【徹底比較】アイロン台のおすすめ人気ランキング

ナチュラルな木の風合いが特徴の山崎実業「スタンド式アイロン台 トスカ」。ワンタッチレバーで14段階調節ができ、自分に合った高さでアイロンがけ可能です。

実際に使ってみると、滑りが非常によいのでストレスなくアイロンがけができました。先端の形状は丸みを帯びた舟型ですが、シャツの首元あたりにきれいに当てられるので問題なし。

また安定感がかなりよく、シワを伸ばすために体重をかけてもまったくぐらつかなかったのは大きなメリットです。とくにアイロン置き台にアイロンを置く際や天板の先端付近で作業する際にも、ぐらつくことなく安定していました。

体重をしっかりかけられることで、かけたあとのシャツに細かいシワはなく、大きな折り目を除けばきれいに伸ばすことができました。一方、アルミコーティング加工はされていないため、パリッとした仕上がりにならなかったのは惜しい点。

アイロン置き台に加えて、霧吹きやハンガーをかけられるバーもあり機能性は高評価でした。アイロン台置きの面積が大きいので、雑に置いても落ちる心配が少ないでしょう。ただし、折りたたんでもかなりのサイズがあるので、収納しにくい印象。

滑りがよくとにかくスムーズなアイロンがけが可能な商品を探しているなら、真っ先におすすめできる商品です。

イタリア製のFoppa Pedretti「木製アイロン台 ASSAI」は、天然木ブナ材を使用した高級感のあるデザイン。掛け面の奥行きが50cmもあり、天板を大きく使ってアイロンがけできるのが魅力です。

重くて大きいスタンド式ということで非常に安定しており、天板のどこに体重をかけてもまったくといってよいほどぐらつきませんでした。アイロンの滑りもよく、日々のアイロンがけのストレスを軽減できそうです。また、アイロン置き台がしっかりしたつくりで不安なく使え、かなり多くの洗濯物を置いておけるラックも非常に便利。

仕上がりのよさに関しては、数本大きなシワを残したものの、全体的に細かいシワはしっかり伸ばせる結果に。ただし、ややパリッとはしましたが、アルミコーティング加工の商品としてはいまひとつな結果でした。

収納方法は少しわかりづらく、下のラックを押し上げることで本体が伸縮します。収納時の高さは14cmと大きいうえに、本体重量も9kgと持ち運びや収納にはかなり不便でした。広いスペースを占拠してしまうため、毎回収納するのではなく置きっぱなしにして使うのがよさそうです。

おしゃれなデザインなので、家具の一部としても設置できます。使い勝手のよいラック付きなので、一度にかける量が多い人はぜひチェックしてみてください。

ユニークなデザインがおしゃれな、IKEAのスタンド式アイロン台「DÄNKA デンカ」。IKEA of Swedenのデザイナーが手がけた白黒の網目文と、幅120cmの大きな作業面が特徴です。

アイロンがけのしやすさでは、台に安定感があることで高い評価を得ました。天板の幅が120cmとかなり広いため、ストレスなくアイロンがけ可能。高さも十分あるので、立ってかけるときに腰を曲げずに済むのもうれしいポイントです。

また、アイロンの滑りがよいため、自分でアイロンをしっかりコントロールできました。シャツのアームホールがきれいに沿う先端の形状と、アイロンを斜めの状態で置けるアイロン台置きも好評。

その反面、重量は5.7kgと比較的重く、持ち運びのしやすさの検証では低評価に。また、シャツは全体的にきれいに仕上がりましたが、複数の濃いシワが残る結果でした。

スタイリッシュなデザインが印象的なので、見せる収納としても重宝するでしょう。

世界10か国で特許取得した三層構造の曲面フォルムが特徴的な、斎藤アイロン台工業の「3次元の超立体アイロン台」。高さを2段階に調整できる、人体型の卓上タイプです。

曲面の天板により引っかかりがなく、力を入れてもとにかくなめらかにかけられる印象。4本の脚でしっかり支えられているので、シワを伸ばすために体重をかけてもほとんどグラつかず、細かいシワをきれいに取ることができました。

88cmと広い天板を活かして、シャツを着せるように広げれば、ワイシャツの背中や腕を一気にかけられ時短になるでしょう。一方、アルミコーティングが施されておらず、パリッとした仕上がりは望めない結果に。

