ホラー小説のおすすめ人気ランキング

アマゾン調査隊に参加したメンバーが、主人公の恋人も含めて次々と異常な方法で自殺。アマゾンでいったい何が起きたのか、終末期医療に携わる精神科医である主人公が翻弄されていきます。前人未踏の恐怖が、あなたを襲うでしょう。

東京の繁華街で、ただ永遠の愛をつかみたいと願うあまり、凌辱の果てに惨殺をくり返すサイコ・キラー。なぜ彼は猟奇殺人を犯すに至ったのでしょうか？とらえようのない時代の闇を鮮烈にえぐりだす、身の毛もよだつホラー作品です。

じわじわと日常を侵食していく恐怖感を描いた、ショッキングな内容のホラー小説。妊娠をきっかけに、さまざまな悪夢が主人公を襲います。不安を感じるほどの絶妙な描写が見事で、迫りくる恐怖から目をそむけたくなりますが、続きが気になって最後まで読んでしまう作品ですよ。

高校時代の同級生・裕司に誘われて夜市に連れていかれた大学生のいずみが見たものは、妖怪たちがものを売る不思議な市場でした。そこでは望むものがなんでも手に入り、裕司は幼い弟を渡す代わりに野球の才能を得たものの、罪悪感に苛まれていると告白します。第12回日本ホラー小説大賞を受賞し直木賞候補にも選ばれた、怖さと哀しさをあわせ持つ傑作ホラーです。

黒い家や天使の囀りの貴志祐介が描く、サバイバルホラー小説です。主人公の藤木芳彦はある日、まったく見覚えのない一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界場所で目を覚ます。赤い大地で繰り広げられる、アドレナリン全開のバトルロワイヤルが開幕します。

第22回日本ホラー小説大賞で大賞を受賞し、ホラー映画「来る」の原作になった作品です。新婚生活を営む田原秀樹の周りで起こる、後輩の原因不明の怪我や不審な電話・メールの数々。田原の祖父が恐れていたぼぎわんという怪異と関連があるのかどうか、最後まで目の離せません。

ある中学校に転校した主人公の榊原恒一は、クラスに不穏な空気が漂っていることに気づきます。そしてクラス委員長の少女が死ぬという、悲惨な事件が起きてしまうという驚きの展開。実写映画やアニメ版もありますが、原作小説を読むとまた一味違った雰囲気を味わえるかもしれませんよ。

生徒から絶大な人気を誇り、職員や保護者から信頼を集める教師の蓮実は、じつは邪魔者をためらないなく排除するサイコパス。さまざまな問題に蝕まれた私立高校で、蓮実は「モリタート」の口笛を吹きながら次々と犯行を重ねていくことに。伊藤英明さん主演で映画化もされた作品です。

美少女ばかりを殺害し、その首に鋭利なハサミを突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。次なる犠牲者を定めて緻密に下調べをしていたところ、自分の手口を真似て殺されたターゲットの死体を発見します。随所に散りばめられた、精緻で大胆な仕掛けから目が離せないでしょう。

双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…「カザリとヨーコ」など、話題の短編集を2冊にわけて文庫化した一冊です。「1」には映画化された5編をセレクト。漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録されています。

著者が実際に体験したことをもとに執筆されたホラー小説です。肝試しをした日からおかしなことが続いていると、ホラー作家の主人公のもとに旧友からメールが届き、小説のネタになるだろうと興味を持った主人公。しかし肝試しのメンバーを取材したことをきっかけに、主人公自身を巻きこむ恐ろしい現象が起こり始めます。

2020年ウェブサイトで166万PVを記録し、YouTubeではなんと900万回以上再生された不動産ミステリー「変な家」にはさらなる続きがありました。知人が購入を検討している中古一軒家の間取り図には、そこかしこに奇妙な違和感が存在。不可解な間取りの真相と突如消えた元住人の招待が解き明かされます。

目がさめたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇…「血液を探せ！」。ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か…「落ちる飛行機の中で」など、単行本未収録「むかし夕日の公園で」を特別収録した一冊です。驚天動地、粒ぞろいの6編を収録しています。

瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という。澤村伊智渾身の傑作ホラーミステリーです。

SFやホラー・ゴシック等々と広いジャンルに不滅の作品の数々を残したポーの作品です。ですがその人生はといえば、愛妻を病で失い、酒と麻薬に浸り、文学的評価も受けられずに極貧のまま、40歳にして路上で生を終えてしまう。ゴシック色の強い作品を中心に、代表作中の代表作6編を新訳で収録しています。