車のキズや汚れ落とし、ワックス掛けの際に重宝する車用ポリッシャー(カーポリッシャー)。プロスタッフやボッシュなど、さまざまなメーカーから販売されており、ダブルアクションやシングルアクションなどの動作タイプから選べます。回転数やスピード調整機能を搭載したモデルも多く、バフやスポンジ、コンパウンドなどの付属品が充実。初心者からプロまで、用途に合った商品を選ぶために意識すべきポイントが多く、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の車用ポリッシャー9商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの車用ポリッシャーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな車用ポリッシャーは「キズや汚れを取れるだけのパワーを持ちつつ、初心者でも車をキズつけにくい車用ポリッシャー」。徹底検証してわかった車用ポリッシャーの本当の選び方も解説しますので、性能や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください。
「車に携わるすべての人々に対して快適なカーライフを提供すること」を理念とし、主にカークリーニングやカーコーティングなどの事業を手がけている。その傍ら、カーディテイリングを広めたい!業界を盛り上げたい!という思いでYouTubeチャンネル「まなっちガレージ」も運営。現在のチャンネル登録者数は2.08万人を突破。2022年12月には千葉市花見川区に新店舗を構え、研磨・コーティングのノウハウを学べる「ガレージ使い放題サービス」も実施している。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
20~60代の男性10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「キズやシミをきちんと落とせるレベルの研磨力がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「普段の会話と同程度かそれ以下の音の大きさで、近所迷惑になりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を60dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「使用中の利便性が増す機能が豊富に搭載された」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
車を持っている人なら「新車のような輝きを取り戻したい」「塗装面の光沢を維持し続けたい」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。そんなときに重宝する便利なツールが「車用ポリッシャー」です。電動工具の一種で、バフを回転させて研磨することで、簡単に車体を美しく仕上げることができます。
車用ポリッシャーは、バフにコンパウンド(研磨剤)をつけて表面を磨き、経年劣化による水垢汚れや色あせ、外的要因でできたキズを目立たなくすることが可能です。また、ワックスを塗布して車体の塗装面を保護したり、ツヤを出したりする際にも役立ちます。
手作業での車磨きも可能ですが、広い面積を研磨するには時間と労力がかかるのがデメリット。車用ポリッシャーを使用すれば、均等に力が加わり、ムラを防ぎながら短時間でラクに研磨できます。軽量でコンパクトな小型モデルも多く、バランスやグリップの工夫で扱いやすさが向上しており、初心者でも簡単に使えるでしょう。
大切な愛車を研磨する以上、キズつけたくないのは当然。そのため今回は、使用経験がない人でもキズつけにくい、初心者向けのエントリーモデルを中心に紹介しています。これから自分で車磨きをして、美しい仕上がりを目指したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
車用ポリッシャーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
車用ポリッシャーは、回転方式によって「ダブルアクション」「ギアアクション」「シングルアクション」の3つのタイプに分かれます。なかでも、初心者におすすめなのは、偏芯運動と回転運動によって研磨を行うダブルアクションタイプです。
車用ポリッシャーは、力加減や動かし方に慣れていないと回転による摩擦熱で塗装がはげたり、オーロラマークと呼ばれる磨き跡がついたりします。
ダブルアクションタイプは3つのタイプのなかで研磨力が最も低いので、車へのダメージが少なく失敗のリスクが低いことが最大の魅力。キズ・シミの程度によっては研磨に多少時間がかかる場合はあるものの、ボディがキズつくリスクを考慮すると初心者はダブルアクションタイプを選ぶと、そのリスクを軽減できるでしょう。
