「キャンプケトルに違いなんてあるの?」と思う人も多いでしょう。実は素材や形状によって大きな違いがあります。お湯が早く沸いて、冷めにくいものがほしいものですよね。しかし、ユニフレーム・スノーピーク・コールマンなど、たくさんのブランドからさまざまな商品が発売されていて、どれを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のキャンプケトル18商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのキャンプケトルをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなキャンプケトルは「お湯がすぐに沸かせるうえに、湯が冷めにくく注ぎやすさも良好。持ち運びやすさ・耐久力の優れた、焚き火でも使用できる商品」。徹底検証してわかったキャンプケトルの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
お湯が沸く時間が短い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1人分のコーヒー豆を挽き終わる前にお湯が沸く商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
保温力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「コーヒーをおかわりするときでも熱々のコーヒーが飲める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
焚き火でも使用できる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「強火の焚き火にかけられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
お湯が注ぎやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最後まで素手で簡単にお湯を注ぎ切れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デイリーユースのリュックサックにケトルとほかのキャンプ道具を詰めて持ち運べるほどコンパクトで軽量な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐久力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「落としても凹みにくく、空焚きしても穴が空かない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
キャンプケトルとはアウトドアでお湯を沸かすためのアイテムのこと。キャンプケトルの魅力は食後に洗い物をせずにお湯が沸かせたり、簡単に少しずつお湯が注げたりと手軽にコーヒーを楽しめるところにあります。
キャンプケトルと似た用途のキャンプグッズにクッカーがあります。クッカーは調理に使うことが多いため、食事を楽しんだあと、汚れを洗い落としてからお湯を沸かす必要があるところがデメリット。また、クッカーは注ぎ口がないので、お湯を少しずつ注ぐのが難しい点がネックです。調理用にクッカーを探している人は以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
一方で、キャンプケトルはお湯を沸かすためのアイテムなので、食後に使用するときに洗う必要がないうえに、使用後のお手入れも簡単。また、注ぎ口がついているので少しずつお湯を注げて、コーヒーがドリップしやすいところも魅力といえます。手軽にコーヒーを楽しみたい人は、キャンプケトルの購入を検討してくださいね。
家庭用のヤカンをキャンプに使用することもできます。しかし、家庭用のヤカンはかさばるものが多いうえに、焚き火にかけるとパーツが溶けるものも。アウトドアでお湯を沸かす際には、できるだけキャンプケトルを使用しましょう。
家庭でもキャンプケトルは使えるので、これを機に家庭でも使いやすいキャンプケトルを選ぶのもおすすめですよ。
キャンプケトルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
キャンプケトルの性能を決める要素は主に2つ、素材と形状です。ソロ・デュオキャンプなどの少人数でのキャンプを楽しみたい人は素材がステンレス、形状がクッカー型のものを選んでくださいね。
キャンプケトルを選ぶ際に重要な要素の1つは、素材。特に、ステンレス製のキャンプケトルは、保温力が高く沸騰するまでにそれほど時間がかからないことが魅力です。
キャンプケトルの保温力やお湯の温まりやすさは、ケトルの素材に依存しており、素材の熱伝導率がそれぞれの指標となります。熱伝導率が高い素材は、温まりやすいが冷めやすく、逆に低い素材は温まりにくいが冷めにくい特徴があります。
今回の検証でも、熱伝導率の低いステンレス製のケトルは、高い保温力を発揮。沸騰してから10分経ってもお湯の温度が80℃以上をキープできた商品があったことから、おかわりのタイミングでも温かくおいしいコーヒーが楽しめるといえるでしょう。またお湯が沸く速さは3分程度と、あまり早くなかったものの、コーヒー豆を挽き終わるころにはお湯が沸いたので、ストレスにつながるほどではありませんでした。
なお、熱伝導率の高いアルミ製のものは沸騰時間が2分半と、短時間でお湯が沸きました。熱伝導率が低いとされているチタン製のものも、素材が薄いためか、非常にスピーディな結果に。しかし、沸騰後10分のお湯の温度は75度前後と低く、おかわりするときにはぬるいコーヒーしか入れられないところがデメリット。お湯を一度で使い切れる3人以上のキャンプでの使用がおすすめです。
ホーロー製のキャンプケトルは保温力が低く、沸くのが早くもありませんでした。しかし、ホーロー製のキャンプケトルは、陶器のような質感で見た目もおしゃれなものが多いので、屋内での使用に向いているといえるでしょう。また、表面にガラス製のコーティングがされているので、お湯に匂いが移りにくいところも魅力といえます。
