面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 12個 |
良い
気になる
1980年に創業し、主にネットワーク機器・プリンター関連機器などを取り扱うサンワサプライのドッキングステーション「USB-CVDK12」。縦置きでコンパクトな形状が特徴の商品です。
映像出力ポートは、Windowsなら2つのHDMIポートから2つの外部ディスプレイに4K60Hzで出力可能。しかし、Display Linkには対応していないためMacOSのほとんどの機種では、外部ディスプレイは1台までしか使えません。
電源供給ポートについては、ホストポートは実測値で82Wの出力に対応していましたが、 その他があまり充実していないのが弱点。その他の4つのUSBポートは実測値で4W以下で、用途はワイヤレスイヤホンの充電などに限定されるでしょう。データ転送は最⼤5Gbpsに対応したUSB Type-C端⼦があるので、これを使うのがおすすめです。
その他のポートでは、SDカードスロット・microSDカードスロット・コンボジャック・LANポートがついているのがうれしいポイントで、PCの機能性を大きく引き上げてくれるでしょう。
使いやすさは優秀で、ホストポートは背面なうえPCと接続するケーブルは外付けの交換可能なタイプ。抜き差し頻度の少ないHDMIポート・LANポートは背面に固められており、よく抜き差しするSDカードスロット・microSDカードスロットは前面に揃っています。使い勝手に不満を覚える可能性は低いでしょう。
動作の安定性の検証では、30分間に一度だけデータ転送中にモニターがフリーズ。時間経過で復旧したものの、たくさんの機器を接続して使用すると動作が安定しないことがあるでしょう。
幅 | 48mm |
---|---|
奥行 | 70mm |
高さ | 130mm |
重量 | 310g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)×2、ホストポート(82W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(5Gbps,2W)、USB Type-A(5Gbps,4W)×3、LANポート(1Gbps)、SDカードスロット、microSDカードスロット |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 背面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows、iPadOS |
---|---|
ポート数 | 16個 |
良い
気になる
Selore&S-Globalの「ドッキングステーション【16 in 1】」は、コスパ重視のWindowsユーザーにおすすめ。1万円台と価格は安めながらトリプルディスプレイに対応しています。
映像出力ポートは、HDMIが2つとDisplay PortとVGAが1つずつ。Windowsなら最大3つの外部ディスプレイに出力できます。しかし、Display Linkには非対応のため、Appleシリコン製のほとんどのMacBookでは外部ディスプレイが1台までに限定される点は留意してくださいね。
電源供給ポートは、どれも出⼒は弱め。USBType-C端⼦が1つと、USB Type-A端⼦が5つと数は多いものの、出⼒はどれも実測値で7W以下でした。キーボードやテンキーなどへの給電はできますが、それ以外の⽤途に使うのは難しいでしょう。⼀⽅、ホストポートは最⼤77Wの出⼒に対応しているため、接続するPCには⼗分な出⼒で給電ができますよ。
USBポートはUSB Type-C・USB Type-Aともに10Gbpsに対応したポートがあるため、データ転送の際はこの2つのポートを使うといいでしょう。その他のポートも、SDカードスロット・microSDカードスロット・LANポート・コンボジャックなど複数あり、PCの拡張性を大きく高めてくれるでしょう。
使いやすさの検証では、ホストポートが前面にある点とSDカード・micro SDカードが側面にある点が気になりました。PCに接続するケーブルがデスク上で目立ちやすいほか、SDカードを挿しにくいと感じる可能性があるでしょう。
動作の安定性の検証では、30分の間に映像の乱れはありませんでした。負荷の高い作業をしても動作は安定しやすいでしょう。
ポートの出力の低さとポートの配置がやや使いにくいものの、低予算でトリプルディスプレイを実現できる点は魅力。価格が安いドッキングステーションを探している人はぜひ検討してくださいね。
幅 | 169mm |
---|---|
奥行 | 80mm |
高さ | 26mm |
重量 | 400g |
インターフェース | HDMI(4K60Hz)、HDMI(4K30Hz)、DisplayPort(4K60Hz)、VGA、ホストポート(77W)、USB Type-C(入力用)、USB Type-C(10Gbps,7W)、USB Type-A(10Gbps,7W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB Type-A(480Mbps,7W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 前面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
対応OS | macOS、Windows |
---|---|
ポート数 | 9個 |
良い
気になる
充電関連機器を中心に世界中に製品を販売しているAnkerのドッキングステーション「Anker PowerExpand 9-in-1 USB-C PD Dock」。1万円台で購入できる同社のエントリーモデルです。
映像出力ポートはHDMIポートとDisplay Portがひとつずつで、Windowsの場合は外部ディスプレイは2台まで出力可能。画質はシングルで4K60Hz、デュアルで4K30Hzとなっています。しかし、Display Linkには非対応のため、ほとんどのMacOSの機種ではデュアルディスプレイができない点には注意が必要です。