一方で、回転運動だけで研磨するシングルアクションタイプは研磨力が高く、大きなキズや頑固なシミをスピーディに除去できることがメリット。しかし、使い方を間違えると簡単に車がキズつくため、腕に自信がある上級者におすすめのタイプです。
一見いいとこどりに見えるギアアクションタイプは、複雑な回転運動によってシングルアクションタイプよりキズがつきにくいものの、ラインナップが少ないうえ高価なものが多いので、最初の1台の選択肢にはなりにくいといえるでしょう。
中古車についた大きなキズやウォータースポット(塗装面まで浸食した水シミ)を処理するときは、シングルアクションタイプを使うこともあります。しかし、最近ではプロでも8割はダブルアクションタイプを使っている印象です。
ステップアップとして2台目の車用電動ポリシャーの購入を検討している人でも、シングルアクションタイプよりもオービットダイヤ(偏芯運動の幅)が大きいプロ用のダブルアクションタイプを購入するのがおすすめですよ。
車用ポリッシャーの電源方式は、主にコード式と充電式(バッテリー式)の2種類があります。まずは、充電切れの心配がないコード式の購入を検討しましょう。
車磨きは部分的に磨くとかえってその場所が目立つことがあるため、基本的に1回の作業で車全体を磨き上げます。コード式はコンセントがある場所でしか作業できない・移動がスムーズにできないといったデメリットはあるものの、車全体を磨く作業でも長時間使い続けられることが魅力です。
コードレスで使えるバッテリー式は、シームレスに研磨、移動できるうえ、作業場所を選ばないことがメリット。しかし連続して使用できる時間が30〜60分程度と短く、車全体を磨く場合は1回の充電で作業を完了させられません。ヘッドライトなど部分的な研磨に使用するのがおすすめです。
なお、磨き作業では研磨する範囲を徐々に広げていくため、コードがあることで取り回しが大きく損なわれることは少ないでしょう。とはいえ、コード式の場合は長すぎたり短すぎたりするものは移動や取り回しに影響が出ることもあるので、コードの長さが3〜5mのポリッシャーを選ぶようにしましょう。
新車をコーティングするための車磨きは、プロでも最低5時間はかかります。一般の人の場合、1日で磨き上げるのはほぼ不可能といえるでしょう。
長時間の作業にも対応できるよう、まずはコード式を検討してみてください。なお、コード式を使うときはコードを肩にかけて作業すると、コードがボディに当たらずキズつけにくいですよ。
少し大きめのキズを落とす際は、研磨力を上げるために車用ポリッシャーを車のボディに少し押しつけながら研磨します。圧力をかけたときに回転数が落ちるとキズを除去することが難しいため、回転を維持できるだけのパワーがあるポリッシャーを選びましょう。
今回の検証では、コード式は消費電力が250W以上、バッテリー式は電圧が18V以上のポリッシャーなら、多少圧力をかけて研磨しても大幅に回転数が落ちない傾向がありました。キズを落とすためにダブルアクションタイプのポリッシャーを選ぶなら、消費電力と電圧はとくに注目してほしいポイントです。
ワックス掛けだけが目的なら研磨力が低いポリッシャーを選ぶのもおすすめですが、キズを取りたいならある程度の研磨力は必要です。
スペック上で研磨力を確認する際は、回転数(min-1)よりもトルクが重要です。トルクは消費電力や電圧と比例することが多いので、忘れずにチェックしてほしいポイントです。
使いやすさが向上する変速機能はマストの機能といえるでしょう。変速機能とは、ダイヤルを操作して回転数・研磨力をコントロールする機能のこと。
変速機能がないと、ポリッシャーの当て方や動かし方で研磨力を調節する技術が必要です。使い慣れていないと車がキズつくリスクが高まるため、初心者には必須の機能といえるでしょう。
さらに、研磨力は塗装面やキズの状況に応じて変える必要があるので、変速機能がないと作業用途が限られることも。初心者だけでなく中・上級者も注目してほしい機能です。
なお、ボディの様子を見ながら徐々に回転数が調節できるよう、本体を動かしながらスイッチやダイヤルが調節できるポリッシャーを選んでください。操作しづらい位置にスイッチやダイヤルがあると、車から本体を離さなければならず作業効率が落ちる場合もあります。
研磨作業を開始するときは、回転の反動で腕が持っていかれることがないよう、最初は回転数を落とした状態でポリッシャーをボディに当てて徐々に回転数を上げていきます。
また、最初はボディの塗装面の状況を確認してから研磨しはじめるため、最初から最高回転数にして研磨することはほとんどありませんよ。
車用ポリッシャーは、軽すぎると安定感・重すぎると操作性が損なわれます。安定感のあるスムーズな操作ができるよう、重さは1.5kg程度のポリッシャーを選びましょう。