長く使うためには耐久力も大事なポイント。ステンレス製やチタン製のキャンプケトルは、空焚きしても穴が空きにくいという特徴があります。空焚きしても大丈夫なので、火にかけている最中にうっかり中のお湯がすべて蒸発しても、穴が空く心配が少ないでしょう。
一方、アルミ製やホーロー製のキャンプケトルは、空焚きすると破損することも。アルミは融点が低いため溶けてしまい、ホーローは高温に弱いため外側の素材が割れてしまいます。アルミ製やホーロー製のケトルを使うときには、空焚きしないように取り扱いに注意してください。
はじめてキャンプに挑戦する人や、ソロキャンプを楽しんでいる人にとって、耐久力の高いステンレス製やチタン製のキャンプケトルは頼もしい相棒になるでしょう。
チタン製のキャンプケトルは落下に強いというメリットも。チタンは本体が軽いわりに強度が高いので、落下のダメージが少なく凹みにくいといえます。
取っ手やフタのつまみなどのパーツが金属製のキャンプケトルは、焚き火にかけられるところがメリット。金属製のパーツは熱せられても溶けにくいので、バーナーがないときは焚き火でもお湯を沸かせますよ。
一方、取っ手やフタのつまみなどのパーツがプラスチック製のキャンプケトルは、焚き火にかけると溶けることもあるので、お湯を沸かすためにバーナーを準備する必要があります。持ち物が増えたり、バーナーを準備する手間がかかったりするでしょう。
また、焚き火で使えるキャンプケトルはトライポッドと組み合わせられるところも魅力。トライポッドに吊るされたケトルは、キャンプの雰囲気をグッと高めてくれますよ。
焚き火を楽しむための焚き火台やトライポッドの選び方は以下のコンテンツを参考にしてください。
ハンドルカバーやフタのつまみがシリコン製のものもあります。シリコンは焚き火にかけても問題ないものの、長時間火にかけると溶けることも。お湯が沸いたらすぐにケトルを取り出しましょう。
また、取っ手が金属製のケトルは加熱している際にハンドルの部分まで熱くなるため、素手では触れなくなります。取っ手を掴むときは耐熱グローブをつけてくださいね。一方、ハンドルがシリコン製のものは取っ手が熱くなりにくいので、素手でも持てるところが魅力でしょう。耐熱グローブの選び方は以下のコンテンツを参考にしてください。
ケトルには、クッカー型・ヤカン型・縦長型の3つの形状があります。なかでもお湯を注ぎやすいクッカー型がおすすめ。検証したところ、注ぎ口が本体よりも出ているクッカー型はケトルを大きく傾ける必要がなく、お湯をスムーズに注ぎ切れました。また、お湯を注いでいる最中にフタが落ちにくいため、ストレスが少ないでしょう。
一方で、縦長型のケトルは、お湯を注ぎ切る際にかなり手を捻る必要があり、お湯を注ぎにくい印象。ヤカン型はお湯を注ぐ際にフタが落ちやすかったことから、フタを手で押さえるのが手間だといえるでしょう。
とはいえ、ヤカン型のなかでもお湯を注ぐときにフタの落ちないものがありました。一概に形状だけでは判断できない場合もあるので、ランキングのお湯の注ぎやすさの項目をチェックしてくださいね。
今回の検証で、ケトルを真横にした状態でお湯が注ぎ切れるかチェックしたところ、ケトルの注ぎ口よりも本体が出っ張っているものほどお湯が残りやすいことがわかりました。
ランキングにある画像の2枚目に商品を横から見た画像があるので、選ぶときの参考にしてくださいね。
クッカー型は調理に使用できるというメリットも。簡単な炒め物やスープなどが作れて、コーヒーブレイク以外の時間でも活躍するでしょう。
デイキャンプに行くなら、できれば荷物はすべてリュックサックの中に収納したいところ。デイリーユースのリュックサックに入れてもかさばりにくい、サイズのキャンプケトルを選ぶことが重要です。
具体的には幅15cm、高さ9cm未満のサイズが目安。幅15cm、高さ9cm未満のものなら、25Lのデイリーユースのリュックサックにチェア・バーナー・ガス缶・食料・グローブ・キャンプケトルをすべて収納できました。もちろん、キャンプグッズのサイズにもよりますが、最低限デイキャンプに必要な荷物がリュックサックにすべて収納できると身軽に移動できるといえるでしょう。
一方、幅が23cm、高さが22.5cmのものは、デイリーユースのリュックサックに入れると場所を取ってしまい、荷物すべてを収納できませんでした。
バイクや電車などでデイキャンプに行くなら、キャンプケトルのサイズにも注目しましょう。
今回の検証の結果、持ち運びやすいキャンプケトルは容量が600ml程度のものが多いという結果に。3人以上でキャンプをする予定の人は、ある程度持ち運びやすさを犠牲にする必要があることを、頭に入れておきましょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
お湯が沸く時間の短さ | 保温力 | 焚き火でも使用できるか | お湯の注ぎやすさ | 持ち運びやすさ | 耐久力 | ハンドルカバーの取り外し可能 | 取っ手の素材 | フタのつまみの素材 | 本体の素材 | 幅 | 奥行 | 高さ | 幅(実測値) | 高さ(実測値) | 容量 | 重量 | 重量(実測値) | 形状 | お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | 沸騰するまでの時間 | 沸騰から10分後の温度 | |||||||
1 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|ステンレスラーメンクッカー|M-5512 | ![]() | コンパクトで保温力が高く、ソロキャンプにおすすめ | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 10.5cm | 15cm | 7.5cm | 11.2cm | 7.5cm | 570mL | 170g | 176g | クッカー型 | 186秒 | 84.7℃ | |||||||||||
2 | スノーピーク snow peak|ケトル NO.1|CS-068R | ![]() | 4位 | 保温力・耐久力が高く、デュオキャンプにおすすめ | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 15cm | 14cm | 9.6cm | 15cm | 8.8cm | 900mL | 290g | 291g | クッカー型 | 156秒 | 83.2℃ | ||||||||||