また、力に自信がない人に向かない3.8kgという重さかつ、クローゼット収納用のフックが付属していないので、収納しづらい点もネックです。とはいえ、アイロンがけのしやすい卓上タイプを探しているなら、ぜひ候補に入れておくべき商品です。

シービージャパンの「エアブレスボード Mlte」は天板内部に電動ファンが搭載されており、スイッチ1つで天板から空気を排出・吸引できる商品。シワをしっかり伸ばし、クリーニング店並みの仕上がりのよさを叶えると謳っています。

スタンドタイプのなかでも脚の幅がかなり広いので、しっかりとした安定感がありました。しかし天板がやや小さめなので、シャツを何回も動かす必要があり手間に感じます。

空気を排出する機能を使うことでクール＆ドライを実現でき、とてもパリッと仕上がりました。コードのセットやスイッチの使い分けなど多少の手間はありますが、その効果は実感できます。シワに関しては筋のように入った大きなものは残りましたが、細かいシワは伸ばせました。

ただし、本体重量が7kgとかなり重く、コードをしまっておく場所がないので収納しにくい印象です。収納のしやすさよりも、空気の排出・吸引によるパリッとした仕上がりを重視するなら検討してみてください。

スウェーデンの老舗アイロン台メーカー、ロレッツ（RORETS）の「スタンド式 アイロン台」は、アイロン置き台・コードホルダー・ラックという豊富な機能が魅力。広い天板は、大物衣類のほかカーテンのアイロンがけも可能です。

爽やかなストライプ柄と木製の脚が特徴の東谷「ミーテ アイロン台」。天板の高さを4段階に調節することができ、立っても座っても使いやすいのがポイントです。

体重をかけてアイロンがけをしてもぐらつかず非常に安定していました。やや尖った舟型の天板は、肩のあたりを引っ掛けられるので使いやすいと好評。アイロンの滑りがよく、アイロン置き台も備わっているのでストレスなくスムーズにかけられました。

一方、仕上がりはパリッとはしておらず大きいシワも残ってしまい、全体の評価が伸び悩む原因に。重量・サイズともに収納には向きませんが、出しておいても違和感のないデザインなので、見せる収納をしたい人にはおすすめできる商品です。

アイリスプラザの「アイロン台 スタンド人体型」は、使用時の奥行き30cmというスマートさがポイント。襟や肩口、袖口などの複雑な部分にフィットし、シャツのアイロンがけに便利です。

1.6kgと軽量で、手軽に持ち運べるのがうれしいところ。その反面、力を入れてアイロンがけすると何度か台が動く場面があり、安定性には欠けていました。また、アイロン置き台があるので機能性に優れているものの、ステンレスが細くやや頼りないつくりです。

人体型なので、シャツの首元にぴったりと天板がフィットし、アイロンがスムーズにかけられました。シャツにはパリッと感があり、アルミコーティング加工でスピーディーかつ比較的きれいな仕上がりに。スタンドタイプのなかでも軽さを重視したい人は要チェックです。

大栄産業の「立体型 ワイシャツプレス」は、仕上げ馬付き卓上タイプのアイロン台。緩やかなカーブの掛け面に洋服がフィットし、きれいな仕上がりが期待できます。

卓上タイプのなかでは掛け面が82×47cmと広いのが好印象。天板の使えるスペースを狭くしてしまう仕上げ馬がついていても、シャツを動かす頻度が少なく、一気に広範囲のアイロンがけができました。作業中にも台がまったく動かなかったのもポイントです。

機能面においても、卓上タイプでは珍しくアイロン置き台を備えていて便利。しかし、細いステンレスが2本あるのみの作りで、アイロンが落ちてしまわないか不安になる場面がありました。重さ5kgと卓上タイプのなかではかなり重いので、座ってどっしりとアイロンがけしたい人におすすめです。

コストパフォーマンスに長けた家具・インテリアを数多く展開しているニトリの「脚長人体型アイロン台」。卓上タイプのなかでもとくに脚が長く、床と天板の間に余裕があるため、ラクな姿勢でのアイロンがけが可能です。

重量が1.25kgと軽く収納時の高さも4cmなので、準備や片付け時の出し入れがラクラク。そのうえ独立した4本の脚で支えるため、安定して作業できますよ。しかし人体型であることで、使える天板の面積が狭く、何度も服を移動させる必要がありました。

仕上がりのよさの検証では大きなシワ残りはなく、パリッと感も出ていたので高評価。天板のサイズ的にシャツを動かさず1回ではかけられない点と、アイロン置き台などの機能が備わっていない点が惜しい結果でした。