今回の検証では本体が1kg未満の軽すぎるポリッシャーは、持っていてブレやすく車と本体を密着させづらい印象でした。また本体が重すぎるポリッシャーは、動かすときの腕への負担が大きく長時間の作業には向きません。
1.5kg程度であれば自重を利用して均一に動かしやすく、長時間でも腕が疲れにくいと感じました。とはいえ、使いやすい重量は人によって異なる場合もあるでしょう。ランキングを参考にしながら、店頭で実際に重さを確認してみるのもおすすめですよ。
パワーがあるポリッシャーほど、回転の反動を抑えるために重い傾向があります。ポリッシャーの扱いに慣れてきた中級者以上の人がパワーのあるポリッシャーを選ぶなら、2kg程度がおすすめです。
今回、ポリッシャーの稼動音の騒音レベルを計測したところ、研磨力があるポリッシャーは稼動音が大きい傾向がありました。しかし、そのようなポリッシャーでも商品によっては10dB以上の稼動音の差が出る結果に。
静音とはいえませんが、騒音レベルが75dB未満なら比較的音は落ち着いている印象です。住宅街で使用したい人は、ランキングを参考に騒音レベルができるだけ低いポリッシャーを選びましょう。
ちなみに、ワックス掛けだけが目的なら消費電力100W未満の研磨力が低いポリッシャーがおすすめです。100W未満のポリッシャーは、比較的騒音レベルが低く住宅街でも使いやすい稼動音に収まっている印象でした。
電動工具である以上、作業中はある程度の音が出ます。作業する時間帯は早朝や夜間を避け、周囲に配慮して使うようにしましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||
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使いやすさ | 研磨力の高さ | 音の静かさ | 付加機能の豊富さ | 幅 | 長さ | 高さ | 重量 | コードの長さ | 回転方式 | 電源 | 定格周波数 | 消費電力 | 電圧 | 電流 | 最大回転数 | パッドサイズ | バフサイズ | 騒音レベル | 付属バフ | 変速機能 | 付属品 | |||||||
1 | ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー|GEX125-1AE | ![]() | 最初の1台に!ボディに吸いつくような安定感でブレが少ない | 122mm | 227mm | 150mm | 約1.3kg | 約2.5m | ダブルアクション | コード式 | 50/60Hz | 250W | 100V | 2.5A | 12,000min-1 | 125mm | 125mm | 72.3dB | マイクロフィルターユニット、ラバーパッド(ミディアム)※本体装着済み | |||||||||
2 | ミナト電機工業 ミナトワークス|18V 充電式電動ポリッシャー|POE-1810 | ![]() | 変速機能はないが、握りやすいハンドルで安定感がある | 180mm | 150mm | 230mm | 1.65kg | ダブルアクション | バッテリー式 | 不明 | 18V | 2.0Ah | 4,000min-1 | 150mm | 150mm | 76.9dB | スポンジ | 18Vリチウムイオンバッテリー、18V充電器、ポリッシングスポンジ、凹凸スポンジ、羊毛バフ、フェルトバフ | ||||||||||
3 | 高儀 EARTH MAN|電動ポリッシャー|EP-300A | ![]() | 3位 | 研磨力は控えめだが、初心者でも車をキズつけるリスクは低い | 280mm | 148mm | 195mm | 1.6kg | 約5m | ダブルアクション | コード式 | 50/60Hz | 60W | 100V | 0.6A | 3,000min-1 | 148mm | 148mm | 72dB | スポンジ | スポンジパッド 、タオル地パッドカバー、 毛バフパッドカバー、ワックス用ヘラ | |||||||
4 | Makihara ポリッシャー | ![]() | 2位 | パワーはあるが、回転の反動が大きく動きを制御しづらい | 125mm | 210mm | 190mm | 1.65kg | 約1.5m | シングルアクション | コード式 | 50/60Hz | 700W | 110V | 不明 | 3,700min-1 | 125mm | 125mm | 82.5dB | スポンジ | 波型スポンジ、平型スポンジ、仕上げバフ、粘着ディスク、ハンドル、専用レンチ、日本語取扱説明書 | |||||||