3 | Boundless Voyage チタンケトル|F-Ti3100D-700 | ![]() | 本体が軽く、お湯が早く沸く点はメリット。保温力は低め | シリコン | チタン | チタン | 14.5cm | 14.5cm | 13.5cm | 14.8cm | 7cm | 700mL | 149g | 162g | ヤカン型 | 119秒 | 75℃ | |||||||||||
4 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|キャンピングケトルクッカー|M-7726 | ![]() | 5位 | お湯が早く沸き、焚き火にかけられるところがメリット | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 12.5cm | 12.5cm | 8cm | 15.5cm | 8.5cm | 750mL | 270g | 264g | クッカー型 | 144秒 | 79.8℃ | ||||||||||
5 | EAGLE PRODUCTS キャンプファイヤーケトル | ![]() | 3位 | お湯が注ぎにくいものの、焚き火で使えるのはメリット | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 14.5cm | 14.5cm | 7.4cm | 13.5cm | 7.2cm | 700mL | 236g | 263g | ヤカン型 | 141秒 | 76.5℃ | ||||||||||
6 | Newell Brands Coleman|パッカアウェイケトル|2000010532 | ![]() | 6位 | お湯が早く沸き、コンパクトな点は魅力だが、保温力は低め | シリコン | ステンレス | アルミニウム | 15cm | 13cm | 8cm | 15cm | 7.8cm | 600mL | 150g | 145g | ヤカン型 | 130秒 | 70.5℃ | ||||||||||
7 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|アルミキャンピングケトル|UH-4101 | ![]() | 1位 | 保温力は低いが、お湯が注ぎやすいところはメリット | シリコン | シリコン | アルミニウム | 13cm | 15cm | 7.7cm | 14cm | 7.5cm | 700mL | 137g | 148g | ヤカン型 | 134秒 | 72.5℃ | ||||||||||
7 | カワセ BUNDOK|アルミケトル|BD-915 | ![]() | 特徴的な形で、パッキングがしやすい。保温力の低さが懸念 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | 18.3cm | 12cm | 6.5cm | 17.8cm | 6.5cm | 600mL | 162g | 116g | ヤカン型 | 129秒 | 75.6℃ | |||||||||||
9 | Trangia TRANGIA|ステンレスノブケトル|TR-SN325 | ![]() | 2位 | コンパクトさがメリット。フタが落ちやすいところは懸念点 | シリコン | ステンレス | アルミニウム | 13.5cm | 13.5cm | 7.5cm | 14.3cm | 6.7cm | 600mL | 140g | 130g | ヤカン型 | 151秒 | 77.9℃ | ||||||||||
10 | ハック Montagna|アルミケトル|HAC2887 | ![]() | お湯を注ぐときにフタが落ちるが、コンパクトさはメリット | シリコン | ステンレス | アルミニウム | 15.5cm | 15.5cm | 14.5cm | 14.2cm | 8.3cm | 800mL | 165g | 133g | ヤカン型 | 141秒 | 76.3℃ |
本体の素材 | ステンレス |
---|---|
容量 | 570mL |
形状 | クッカー型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 186秒 |
沸騰から10分後の温度 | 84.7℃ |
良い
気になる
手頃な価格の商品を販売しているアウトドアブランド、キャプテンスタッグの「ステンレスラーメンクッカー」。袋ラーメンを作るのにぴったりのサイズと謳っている商品です。持ち運ぶときには袋麺をケトルの中に入れて持ち運べば、荷物がコンパクトにまとまりますよ。
お湯が沸く時間は186秒と、スピーディとはいえないものの、ストレスになるほどの長さではありませんでした。一方、沸騰してから10分経過しても84.7℃までしか温度が低下しなかったため、おかわりをするときでも温かいコーヒーが楽しめます。
すべてのパーツがステンレスでできているため、ケトルが溶ける心配をせずに焚き火でお湯を沸かせられます。ただし、お湯を注ぐ際に取っ手が高温になるのでグローブを着用しましょう。
お湯の注ぎやすさの検証では、腕を大きく捻らずにお湯を注ぎ切れたうえに、フタがお湯を注ぎ切る際に落ちなかったので、高評価を獲得しました。
本体の重量は176gで、ほかの荷物と合わせても持ち運びやすい重さ。また、幅は11.2cm・高さは7.5cmとコンパクトなため、デイリーユースのリュックサックに詰めて持ち運べます。
本体がステンレス製なので、空焚きしても穴が空きにくいところはメリットといえるでしょう。ソロキャンプをする人の第一の選択肢となるキャンプケトルです。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 10.5cm |
奥行 | 15cm |
高さ | 7.5cm |
重量 | 170g |
キャプテンスタッグ ステンレスラーメンクッカー 570mLを徹底レビュー!実際に試してわかったメリット・デメリットは?