電源供給ポートは、実測値で18Wの出力を記録したPD対応のUSB Type-Cが1つ、7W対応のUSB Type-Aポートが1つ。ホストポートは実測値で60Wの出力を記録しました。全体的に出力は弱めで、周辺機器を複数給電するような使い方には不向きといえます。またPDに対応したUSB-C端子が最大 5Gbpsでのデータ転送に対応しているため、データ転送に使う場合はこのポートを使うのがおすすめですよ。
使いやすさは良好で、底面にすべり止めがついているうえ映像出力系のポートは背面に、コンボジャックは前面についています。ホストポートへの接続用のケーブルも外付けのため、場所を問わず置きやすいでしょう。しかし、ホストポートの位置が前面なのが難点。デスクに向かってケーブルが伸びてしまうため、デスクの景観にこだわりたい人は注意が必要です。
動作の安定性の検証では、30分間に映像出力の乱れ一度だけ。データ転送中に動画が少しカクツキました。PC・ドッキングステーションに負荷がかかった状態では出力が不安定になることがあるでしょう。
エントリーモデルということもあり、ほかの商品に比べると映像出力ポートや電源供給ポートの充実度は劣りがちですが、低価格で買えるうえ使い勝手もよいのが魅力。トリプルディスプレイにする予定がない人なら、ドッキングステーションの入門機として十分おすすめです。
幅 | 145mm |
---|---|
奥行 | 65mm |
高さ | 24mm |
重量 | 188g |
インターフェース | HDMI(4K)、DisplayPort(2K)、ホストポート(60W)、USB Type-C(5Gbps,18W)、USB Type-A(5Gbps,7W)、USB Type-A(480Mbps、0W)、LANポート(1GbE)、コンボジャック |
有線LAN端子 | |
SDカードスロット付き | |
microSDカードスロット付き | |
電源ボタンあり | |
ホストポート配置 | 前面 |
ホストポートのケーブル交換可能 | |
すべり止め付き |
Anker PowerExpand 9-in-1 USB-C PD Dockを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
マイベストではベストなドッキングステーションを「インターフェースが充実しているうえ、負荷が高い作業をしてもパフォーマンスが落ちず熱も持ちにくい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のドッキングステーション18商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:映像出力ポートの充実さ
検証②:電源供給ポートの充実さ
検証③:データ転送ポートの充実さ
検証④:使い道の幅広さ
検証⑤:使いやすさ
検証⑥:動作の安定性
検証⑦:熱の持ちにくさ
今回検証した商品
マイベストでは「HDMIポート・タイプCポート・Display Portなど主要な端子をすべて備えたうえ、2台のモニターに8Kの高画質で出力できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「接続するPCへの100Wでの急速充電が可能なうえ、周辺機器の急速充電に対応したポートも充実している」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
「gram 15Z90RT-MA53J」のバッテリー残量は95%以上で統一
「MacBook Pro 16インチ」のバッテリー残量は10%以下で統一
「iPad Air(第5世代)のバッテリー残量は10%以下で統一
電源アダプタが付属していなタイプの商品は、「Nexode Pro 160W GaN 急速充電器」・「Anker 515 USB-C & USB-C ケーブル (USB4対応 1.0m)」)を使い電源を供給
マイベストでは「どんなデバイスと接続してデータ転送をしてもボトルネックにならず、高速でデータ転送が完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「多種多様なポートが揃っており、多くのニーズに対応できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「細部まで工夫が施されており、快適に日常使いができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「負荷が高い作業をしても安定して映像出力ができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
映像が乱れた回数が0を最高スコアとし、おに近いものほどおすすめとしてスコア化しています。
熱の持ちにくさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「負荷が高い作業をしてもほとんど温度の上昇がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
検証環境の室温である22度に近いものほどおすすめとしてスコア化しました。
ドッキングステーションと一緒に使うことが多いモニターやストレージのコンテンツを以下にまとめました。これらも参考にしてより快適な作業環境を整えてくださいね。
以下ではドッキングステーションの関連商品をまとめています。気になるコンテンツがあったらぜひチェックしてくださいね。
1位: Belkin|USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W)|INC020qcSGY
2位: CalDigit|TS4/ Thunderbolt Station|TS4-JP-AMZ
2位: Anker|PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション|A83925A1
4位: BenQ|13-in-1 ハイブリッドドッキングステーション
5位: Dell|Thunderbolt ドッキングステーション|WD22TB4
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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