5 | プロスタッフ シャインポリッシュ|P-59 | ![]() | ワックス掛け向き。研磨力は低いが、トップレベルの静かさ | 250mm | 250mm | 220mm | 1.78kg | 約10m | ダブルアクション | コード式 | 50/60Hz | 60W | 100V | 0.6A | 3,800min-1 | 152mm | 152mm | 68dB | タオル地、起毛地 | ワックス掛け用バフ、仕上げ用バフ | ||||||||
6 | アストロプロダクツ 電動ポリッシャー|05-06197 | ![]() | 5位 | 本体がかなり重いが、大きなキズも研磨できる高い研磨力あり | 91mm | 215mm | 230mm | 2.3kg | 約5m | シングルアクション | コード式 | 50/60Hz | 950W | 100V | 9.0A | 2,000min-1 | 180mm | 180mm | 85.8dB | スポンジ | Φ180mmポリッシャーパッド、Φ180mmスポンジバフ、ハンドル、スペアブラシセット、専用レンチ | |||||||
7 | Beebus 車用電動ポリッシャー | ![]() | 4位 | 軽量で扱いやすい。パワーが控えめでキズ・シミを落とすには不向き | 154mm | 170mm | 38mm | 0.4kg | ダブルアクション | バッテリー式 | 不明 | 7.4V | 不明 | 1,300min-1 | 75mm | 75mm | 70.7dB | スポンジ | ポリッシャー本体、波型スポンジ2個、平型スポンジ2個、仕上げパフ2個、厚底の砂皿5個、データケーブル、取扱説明書 | |||||||||
8 | Jmomo 電動ポリッシャー | ![]() | 1位 | 研磨力の高さは十分。軽量で暴れやすく初心者には不向き | 190mm | 210mm | 125mm | 1.2kg | 1.6m | シングルアクション | コード式 | 不明 | 700W | 100V | 7A | 3,700min-1 | 120mm | 125mm | 89.5dB | ウール、スポンジ、ポリッシング | ポリッシングパット、ウールパッド、波型スポンジ×2個、平型スポンジ×2個、マイクロファイバークロス×2枚、ウールクロス×4枚、ハンドル、レンチ、日本語取扱説明書 | |||||||
9 | KIMO 充電式ポリッシャー|QM-5001 | ![]() | 6位 | パワーが低く回転数を維持できず、安定感もあまりない | 430mm | 265mm | 530mm | 約800g | シングルアクション | バッテリー式 | 不明 | 12V | 2.0Ah | 3,000min-1 | 100mm | 100mm | 74.5dB | スポンジ、ウール(粗目・細目) | バッテリー、充電器、収納バック、スポンジ、ウールバフ(粗目)、ウールバフ(細目) |
回転方式 | ダブルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 250W |
電圧 | 100V |
良い
気になる
ボッシュの「吸じんランダムアクションサンダー」は、はじめて使う車用ポリッシャーを探している人におすすめの1台です。今回の検証では研磨中の振動が少なく、車のボディにバフが吸いつくような安定感のある動きが高評価につながりました。とくに、凹凸部分を研磨しても本体が暴れず安定して研磨できるため、技術の有無にかかわらず使いやすいでしょう。
本体が小さいため手が大きい人だと両手で持ちづらい可能性はあるものの、適度な重量があり安定感と操作性のバランスは良好でした。付加機能に6段階の変速機能を搭載しており、ダイヤルを4番にすると振動を抑えて操作可能。コードの長さは約2.5mと少し短いので、作業場所によっては延長コードを用意しましょう。
回転方式がダブルアクションなのでシングルアクションより研磨力は劣るものの、洗車キズや水垢を落とすのには十分な研磨力がある印象。多少押しつけながら研磨しても回転数が落ちず、自宅で車磨きをするのに必要なパワーは備わっているといえるでしょう。
研磨中の稼動音は、ダイヤルを4番にしたときの騒音レベルが72.3dB。比較的音は落ち着いていますが、住宅街で使用するときは早朝や夜間に作業するのを避けましょう。
幅 | 122mm |
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長さ | 227mm |
高さ | 150mm |
定格周波数 | 50/60Hz |
電流 | 2.5A |
バフサイズ | 125mm |
付属バフ | |
付属品 | マイクロフィルターユニット、ラバーパッド(ミディアム)※本体装着済み |
ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
回転方式 | ダブルアクション |
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電源 | バッテリー式 |