本体の素材 | ステンレス |
---|---|
容量 | 900mL |
形状 | クッカー型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 156秒 |
沸騰から10分後の温度 | 83.2℃ |
良い
気になる
数多くのアウトドア用品を手掛ける国内の有力なブランド、スノーピークの「ケトル NO.1」。高さ10cm・内径15.5cm以上のクッカーであれば、この商品をスタッキングして保管できる点も魅力といえます。
156秒でお湯が沸いたので、コーヒー豆を挽き終えた頃にはすでにお湯が沸いているでしょう。また、保温力の検証では沸騰してから10分経過しても83.2℃までしか温度が低下しなかったため、おかわりをするときでも温かいコーヒーが楽しめます。
すべてのパーツがステンレス製なので、溶ける心配をせずに焚き火でお湯を沸かせられます。ただし、お湯を注ぐ際に取っ手が高温になるのでグローブを着用しましょう。
お湯の注ぎやすさの検証では、腕を大きく捻らずにお湯を注ぎ切れたうえに、お湯を入れ切る際にフタが落ちなかったので、お湯が注ぎやすい印象です。
幅は15cm、高さは8.8cmとコンパクトなサイズで、デイリーユースのリュックサックの中にほかの荷物とまとめて入れられます。しかし、ケトルの本体の重量は291gと、ケトルのなかでは比較的重い印象です。
本体はステンレス製なので、落とした際には凹むことがあるものの、空焚きしても穴が空きにくい点がメリット。コンパクトなサイズでデュオキャンプをする人にぴったりの商品です。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 15cm |
奥行 | 14cm |
高さ | 9.6cm |
重量 | 290g |
スノーピーク ケトル NO.1を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
本体の素材 | チタン |
---|---|
容量 | 700mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 119秒 |
沸騰から10分後の温度 | 75℃ |
良い
気になる
チタン製キャンプ用品メーカー、Boundless Voyageの「チタンケトル」。取っ手が自立するので、トライポッドに吊るしやすいと謳っている商品です。
お湯の沸く時間が119秒と非常に短かったため、コーヒー豆を挽き終わる前にお湯が沸き、待つ時間も少ないでしょう。また、お湯を沸かし直す際も、すぐにお湯が沸きます。しかし、沸騰してから10分経過すると75℃まで温度が低下したので、おかわりするときに温かいとはいえません。
フタのつまみはチタン製で着脱可能なシリコン素材のカバーがついており、大きな炎が上がっている焚き火の中にケトルを入れても、シリコンを外しておけばフタのつまみは溶けません。また、ハンドルカバーも着脱可能なシリコン素材を採用しているので、焚き火にかけてお湯を沸かせますよ。
お湯を注ぎ切る際にフタが落ちることはありませんでした。また、取っ手にはシリコン製のハンドルカバーがあるので素手でケトルを持ってお湯を注げます。しかし、お湯を注ぐ際に、ケトルを大きく傾けて腕を捻る必要があった点が気になりました。
本体の重量は162gと軽く、ほかのアウトドア用品と一緒に持ち運ぶことも容易です。また、幅が14.8cm、高さが7cmとコンパクトなサイズであるため、デイリーユースのリュックサックに収納しても場所を取りませんでした。
本体の素材はチタンであり、空焚きしても穴が空きにくく、軽量な点がメリット。加えて、落下しても凹む心配が少ない点もうれしいポイントです。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | チタン |
幅 | 14.5cm |
奥行 | 14.5cm |
高さ | 13.5cm |
重量 | 149g |
Boundless Voyage チタンケトル 700mLを徹底レビュー!実際に試してわかったメリット・デメリットは?
本体の素材 | ステンレス |
---|---|
容量 | 750mL |
形状 | クッカー型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 144秒 |
沸騰から10分後の温度 | 79.8℃ |
良い
気になる
安価なキャンプグッズを数多く販売しているパール金属のアウトドアブランド、キャプテンスタッグの「キャンピングケトルクッカー」。持ち手を付け替えて持ちやすい形に変形できることが特徴です。
144秒でお湯が沸くため、コーヒーを挽き終わる頃にはお湯の準備が完了します。沸騰してから10分経過すると79.8℃までお湯の温度が低下しました。飲める程度には温かいものの、おかわりのときにもおいしさを追求したい人には少し物足りないかもしれません。
全体がステンレス製なので、溶ける心配をせずに焚き火でお湯を沸かせられます。ただし、お湯を注ぐ際に取っ手が高温になるのでグローブを着用しましょう。
お湯を入れ切る際にフタが落ちないうえに、ケトルを大きく傾けずにお湯が注げるため、お湯が注ぎやすいといえます。
本体の重さは264gと、比較的軽量です。幅は15.5cm・高さは8.5cmで、デイリーユースのリュックサックには入れられますが、デイキャンプに必要な荷物を全て収納するなら、コンパクトとはいいきれない大きさです。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 12.5cm |
奥行 | 12.5cm |
高さ | 8cm |
重量 | 270g |
本体の素材 | ステンレス |
---|---|
容量 | 700mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 141秒 |
沸騰から10分後の温度 | 76.5℃ |
良い
気になる
ノルウェーのオスローで1946年に設立された、EAGLE PRODUCTSの「キャンプファイヤーケトル」。0.7L・1.5L・4Lと3つのサイズ展開をしている商品です。
お湯が沸く時間の短さ検証では、お湯が141秒で沸きました。コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くため、待つ時間もほとんどありません。保温力の検証では、沸騰してから10分経過すると76.5℃までお湯の温度が低下しました。コーヒーは飲めるものの、おかわりするときに温かくおいしい状態で飲むことは難しいでしょう。
すべてのパーツが金属製であるため、大きな炎が上がっている焚き火の中に入れても溶ける心配はありません。ただし、取っ手が金属製でハンドルカバーもないため、グローブを着用しないと取っ手が熱くて注げないでしょう。
お湯を注ぎ切る際にフタは落ちなかったところはメリット。しかし、お湯を注ぎ切るためにはケトルを大きく傾ける必要があり、腕を捻る動作に負担がかかりました。お湯を注ぐ際は注意が必要です。
本体の重量は263gであり、比較的軽量な印象。また、幅は13.5cm・高さは7.2cmとコンパクトなサイズです。デイリーユースのリュックサックにほかの荷物とまとめて入れられるため、持ち運びやすいといえますよ。
本体はステンレス製であり、落とすと凹む可能性がありますが、空焚きしても穴が空きにくいという点はメリットです。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 14.5cm |
奥行 | 14.5cm |
