ギターケースのおすすめ人気ランキング【2025年】

軽いギターケースがほしいなら、ソフトケースがおすすめです。一般的にはナイロン素材などで作られた軽量なケースが多く、厚みがなくかさばらないのが魅力。使わないときは畳んで収納も可能です。徒歩でギターを持ち歩きたいなら、ソフトケースをチェックしてみましょう。

ただし、ケースの耐久性やギターの保護力は、ハードケースに劣ります。長持ちするケースや、ほかの機材と一緒に車に積み込めるようなケースがほしい場合は、次に解説するハードケースやセミハードケースも検討してみてください。

ギターの長期保管や長距離移動には、ハードケースがぴったり。ハードケースは外装に木材やプラスチックなどの硬い素材を使った、耐衝撃性に優れたタイプです。使わないギターの保管や車両移動をするなら、ハードケースを選ぶとよいでしょう。

ただし、ケース自体が重いのがデメリットで、徒歩での持ち歩きには不向きです。ソフトケースも用意して、シーンに合わせて使い分けるのも手ですよ。

保護力は重視しつつ、ハードケースよりも持ち運びやすいものがほしい場合は、セミハードケースをチョイス。樹脂製の板入りでハードケースに近い耐衝撃性と、リュックのように背負える持ち運びやすさを備えたタイプです。セミハードケースなら、揺れる車での移動にも対応できるでしょう。

ただし、ソフトケースやギグバッグなどと比べると重い点には要注意。持ち運びやすい工夫がなされているとはいえ、長時間持ち歩くシーンでは負担に感じる場合もあるでしょう。

持ち運びやすく、かつある程度のクッション性もあるものがよいなら、ギグバッグがうってつけです。ギグバッグは内部に綿などの緩衝剤を使用しており、ソフトケースよりもクッション性が高いのが特徴。それでいてセミハードケースよりも軽量なので、持ち運びやすさにも優れています。

ギグバッグには、大きなポケットがついたものなど収納力に優れた商品も多数。楽譜やシールドなどの小物を一緒に収納したい人は、チェックしてみてください。

なお、メーカーによってはギグバッグに近い仕様でも「ソフトケース」と称して販売している場合があります。商品名だけでなく、ギターケースの仕様をしっかり確認したうえで購入しましょう。

徒歩や自転車での持ち歩きが多いなら、ストラップつきのギターケースが適しています。肩に掛けられるため、手をふさがずに持ち歩きが可能です。ストラップ1本のワンショルダータイプと、2本のリュックタイプがあるので、使いやすいほうを選びましょう。

スマートさ重視なら、斜め掛けできるワンショルダータイプがおすすめです。リュックタイプよりもサッと背負えるうえ、背負ったままケースの位置・向きを調整しやすいのが特徴。ただ、片方の肩に負荷が集中するので、幅広のショルダーパッドがついたものを探しましょう。

一方、持ち運びやすさ重視ならリュックタイプがうってつけ。ワンショルダータイプよりケースの位置が安定するので、自転車移動にも向いています。ワンショルダータイプ同様に肩の部分が広いものや、ストラップの長さ調整がしやすいものを選べば、より快適に背負えるでしょう。

ギターを車に載せて持ち運ぶことが多い場合は、ストラップのない手持ちタイプがぴったり。ストラップが邪魔になったりほかの荷物に引っ掛かったりしないので、スムーズな積み下ろしが可能です。

また、公共交通機関を利用する場合にも手持ちタイプがおすすめ。混雑する電車などでは、肩掛けタイプよりも手持ちタイプのほうが邪魔になりにくいでしょう。横向きだけでなく縦向きにも持てるハンドルがあると、混雑具合によって持ち替えられて便利です。

ギター本体だけでなく、シールドやチューナーといった小物類も一緒に持ち運ぶなら、ポケットつきがよいでしょう。小物類をポケットに入れられれば、小物用のバッグを別に用意する必要がなくなり、荷物がすっきりしますよ。

なかには、譜面も収納できる大型ポケットを備えたものも。ポケットの有無や数、大きさはケースによって異なるなので、自分が収納したいものに合わせて選びましょう。

屋外での持ち歩きが多いなら、防水性を備えたギターケースがベター。ギターは濡れると傷んだり故障したりする危険がある繊細なものなので、防水性があるケースに入れて保護しましょう。

ただし、いくら防水性を備えたケースでも、激しい雨に当たると水が染みてしまう可能性があります。本格的な雨にも備える必要があるなら、ギターケース用のレインカバーを併用してください。レインカバーつきのケースも販売されていますよ。

ギターを複数本持ち歩きたいなら、1つのケースに2本収納できるタイプに注目しましょう。1つにまとめられれば、複数のケースを持ち歩く必要がなくなるので便利ですよ。

ただし、1本用と比べるとケースの選択肢は少なめ。またギター2本を入れるので、持ち歩くときに重さが気になることもあります。確実に2本使うとき以外は、1本用が扱いやすいでしょう。さらにギターの種類によっては2本入らない場合もあるため、入れたいギターのタイプをよく確認してください。