消費電力 | |
電圧 | 18V |
良い
気になる
適度な重量と握りやすいハンドルの形状のおかげで、思いどおりにコントロールしやすかった点も魅力。重量が1.65kgあって振動も少ないため、振り回されることなく操作が安定しやすい印象です。また、凹凸部分を研磨しても暴れることはありませんでした。
バッテリーの残量をランプで確認でき、使用可能時間が可視化されている点も好印象。バフのつけ替えもパッドが面ファスナー(マジックテープ)仕様で手間がかかりません。一方で付加機能に変速機能は採用されていないため、当て方や動かし方を工夫して研磨力を調節する必要があるのは惜しいポイントです。
幅 | 180mm |
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長さ | 150mm |
高さ | 230mm |
定格周波数 | 不明 |
電流 | 2.0Ah |
バフサイズ | 150mm |
付属バフ | スポンジ |
付属品 | 18Vリチウムイオンバッテリー、18V充電器、ポリッシングスポンジ、凹凸スポンジ、羊毛バフ、フェルトバフ |
ミナト 18V充電式 電動ポリッシャー POE-1810をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
回転方式 | ダブルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 60W |
電圧 | 100V |
良い
気になる
高儀の「電動ポリッシャー」は、コストを抑えて車のキズ・汚れ落としを始めたい人におすすめ。価格が上位商品に比べて安価に購入できます。
今回の検証では、キズやシミを研磨できるだけのパワーはなかったものの、初心者が使ってもボディにキズをつけるリスクが低かった点が好印象でした。圧力をかけて研磨すると回転数が落ちやすいので、ワックス掛けやツヤ出し作業で使うことをおすすめします。
大きめのサイズに対して重量は1.6kgと軽めで、安定感に欠ける印象。とくに凹凸部分は手を持っていかれるような感覚があったため、慎重に動かす必要があります。一方で前方のハンドルのクッションによって手がフィットし、握りやすさは良好でした。
変速機能を搭載していることに加えて、トリガーの引き具合でも回転数をコントロールできます。コードは約5mの長さがあり、スムーズに移動して作業できるといえるでしょう。パッドにはカバー式のバフだけでなく面ファスナー(マジックテープ)式のバフも取りつけられて、簡単に脱着できました。
音の静かさの検証では、ワックスを塗りやすいミドルレンジの回転数にすると、72dBの騒音レベルを記録。比較的音は静かですが、住宅街で使用するときは早朝や夜間に作業するのを避けましょう。総合的に見て、ワックス掛けやつや出し作業に使う、安価な商品を探している人はチェックしたい1台といえます。
幅 | 280mm |
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長さ | 148mm |
高さ | 195mm |
定格周波数 | 50/60Hz |
電流 | 0.6A |
バフサイズ | 148mm |
付属バフ | スポンジ |
付属品 | スポンジパッド 、タオル地パッドカバー、 毛バフパッドカバー、ワックス用ヘラ |
回転方式 | シングルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 700W |
電圧 | 110V |
良い
気になる
Makiharaの「ポリッシャー」は、研磨力が高い商品を探している人におすすめ。今回の検証では、シングルアクションらしい豪快な回転で、高い研磨力を発揮しました。キズや水垢も短時間で除去できるだけのパワーがあるといえます。
ハンドルにはグリップがついているので、持ったときのフィット感は良好ですが、パワーに対して本体が1.65kgと軽いため回転の反動でブレやすい印象です。凹凸のある部分を研磨すると本体が暴れやすいので、使う際は慎重に研磨しましょう。
付加機能は6段階の変速機能を搭載しており、状況に応じて研磨力を調節できます。しかし、ダイヤルがハンドルについていて研磨しながら操作はできないため、作業効率が落ちる場合も。またコードの長さが約1.5mと短いので、延長コードを忘れずに準備しましょう。
音の静かさの検証では、回転数を落とした状態でも82.5dBの騒音レベルを記録。音が周囲に響き渡るため、使用する時間帯に注意したり屋内で作業したりしましょう。
幅 | 125mm |
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長さ | 210mm |
高さ | 190mm |
定格周波数 | 50/60Hz |