高さ | 7.4cm |
重量 | 236g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 600mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 130秒 |
沸騰から10分後の温度 | 70.5℃ |
良い
気になる
世界中に商品を販売している、コールマンジャパンの「パッカアウェイケトル」。ハードアノダイズド加工を施していることで傷がつきにくいと謳っている商品です。
お湯が沸く時間の短さ検証では、お湯が130秒で沸きました。コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くため、待つ時間もほとんどありません。一方、保温力の検証では、沸騰してから10分経過すると温度が70.5℃まで低下したため、おかわりのときにはコーヒーの抽出が難しいでしょう。
フタのつまみが金属製であり、大きな炎が上がっている焚き火の中にケトルを入れても溶ける心配がありません。ハンドルカバーはシリコン製で着脱はできないので、長時間大きな炎の中には入れられないものの、十分に焚き火でお湯が沸かせるといえます。
フタが落ちることなくお湯を注げるうえに、取っ手にはシリコン製のハンドルカバーがついているため、素手でもお湯を注げます。さらに、ケトルを大きく傾ける必要もなく、腕を無理に捻らずにお湯を注げますよ。
本体の重量は145gと、軽量で持ち運びやすい印象。また、幅は15cm・高さは7.8cmとコンパクトなサイズで、デイリーユースのリュックサックにほかの荷物とまとめて入れられるため、持ち運びが容易です。
本体の素材がアルミなので、落とすと凹む可能性があるうえ、空焚きすると穴が空く可能性が高いでしょう。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 15cm |
奥行 | 13cm |
高さ | 8cm |
重量 | 150g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 700mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 134秒 |
沸騰から10分後の温度 | 72.5℃ |
良い
気になる
手頃なアウトドア用品を多数ラインアップしているキャプテンスタッグの「アルミキャンピングケトル」。ECサイトでも人気が高い商品です。
お湯が沸く時間は134秒で、非常に短い時間でお湯が沸きました。コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くので、待ち時間も少ない印象。しかし、沸騰してから10分経過したときの温度は72.5℃と、おかわりのコーヒーを入れるときには抽出が難しく、味が薄くなる温度でした。
フタのつまみやハンドルカバーには長時間の炎に耐えられないシリコン製が採用されていますが、それ以外は金属製なので、大きな炎でなければ焚き火で使用できるといえます。
ハンドルカバーがあるので、素手でお湯を注げる点はメリット。また、お湯を注ぎ切る際にフタが落ちることがないうえに、ケトルを大きく傾ける必要もないので、お湯は注ぎやすいといえます。
本体の重量は148gで、軽くて持ち運びやすい印象。また、幅14cm・高さ7.5cmとコンパクトなサイズなので、デイリーユースのリュックサックにも簡単に収納できます。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹む可能性があります。また、空焚きすると穴が空く可能性もあるでしょう。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | シリコン |
幅 | 13cm |
奥行 | 15cm |
高さ | 7.7cm |
重量 | 137g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 600mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 129秒 |
沸騰から10分後の温度 | 75.6℃ |
良い
気になる
「より手軽に、快適なアウトドアライフを楽しんでいただく」をコンセプトにキャンプギアを展開しているカワセのアウトドアブランド、BUNDOKの「アルミケトル」。角ばったデザインでパッキングしやすい商品です。
お湯が沸く時間は129秒で、非常に短い時間でお湯が沸きました。コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くので、待ち時間も少ない印象。しかし、沸騰してから10分経過したときの温度は75.6℃と低めで、おかわりするときにはおいしいコーヒーは飲めないでしょう。
すべてのパーツが金属製なので、大きな炎が上がっている焚き火の中に入れても溶ける心配はありません。しかし、取っ手は金属製でハンドルカバーがないので、お湯を注ぐ際にはグローブを着用する必要があります。また、ケトルを大きく傾ける必要があり、負担を感じるほど腕を捻る必要があります。
重量は116gと非常に軽く、ほかの荷物と一緒に持ち運べます。また、幅は17.8cm・高さは6.5cmとコンパクトなサイズであり、持ち運びやすい印象です。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹んだり、空焚きすると穴が開いたりする可能性があります。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | アルミニウム |
フタのつまみの素材 | アルミニウム |
幅 | 18.3cm |
奥行 | 12cm |
高さ | 6.5cm |
重量 | 162g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 600mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 151秒 |
沸騰から10分後の温度 | 77.9℃ |
良い
気になる
1925年にスウェーデンで設立されたTrangiaの「ステンレスノブケトル」。別売りのウールケースに入れて持ち運びもできると謳っている商品です。
お湯が沸く時間の短さの検証では151秒を記録し、非常に短い時間でお湯が沸きます。コーヒー豆を挽き終わったあとに待つ時間がほぼない印象です。沸騰してから10分経過すると77.9℃まで温度が低下したため、おかわりをするときにはお湯が冷めている点が気になりました。
フタのつまみが金属製なので、大きな炎が上がっている焚き火の中に入れてもつまみが溶ける心配はありません。また、ハンドルカバーには着脱可能なシリコン素材が採用されており、ハンドルカバーを外せば焚き火にかけてもパーツは溶けないでしょう。
取っ手にはシリコン製のハンドルカバーがついており、グローブを使わずにお湯を注げます。また、ケトルを大きく傾けずにお湯が注げるところもメリット。しかしお湯を注ぎ切ろうとする際にフタが落ちるため、フタを押さえる手間がかかります。
本体の重さは130gと非常に軽く、リュックサックの中にほかの荷物が入れてあっても持ち運びやすい印象。また、幅は14.3cm、高さは6.7cmとコンパクトなサイズであり、デイリーユースのリュックサックの中にほかの荷物とまとめて入れられますよ。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹んだり、空焚きすると穴が空いたりする可能性が高いといえます。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 13.5cm |
奥行 | 13.5cm |
高さ | 7.5cm |
重量 | 140g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 800mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 141秒 |
沸騰から10分後の温度 | 76.3℃ |
良い
気になる
2000年に大阪で設立したハックのアウトドアブランド、Montagnaの「アルミケトル」。日本全国に800店舗を展開するワークマンでも購入できることが特徴の商品です。
141秒でお湯が沸くため、コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸いており、待つ時間も少ないといえます。沸騰してから10分経過したときの温度は76.3℃で、おかわりのコーヒーは飲めるものの、温かさやおいしさはあまり感じないでしょう。
ハンドルカバーはシリコン製で長時間の炎には耐えられないものの、十分に焚き火で使えるといえます。また、フタのつまみは金属製であり、大きな炎の中でも溶ける心配はありません。
取っ手にはシリコン製のハンドルカバーがついているため、素手でケトルを持ってお湯を注げます。また、ケトルを大きく傾ける必要もありません。しかし、お湯を注ぎ切る際にフタが落ちるので、フタを押さえるのが手間でした。
本体の重量は133gと非常に軽く、ザックに入れてほかの荷物と一緒に楽に持ち運べます。また、幅は14.2cm、高さは8.3cmとコンパクトであり、デイリーユースのリュックサックにまとめて収納できます。
本体の素材がアルミであり、落とすと凹む可能性があります。また、空焚きすると穴が空く可能性も高いといえます。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 15.5cm |
奥行 | 15.5cm |
高さ | 14.5cm |
重量 | 165g |
本体の素材 | ステンレス |
---|---|
容量 | 1600mL |
形状 | 縦長型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 169秒 |
沸騰から10分後の温度 | 76.4℃ |
良い
気になる
アウトドア業界の老舗として数多くのキャンプ用品を販売している、コールマンジャパンの「ファイアープレイスケトル」は、焚き火の灰が入りにくい形状が特徴です。
169秒と短い時間でお湯が沸いたので、コーヒー豆を挽き終わった後に待つ時間も少ないでしょう。保温力の検証では、沸騰してから10分経過すると76.4℃まで温度が低下したので、おかわりのときに温かくおいしいコーヒーが楽しめるとはいえません。
すべてのパーツが金属製であるため、大きな炎が上がっている焚き火の中でも使用できます。焚き火でお湯が沸かせるので、お湯を沸かすためにバーナーを準備する必要がありません。ただし、取っ手が金属製であるためグローブを着用する必要があります。
お湯を注ぎ切る際にフタが落ちなかった点は好印象だったものの、ケトルを大きく傾けてお湯を注ぐため、腕を捻る必要があったのはネックです。
本体の重量は544gと、ほかの荷物と一緒にリュックサックにいれると持ち運びが困難といえるでしょう。また、幅23cm・高さ22.5cmと大きいため、デイリーユースのリュックサックを1/3程度占領し、ほかの荷物を手で持つ必要があります。
本体の素材がステンレス製であるため、空焚きしても穴が空きにくいところはメリットといえます。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | ステンレス |
幅 | 13cm |
奥行 | 22cm |
高さ | 23cm |
重量 | 570g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 1200mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 132秒 |
沸騰から10分後の温度 | 64.5℃ |
良い
気になる
Fire-Mapleの「NIMBUS」は、お湯が早く沸くのが魅力の商品。132秒で沸くのでコーヒー豆を挽き終わる時間までにお湯が沸き、すぐにコーヒーを飲むことができます。ただし、沸騰してから10分経過すると64.5℃まで温度が低下。もう一杯コーヒーを飲むためには再沸騰させる必要がある点はデメリットです。
素材はアルミで、耐久性が高いとはいえず、扱う際には注意が必要といえます。落とすと凹んだり、空焚きすると穴が空いたりする可能性も。またお湯を注ぐ際には、取っ手にハンドルカバーがないため、グローブを着用する必要があります。お湯を注ぎきるためには、手を捻ってケトルを大きく傾ける必要があるので、お湯が注ぎにくいといえるでしょう。
持ち手を立てるとフタが自動でロックされるので、お湯を注いだりケトルを移動させたりするとき、お湯があふれにくいのは魅力です。しかし保温性が低いため、コーヒーをおかわりする際に再沸騰が必要。再沸騰にも時間がかかるため、コーヒーを何杯か飲む人やシチュエーションには向かない商品です。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | 金属 |
フタのつまみの素材 | 金属 |
幅 | 17.8cm |
奥行 | 18.8cm |
高さ | 10.6cm |
重量 | 254g |
本体の素材 | ホーロー |
---|---|
容量 | 1100mL |
形状 | 縦長型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 155秒 |
沸騰から10分後の温度 | 70.0℃ |
良い
気になる
鹿番長と呼ばれ幅広いキャンパーに親しまれているキャプテンスタッグの「CSブラックラベル ホーローケットル」。陶器のような質感で、部屋のインテリアとしてもおすすめの商品です。
155秒でお湯が沸き、コーヒーを挽き終わる頃にはお湯が沸くので、待ち時間もなく手早く準備ができる印象。一方、沸騰してから10分経過すると70℃まで温度が低下したため、おかわりのときにはコーヒーの抽出が難しく、味が薄くなるでしょう。
すべてのパーツが金属製であるため、大きな炎が上がっている焚き火の中に入れても溶ける心配はありません。お湯を沸かすために、バーナーを準備する必要がないでしょう。
お湯を注ぎ切る際にフタは落ちなかったものの、ハンドルカバーがなくホーローなので、お湯を注ぐ際にはグローブが必要です。また、ケトルを大きく傾けて腕を捻らなければならないため、お湯が注ぎやすいとはいえません。
本体の重量は567gと、ほかの荷物と合わせて持ち運ぶと面倒な重さでした。また、幅は18.5cm、高さは18cmであり、デイリーユースのリュックサックにほかのキャンプ用品も一緒に収納することは難しいので、チェアなど大きなものは手で持つ必要があるでしょう。
本体の素材はホーローであり、耐久力が低い印象です。落とすと割れる可能性があり、空焚きすると穴が空くこともあります。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ホーロー |
フタのつまみの素材 | ホーロー |
幅 | 12.2cm |
奥行 | 18.2cm |
高さ | 17.5cm |