電流 | 不明 |
バフサイズ | 125mm |
付属バフ | スポンジ |
付属品 | 波型スポンジ、平型スポンジ、仕上げバフ、粘着ディスク、ハンドル、専用レンチ、日本語取扱説明書 |
回転方式 | ダブルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 60W |
電圧 | 100V |
良い
気になる
本体の重量は1.78kgで長時間使っていても疲れにくい印象。パワーが低いため動きをコントロールしやすく、凹凸のある部分を研磨しても暴れたりブレたりしませんでした。なお、ハンドルにグリップはついていませんが、形状が細身なので握ったときのフィット感は良好です。
付加機能は変速機能がついておらず、回転数を調節できません。コードの長さは約10mと非常に長く給電はしやすいものの、コードが邪魔になり移動しづらい場合があるでしょう。バフはパッドにカバー式のものを被せて使用します。脱着に少し手間がかかるうえ、スポンジ式のバフは装着できない点に注意してください。
幅 | 250mm |
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長さ | 250mm |
高さ | 220mm |
定格周波数 | 50/60Hz |
電流 | 0.6A |
バフサイズ | 152mm |
付属バフ | タオル地、起毛地 |
付属品 | ワックス掛け用バフ、仕上げ用バフ |
回転方式 | シングルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 950W |
電圧 | 100V |
良い
気になる
アストロプロダクツの「電動ポリッシャー」は、高い研磨力が魅力の商品。今回の検証では、シングルアクションらしいパワフルな回転で、力強く研磨できました。車のボディに押しつけながら研磨しても回転数が落ちず、深いキズや頑固な汚れも簡単に除去できる印象です。しかし、研磨力が高いため扱いに慣れていないと、塗装がはげやすいので注意しましょう。
重量は2.3kgと非常に重く、研磨力が高いことを加味しても操作性に影響が出るほどの重さでした。回転の反動が大きいので動きを制御するのにもコツが必要で、作業中に手に伝わる振動もかなり強いため、慣れていないと操作が難しいでしょう。
付加機能には無段階で回転数を調節できる変速機能を採用。ただし、本体の背面にダイヤルがあるため、本体を車に当てながら研磨力は調節できません。パッドには面ファスナー(マジックテープ)式のバフを簡単に取りつけられるうえ、コードの長さが約5mあり移動のわずらわしさも感じにくいのは利点です。
幅 | 91mm |
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長さ | 215mm |
高さ | 230mm |
定格周波数 | 50/60Hz |
電流 | 9.0A |
バフサイズ | 180mm |
付属バフ | スポンジ |
付属品 | Φ180mmポリッシャーパッド、Φ180mmスポンジバフ、ハンドル、スペアブラシセット、専用レンチ |
回転方式 | ダブルアクション |
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電源 | バッテリー式 |
消費電力 | |
電圧 | 7.4V |
良い
気になる
Beebusの「車用電動ポリッシャー」は、扱いやすさを重視する人におすすめ。パワーは低めながら、本体が軽量でバランスが取れているため暴れにくく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。ハンドルは握りやすく、指がかかる位置にトリガーがあるので、スムーズに操作できます。
コードレスなので、取り回しが良い点もメリット。パッドには、面ファスナー式のバフを手軽に取りつけ可能です。ただし、連続使用時間が60分と短めで、変速機能も搭載されていませんでした。
回転方式はダブルアクションで、パワーはかなり控えめな印象。安定させるために力を加えると、回転が止まる様子も見られました。キズやシミを落とす作業よりも、ワックス掛けやツヤ出しに使うほうが向いているでしょう。
パワーが物足りないこともあり、研磨中の稼動音は70.7dBと、今回比較したなかでも小さめ。本格的な研磨には向きませんが、ワックス掛けやツヤ出し用に簡易的な車用ポリッシャーを探しているなら検討してみてください。
幅 | 154mm |
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長さ | 170mm |
高さ | 38mm |
定格周波数 | 不明 |
電流 | 不明 |
バフサイズ | 75mm |
付属バフ | スポンジ |