重量 | 567g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 600mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 136秒 |
沸騰から10分後の温度 | 74.1℃ |
良い
気になる
日本のアウトドア総合メーカーのモンベルの「ケトル」。同ブランドの「アルパインクッカー16」にぴったりと収まることが特徴です。
136秒でお湯が沸くため、コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸きます。待ち時間を気にすることもありません。一方、沸騰してから10分経過すると74.1℃まで温度が低下したため、おかわりのときにはコーヒーの抽出が難しく味の薄いコーヒーになるでしょう。
フタのつまみやハンドルカバーはシリコン製で焚き火にかけられますが、大きな炎の中に長時間は置けません。焚き火の炎が大きいときは、バーナーを使用するのがおすすめです。
ハンドルカバーがついているため、取っ手を持っていれば素手でお湯を注げます。しかし、お湯を注ぎ切る際にフタが落ちやすいため、フタを押さえるのが手間。また、ケトルを大きく傾ける必要があるため、お湯が注ぎにくい印象です。
本体の重量は188gと軽く、ほかの荷物と合わせても持ち運びしやすいといえます。また、幅は16cm、高さは7cmとコンパクトなサイズで、デイリーユースのリュックサックに入れられます。
素材はアルミであり、落とすと凹む可能性があるうえ、空焚きすると穴が空く可能性も高いので、取り扱いに注意が必要です。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | シリコン |
幅 | 16cm |
奥行 | 16cm |
高さ | 7.5cm |
重量 | 180g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 900mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 128秒 |
沸騰から10分後の温度 | 78.3℃ |
良い
気になる
国内有数のブランドとしてアウトドア用品を多数取りそろえる、新越ワークスの自社ブランド、UNIFLAMEの「山ケトル900」。横に広い形状なので安定性があり、お湯が早く沸くと謳っている商品です。
お湯が沸くまでの時間は128秒を記録。コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くため、待ち時間が少ないといえます。保温力の検証では、沸騰から10分後に78.3℃の温度まで低下したため、おかわりのコーヒーは、温かくおいしいとはいえません。
フタのつまみがプラスチック製であるため、焚き火にかけるとフタのつまみが溶ける可能性があります。お湯を沸かすときにはバーナーを準備する必要がある点に注意しましょう。
お湯を入れ切る際にフタが落ちることがあり、押さえるのが手間でした。また、取っ手にハンドルカバーがなく金属製なので、お湯を注ぐ際にはグローブの着用が必須。また、ケトルを大きく傾ける必要があったので、お湯が注ぎにくいといえます。
本体の重さが192gで、比較的軽量な印象。しかし、幅は16.8cm、高さは7.5cmと、デイリーユースのリュックサックにデイキャンプで必要な荷物と一緒にパッキングしにくいので、持ち運びやすいとはいえません。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹む可能性があるうえに空焚きすると穴が空く可能性があるので、扱いに注意が必要です。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | ステンレス |
フタのつまみの素材 | プラスチック |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 16.6cm |
高さ | 7.6cm |
重量 | 186g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 1600mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 93秒 |
沸騰から10分後の温度 | 73.8℃ |
良い
気になる
屋外料理の調理器具の開発に力を入れているアウトドアブランド、Bulinの「アウトドアケトル」は、底面に集熱輪を採用していることで、お湯が早く沸きやすいと謳っている商品です。
93秒でお湯が沸いたため、コーヒー豆を挽き終わるまえにお湯が沸き、待つ時間がほとんどありません。また、お湯を沸かし直すときにもすぐにお湯が沸くので、待つ時間が非常に短い点は魅力。しかし、沸騰してから10分経過すると73.8℃まで温度が低下するため、沸騰してから時間が経過するとコーヒーの抽出が難しく、味が薄いコーヒーしか楽しめないでしょう。
焚き火にかけられますが、フタのつまみやハンドルカバーにシリコン素材が使用されているため、長時間大きな炎の中に置けません。
取っ手にはシリコン製のハンドルカバーがついているため、取っ手を持って素手でお湯を注げます。しかし、お湯を入れ切ろうとするとフタが落ちるので、フタを押さえるのが手間。また、ケトルを大きく傾けてお湯を注ぐ必要があるため、お湯が注ぎにくい印象です。
本体の重量は277gと、比較的軽量といえます。幅が18cm、高さが9.9cmと、デイリーユースのリュックサックに入れる際にはデイキャンプに必要なものが入り切らないため、持ち運びがやや不便といえるでしょう。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹む可能性があります。また、空焚きすると穴が空く可能性もあるでしょう。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | シリコン |
フタのつまみの素材 | シリコン |
幅 | 17.5cm |
奥行 | 17.5cm |
高さ | 19.5cm |
重量 | 275g |
本体の素材 | アルミニウム |
---|---|
容量 | 750mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 140秒 |
沸騰から10分後の温度 | 66.6℃ |
良い
気になる
家族で楽しめるキャンプ用品やBBQ用品を開発している、ロゴスコーポレーションの「ザ・ケトル」。表面をハードアルマイトで加工しているため、傷がつきにくいと謳っている商品です。
お湯の沸く時間が140秒と非常に短く、コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸くため、待つ時間が少ない印象。しかし、お湯の温度が沸騰してから10分経過すると66.6℃まで低下するため、おかわりの際はコーヒーの抽出が難しく、再びお湯を沸かし直す必要があります。
フタのつまみとハンドルカバーがプラスチック製であるため、炎が上がっていなくても焚き火にかけると溶ける可能性があり、焚き火には使用できません。バーナーでお湯を沸かしましょう。
お湯を入れ切る際にフタが落ちないため、お湯を注ぎやすい印象。また、取っ手のカバーがプラスチック製なのでグローブなしでお湯を注げます。さらに、ケトルを大きく傾けなくても注ぎ口からお湯が出てくるため、お湯が注ぎやすいでしょう。