付属品 | ポリッシャー本体、波型スポンジ2個、平型スポンジ2個、仕上げパフ2個、厚底の砂皿5個、データケーブル、取扱説明書 |
回転方式 | シングルアクション |
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電源 | コード式 |
消費電力 | 700W |
電圧 | 100V |
良い
気になる
Jmomoの「電動ポリッシャー」は、研磨力は高いものの、軽量で安定感に欠ける点がネック。実際に研磨したところ、パワーが強いわりに本体が1.2kgと比較的軽量なので暴れやすく、とくに凹凸部分では引っ張られるような感覚がありました。はじめて使う人には扱いづらいでしょう。とはいえ、ハンドルは手にフィットしやすく、トリガーで操作しやすい設計です。
回転方式はシングルアクションで、研磨力の高さは申し分なし。キズや水垢も短時間で除去できるだけのパワーがあります。変速機能を搭載しているうえ、パッドには面ファスナー式のバフが取りつけ可能。ただし、コードの長さは1.6mと短めである点に注意しましょう。
パワーがあるぶん研磨中の稼動音は89.5dBと、今回比較したなかでもトップクラスに大きいのも気になりました。早朝や深夜での使用は避けることに加え、ガレージや屋内で使うようにしましょう。
パワーが強く暴れやすいものの、ポリッシャーの扱いに慣れている人であれば効果的に使えそうです。初心者の人はほかの商品も検討してみてくださいね。
幅 | 190mm |
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長さ | 210mm |
高さ | 125mm |
定格周波数 | 不明 |
電流 | 7A |
バフサイズ | 125mm |
付属バフ | ウール、スポンジ、ポリッシング |
付属品 | ポリッシングパット、ウールパッド、波型スポンジ×2個、平型スポンジ×2個、マイクロファイバークロス×2枚、ウールクロス×4枚、ハンドル、レンチ、日本語取扱説明書 |
回転方式 | シングルアクション |
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電源 | バッテリー式 |
消費電力 | |
電圧 | 12V |
良い
気になる
本体の重量は約0.8kgと非常に軽量。軽すぎるあまり、本体を安定させて均一に動かすのに苦戦しました。また本体が細長いので、ハンドルを両手で持ちづらい印象。電源ボタンは長押しで操作するため、電源のON・OFFもスムーズに切り替えられませんでした。
また、車のボディにバフを当てると急激に回転数が落ちてしまい、キズやシミの除去だけでなくワックス掛けやツヤ出し作業をするのも難しい印象。変速機能の回転数を切り替えるのにもボタンの長押しが必要で、手間が目立ちました。
音の静かさの検証では、74.5dBの騒音レベルを記録。やや音が大きいので、昼間や夜間の使用は避けるようにしましょう。
幅 | 430mm |
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長さ | 265mm |
高さ | 530mm |
定格周波数 | 不明 |
電流 | 2.0Ah |
バフサイズ | 100mm |
付属バフ | スポンジ、ウール(粗目・細目) |
付属品 | バッテリー、充電器、収納バック、スポンジ、ウールバフ(粗目)、ウールバフ(細目) |
マイベストではベストな車用ポリッシャーを「キズや汚れを取れるだけのパワーを持ちつつ、初心者でも車をキズつけにくい車用ポリッシャー」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の車用ポリッシャー9商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:使いやすさ
検証②:研磨力の高さ
検証③:音の静かさ
検証④:付加機能の豊富さ
今回検証した商品
バフの種類を目の粗さを極細目~超微粒子、厚さを25〜30mmに統一した各商品で、モニターが実際に車のボンネットを研磨。その後、使いやすさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「キズやシミをきちんと落とせるレベルの研磨力がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「普段の会話と同程度かそれ以下の音の大きさで、近所迷惑になりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を60dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1. 商品を作動させる
2. 騒音計を使用し、商品から50cm離れた距離で作動音の大きさを計測