本体の重量が162gと軽く、ほかのキャンプ道具と合わせても持ち運びやすい重さ。また、幅は15.5cm・高さは6.8cmで、デイリーユースのリュックサックに入れられるため、持ち運びに便利です。
本体の素材がアルミであるため、落とすと凹む可能性があるうえに、空焚きすると穴が空く可能性があります。また、評価には含まれていませんが、取っ手を動かすと黒板を引っ掻くような音がした点が気になりました。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | プラスチック |
フタのつまみの素材 | プラスチック |
幅 | 15cm |
奥行 | 15cm |
高さ | 6.2cm |
重量 | 150g |
本体の素材 | シリコン/アルミニウム |
---|---|
容量 | 1300mL |
形状 | ヤカン型 |
お湯を注ぎ切ってもフタが外れない | |
沸騰するまでの時間 | 135秒 |
沸騰から10分後の温度 | 69.0℃ |
良い
気になる
1990年にオーストラリアのパースで製造を始めたSea to Summitの「Xポット」。折りたたむと非常にコンパクトに収納できることが魅力の商品です。
135秒でお湯が沸くため、コーヒー豆を挽き終わる頃にはお湯が沸いています。沸騰してから10分経過すると69℃まで温度が低下したため、おかわりの際はコーヒーの抽出ができず、再度お湯を沸かし直す必要があります。
シリコン製のフタのつまみは取り外しができないため、長時間大きな炎の中には置けません。また、取っ手の素材がプラスチックであるため、焚き火にかけると取っ手が溶ける可能性があります。さらに、本体がシリコン製なので、焚き火にかけると本体が溶けることも。お湯を沸かすときにはバーナーが必要な点に注意しましょう。
お湯を注ぎ切る際にフタが落ちなかったことは好印象。プラスチック製の取っ手があるので素手でもお湯を注げます。しかし、お湯を注ぎ切る際にケトルを大きく傾けなければならず、腕を捻るのがわずらわしいと感じました。
本体の重量は195gで、比較的軽量な印象。しかし、幅は15.5cm、高さは3.3cmとコンパクトなサイズであり、デイリーユースのリュックサックにも収納しやすいといえます。
本体の素材はシリコンとアルミで、落とすと凹む可能性があるうえに、空焚きすると穴が空く可能性もあるので、耐久力が高いとはいえません。
ハンドルカバーの取り外し可能 | |
---|---|
取っ手の素材 | プラスチック |
フタのつまみの素材 | シリコン |
幅 | 15.5cm |
奥行 | 15.5cm |
高さ | 9cm |
重量 | 186g |
mybestではベストなキャンプケトルを「お湯がすぐに沸かせるうえに、湯が冷めにくく注ぎやすさも良好。持ち運びやすさ・耐久力の優れた、焚き火でも使用できる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキャンプケトル18商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:お湯が沸く時間の短さ
検証②:保温力
検証③:焚き火でも使用できるか
検証④:お湯の注ぎやすさ
検証⑤:持ち運びやすさ
検証⑥:耐久力
今回検証した商品
お湯が沸く時間が短い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1人分のコーヒー豆を挽き終わる前にお湯が沸く商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バーナーを使用して、お湯が沸騰するまでの時間を計測。150秒を上限に、お湯の沸く時間が短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
保温力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「コーヒーをおかわりするときでも熱々のコーヒーが飲める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
お湯が沸いたケトルをアルミ製のテーブルの上に置き、10分間放置したあとのお湯の温度を計測。95℃を上限に、お湯の温度が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
焚き火でも使用できる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「強火の焚き火にかけられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
お湯が注ぎやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最後まで素手で簡単にお湯を注ぎ切れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「デイリーユースのリュックサックにケトルとほかのキャンプ道具を詰めて持ち運べるほどコンパクトで軽量な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
重量と収納時の幅・高さを測定。重量は130gを上限、幅は12cm、高さは6cmを上限に、軽くて小さいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
耐久力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「落としても凹みにくく、空焚きしても穴が空かない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
お湯を沸かしたあとのケトルは取っ手が非常に熱くなるので、お湯を注ぐときには耐熱グローブをつけましょう。耐熱グローブを使えば、熱いケトルをしっかりと持てて、ヤケドのリスクを減らせますよ。耐熱グローブの選び方は以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
また、ケトルにはシリコン製のハンドルカバーがついているものも。ハンドルカバーがついているものはグローブをつけずに取っ手を持てます。しかし、お湯を注いでいると、フタが落ちたりお湯が跳ねたりしてヤケドをする可能性もあるので、お湯を注ぐときには十分に注意してくださいね。
ケトルを使ったあとは、しっかりと水分を拭きとって乾燥させることが重要。濡れたまま放置したり、フタを閉めて保管したりすると、カビやサビの原因になります。衛生的に長く使うために、ケトルの後片づけまで気を配りましょう。
1位: キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG|ステンレスラーメンクッカー|M-5512
2位: スノーピーク|snow peak|ケトル NO.1|CS-068R
3位: Boundless Voyage|チタンケトル|F-Ti3100D-700
4位: キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG|キャンピングケトルクッカー|M-7726
5位: EAGLE PRODUCTS|キャンプファイヤーケトル
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめのキャンプケトルをご紹介します。
CAMP好きなfalòが選んだ森を楽しむ道具たち
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他