普段の会話の音の大きさと同程度の騒音値とされている60dBを最高スコアとし、静かなものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「使用中の利便性が増す機能が豊富に搭載された」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
ポリッシャーを使えば車を簡単にきれいにできると思いがちですが、正しい使い方で磨かないときれいにするどころか逆にダメージを与えてしまうこともあります。ここではポリッシャーを使うときのポイントについて解説します。
車磨きはさまざまなやり方があるので、一概にこれが正しいとはいえません。しかし、最低限の知識を身につけることで、車磨きの上達は早くなります。以下のポイントも忘れずにチェックしましょう。
まずは車用ポリッシャーを使用する前に、しっかりと洗車し砂やホコリなどを除去しましょう。ゴミがバフとボディの間に入り込むと、磨きキズを作ってしまうこともあります。
洗車をしてもボディがざらついている場合、鉄粉が付着している可能性も。その場合、ボディが乾かないうちに「鉄粉取り粘土」と呼ばれる車用粘土クリーナーを使用して、鉄粉もしっかりと除去しておきましょう。
最後に、水分が残っているとポリッシャーを使う際に車が磨きづらくなるため、洗車後はボディについた水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。準備段階で使用する散水ホース・高圧洗浄機・カーシャンプー・車用粘土クリーナー・洗車スポンジは以下の記事をチェックしてみてください。
ボディのエッジ部分やヘッドライトカバーなど、ポリッシャーで磨くとキズがついてしまう部分はあらかじめマスキングテープで保護しておきましょう。
マスキングテープはさまざまなサイズのものが販売されているため、選ぶときはマスキングする部分の幅と長さに合ったものを選びましょう。
まずはバフにコンパウンドをつけます。つける量は、パチンコ玉の半分程度。量を増やしても研磨力は変わらないので、適切な量を塗布してください。
次にバフをボディに当てて、コンパウンドをボディに広げます。コンパウンドを慣らせたらボディにポリッシャーを当てた状態で電源を入れてください。電源を入れてからボディに当てるとコンパウンドが飛び散るので注意しましょう。
ポリッシャーを動かすときは、バフにかける圧力を一定にしてムラなく磨くことが重要です。また、ポリッシャーを押し付けすぎるとコンパウンドが焼き付いたり回転数が落ちたりするため、バフの回転が落ちない程度の圧力で研磨しましょう。
ポリッシャーを動かすときは回転にばらつきが出ないよう、ポリッシャーを傾けずボディに対して平行に動かしましょう。
とくに車の側面は平行を維持できているかわかりづらいので、ポリッシャーの真上ではなく横からバフを見ると、ポリッシャーが傾いていないかチェックしやすいですよ。
また、最初から一か所を集中して磨くとムラができやすいため、ドアやボンネットなどそれぞれのパーツを全体的に磨くのがおすすめです。
ちなみに、車用ポリッシャーで磨いた後に車用コーティング剤を使うと、表面が滑らかになり密着性が向上。光沢と保護効果がアップしますよ。
より完成度の高いツヤを出すには、バフとコンパウンドをシーンにあわせて使い分けることが重要です。バフは主にウールバフとスポンジバフの2種類があり、切削能力のある「ウールバフ」はキズ取りや水垢などの汚れ除去、研磨力がゆるやかな「スポンジバフ」は仕上げのシーンで使用するのが基本です。
コンパウンドは、研磨剤の粗さによって微粒子~中目に分かれ、キズの状況や目的に応じて使い分けが必要です。深いキズや固着した汚れは「細目」、微細なキズを滑らかにするのであれば「極細目」、仕上げ用なら「微粒子」などと使い分けましょう。浅いキズに細目や中目を使うと、ボディにキズがつくため注意してください。
スポンジバフのなかにも中目・細目・極細目など種類があり、目が粗いほど研磨力が高くなります。新車であれば、スポンジバフがあれば十分な場合がほとんどですよ。
便利なカーグッズはポリッシャー以外にも多数あります。以下のコンテンツで紹介しているので、気になる人はチェックしてください。
便利なカーグッズはポリッシャー以外にも多数あります。以下のコンテンツで紹介しているので、気になる人はチェックしてください。
1位: ボッシュ|吸じんランダムアクションサンダー|GEX125-1AE
2位: ミナト電機工業|ミナトワークス|18V 充電式電動ポリッシャー|POE-1810
3位: 高儀|EARTH MAN|電動ポリッシャー|EP-300A
4位: Makihara|ポリッシャー
5位: プロスタッフ|シャインポリッシュ|P-59
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